B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2016/2/29(Mon)
Toyota New Prius <2>

フロントもリアも共に基本的には先代のイメージを残している。

フロントでは高方向に狭い (細い) ラジエターグリルやバンパーには台形のエアインテイクなどのモチーフは変わらないが、勿論サイズや詳細な形状は違う。そして一番の相違点はヘッドライトで、新型は大きくつり上がった特徴的な形状をしている。

リアについてもテールゲートの中央部までグラスエリアを持つ独特な形状は継承されている。そしてフロント同様にライト (テールランプ) 部分は全く変わっている。

サイドビューを比較すると、今回の目玉である低重心化のためにルーフが低くなっているのが判る‥‥という程でも無かったが、確かにBピラー以降のラインは先代よりも低いのは判る。またBピラー以降はウエストラインも大きくキックアップしている。

リアラッゲージスペースはハイブリッドバッテリーを小型化してリアシート下に移動したために床面も低くなり容量は増加している。バッテリーの移動はリアサスペンションのスペース拡大にも寄与して、そのために先代のトーションビームから新型はダブルウィッシュボーンに変更となった。このリアサスの改良も走りの向上に大きく寄与している‥‥筈だ。

ヘッドランプは当然ながら全グレードで LED タイプであり、クリアランスランプとフォグランプもLED となっている。リアのコンビネーション (テール&ストップ) ランプも勿論 LED 。

 

ハイブリッドを表すエンブレムはフロントフェンダー (写真左下) とリアゲート (写真右下) に付いていて、ガソリンモデルと区別している‥‥という事はない(当たり前だがプリウスにガソリン車は無いから) 。

 

次回はエンジン、ブレーキを見る事にする。

つづく




2015/2/28(Sun) Toyota New Prius

プリウス (Prius) がフルモデルチャンジ (FMC) で4代目となったのが昨年末でありそれから2ヶ月が経過したが、今回はこの新型を写真で紹介する。

まず今回の FMC でどのように変わったのかを調べてみると、ガソリンエンジンは1.8L の 2ZR-FXE と変わらず、性能も出力、トルク共に旧型と変わりはない。しかし電気モーターについては 3JM から 1NM へと一新されたが、スペックを見るとパワー、トルク共に旧型より劣っている。これぁ一体どうした事かと思ったが、実はモーターの軽量化を図ったようだ。今回のプリウスの最大の特徴はプラットフォームを一新してより走りを重視したということで、その一つとしてモーターのパワーを下げてでも軽量化を実施したようだ。

それにしても、トヨタといえばスペックだけ見れば他社には絶対に負けないのがポリシーだったから、それからすれば新型が旧型よりもスペックで劣っているな何てぇことは考えれなかったのだが、今回は走りを重視のためにモーターをスペックダウンというトヨタらしからぬ良心的な設計は、やっぱりトップが代わって7年経過したことでやっとそのポリシーが新型車に反映できるようになったのだろう。

それでは早速新型プリウスのエクステリアを見てみると、一見して従来の腰高な印象から低くスマートに変身しているのが判る。

特にリアは写真で見るとキープコンセプトのようだが、実車を見ると随分雰囲気が変わっている。

そこで先代 (写真下) と比べてみると、やっぱり先代は腰高感がかなりあり、これではお世辞にもスタイリッシュとは言えなかった訳だが、逆にそれがプリウスの特徴だと思っていたくらいだ。

 

ということで、いつものように次回からは内外装写真で紹介する。

つづく。




2016/2/26(Fri)
Levorg2.0GT vs 218i Active Tourer<5>

エンジンの始動はどちらもインテリジェントキーとプッシュボタンスイッチによるが、そのスイッチの場所はレヴォーグではダッシュボード右端、218i Act. は他のBMW車と共通のセンタークラスター右側 (ステアリングから見て左側) にある。

フロアーコンソールはレヴォーグでは AT セレクターと電動パーキンングと関連スイッチのみシンプルさに対して 218i Act. では更に BMWお馴染みの iDrive 用コマンドダイヤルが配置されている。

パーキングブレーキは両車共に電動式でその場所は位置こそ違うがどちらもコンソール上に配置されている。BMW 車の中ではより上位モデルの3シリーズでもパーキングブレーキの電動化は未だ実施されていないが、これは開発時期の問題だろう。

走行モードの切り替えスイッチはレヴォーグではコンソール上にもセンタークラスターにも見当たらず結構見つけるのは大変だが、実は走行モードの切り替えやレーンキープなど、従来のスバル車ではコンソール上にあったものがスポークに集中的に配置されている。

対する 218i Act. BMWではお馴染みのコンソールの ATセレクター隣に‥‥無いっ? これも知らないと探すのに苦労するが実はセンタークラスターのエアコンユニットのそのまた下という視認し辛い位置にあり、ここは セレクターレバーの位置によってはドライバーからは完全な死角になるし、走行中の操作も極めてやり辛い。

レヴォーグのメーターは如何にも国産の自光式丸出しだが、コントラストが高くて見易いから視認性自体は良い。 218i Act. では3シリーズなど含めて BMWの中級以下に共通と思われるモノが付いてる。

レヴォーグのペダル類は例によって立派なアルミスポーツペダルで、 218i Act. はまあこれまた例によって地味な奴が付いている。

ということで両車を比べてみたが、価格帯以外はよくもまあこれだけ共通点が無いものだ、と言いたくなるような情況だ。こうなるとクルマは走ってナンボとか言う前に、この写真の比較だけでも各自の好みはハッキリする訳で、こういう好みの問題は他人がとやかく言うものでは無い。ということで、試乗記特別編で走行比較をするのは止めようか、とか思っても見たが、パワー・トルク共に倍も違う両車を、特に国産のレガシィが憎きBMWに圧勝するところを読みたい、という読者だっているだろう。

という訳で特別編 「Levorg 2.0GT vs 218i Activ Tourer」についてはもう少し考えてみることにする。

おっと、その前に Levorg 2.0GT の試乗記が先立った。これは近日中 (ぶっちゃけ明日あたり) にアップする予定なので‥‥

乞うご期待!



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