B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/9/30(Fri) |
Toyota C-HR (2017) |
トヨタのブランニュー SUV である C-HR は日本でも近日発売ということで、トヨタのサイトでは既に内容が発表されているが、同時にというか一足先に欧州でも発表されている。ということで、今回は欧州向けのオフィシャルフォトを紹介する。なお以下の内容は欧州向けなので国内発売予定のものとは多少異なるかもしれない。 欧州仕様のアウターサイズは全長 4,346 x 全幅 1,795 x 全高 1,555o 、ホイールベース 2,460o で、これは日産ジュークの全長 4,135 x 全幅 1,765 x 全高 1,565o 、ホイールベース 2,530o よりも長さ (+111o) と幅 (+30o) は少し大きいがホイールベースは 70o 短く、まあ同一カテゴリーのサイズと言えるだろう。 エクステリアデザインはモコっとした一体感の、まあ言ってみればこれも日産ジューク路線で、一見2ドア風だが実はリアドアもあるところまでジュークにソックリだ。 インテリアはブルーのラインが目立つ事とダッシュボード中央に飛び出すディスプレイが目立つ。 エンジンは1.2L ターボ 116hp 185N-m のガソリンエンジンと 122hp のハイブリッドということで、これは日本向けと同等だが、ハイブリッドの122hp という表現はシステム出力で表示しているのだろう。確かに日本のようにハイブリッド車の性能をガソリンエンジンと電気モーター単独だけ示してシステム性能が書いていないのはチョイと疑問だ。なお、欧州向けのアナウンスでは2.0L 150hp 193N-m のモデルも追加されるとうことだが、これはウクライナ向けだそうで、あちらではダウンサイジングよりも 従来型の NA が必要なのだろうか。 更に詳細を知りたい場合には下記にて↓
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2016/9/28(Wed) |
BMW X5 <5> |
今回は最終回としてインテリアのダッシュボード関連を主として取り上げる。 ダッシュボードは基本的にBMW各社に共通のデザインだが、SUV の為にサルーンと比べて高さに余裕がある。Mモデルは展示車が LHD (左ハンドル) の為に当然ながら RHD とは左右対称となっている。 センタークラスター上の機器の配置は基本的に5シリーズサルーンをベースとしているが、何故かエアコンとオーディオの位置が上下逆になっている。それによりエアコンユニットはサルーンと同一だが、その下のオーディオユンットは配置を逆にした事で幅を狭くする必要があり、その為に少し違う機器を設定している。 コンソール上の機器や配置もBMWサルーンとほぼ同じで、BMWの標準的なものとなっている。 M5 のコンソールも一見すると特に変わりはないように見えるが、実はATセレクターのレバー形状とその操作パターンが異なっていて、これはMモデルに継承されてきた方法であり E60 M5 のDSG時代の名残りだろうか。 オーバーヘッドコンソールも他のBMW車同様で内容はシンプルだ。そしてコンソール後端にはリア用にエアウトレットがあるのは当然としても、その下にはリア用のエアコンやシートヒーターの調整パネルも付いている。 メータークラスターは内部のメーター類やその配置など、アッセンブリーでマルごと5シリーズサルーンと共通に見える。 ダッシュボード右端はこれまたBMWとしては、いやドイツ車としても定番の回転式ライトスイッチがありその上にはエアアウトレットが配置されるが、これが2段式となっているのはSUV のためにサルーンより高さ方向のスペースが有り過ぎる事で、「クッソーっ、それなら2つ付けちまえ!」みたな乗りだろうか。 BMW はペダルにも金を掛けないポリシー (?) があるが、ここでもMモデルの X5M でさえウレタンパッドの付いたペダルを使用している。なお M モデルの写真は車両が LHD のためにペダル配置に余裕があり、このままクラッチペダルを追加すれば簡単に MT で出来そうなくらいだ。 ということで今回はMモデルまでついでに紹介してしまったために結構なボリウムになってしまった。ぶっちゃけ、写真のレタッチが大変で、途中で何度も後悔したくらいだ。それで何故にMモデルかと言えば、ライバルのメルセデス GLE では 6月22日の日記で使用した写真がAMG GLE 63S だったからで、X5 もそれと釣り合いと取るという意味でこうなってしまった。 X5 に関しては AMG GLE 43 試乗記に対抗して、価格的にも近いということで X5 xDrive 50i にすでに試乗済みのために近いうちに試乗記、それに特別編として X5 xDrive 50i vs AMG GLE 43 、すなわち ”1,200万円の SUV 選び” という乗りで公開しようと思っている。 乞うご期待!
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2016/9/27(Tue) |
BMW X5 <4> |
今回からはインテリア編に移行する。先ずは何時ものようにドアを開けたところから‥‥
写真上の 40e はスタンダードだが、流石にこのクラスともなるとボトムグレードでさえレザーシートが標準となっている。そして写真下の 50i はMスポーツだが一見するとスタンダートとそれほど変わりは無い。まあスポーツグレードと言ってもそこはフルサイズの SUV だからコテコテのバケットシートで峠を攻める‥‥なんて事では無く、これはちょっとスポーティー志向のグレードということだ。 ではMモデルはと言えば流石にフロントシートはサポートの良さそうなバケット風だが、それとて決して過激ではない。まあ着座位置が高いのだからレーシングスタイルのポジションなんて採れる訳もないから、これはMスポーツよりも更に上級 (高級) なX5のフラッグシップモデルという立場だろう。 写真下はスタンダードグレードのモノだが、これでも立派なレザー表皮を使用している。シートポジションの調整はシートフレーム側面にある BMW 共通のタイプが付いている。この部分はMスポーツもMモデルも共通している。 性能には全く関係ないがステイタスという意味では重要なスカッフプレートはハイブリッド車の 40e では ”eDrive" 、50i は写真のクルマがMスポーツの為に”M” のロゴが、そして本物のMはMのロゴの前に ”X5” が付いている。 ドアのインナトリム (写真下) はスタンダードとはいえ 933万円という価格を考えれば当然だが十分に高級感がある。 パワーウィンドウスイッチ付近を拡大してみると肘の当たる部分にはステッチ付きのレザーを貼ってある。 そして下の写真は本物のMモデルで、レザーもアームレストやパワーウィンドウスイッチパネルにまで多用していて、価格 (1,598万円!) なりの差は付いている。 やはりクルマも一千万円クラスになると、ソレナリの内容となるのは当然のようだ。しかも一千万円クラスと千五百万円クラスではシッカリと差もある。それにしても最近の日本では都心どころか郊外でもこんなクルマが結構走っている。これってやはり格差社会の証だろうか。ということは小泉・竹中政策が成功したということだ。 次回も引き続きインテリアを見ることにする。 つづく |
2016/9/26(Mon) |
BMW X5 <3> |
今回はボンネットカバーを開けて内部のエンジンを眺めることにする。 先ずは xDrive 40e で、これはハイブリッドの為にエンジンは 4気筒 2.0L ターボと、フルサイズ SUV としては妙に小さいからエンジン自体はチョコンと真ん中に収まっているが、Hyb. ということで電気関係の機器もあるためにエンジンルーム無いは意外に空間が少ない。 xDrive 50i は V8 4.4L ターボだから当然ながらエンジンはギッチギチに詰まっている。 X5 M はMモデルとはいえ以前のようなレーシングエンジン並みのハイチューンの自然吸気ではなく、xDrive 50i の V8 4.4L ターボエンジンを更にチューニングしたというべきもので、エンジンカバ−も中央のロゴ以外にはもしかして共通かな? ということで3モデルのエンジンカバー中央を比較してみると、4気筒の xDrive 40e は他2モデルとは形状が違うのは当然だし、ハイブリッドということでブルーを基本としたエンブレムが付いている。X5 M は M っぽいエンブレムが付いているが、 V8 の2モデルは基本的に同系列のエンジンのために、まあそれ以外は 50i と殆ど変わらない。 折角ボンネットカバーを開けたので、機器類の間から垣間見えるボディの一部 (サスタワー) を拡大してみると、う〜ン、実に綺麗なアルミ鋳造部品らしきものが見える。これは5シリーズなど最近の BMW の上級モデルに共通した手法だ。国産車の同じ部分を見ると薄板 (鉄板) を重ねてブチブチとスポットの痕が見える汚らしいものが多くて、いやまあ、考え方の相違だろうか。BMW なんて高いばかりで国産車のほうがよっぽど良いなんて言っている奴は、まあ頭の中も汚らしいスポットだらけ‥‥だったりして。 下のモデルはエンジンも違うがグレードも違い、写真では左から スタンダード、M Sport、そして本物のMモデルであり、右に行くほどホイールはスポーティ−というか大径でスポークが細くなる。M Sport と Mモデルのホイールデザインが一見すると似ているのは何時ものとおりで、しかし比べてみるとやっぱり本物は違う! それではホイールから覗くブレーキを比べてみると‥‥。 40e と 50i は動力性能の違いやハイブリッドによるホイールブレーキの負担軽減 (回生ブレーキの分ホイールブレーキの負担が低減する) などもあり、キャリパーは同じ形式ではあるが 50iの方が少し大きい (サイズ、すなわち容量) ように見える。 そしてMモデルの場合はブルーのMカラーに白で ”M” のロゴが目立つアルミ対向ピストンキャリパーが見える。あっ、ただしこれはフロントのみで、リアはブルーに塗っただけで恐らく50ï と共通と思えるショボいキャリパーだ。とはいえディスクローターはドリルドタイプを使用しているから放熱性も良い‥‥かどうかは判らないが、少なくとも見掛けは良い! 次回はインテリア編へと進む予定だ 。 つづく |
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