Hyundai Sonata は韓国車としては歴史が長く、少し前までは代表的な中型セダンであったが、その後徐々に人気は薄れ、韓国国内では Grandeur にその座を奪われている。現行 Sonata は 2019年にフルモデルチェンジされた８代目だが、この度殆どフルモデルチェンジと言えるような大規模なマイナーチェンジを行い発表された。

詳細なスペックは未だ発表されていないが、フロントは大幅に変更されていて、殆ど現行モデルの面影は無い。

リアも全面的にデザイン変更され、そればかりかリアクオーターパネルもプレスラインが変わっている。

エクステリアに大幅なフェイスリフト、というか殆ど全面改正に近い変更だが、さてインテリアはと言えば、これまたダッシュボードも一新している。普通は外観を大幅に弄っても大物の樹脂部品であるダッシュボードは変更しないが、写真で見る限りでは全く異なる形状をしている。
加えて、センタークラスターやコンソール、ハテはメーターパネルまでもが新しくなっているように見える。

Sonata に限らず、韓国車は一般にモデルライフが短い。実は日本車も以前は４年毎に外観を全く変えていて、これをフルモデルチェンジと称していたが、肝心のプラットフォームやエンジンに変化は無く、今の Sonata と同じ状況だった。

要するにクルマとしてのアイデンティティーが確率していない事や、完成度が低いから頻繁な改良が必要、という事だろう。