B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/5/10(Tue) | Toyota Passo vs VW up! |
フルチェンジされたトヨタ パッソについては 4月25日からの日記で5回に渡って写真で紹介しているが、その時思い立ったのが同じ A セグメントの輸入車であり、何と価格もそれ程違わないフォルクスワーゲン up! との比較だった。そこで先ずは例によって写真で両車の内外装を比較してみる。 ところで、パッソのような A セグメント車というのは先進国では世界的に見ても意外に数が少なくて、up! 以外の欧州車では下の表に並べた Fiat 500、Smart forfour くらいなものだ。なお前回の日記の比較表に入れたスズキ イグニスは、全高が高めでいわゆるクロスオーバー SUV のカテゴリーのクルマであり、コンセプトがチョイと違う。そういう意味ではスズキではハンガリーで生産していて一時期日本でも販売していたスプラッシュが A セグメントの乗用車だが、今では既に販売が中止されている。 それで、上の4車のサイズを見ると、どれもほぼ同じサイズとはいえパッソは他車よりも僅かに大きい。それで今度は4車種の写真を比べてみると、FIAT 500 は2ドアのみということもあるが、全長が他車と大きく変わらない割には全体的にコロっとしてダルマのようだ。Smart forfour は4ドアとしては結構まとまったスタイルで、2ドア版の fortwo の妙に短く寸詰まり感があるのとは対照的だ。 今まで気が付かなかったが、こうして写真を並べてみると新型パッソは何やら右上の Smart forfour に、取り分けフロント周りが似ているような気がする。 パッソと up! を比べてみると、ボディデザインは up! の方が曲線的で安物感が少ない。なお右下のup! は2ドアモデルで、これなら価格も安くて買い得感はより高くなる。 次回からは引き続き外装写真を紹介する。 つづく。
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2016/5/9(Mon) | スピンと箱根事故 |
先日の自動車評論家による箱根 (MAZDA ターンパイク) でのポルシェ GT3での試乗事故について、その後の情報で目撃者の話が伝わっている。 それによると可成りの速度でコーナーリングしている途中でタイヤが4輪ともグリップを失い、クルマは頭を左に振ったらしいが、その後フロントグリップが急激に回復して右に向きを変えて、そのまま道の反対側に突っ込んでいったということだ。 上記の証言を分析すると、コーナーリング速度が速過ぎるたため (要するにオーバースピード) 遠心力にタイヤが負けてグリップできなくなったために、その遠心力によってクルマは外側に滑りだした (流れた) 。その時リアベビーの911はリアの方が流れが大きいためにクルマは左に向いた。ここで慌てて右にステアリングを切ったのだろうが、フロントもグリップを失っているために直ぐには左に向かない。すなわち左のガードレール向かっていく。ところがひと呼吸置いてフロントのグリップが回復し、この時恐らくステアリングは一杯に右に切っていたから今度はフロントも急激に右に向かい、あっという間に道路の右端に向かって、さらにはガードレールを突き破っていったのだろう。 このフロントがグリップを失っている時はステアリングがセンターに戻る、すなわちセンタリングというかキャスターアクションが弱くて自分がフルステアしている感覚が希薄な状態となっているが、フロントが右に向き始めた瞬間にグリップが回復したと判断して、即座に左に素早くしかも大きくステアリングを操作することで、コントロールを取り戻すことになる。 と文章で書く判り辛いと思い、調度良いビデオを見つけた。実はこれ、さるテレビの番組の一部をテレビ局が番宣用にアップしたようでダイジェスト版だが、内容としてはプロドライバーの運転する軽自動車と免許取り立ての素人女子大生の運転するポルシェ 911GT3 をサーキットで対決させるという企画だが、見どころは 2:06 付近でポルシェがスピンするのだが、それを立て直すために大きくしかも素早くステアリングを左右回して修正して大きだダメージを防いでいる場面があるが、ええっ? クルマの中でも最もスピンした時のリカバリーが難しいリアエンジンのGT3 を素人女子大生が素早いカウンターでスピンを最小限に押さえているって? まあテレビだからヤラセは当然で、あの女子大生の腕前は素人どころかプロのドライバーだろう。動画のコメント欄には免許取り立ては事実でも実は子供の頃からカートをやっていたんじゃあないか、というものがあったが、なるほどそれは十分に有り得る。あの女子大生はプロドライバーの娘だということだから増々怪しい。 ところで、動画を見ても判るようにGT3のステアリングホイールは純正で頂点部分に白いマークが付いているが、これはフロントがグリップを失った際にステアリングの中点を素早く認識するためで、GT3 というのはそういう動作が出来るスキルのあるドライバーを対象にしているクルマだという事だ。 ということで、箱根の事故も上の動画みたいな対処をすればアソコまでの大事故にはならなかったのではないか。素人女子大生が出来るのに、何十年もやっているプロの評論家が‥‥何ていう建前は言わないが‥‥。
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2016/5/8(Sun) |
また意識不明の暴走事故 |
先日運転中に意識不明になり歩行者を跳ねてそのまま暴走した後に歩道に乗り上げて止まった事故があったが、それにしても最近は運転中の意識不明当のが多いようにも感じる、ということで、当然ながら話の内容を考えて特別編としてこの事故を考えてみる。 いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓 (最近チョイとネタ切れだが) があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。 |
2016/5/6(Fri) | 乗り物マニア |
マニアという言葉の語源を調べてみれば、 ”Mania" という英語のようでその意味は熱狂者とか精神疾患の躁病であり、そのまた語源はギリシャ語の狂気という意味だったようだ。まあ何れにしても単なる趣味の人というよりもかなり狂気染みている情況なのだろうが、今に日本語ではどちらかといえばファンというべき程度でもマニアが使われている。おっと、スバヲタさんは十分にManiaだった。とまあ硬いことを言わずにマニアという言葉を、英語を語源としてはいるが今では独自に日本語化したものと思えば良い訳で、例えばマンションなんていうのは英語の "Mansion" 、すなわち大邸宅のことだから日本での使用法は間違いだ、何て言ってる奴もいるけれど、これも単なる日本語化したものであり、マンション=Condominium と解釈していれば何の問題もない。 ところで、マンションといえば ”マンション vs 戸建て” なんていう、もう殆ど ”国産車 vs 輸入車” と同じくらいに古くからの論争のネタだが、これがまた不思議なことにマンション=輸入車、戸建て=国産車として、ネットで騒いでる自称論客を分類できる事に気が付くと思う。 まあこのテーマは取り上げたら限りが無いので今回はこれ以上触れないが、このサイトのビジネスモデルとしてはマトモな道路も無いようなところに建てられたミニ開発の ”一戸建て” なんていうのは目一杯馬鹿にしてみるのも面白そうだが‥‥。 ここでようやく本題に入るが、乗り物といっても色々あり、そのマニアも勿論多種多様だが、今回はこれらの中からメジャーなものを取り上げようと思っている。その前に乗り物マニアと思われるモノを列挙してみるとカーマニアは別として その中でもメジャーなのは@とAであり、その人種達もかなり対照的だからこれは結構面白い。そしてBとCは兵器とも重なるから軍事マニアも含まれている。ということで次回から何回かに分けて不定期に連載しようと思うが、これは言いたい事を言うためにも特別編として扱う予定だ。 乞うご期待! |