B_Otaku のクルマ日記 特別編 ご注意:この記事は特別編です。毒舌やら嫌韓やらで満ち溢れています。 |
2016/5/8(Sun) |
また意識不明の暴走事故 |
今回の事故は助手席に息子が乗っていた事で、ドライバーが完全に意識不明だったことが判っている。まあ最近の観光バスなどプロドライバーの有り得ない意識不明事故を考えれば、こりゃあもしかして ”マル放” が原因じゃねぇの? 何て考えてしまう。 しかし今回の事故は神戸だから福島からは大分遠いとか、ドライバーは持病があり多くの薬を服用しているとか、以前にも似たような事故を起こしたとか色々な事が報道されているから、これは別口か?とも思えるが、その割には警察も慎重なようで警察だって「なんか最近変だぞ」と心の中では思っているだろう。 それで、今回はクルマ好きの読者のために、この事故を起こしたクルマについて調べてみることにする。報道ではこのドライバーは親の経営する会社の役員となっていて、昔から高級車に乗っていたと言うことで、さてそれでは今回の事故者の写真をみたらば、サイズの大きいセダンであり、何となくトヨタっぽいデザインだ。 そこで、報道されている写真からフロントヘッドライトとリアコンビネーションライトの形状をみると、特にフロントヘッドライトが3つのランプが集合したようなデザインになっている。これって多分マークX の特徴だったような覚えがある。 そこで現行マークX (GRX130) の写真を見たらばチョイと違うので、その前の先代 (GRX120) の写真を探したら‥‥ハ〜イ正解。 GRX120 は2004年から2009年にかけて販売されていたから、その期間は5年間だった。対する現行GRX130 は 2009年に発売されて今は2016年だが、未だフルチェンジ無しで継続販売されているから既に7年のモデルライフが経過している事になる。それで先代の写真を見ると、特にインテリアの古臭さが目に付く。十数年前のトヨタ車っていうのは未だ演歌調丸出しだったんだ。 ところで、未だ製造していた現行マークX だが、その価格はというと一番安い250G F パッケージが250.0万円で最も上位の350SG's が 432.0 万円。そして一番売れ筋と思われる 250G は 277.7 万円 となっていた。それにしても 直6 2.5L の RWD サルーンが200万円代の半ばで買えるというのは、そのコストパフォーマンスは抜群だ。実際、発売当時の7年前でも大いなる買得車だったが、その後他車がFMC を機に続々値上げされ、今では250万円では小型ファミリーカーも買えないくらいの今日此の頃。この買い得感は相当なものだ。 それでは現行マークX の売れ行きはといえば、2015年の登録台数は 8,172台だった。んっ、これって月間でなく年間だよねぇ。もう殆ど忘れ去られている情況で、結局買得云々の前にこのクラスのユーザーには4ドアセダンなんて眼中には無いのだろう。いや4つドアがある同価格帯ではプリウスを購入するのだろう。 なお、関連する試乗記は 話を戻すと、神戸の事故現場の報道を見た時に、ボンネットが潰れたクルマはそれでも随分高級車に見えたから、やっぱりマークX は庶民の高級車なんだ、と改めて認識した次第だ。ところで今回の事故のドライバーは数年前に父親の会社が倒産したというが、高級車の ”マーク X” は当時から乗っていたのだろうが、普通経営者の息子で役員ならばクラウンだろう! ここで話題を変えて燃費データーで不正を働いたのがバレたミツビシ自動車に関する話題を少し‥‥。昨日旧知のニッサンディーラーに寄ってみたらば、ショールーム内は勿論のこと、カタログの棚にもデイズに関するものは全く見当たらなかった。ニッサンではこれらの軽の販売台数は全体の4割に達していたそうで、販売中止によりディーラーを訪れる客も4割減となって、ハッキリ言って閑古鳥が鳴いている状態だとか。 まあニッサンにとっては青天の霹靂であり気の毒と言うしか無いが、ではミツビシはといえば正直いって ”自業自得” という気持ちだ。三菱系企業というのはミツビシ自動車に限らず独特のモノがあり、庶民の事よりも自分たちエリートのための企業という気質は立派なもんだぁ。 それで例えば下の写真は前々回のモーターショーの三菱系企業のブースでの光景だが、何やらそこだけ人集りがあって通路を通れない情況で、これは一体何をやってるのかと思えば、何かのビデオ撮影をやっているようだった。 それで反対側に言ってみたらば、電気自動車の運転席には白髪の紳士が乗っていて、その隣には美人コンパニオンがいて、その様子をビデオで撮っているようで、機材からして本職の制作会社のスタッフだろう。そしてその周りには大勢のスーツ姿の管理職風のサラリーマン丸出し人間が取り巻いていた。 要するに何やら三菱系のエライさんが展示車の運転席に乗っているのをビデオに撮っていた訳だが、お陰で周辺の通路が使えない状態で、ショーの来場者からすればいい迷惑で、こんなのはプレスデイにでもやれよ、と言いたいくらいだ。まあ、これが三菱の体質の見本であり、一般入場者よりも自社のエライさんの方が大切という、まあサラリーマンならある程度は仕方ないにしても、モノには限度があるというものだ。 そのミツビシ自動車は、一体これからどうなるのだろうか。そして販売台数4割減のニッサンは?
|