B_Otaku のクルマ日記


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2018/9/29 (Sat)  Daihatsu Mira Tocot

今年の6月といえば退院して2週間だから、新型車のチェックどころじゃ無かった。そこで今になって振り返ってみると6月に FMC された国産車は

 ① トヨタ センチュリー
 ② トヨタ クラウン
 ③ トヨタ カローラスポーツ
 ④ スバル フォレスター
 ⑤ ダイハツ ミラトコット

の5車種だった。

この中で①はまあ個人で買ったり運転したりはしないので別格として

②は既に写真と試乗記を掲載済み。
 ⇒ Crown (2018年9月2日からの日記)
 ⇒ TOYOTA CROWN Hybrid Athlete 試乗記 (2013/9)

③も写真と簡易試乗記を掲載済み。
 ⇒ Corolla Sport (2018年8月29日からの日記)
 ⇒ TOYOTA Corolla Sport 1.2 MT 簡易試乗記 (2018/8)

④は写真は掲載済みで、試乗記は近日掲載予定(既に試乗は済んでいる)。
 ⇒ Subaru Forester (2018年9月13日からの日記)

そして⑤については試乗は勿論の事、実写の写真撮影も予定は無い。とは言え、どんな車なのかを知っておくのも悪くない、という事で今回はメーカーの公式写真を使って概要を纏めてみる。

トコットの意味については「To Character(自分らしさの表現)」「 To Comfortableness(安全安心・運転のしやすさ)」「 To Convenience(使いやすさ)」による造語という事だ。トコットと他のミラシリーズの関係はというと、事実上はミラ イースの後継であり、またオリジナルのミラも今回販売を終了したから、このミラ トコットが唯一のミラシリーズとなった。

スタイルは最近の軽には珍しいセダンタイプで、という事はライバルとしてはスズキ アルトとなる。アウターサイズは軽自動車の規格一杯の全長 3395 x 全幅 1,475㎜ は他社製と同じで、全高は 1,530㎜ と アルトの 1,475~1,500㎜ よりも少し高い。ホイールベースは 2,455㎜ でアルトの 2,460㎜ と事実上同じとなっている。車重は 720kg とアルト(L) の660㎏よりも重く、ターボのアルトRS の 670kg と比べても 50kgも重い。

エンジンは 3気筒 660cc で 52ps/6,800rpm 60N-m/5,200rpm で、まあ軽の自然吸気エンジンだからそんなものだろう。

室内はグレードにもよるが、軽自動車だから多くは望めない。

AT セレクターは軽自動車の定番であるインパネシフトで写真では判らないがパーキングブレーキは足踏み式らしい。勿論オーディオレスだから、ナビ等はディーラーオプションの後付けとなる。

エアコンは写真のオートエアコンがトップモデルに、それ以外のモデルはマニュアル式が標準装備される。メーターについては当然ながら速度計のみで回転計は無く、表示も最小限となるが、写真は上位2グレードのモノで下位グレードはもっとチャチい。

価格はベースモデルの L が 107.5万円で、トップモデルの G“SA Ⅲ” が 129.6万円、他に 4WDモデルも用意されている。これをライバルのアルトと比較すると、あちらは商用車登録モデルを除いても F (MT) が84.8万円からで、トップグレードのXでも113.4万円。更にターボRS が 129.4万円だから G“SA Ⅲ“ と同等という事で、価格的にはアルトの敵では無さそうだ。

そうは言ってもダイハツの軽自動車はトヨタ系販売店で売った場合には販売成績にカウントされるようで、結構販売実績があるというから、強力な販売網である程度の数は売れるのだろう。とはいえ、スペックだけ見ても今やスズキに大きく水を開けられているように感じるが?

という事で、以上がダイハツのセダンタイプ軽自動車 ミラ トコットの概要だが、これも雑学として知っていても損は無いだろう。ポルシェオーナーの集まりで知識をひけらかしたら‥‥馬鹿にされるだけかな?

 






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2018/9/28 (Fri)  Kia K900(2019)

韓国車は日本において以前はヒュンダイ車が輸入販売されていたが、売れ行き不振により今は完全に撤退している。

その韓国 Hyundai 自動車の傘下にある Kia 自動車の最上級モデルは K900 で、初代は2012年に発売された。と言っても日本人は全く知らない世界だが、まあ話のタネにこんな車もある、という事で扱ってみた。

今回発表されたのは2代目で、基本コンポーネンツをヒュンダイ ジェネシス EQ900と供用している。といっても EQ900 自体が何それっ?という感じだが。

先代 K900 はBMW7シリーズにソックリと世間では言われ、BMW自体もこりゃソックリだと太鼓判を押したというクルマであり、流石に韓国でも販売不振で、この度 FMC と相成った。それでエクステリアはどう変化したかと言えば、う~ん、あんまり変わらないんじゃないのかぁ?

ではリアは如何だろうか?

先代に対してリアコンビネーションランプの形状を変えて BMW との違いを出したのだろうか。しかし何やら昔のクラウンマジェスタを髣髴させるのは気のせいだろうか?

室内はまあ何と言おうか、高い位置に集中したセンタークラスタなど最近のクルマのトレンドに従っているが、トレンドというよりパクリに近い気がするのだが。

メータークラスターはこれも最近のトレンドである全面液晶パネルを使用しているようで、タブレットコンピュータっぽい表示にしたのだろうが、何やらセンスの悪いデザインだ。

エンジンは V6 3.3Lターボ と 3.8L、そして V8 5.0L の3種類。先代も売れ行きは不振だったが、今回の FMC で挽回できるか? 出っ来ねぇだろうなぁ。

なお詳細は例によって下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/kia/2019-k900/




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2018/9/27 (Thu)  Crown TRD <2>

今回は室内に TRD のスペシャルパーツがどのくらい使われているのかを調べてみる。

先ずはドアを開けて一見すると‥‥おやっ、シート表皮がアルカンターラ等の裏皮を使っているように見える。という事は TRD のスポーツシートというのがあるのだろうか?

それでシート表皮をよ~く眺めると‥‥何か変だ? 実はこれは単なるシートカバーで、材質はポリエステルの偽物! 価格は1台分で 124,200円也。

ドアインナートリムは一見したところでは特にスペシャルパーツは付いていないようだ。

次にダッシュボードを見渡すと‥‥これも特に変わりはなさそうだ。

コン―ソールもセンタークラスターも標準の RS だった。

ここでダッシュボード右端を見ると‥‥おおっ、あった、TRD 専用のスタートスイッチ。価格は 15,120円 (セコーっ!)

ペダル類は普通に考えればアルミ製スポーツペダルだが、標準のウレタンパッドだった。まあ考えれ見れば TRD なんて言わずに、標準の RS にアルミ製ペダルが付いていて当然なのだが‥‥。

という事で、TRD バージョンと言うからもっとエグい馬鹿そうなコンプリートカーかと思ったら、単なるショボい後付けのディーラーオプションを付けただけのクルマだった。以前のクラウンではセンスが悪くて如何にも頭の悪そうなクラウンって偶に走っていたが、今回あの手は無いのだろうか。

まあ市街地の生産緑地制度も近々廃止となるし、土地は値上がりしないし、近郊農家の馬鹿息子が遊んで暮らせる時代は終わってしまったから、クラウンのコンプリートカー何て買う層が居無くなったのかもしれない。




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2018/9/26 (Wed)  Crown TRD

クラウンの写真は既に9月2日の日記から6回に渡って連載したが、その続編として今回は ”TRD” のパーツを組みこんだカスタマイズカーを紹介する。

トヨタには純正のカスタマイズパーツとして "TRD" (Toyota Racing Devolopment) 、"MODELLISTR" という2つのブランドを持っている。今回のクラウンは TRD のパーツを取り付けてカスタマイズした見本だ。

車両のベースは RS だが、カスタマイズと言う割には全てのパーツを付けている訳では無いようで、その為に意外と見た目が大人しくてベース車との大きな違いは少ない。こういうのは見るからに馬鹿っぽいくらいの方がそれらしいのだが、まあ天下のトヨタの純正扱いだから少し控えているのだろうか。

ここで標準の RS と比較して見る。まずはフロントから‥‥

バンパー下端のフロントスポイラー (61,560円) が付いているが、あまり目立たない。

リアにもリアーバンパースポイラー (60,480円) と、それに加えてリアトランクスポイラー (37,800円) が付いている。

サイドではサイドスカート (77,760円) が付いているがホイールは標準のままで、本来は19インチ鍛造アルミホイール (686,880円) が用意さてえいるが、写真展示車には付いていなかった。まあ高価なホイール付けても一般ピープルに判る訳も無いし、それどころか中○人に傷を付けられるかもしれないから、ここは知らばっくれて行こうか。

とうことで、何とも大人しいのが気に入らないが、クラウンオーナーはジェントルだからこれで良いのか? いや、下品なのも結構走っているが。

次回はインテリアを見る事にする。

つづく


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