B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/10/31(Mon) |
Subaru New Impreza <4> |
ダッシュボードはセンター天板の上に小型のインフォメーションディスプレイを置くというレイアウトでこれはレヴォーグとも同じだが、レヴォーグはその下にエアアウトレットを配置したために最近のクルマとしてはナビの画面が少し低くなってしまった。しかしインプレッサではエアアウトレットをディスプレイの左右端に配置したことでこの分位置が高くなった。 なおダッシュボードもスポーツと G4 では共通となっている。
センタークラスターを拡大してみるとオーディオユニットが下部に付いたナビユニットが見えるが、これは「パナソニック ビルトインSDナビ」というディーラーオプションで、インプレッサは全グレードでスピーカーのみ標準のオーディオレスとなっている。 オーバーヘッドコンソールは最近の傾向であるルームランプと一体の立派な割には他に大したスイッチ類も無いというものだが、サンルーフでも付いていればそのスイッチ類が並ぶことも有り得る。とは言ったものの、今回のNEWインプレッサにはサンルーフの設定はあるのだろうかと、装備表を眺めてみたが、どうも今のところオプション設定も無さそうだ。 コンソール上には AT セレクターとその手前には電動式パーキングブレーキスイッチという最近のクルマとしては当然のレイアウトで、これは基本的にはレヴォーグとも同じだが、各部品の形状は異なっている。最近の BMW などは極力主要部品を共通化してコストを下げているのに、何故にスバルはワザワザ違う部品を設定するのだろうか? ダッシュボード右端にはスタートスイッチと各種スイッチ類が配置されている。欧州車、とりわけドイツ車の場合はこの場所には回転式のライトスイッチがあるが、この点に関しては日本車は意地でもあれを真似しない? ということも無いだろうが。 ステアリングホーイールは結構立派な形状で、スポークに色々とスイッチが付いているのもレヴォーグ同様だが、これまたレヴォーグとは異なる部品を使っている。 立派なアルミパッド付スポーツペダルは 20i -S のみ標準装備で、他のグレードではオプション設定も無い。まあペダルにアルミパッドを付けたからって運転操作に関わる程の変化は無いが、そこはやっぱり如何にもスポーティーな見栄えは充分にセールスポイントだと思うが、BMW のように千数百万円の M5 でもウレタンパッドだったりする場合もあるし‥‥。う~ん、だから M5 を買わないんだ。それで選んだのがレヴォーグ‥‥って? 前述のようにサイズ的には10年以上前のE46 3シリーズなどのDセグメントセダンに近く、国産車ではセダン自体が珍しい最近の情勢で、これは貴重なコンパクトスポーツセダンだと言える。しかも食指が動かないミニバンですら300万円の今日このごろ、年末に後追い発売される 1.6L の200万円を切る価格には大いに期待が持てる。インプレッサの場合、先代もベースグレードの 1.6L モデルはパワーこそ控えめだがクルマとしての完成度が実に高く、その事からも新型 1.6L に期待しよう。
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2016/10/30(Sun) |
Subaru New Impreza <3> |
それでは例によってドアを開けてシートを主としたインテリアを見ることにする。 インテリアはスポーツと G4 で殆ど違いが判らないくらいに共通化されている。内装色はどちらの写真もブラックだが、この他には‥‥無い。まあ日本のユーザーは各種の内装色を取り揃えたとしても買うのはブラックのみ、なんて状況だからこれも仕方ないだろう。要するにユーザーの問題であり、これが高級欧州車となると結構アイボリーやタンカラーやその他多くのカラーも見られるのは流石にユーザーのセンスが違う‥‥というのも否定はしないが、多くは展示用に派手は内装を輸入して、それを安く販売した‥‥なんていう状況だったりして。 シート表皮はシルバーステッチの入ったファブリック/トリコットが標準となる。話が前後するが2.0i のグレード構成は L EyeSight と S EyeSight の2グレードで価格はそれぞれ2WD が 216万円および 237.6万円、AWD では 237.6万円および 259.2万円となる。要するに2WD (FWD) と AWD (4WD) の価格差は 21.6万円、また "L" と "S" の差もこれまた 21.6万円となっている。 なお G4 (セダン) のグレード構成および価格はスポーツ (ハッチバック) と全く同じという解りやすい構成になっている。さらに少し遅れて発売される 1.6i は L EyeSight のみの単一グレードで 2WD (192.2万円) とAWD (213.8万円) という構成になっている。そしてシート表皮はトリコットと装備表に書いてあるが、未発売のために写真は無い。 レザーシートはオプションのブラックレザーセレクション (37.8万円) で装着可能となり、この場合はポジション調整が8ウェイパワーシートとなる。なお、2.0i -S の場合は標準表皮でもパワーシートとなる。 ドアトリムについてはスポーツとG4 は共通となっていてその質感も決して悪くない。フォレスターでもドアトリムが結構高級感を持っているのに感心したが、最近のスバルはこの部分の作りが上手くなっている。 フロントがハッチバックとセダンで共有なのは判るが、さてリアはといえば‥‥ややっ、これも同じだった。
実を言えば200万円以内で買える 1.6i - L EyeSight の質感がどの程度なのかを知りたいところで、ちょっとしたミニバンでも300万円のこの時代にもしかすると超お勧めかもしれい、と思っている。 次回も引き続きインテリアを比較する。 つづく
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2016/10/28(Fri) |
Subaru New Impreza <2> |
今回は更に詳細にエクステリアを見回す事にする。 フロントスタイルはスポーツと G4 では全く同じと言っても良いくらいに共通化されている。 それではリアはといえば‥‥ 流石にハッチバックとセダンでは共通に出来るわけも無いが、それでもイメージ自体はかなり統一されている。 サイドビューを見比べると両車の関係が良く判るが、Bピラーまではほぼ共通でそれ以降は当然異なり、スポーツでは水平に近いくらいに僅かに下降するルーフラインは後端のリアゲートでほぼ垂直に降りている。対する G4 は最近のセダンでは定番のハイデッキスタイルで、更にスポーツに比べて160o 長い全長の殆どがリアオーバーハングの延長となっているのが判る。 そこでリアのラッゲージルームを比較すると。 当然ながら奥行きは狭いが高さ方向では圧倒的なスポーツはリアシートのバックレストを畳めば ”ライトバン” 的な使い方が出来る実用性がある。対するG4 はセダンだから高さは低いが奥行きは前述の160o 長い全長がそのままスペースの増大に寄与している。まあ、どちらを選ぶかはオーナーの考え次第だろう。ただし、国産セダンが殆ど絶滅している現在の情況で、しかも小型 (Cセグメント) クラスのセダンというのは可成り貴重な存在で、サイズ的には10年以上前のDセグメントセダン、すなわち E46 3シリーズなどに近いわけで、コンパクトなスポーツセダンとしてはジャストフィットなサイズでもある。 エンジンルームを覗いて見ると、そこにあるエンジンの姿はどこかで見覚えがある。勿論旧モデルからのキャリーオーバーだから GP や GJ インプレッサ 2.0 と同じなのだが、いやそれ以外でも最近どこかで見たような覚えが‥‥と考えてみたらば、そうそう MC された 86 だった。86 のエンジンは FA20 で、インプレッサはといえば FB20 だが、同じ水平対向4気筒の2.0L 自然吸気エンジンだから、当然ながら似ているのだった。
ブレーキはスバルの定番であるフロントに ”身分不相応” に立派な2ポットキャリパーを使用したものだ。 次回はインテリアの比較に進むことにする。 つづく |
2016/10/27(Thu) |
Subaru New Impreza |
スバル インプレッサが4代目 (GP/GJ系) から5代目 (GT/GK系) にフルモデルチェンジ (FMC) され10月13日に正式発表された。ただし、販売は 2.0L のみ10月25日より開始されたが 1.6L については年末に発売されるという事だ。本日は10月27日だから 2.0L 発売から2日しか経っていないが、コアなスバヲタさん達に敬意を表して、NEWインプレッサを写真で超速で紹介する事にした。なお先代GP系については下記の簡易試乗記があるので興味のあるかたは それでは今回発売になった 2.0L モデルの基本諸元と旧型との相違点を比べてみる。なおスバルに縁の無かった読者の為に一応説明しておくと、インプレッサはスポーツという5ドアハッチバックとG4 という4ドアセダンの2系統があり、今回もこの2つが同時に発売されている。 価格的には先代に比べると多少のアップとなっていて、2.0L のみの現状では最も安価な 2.0i ベースモデルで、しかも FWD だとしても 200万円の壁を40万円近く超えてしまっている。ただし年末に発売の 1.6L ならばベースモデル (FWD) が 192万円と何とか100万円代に収まっている。なおスポーツとG4では価格は全く同一という点では世間の常識とはチョッと違う。 それでは早速新型のエクステリアを見ることにする。 ハッチバックのスポーツは一見すると新旧が判別出来ない程のキープコンセプトとなっている。アウターサイズは全幅が 1,740 → 1,775o へと +35o、全長は 4,420 → 4,460o で +40o、そしてホイールベースも 2,645 → 2,670o へと +25o、という具合に僅かではあるが全て大きくなっていて、トレッドも前後とも各30o 拡幅されている。 後方から比較すると多少の相違点は見られるから慣れれば識別は可能だが、そんなのはスバヲタさんだけで、一般のユーザーはどうでも良いかもしれないし、えっ、インプレッサが FMC されてのっ? てな具合だろう。 次にセダンの G4 をみると前半分はスポーツとほぼ同じ。 リアは当然ながらセダンだからスポーツとは全く異なるが、先代同様で何となく欧州車っぽい。というかぶっちゃけ少し前のBMW 3シリーズ的ではあるが、3シリーズの予算がなかったユーザーが多いという想像はできるから、これはこれで正解だ。 次回もさらにエクステリア比較を勧めて行く。 つづく |
2016/10/26(Wed) |
Hyundai Ioniq (2017) |
開発段階のスクープから既にプリウスソックリとそのパクリ具合が評判となっていたヒュンダイのハイブリッド専用車 Inniq (アイオニック) が発表された。これは勿論特別編とする。 いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。 |