B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/3/20(Sun) | 猫バンバンって? |
猫バンバンとは何故かニッサン自動車が推進している運動で、猫は暖かところが好きな習性があるために冬になると寒さをしのぐために車のエンジンルームやタイヤの隙間に入ってしまい、猫に気が付かずエンジンを掛けたり走り出すことで猫が犠牲になる事故が多いのだという。それを防ぐためにクルマに乗る前にボンネットをバンバンと軽く叩き、車体を揺らすことによって、猫に存在を気付かせる事を猫バンバンというのだそうだ。 先ずはそのニッサンがYouTube にアップしている動画から。 それにしてもニッサンは一体何のためにこの運動をやっているのかといえば、これは自社の提供する商品であるクルマによって事故が起きないように呼びかける企業発信だそうで、携帯電話の事業者が「歩きスマホは危険です」とか言うのと同じ類のものらしい。 まあ世の中には猫好きも結構いるようだが同様に猫嫌いもいる訳で、猫嫌いからすれば人様のクルマに勝手に挙がって爪を研いでボディに傷を付けたりと、可愛いどころか死刑にしてやる!なんていう気持ちだろう。人間の趣味は多様だから強度のクルマ好きで猫嫌いもいれば、反対にクルマには全く興味が無いとか、凄まじい場合には極度のクルマ嫌いで猫好き何ていうヤツもいる訳で、そういう輩からすれば大好きな猫 (何と他人の飼猫だったりする) が喜ぶからといって、近所の駐車場に置いてあるクルマにワザワザ載っけてやりボンネットで爪を研がせたりと、おまえそれ器物破損だろう! みたいなヤツがいた事があったくらいだ。まあそれでもネコ好きが自分のクルマのボンネットをバンバンやるのは自由だが、推進者のニッサン御自慢のフラッグシップであるGT-Rは歴代も含めてボンネットはアルミ製だった筈だから、これで猫バンバンやると蓋ボコボコとなってしまうのでご注意を。 ところで本当に猫がクルマに入り込んで事故になるのだろうか。少なくとも我が家の付近をうろついている猫は暖かいクルマの上や下で温まりたいのは当然だろうが、その時も常に周囲に警戒していて少しでも人の気配がすると速攻で逃げていくが、これってもしかして野良猫だからなのだろうか。野良猫というのは毎日が戦いであり一瞬の気の緩みが死に直結するし、実際にあまり長生きは出来ないそうで、まあ人間で言えばホームレスのような情況で、そりゃ生活環境は厳しいだろう。 そんな状況だから夜寝る場所は猫なりに見つけた人間には判らない秘密の隠れ家であり、間違っても温かいからといってクルマのボンネットなんかに入ることは有り得ないと思うが。 それではニッサンのいうような猫とはどういう猫かといえば、たぶん飼猫なのだろう。飼猫ならばご主人様のクルマは安全な天国みたいなものだから、エンジンルームに入って寝てしまうなんて事が起きるのかもしれない。 おっと、ここは特別編ではなかった。もっと言いたい事もあるが猫バンバンはこのくらいにして、YouTubeへのリンクをもう一つ。何時ものようにボーカロイドと打ち込みのカバーとして、大人向けの内容を選んでみた。曲は 1978年にリリースされたコーラスグループ "サーカス" のミスター・サマータイムで、男女各2名の絶妙なテクニックで随分とヒットしたものだった。
|
2016/3/18(Fri) |
Forester vs Macan <3> |
今回はエンジンルーム内の比較から。 フォレスター XT のエンジンルーム内は一見したところレヴォーグ 2.0GT と似ているが、それもその筈で両車共にエンジンは FA20 型を使用しているからだが、スペック的にはレヴォーグの 300ps よりも多少デチューンして 280ps となっている。高さの低い水平対向エンジンのために上部スペースにターボインタークーラーを配置してボンネット上のエアインテイクから吸気しているのもレヴォーグと同様だ。 対するマカンはポルシェという割にはトレードマークの水平対向6気筒ではなく、V6 3.6L ターボを搭載している。そんなのポルシェって言えるんかぁ、とかいう読者もいるだろう。 エンジンカバーにはレヴォーグでは前述のインタークーラーがあるためにスバルのエンブレム類は小さめだが、マカンでは大きな文字で ”PORSCHE" と少し小さいが2箇所に ”turobo” のロゴがあり、更にはエンブレムもある。何やらポルシェであることを主張しているようだが、これが911の場合だとハテ? エンジンは殆ど見えないから解らない、というか見えないモノに大きなロゴを付けても誰も見られらないという、何だか妙な話になってしまった。 エンジンカバーのエンブレムはフォレスターでは ”SUBARU BOXER” と ”DIT"、マカンでは ”PORSCH" と写真右下では事情により車種が MACAN S のために ”30 V6 S”、これが TUROBO では勿論 ”turbo” になる。 タイヤサイズは写真のフォレスター XT では 235/55R18 が標準で、マカン Tourto ではフロントが235/55R19 リアが 235/50R19 とフォレスターより少し大きいが、ボディサイズやエンジンパワーを考えればむしろ大人しいくらいであり、ということはフォレスターのタイヤは大パワーに十分なモノを備えているということでスバヲタさんには大いなる自慢となるだろう。 ホイールから覗くブレーキはフォレスターの場合はレヴォーグと同様にフロントに2ピストンの立派なキャリパーを備えている。対するマカンは赤に ”PORSCHE" のロゴをあしらったキャリパーだが、フロントこそ6ポッドのアルミ対向ピストンタイプを使用しているが、リアは何と普通の片押しキャリパーを赤く塗っただけだった。フォレスターは他のスバル車同様で手を抜いていないが、マカンの場合はポルシェで唯一リアのみとはいえ片押しキャリパーを使うという手抜きをしている。 えっ? それでもマカンのフロントブレーキは見たたでけその大きさに圧倒されるから、フォレスターよりもずっと強力なんじゃないか? って、いや、まあ、そのう‥‥。 次にドアを開けて室内を見比べてみる。 こうして見ると何の事はないどちらも似たような眺めであり、な〜んだ、ポルシェなんて言ったってスバルと変わらないじゃあないか、というよりもは流石スバル! 動力性能のみならず、内装でも同等だった!! 今度はシート表皮を比べてみれば、あっ、フォレスターは標準シートなんで人工皮革とクロスのコンビだが、勿論オプションで本革シートも用意されている。 そしてマカンは写真のクルマは通気穴の開いた本革シートのようだが、まあポルシェの場合はオプションでどうにでもなるが、それでも写真のシートなんてフォレスターにオプション設定されている本皮シートと比べて特に優っているとも思えないものだ (とスバヲタさんが申しておりました、本当はとんでもなく質感が違いますです) 。 シート調整は下の写真を見れば判るようにどちらも電動式となっているから、この点でも同格だ (とこれもスバヲタさんが申しております) 。ところでマカンの方が見るからに高級そうな質感を感じるが、これは撮影条件の違いであり、実際に見比べれば‥‥同じ訳ねえだろう!‥‥何て下品な事は決して申しませぬ。 う〜ん、ここまではボクシングの途中採点で言えば10対10のイーブンということろだ (勿論スバヲタさんの採点) 。 つづく。
|
2016/3/17(Thu) |
Forester vs Macan <2> |
前回に引き続き Subaru Forester XT と Porsche Macan Turbo という前代未聞の写真比較を行う。 それではフロントから。フォレスターとマカンの全幅 x 全高はそれぞれ 1,795 x 1,751 と 1,925 x 1,625o で、何とフォレスターはマカンよりも130o 狭く 126o 高いという、言っみればヒョロっ高い事になる。しかし、これではいくらスバルの技術がポルシェに優っている (スバヲタ談) とはいえ、コーナリング特性では夥 (おびただ)しく不利となるのではないだろうか。 サイドから見た全長 / ホイールベースはそれぞれ 4,595 / 2,640 および 4,700 / 2,805o とマカンの方が全長では 105o、ホイールベースでは 165 o 長く、これってもしかしてカテゴリーが一つ違うのでは? とも感じたが、まあ今更それを言っても仕方ないので、気が付かなかったことにして先に進む事にする。 リアビューはフロント以上に両車の縦横比の違いが良く解る。しかしマカンの1,925o の全幅というのは日本ではいくらなんでも使い難いが、その点では日本車であるフォレスターの1,795o という全幅は日本の市街地の道路事情やファミリーマンションの立体駐車場の車幅制限を考えれば、実にジャストフィットだ。えっ、ファミリーマンションの立体駐車場は全高 1,751o のフォレスターでは制限オーバーだって? あっ、その、いや、まあなんですよ。 それにフォレスターの多くは米国で販売されているから、日本の事情を再優先するとも思えない。なお、スバヲタさんからすればフォレスターに比べてマルで売れていないというホンダ CR-V は米国ではフォレスターの2倍くらい売れるベストセラー SUV だ。 次にリアゲートを開けてリアラゲージスペースを比べてみると、奥行き・幅共にマカンに分があるのはアウターサイズの違いから当然ではある。何しろ全幅1.9m 超のマカンだから荷室の幅が広いのは当然であるが、ただしサイドビューを見れば解るようにマカンはバックドアがウエストラインから上では大きく傾斜していて高さ方向の荷室寸法は圧倒的にフォレスターに勝ち目がある。従って実際に嵩ものを積んだ時の実用性ではフォレスターの方が上である。 ところで嵩モノって一体ファミリカーで何を運ぶんだ、って? それは勿論、仏壇とか、冷蔵庫とか、箪笥もあるかもしれない。はぁ?そんなもの普段は積まないだろう、って、いや夜逃げの時なんて十分に活躍しまっせぇ。 ところで両車ともにフロントには伝統のマークが付いていて、フォレスターはラジエターグリルの中央の少し大きめのモノが付いている。対するマカンはボンネット先端中央の少し小さめの盾をかたどったポルシェのマークが付いているが、ハッキリ言って日本ではこのポルシェマークはあまり知られていない。それに対してスバルの六連星は‥‥まあこれも、一般人は知らないかもしれないが。 だっ、誰だっ! スバルはそれだけ生活に密着した社会に貢献するメーカーと言う事だ。これはドイツでいえばメルセデスベンツ (というかダイムラーベンツ) みたいなもので、超大型クレーン車などには、例のスリーポインテッドスターが付いているように、スバルの六連星だって同じ事だ。 リアに回ってみると、フォレスターはリアゲート中央に六連星と右側には ”FORESTER” と共にマカンよりも高出力の ”XT" を表すエンブレムがある。マカンでは ”PORSCHE" の文字が結構大きく、更には ”Macan turbo" のロゴがあり、このクルマがポルシェでありしかもターボであることを誇示しているが、これを書かないとポルシェであることが解らないのが辛いところだ。 フォレスターのヘットライトはハイ・ロービーム共 LED タイプを採用しているのに対して、マカンでは WEB サイトで調べたらばバイキセノンライトとなっていて、更にPDLS (ポルシェ・ダイナミック・ライト・システム) 装備と書いてあったが、これって名前からしてレベライザーなどを組み込んだものだろう。なおフォレスターの場合も当然ながらヘッドライトにレベライザーは付いているので念の為。 何しろフォレスターの EyeSihgt は自動運転の一歩手前 (スバヲタ談) だそうで、この点でもマカンは大きく遅れている。ところで EyeSihgt って何だ? 何やらプリクラッシュブレーキやクルーズコントロールをシステム化したものらしく、スバヲタさんにしてみればこの世界最高のシステム (当然スバヲタ談) を当サイトで紹介すらしないのはどうゆうツモリだ! と、お怒りのようだが、当サイトでは 2009年に XC60 T6 SE で、2011年には S60 で、いずれもボルボが世界初として量産車に搭載したプリクラッシュセーフティーについて解説はしているが、それから7年後の今になってスバルのアイサイトがどうしたなんていう話をしてもスバヲタ以外の読者からすれば白け鳥が飛ぶだけだ。 ところでフォレスター XT は世界に類を見ない高性能 SUV (これも当然スバヲタ談) だから、リアバンパー下から覗く排気管も太い立派なものが、しかも左右から出た2本出しであり、これぞフォレスターオーナーの 次回はエンジンおよびブレーキを見る事にする。 つづく |
2016/3/16(Wed) | Forester vs Macan |
先日 (3月7日) の日記でトヨタ ハリアーを取り上げた際のライバル一覧表に、スバル フォレスターが無いと言うことでスバルファン (以下スバヲタ) からクレームのメールがあったことから、チョイとオチョクリたい気分になって、3月14日の日記でいわゆる燃料投下という奴で煽ってみたらば案の定怒り狂うスバヲタのメールが届いた。 その中でも最高傑作はフォレスターは ”性能ではマカンに勝る” という趣旨のもので、なっ何とマカンといえばポルシェの中型 SUV であり、まあポルシェのラインナップ中ではボトムエンドとは言うものの、何てったてポルシェですぞ! そこで調べてみたのが下の表で、前回のハリアーの比較にフォレスターが無いとクレームを付けたスバヲタのためにも今回はポルシェとの比較という、もうスバヲタさんには本望であり、これなら何時死んでも良い、とは言わないだろうかとにかく文句は無いだろう。 そこで表を見て先ずはマカンターボと比較すると、フォレスターXT の280ps に対してあちらは400 ps って、あっ、”ターボ” では歯が立たないので一つ隣の ”S” ならば340ps だから‥‥これも違う。それなら素のマカンはどうかといえば、おおっ、237ps でフォレスターXT に完全に負けている!! そこで思い立ったのが先ずは何時ものように写真でフォレスターとマカンを比較するというのをやってみる事にした。 今回写真で紹介するのはフォレスターは勿論 ”ポルシェに勝った” 2.0L ターボの XT に登場願う。それでマカンはといえば話の筋からすれば Standerd モデル (素のマカン) だろうが、残念ながらソイツは試乗は勿論の事、目の前でじっくり見た事も無い。そこで昨年試乗した手持ちの写真もあるターボを使用することにした。ポルシェの場合はオプションが豊富なのでエンジンのグレードが下でも内装が良いものもあるし、この辺はなんとも言えないので、標準モデルのターボと比較しても大きな違いは無いという事にして話を薦める (本当は問題もありそうだが‥‥) 。 今回はイントロなのでエクステリアの比較写真を2枚掲げておく。 斜め前の比較では結構雰囲気が似ているのは性能が似ているから (本当かよ?) 、しかも色まで似ている (これはただの偶然だが) からクルマにあまり詳しくない人が見たらば区別が付かない事もあるかもしれない。嘘言うな!って?いや本当っすよ。少なくとも女房の母親は判らなったからねぇ、ただし認知症だけど‥‥。 斜め後ろの比較ではフォレスターのルーフラインが実用性を重視して後端いっぱいまで水平を維持しているのに対して、マカンは SUV の使命の一つである効率良く荷物を積むという設計をする技術が無いのか、クーペ的なルーフとなっている (と、スバヲタならば思うに違いない!)。 ということで次回からは両車について、いつものように徹底的に (という程でも無いが) 内外装写真で紹介する。 つづく。 |