B_Otaku のクルマ日記


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2018/10/5 (Fri)  Forester vs BMW X1 <2>

フォレスターのラジエターグリルは最近のスバルが使用しているヘキサゴングリルというもので、スバルのエンブレムである「六連星」に因んでの6角という事らしいが、世間一般でアイデンティティを持っているとは言い難い。そしてこの分野ではシグネチャーウイングが定着しつつあるマツダに完全に負けている。対する X1のキドニーグリルについては言うまでも無く世界中で認識されているし、日本でも最近はそこらのオバちゃんだって知っているくらいだ。

余談だが BMW の呼び方 (略称) として最近の日本では「ビーエム」というのが普及しているが、その昔にマニアの間では「ベムヴェ」というのが流行っていたのだが、最近は殆ど使われていないようだ。

ではサイドから比べてみるとフォレスターは全長4,625 x 全高1,715㎜ 、X1 では全長4,455 x 全高1,610㎜ と全高はフォレスターが105㎜も高いのだが、良く見るとフォレスターは最近では珍しく高さの高いルーフレールを装備しているから、実際ボディーのルーフラインはそれ程高くは無いだろう。なおホイールベースは両車とも 2,670㎜ で同一となっており、全長ではフォレスターが 165㎜ 長いから、結局は X1 は前後オーバーハングが短いという事になる。

リアについてはフォレスターのリアコンビネーションランプが ““ の字型という点が目新しいが、これはボクサーエンジンのイメージを表しているそうで、これは是非続けてもらいたい。

リアゲートを開けてリアラゲージスペースを比べてみると、どうもフォレスターの方が少し奥行きが長いようだ。まあ全長が長いのだから当然だが。

タイヤサイズはフォレスター アドバンスは 225/55R18 、X1 は M スポーツの為に 225/50R18 が標準となっている。なお X1 のベースグレードでは 225/55R17 となる。

ブレーキについてはフォレスターはフロントに鋳物の片押しとはいえ2ポットを使用している。X1 は例によって BMW らしくプレミアムブランドの割にはショボいシングルピストンだから、この面ではフォレスター (というかスバル) の勝ち!

次回はエンジンルーム内を比べた後にインテリア編へと進む事にする。

つづく









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2018/10/4 (Thu)  Forester vs BMW X1

先代フォレスターの簡易試乗記では特別編としてPORSCHE MACAN vs SUBARU FORESTER XTなんていうとんでもない比較をしたが、今回は写真比較として新型フォレスターを BMW X1 と比較してみる。価格的にはフォレスターはオーディオレスなのでマトモなナビを付けたとすると25万円の追加となり、 Advance の実質価格は 335万円となる。これにより X1 sDrive 18i の 406万円との差は70万円まで縮まってしまうから、強ち無茶な比較とも言えない。

そこで先ずは例によって斜め前後からの比較を行ってみる。BMW X1 は SUV としては比較的全高が低く、言ってみればステーションワゴン的な要素の強いクルマだが、こうして見るとフォレスターも似たようなフォルムに見える。そこでスペックを見ると全高はフォレスターが 1,715㎜ で X1 は1,610㎜ で、何とフォレスターの方が 100㎜ も高かった。X1 見た目以上に全高が低いクルマだった。

リア側から比べると、フォレスターもそんなに見劣りする事も無い。とスバオタさんが言っておられます。

と言う事で次回からは本格的に内外装を見る事にする。

つづく




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2018/10/3 (Wed)  【速報】BMW 3-Series (2019)

数ある輸入車の中でも最もメジャーな存在といえば BMW 3シリーズであり、その3シリーズが F30 から G20 へと FMC が実施されパリのモーターショーにて公開された。それに伴って数多くのオフィシャルフォットも公開された事から、今回は急遽この新型3シリーズと旧型になってしまった先代 F30 後期モデルとの比較を行う事にする。

エクステリアはキープコンセプトで一目で3シリーズを判るが、良く見ればフロントはヘッドライトが完全にグリルまで達しているし、バンパーのアンダーグリルの造形も立体的になった。それ以上に目立つのがサイドのプレスラインで、より鋭角的になりフロント以上に彫刻的になっている。

リアはトランクリッド後端のプレスによるスポイラーの絞りがより強くなり、コンビネーションランプは広く細くなっている。

しかしエクステリア以上に大きく変わったのはインテリアで‥‥

見ての通りで大幅に近代化されている。

センタークラスターはエアアウトレットが小さくなり、その空いたスペースにエアコン系の操作スイッチを配している。これによりセンタークラスターは更に薄くなっが、トップのディスプレイの位置が少し下がったので、下端の位置は意外にも変わらない。

メータークラスターは予想通りにフル液晶の CG 表示となったが、従来のアナログメーターのイメージは全く無く、しかもセンターにはナビの地図が表示されている。成る程、だからセンターのディスプレイの位置が少し下がっても走行時はメーターを見れば良いから問題無いのだった。ナビを見る時の視線移動という面では更に進化した事になる。

コンソール上の機器類は機能的には大きな変更は無いが、兎に角近代的というか未来的というか、従来の BMW の標準から大きく変化している。恐らく今後の BMW 各車はこの手のコンソールになるのだろう。

それにしても特にインテリアの大幅な近代化を果たした新シリーズだが、従来モデルが何やら古臭く見えるというのは現行車のオーナーとしてはチョイと気になる処だ。逆にオーソドックスなアナログメーターが好みなら早いことろ売れ残りを買うのが良いだろう。まあそれはそれとして、一応同一セグメントのレクサス IS なんてこんなのと対抗して大丈夫なのだろうか。IS もそろそろ FMC の時期だが、出た時点で時代遅れ‥‥何て事は無いよねぇ。

なお詳細は例によって下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/bmw/2019-3-series/




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2018/10/2 (Tue)  Daihatsu Tanto

9月29日の日記でダイハツ トコットを取り上げてみたが、正直言って大した反応は期待していなかったが、それが想像よりも遥かにアクセルがあり、まあこのサイトの常連さんなのか検索エンジン経由なのか詳細は調べていないが、それに気を良くして今回は同じくダイハツの軽自動車を取り上げる事にした。それで車種はといえば8月の販売台数を参考にして決定することにしよう、ということで調べてみたらば
   1位 ホンダ N-BOX
   2位 スズキ スペーシア
   3位 日産 デイズ
   4位 ダイハツ タント
   5位 ダイハツ ミラ
という結果だった。

それで今回はダイハツ タントについて纏めてみた。なお今回もダイハツのウェブサイトからメーカーの写真を使用している。とろこでタントの意味はイタリア語で「とても広い」とか「たくさんの」という意味らしい。また日本語でも「たんと」というと沢山のという意味があるが、これって若しかしてイタリアと日本は歴史的に云々(デンデンと読むように。閣議決定済み!)、という事は無さそうだ。

スタイルは今時の軽自動車の主流であるハイトワゴンタイプで、そう言えば写真左下のような可愛らしいカラーのクルマも街中で結構見かけるのを思い出した。アウターサイズは軽自動車だから規格一杯の全長 3395 x 全幅 1,475㎜ は言うまでも無いが、全高はというと 1,750㎜ と前回のトコットの 1,530㎜ より 220㎜ も高い。

車両重量は FWD の低グレードモデル (X) でも 930kg とこれまたトコットの 720kg よりも210㎏ も重い。エンジンはトコットと同じ 3気筒 660cc で 52ps/6,800rpm 60N-m/5,200rpm 、これにより P/W レシオは 17.9kg/ps という悲劇的な数字となる。勿論ターボも用意されているから、これなら 64ps だから多少はマシだろうが、ターボ化の影響か車両重量が 990㎏ となり P/W レシオは 15.5kg/ps となる。

タントの大きな特徴として左側にはセンターピラーが無く、ドアはガバッと開く。これで剛性は大丈夫なのかと思うが‥‥

ドアに内蔵のピラーがあり充分な剛性を確保している、という事だが‥‥う~ん、まあ信じるしかないだろう。

AT セレクターはインパネシフトでメーターは車両中央部にある。まあこの位置にメーターを置くことには賛否両論あるだろう。

価格は NA の場合ベースモデルの L が 122.0万円で、トップモデルの X “SA Ⅲ” が 142.0万円、他に 4WDモデルも用意されている。更にターボとなると FWD で150.1~175.0万円で、4WDのトップグレードでは187.4万円という事になり、一体誰が買うのだろうか?

まあ実際に軽の多くはこのタイプであり、こんな割高でアンダーパワーなクルマでも結構売れている、どころか販売上位の訳だから、一般人のクルマ選びなんていうのはそんなモノなのだろう。しっかし187万円といえばスイフトスポーツ (MT:183.8万円) よりも高いのだが‥‥どうなってるんだ??




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2018/10/1 (Mon)  Mercedes-Benz A-Class (2019)

メルセデス・ベンツでは最も小さい C セグメントのAクラスの新型が発表された。日本での販売も近々開始されるだろうが、やはり久々の大物の FMC ということで、先ずは公式写真で新旧を比べてみる。

エクステリアは当然ながらキープコンセプトだが、細かく比較するとフロントグリルが逆台形から台形へと 180° 回転した形になった。サイドのプレスラインは旧型がリアドアから大きくキックアップしていたのが、オーソドックスに水平を保ってリアのタイヤハウスに向かっているために、見た目が落ち着いた雰囲気となった。まあどちらかと言えばより高級感が増したようにも感じ、益々Cセグメント離れした感じだ。

ではリアはというと‥‥

リアコンビネーションランプが大きく変わって最近のトレンドである、より薄く長くとなった。

インテリアは‥‥

当然ながら近代化されている。そこでもう少し拡大してみると‥‥

やはりメーターはフル液晶の CG 表示となりセンターのディスプレイもより横長となった。

コンソール上には旧型の場合ダイヤルくらいしか無く実に殺風景だったが、新型はメルセデスの上級モデルと同じ方式へとグレードアップされた。

すでに国内でもテレビCMで予告されているから発売も近いだろう。

なお詳細は例によって下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/mercedes-benz/2019-a-class/


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