B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/3/4(Fri) |
Porsche 911 R (2017) |
ポルシェ911 の軽量化バージョンである 911 R が発表され既に予約を開始しているという。初代 911R のデビューは1967年で、今回の911R はその初代のポリシーと同様に極力量産型の 911 と変わらない外観の中にレーシングモデル並の実力を秘めているという、ポルシェの資料では羊の皮を被った狼と表現されているが、911 が羊かよ? と言いたくる。 ボディーにはボンネットとフェンダーにカーボンファイバーを、そしてルーフにはマグネシュウムを使用するなどで車両重量は 1,370kg という軽さのため、0〜100km/h 加速が 3.8秒、最高速度は323 km/h と発表されている。 インパネやセンタークラスター、そしてコンソールなどは基本的に911 のものと変わらないようだが、”光物” が無くシンプルに見えるし、エアコンやオーディオはオプションという潔さだ。 エンジンは自然吸気 6気筒水平対向 4.0L で 500ps/8,500rpm 460N-m/6,250rpm を発生し、ミッションは6速マニュアルという伝統的な方式を採用しているから、ダウンサイジング化や PDK による2ペダル化など、最近の風潮が馴染めないオーナにはぴったりだ‥‥ただし予算があればだが。 シートは中央がファブリック表皮のカーボン・フルバケットシートを装備している。なお、リアシートは省略されている。 911R は限定生産のために、生産台数は911台のみということだから、恐らく今から予約しても手遅れだろう。う〜む、残念! もう少し早く判っていたらなぁ‥‥とか、見栄を張ってみるが、勿論現実は予約金すら無いが‥‥。あっ、その価格についてはポルシェジャパンの発表を見たらば、2,629万円也だった。 なおオリジナルの写真とプレスリリースは以下にて↓
|
2015/3/3(Thu) |
Toyota New Prius<4> | |
ドアのインナートリムはハッキリ言ってチャチい。もうプラスチックまる出しの一体成型で、下手をすると軽自動車並、いやそれにも負けるかもしれないというくらだ。 拡大してみると、とりあえずドアノブはメッキ処理されているし、パワーウィンドウスイッチのパネルはピアノブラック風など、多少は金を掛けているようだが、何と言っても一体成型の安っぽさで帳消しになっている。 ダッシュボードは歴代プリウスから引き継いだセンターメーターを採用していて、ステアリングホイールの正面にはメーターは無いから慣れないとチョイと運転し辛い。 センタークラスターは標準がオーディオレスの為に写真のブランクパネルの部分に市販のオーディオ一体型などを後付することになる。コンソールには AT セレクターやコマンドダイヤル等の類は全く無い。 センタークラスターを拡大してみるとエアコンユニットとその下には所謂インパネシフトの AT セレクターレバーがあるが、例によってプリウスではお馴染みの電子式で、先代よりも更に ”存在感” の無い形状となった。 センターコンソールの後端にはリア用のエアアウトレットは付いていない。またパワースイッチはダッシュボード右側に配置されている。 この新型プリウスは見かけのスペックを追うこと無く、寧ろ電気モーターはスペックダウンとなったが、それによる軽量化やバッテリーの小型化による重量配分の適正化や低重心化を果たしている。そしてリアサススペースの一部に居座っていたバッテリーが引っ越した事により、リアサスペンションをトーションビームからダブルウィッシュボーンに変更したり、更には全く新しいプラットフォームによる高剛性化など、どう考えても走りが向上したであろうことは明らかだ。 どう考えても、っていうことは、そうです。実は未だ試乗していない情況で、これは近いうちに何とかする予定にしているので、ご安心を。
|
2016/3/1(Tue) |
Toyota New Prius <3> |
ボンネットカバーを開けて手を離そうとすると、おっとそのまま落っこちそうになって慌てて片手で抑えながらロッドを探す。まあ価格的にダンパーを付けられないのは解らないでもないが‥‥。 ガソリンエンジンは型式も性能も旧型 (写真右下) と全く同じだが、樹脂製カバーは全く違うためにあたかも新型エンジンになったような錯覚さえ覚える。ところで新型のエンジンルーム内にはハイブリッドの定番であるオレンジ色のケーブルカバーが見えないが? ブレーキのマスターシリンダ−やモジュレーター付近も旧型 (写真左上) とは全く異なっているように見える。 タイヤは 195/65R15 が標準だが、"ツーリングセレクション" を選ぶと 215/45R17 となる。また全グレードでアルミホイールを採用していて、ボトムグレードでもスチールホイールは使用していないのは軽量化とそれがもたらす燃費向上だろうが、その前に先進のハイブリッドカーに鉄ッチンはちょっと、というところだ。 ブレーキユニットはごくごく普通に前後ともシングルピストンの片押しキャリパーを使用している。ただしボディ (シリンダーハウジング) は色具合からしてアルミ製と思われ、ここでも軽量化に励んでいる。 室内は写真下の角度で見る限りは特に変わったところはないが、唯一白いコンソールが気にかかる。 シート表皮は最上位グレードの A プレミアムが本皮 (写真左下)、A と S は上級ファブリック (写真右下) 、それらのツーリングセレクションが合成皮革、そしてベースグレードのEはファブリックとなる。 シート調整は本皮シートが8ウェイ電動でベースグレードのEが4ウェイ手動 (要するに前後とリクライニングのみで上下調整は出来ない) 、それ以外は6ウェイ手動式となる。 それにしても最近はこのクラス (Cセグメン) でも本皮や人工皮革とはいえレザーシートが標準化されるようだ。それで、プリウスの本革シートの質感はといえば‥‥いや、まあ、ちょっとねぇ。これなら上質のファブリックの方が良さそうな気もするが、まあこの辺は個人の好みだろう。 つづく。 |