B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/10/5(Wed) |
NOAR 3兄弟 |
先日取り上げた日産の新型セレナと同クラスでライバルの NOAR3兄弟 は 2016年前期 登録台数ではヴォクシーが第6位という強さを見せていたが、実際には3兄弟 (ノア/ヴォクシー/エスクァイア) を合計すると 92,598台となり、これは2位のアクアの 89,409台を上回り142,562台のプリウスに次いで第2となる事に気が付いた。 現行のNOAR3兄弟は 2014年1月にフルモデルチェンジされているから既に2年半以上が経過しているが、今までこのサイトで扱ったことは無かった。何故って? そりゃ聞くだけ野暮ってもんですぜ、旦那! とはいえ、日本で2番目に売れているクルマの内容を知らないのはカーマニアとして恥ずかしい、「と思いませ〜んかぁ〜♪ 」‥‥という訳で遅ればせながらやってみましょうNOAR3兄弟。ただし殆ど同じようなモノを3種類も取り上げるのは馬鹿馬鹿しいので今回は一番売れているヴォクシーで代表することにする。しかし、ヴォクシーといえば販売網はネッツ店であり、トヨタの4つの販売チャンネルとして、クラウン、いやセンチュリーも売っている高級車主体のトヨタ店。以前はコロナを主でその後はマークU、プレミオ、いまではハリアー等を販売しているハイオーナーカー主体のトヨペット店。その名の通り本来は大衆車であるカローラの販売が主で、ファミリー層主体のカローラ店。そしてもう一つがヴォクシーを販売しているネッツ店となる。えっ、 ネッツ店のユーザー層は、って? いや、まあ、その何ですよ。 さてそのヴォクシーは大きく分けてパワートレインから2種類に分類でき、一つがトヨタ得意のハイブリッドだが、これは価格が300万円からと決して安くない。ということはトヨタ店とトヨペット店が取り扱っているエスクァイアならのハイブリッドが主流となってもおかしくはない。もう一つはガソリン 2.0L 自然吸気モデルで、これは 225万円からという価格設定だからやっぱりヴォクシーの本命はこれかな? そこでライバルとしては同じく200万円代前半で買えるクルマを並べてみた。 上記の3ブランドはどれもサイズ的には極めて近いが、これは5ナンバーの所謂小型車サイズに収めていることが大きな原因だと思う。そしてホイールベースも事実上同じなのは5ナンバーサイズのフロントにエンジンをぶら下げて残った4隅にタイヤと付ければ誰が考えたって同じような寸法になるということだ。 それではいつものようにエクステリアから眺める事にする。
写真のクルマはラインナップ中でトップモデルとなる ”ZS” というグレードのためにバンパーやリアゲートには ”光り物” が多く、ホイールだって随分とスポーティーで高そうなのが付いている。そんな事もあり価格は2.0L 2WD が 290.3万円、ハイブリッドでは322.9 万円と結構高価なクルマだ。 何時ものように、詳細な内外装の写真は次回から。 つづく
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2016/10/4(Tue) |
Nissan Micra (2017) |
初代日産マーチが発売されたのは 1982年で、この年大きな出来事としては4月にアルゼンチン軍がイギリスと領有権を争っていたフォークランド諸島を占領したことで紛争が勃発したが6月には終結した。また今では音楽メディアの標準になっている CD ソフトとプレヤーがこの年に初めて販売された、など‥‥。そうかぁ、それ以前のアナログディスクでは 17p シングルでは両面に各1曲だったっけ、。それが今ではDVDの小さなディスクに映画が丸ごと入ってしまうのを考えれば、三十数年の月日が感じられる、というものだ。 それでその年のヒット曲と言えば100万枚以上を売り上げて堂々の一位は、名古屋の現役女子大生二人の ”あみん” が歌った ”待つわ” で、もうテレビ、ラジオはもとより町を歩いていてもアチコチでかかっていたものだ。そう言えば昔は商店街などを歩くとどこからともなくヒット曲が聞こえてきたが、最近はそういう場面はとんど無くなってしまった。そこで、当時を懐かしんであみんの待つわを例によって飽きもせずボカロとDTMで作ってみた。まあ物好きな読者は聞いてみてください。
話を戻して、初代マーチのデザインは当時世界的デザイナーだったジウジアーロで、モデルライフは10年という国産車としては異例に長いものだった。そして2代目も大いに成功し初代同様10年間のモデルライフで3代目に交代し、その可愛らしいデザインから女性に人気で、こちらは10年ではなかったが8年と十分に長いモデルライフだった。ところが2010年に発売された4代目は日本国内生産ではなくタイでの生産であり、内装は安っぽいし新開発のエンジンは3気筒のデメリットを消化できていなかったし、結局売れ行きは芳しく無く、3代目までのベストセラーコンパクトの座を確保することはできなかった。まあその代わりとして日産の小型車オーナーはノートに移行していったようで、こちらは現在の日産の最多販売車となっている。 ここでいよいよ本題に入るが、表題のように新型マイクラが発表された。マイクラはマーチの欧州名であり、要するに5代目の新型マーチということだ。 それでは早速エクステリアを見ると、なんとこれがマーチ? と言うくらいに従来の可愛い路線を切り捨ててアグレッシブな小型スポーツハッチ的なスタイルになっているし、欧州製コンパクトといっても通るようなラテン風味の感じられる。 う〜ん、これなら若い兄ちゃんやオッサンが乗っても恥ずかしくないし、チューニングカーを作っても様になりそうだ。 ダッシュボードのデザインは中央部にディスプレイが飛び出している最近のトレンドでは無く、恐らく後付のオーディオ一体型ナビを付けるのだろうが、これは低価格車としては仕方ない事だ。とはいえ、下の写真を見る限りではベーシックカーに有りがちな見るからに安っぽさを感じるというものではないが、写真のシートなどを見ればこれは最上級グレードの部類だろうから、実際の量販グレードは‥‥ハテ?。 日本での発売時期は定かではないが、恐らく今年の末か来年初めというところだろう。 何時ものように詳細を知りたい場合には下記にて↓
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2016/10/3(Mon) |
Honda Civic Sedan (2016) |
1972年に発売されたホンダ シビックは言ってみればミニ (クーパー) のパクリなのだが、それでも当時の国産車としては結構マトモに走ったし小型で価格も安かったために、当時の若者の間では結構なブームとなったもので、この辺は 60歳以上の読者なら当時を思い出してくれるだろう。 このシビックはホンダらしくユニークな部分が多々あり、例えばミッションは通常スターレンジという☆マークに入れておくと無段変速となるが、これはトルコンのみの一段変速で、それだけでは負荷の大きい時に心もとないので補助的に変速機がついていてセミオート2段変速として使うというもので、当時の記憶では☆に入れっぱなしでも加速は緩慢ながら少し我慢すれば十分に実用になった覚えがある。 そのシビックが当時米国で始まった非現実的に厳しい排ガス基準、通称マスキー法をクリアする CVCC という燃焼方式を開発し、世界をあっと驚かせたものだった。 それから月日は経って、かつてはホンダが普通車に進出する切っ掛けとなった記念碑的なクルマであるシビックも、いつの間にやら日本での販売は終了していた (タイプR などの限定車は除く) 。それが近日再開されるそうで、先ずはセダンを販売するという。ではそのシビックってどんなクルマかということで、最新の欧州向けモデルのオフィシャルフォット目を通してみる事にする。 アウターサイズは全長 4,630 X 全幅 1,800 X 全高 1,410oというから、大きさからいえばBMW 3シリーズやメルセデス ベンツCクラスに近いが、しかしホイールベースが 2,700o と3シリーズよりも110o も短い。まあこれら2車は RWD であるのに対してシビックは FWD ということで、ホイールベースを縮めて長くなった分のフロントオーバーハングにエンジンをぶら下げる、という大衆ブランドらしい構成のクルマという事だ。 スタイルは4ドアセダンと言ってもリアのルーフラインはクーペのようにBピラー以降はなだらかにリアエンドに繋がっていて、何となくハッチバックのようにも見えるが、実は独立したトランクがあるようだ。 インテリアはセンタークラスターのディスプレイ位置が最近のトレンドに対して低すぎる気がする。またメータークラスターはホンダらしく他社とは違うデザインだが、これは以前日本でも発売されていたシビック タイプRでも同様で、あのときは折角の高性能セダンがあのメーターで台無しだった。 コレについては ⇒ HONDA CIVIC Type R 試乗記(2007/4/22) さてこのシビックセダンを日本で販売して、果たして売れるのだろうか? 今の日本ではセダン市場といえは欧州プレミアムカー、というよりもベンツ・ビーエムの独壇場であり、国産セダンの販売はミニバンや SUV に市場を盗られて全く振るわないが、ホンダのユーザーは動向が違うのだろうか? なお更に詳細を知りたい場合には下記にて↓ |
2016/10/2(Sun) |
また変な台風 |
次の台風18号は、例によって沖縄で右に曲がって日本列島縦断予定。この話題は特別編とする。 いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。 |