B_Otaku のクルマ日記

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2015/12/25(Fri)
BMW 220i Coupe <2>

フロントフェイスは紛うこと無き BMW であり、先代の何となく安っぽい雰囲気は一掃されて、4シリーズにも相通ずるものが感じられるが、それでも何となく腰高の雰囲気はある。そこで前回の一覧表の全高を見れば 1,420o で、これは 420i Coupe の 1,375o と比べれば同じクーペとはいえ 45o も背が高い (オマケに前幅は狭い) から、成る程4シリーズクーペ程にはスタイリッシュではないのだった。

リアビューはフロント程には腰高感は感じられないがそれでも決してベタッと低い感じは無い。

なお、今回の写真のクルマは 220i Sport (465万円) だが 220i にはこの他には M Sport (489万円) があるのみで、国内では Standerd や Luxualy の設定は無い。まあ RWD の小型クーペだからSport 系だけで十分と考えたのだろうが、それ以上に販売台数が少ないために最小限のグレード展開としている事もあるだろう。

トランクスペースは‥‥ハッキリ言って狭い。それでもスタイルを多少犠牲にしてトランクスペースの高さを確保している努力は判るし、その妥協点がこれなのだろう。

2シリーズクーペのエンジンバリエーションはこの 220i と M235i の2種類だけしかない。えっ、 Mモデルは一緒に出来ないだろう、って? いや M235i は本物のMモデルと通常モデルの中間的存在なわけで、扱いとしては2シリーズクーペの一ラインナップとなっているようだ。まあ確かに内容からすれば先代の135iC の後継車にMの称号を与えたようなものだが‥‥。

ということで、220i ともう一つのバリエーションである M135i をチョイと比較してみる。

先ずはフロントバンパーは樹脂部品だから別の型を起こしてもボディのプレス程にはコストはかからないので、これで差別化するのは最近の定番であり、2シリーズクーペも 220i と M135i では主にエアインテイクの形状が異なっている。なお M135i にはフォグランプが無いのはエアの流入面積を少しでも確保するためだという。まあ1シリーズ用のプラットフォームに3L ターボエンジンを載せているのだからエア容量が足りなくなるのも頷ける。

フェンダーサイドには 220i では ”Sport” が、そして M135i には ”M” のエンブレムが付いているが、この ”M” エンブレムって若しかして M Sport のと同じのような気もするが、ハテ?

リアのトランクリッド後端には他の BMW 車同様に車名のエンブレムが貼ってあり、M235i には ”M” ロゴ + ”235i” となっている。因みにナンチャッテ M の場合はこの ”M” ロゴのみを貼る、すなわち ”320i” などのエンブレムを剥がして”M” ロゴを貼るのが定番となっている。

次回はエンジン、ブレーキとインテリアをレポートする。

つづく




2015/12/24(Thu) BMW 220i Coupe

BMW 2 Series Coupe (F22) はCセグメントの RWD クーペという貴重な存在であり、今や肥大化した3シリーズクーペ、というか今は4シリーズクーペと呼ばれているDセグメントクーペに対して、走りという面ではサイズ的には調度良いという事もあり、結構侮れない存在でもある。

そのような事もあり以前から取り上げたかったのだが、何しろ何処を捜しても試乗車は元より展示車すら無くてマトモな写真が無い状態だった。2シリーズクーペ (F22) の国内発売は2014年2月だったから、かれこれ2年近くが経過してしまったが、これまた遅ればせながら写真で紹介できる事になった。

ということで例によって諸元を確認するが、ライバルとしては以前から比較したかったトヨタ 86 を引っ張りだしてみた。86 は 220i クーペと同様にCセグメントの RWD クーペであり、その面では良いライバルだが、価格的には 220i は 86 の5割増しとなっている。

ここで更にもう一車種のライバルを選ぼうとしたが、このクラスの RWD クーペは見つからなかった事から、RWD では無いがクラス的に近いことから最近発売されたホンダ シビック Type R を取り上げてみた。ただし Type R は 220i に較べて性能的にはベラボウに強力で、同じ2シリーズクーペの高出力モデルである M235i と同等だがその割には価格は70% であり、要するに220i と 86 の関係と全く同じだった。

ところで、 Type R の場合は駆動方式のみならずボディー形状も2ドアクーペではなく4ドアだが、リアドアーにはドアノブのない、言ってみればアルファロメオ ジュリエッタのような方式で、一見すると2ドアクーペに見える。しかも下の表を見れば判るように乗車定員が4名だから、増々4ドア的でない。付け加えるとシビック Type Rは限定販売車で 750台のみが、しかもネットのみで販売されるという。

それでは早速 2シリーズクーペのエクステリアを見る‥‥前に、先代にあたる1シリーズクーペ (E82) のエクステリアを見ておく。実はこのクルマはカッコ悪い事で有名だったので、先ずはそのカッコ悪さを検証しようと言うわけだ。それで下の写真を見ると確かに寸詰まりで、クーペという割にはCピラーは立っているし‥‥などなど感じるが、それでも意外と写真写りが良いというか、現物はもっとかっこ悪い。

 

それで現行の2シリーズクーペを見てみれば、成る程これならBMWのクーペという雰囲気は十分にある。

特にリアのルーフラインは先代に較べると緩い角度で寝ていて、これならクーペと言ってもバチは当たらない。

ということで、いつものように次回からは詳細を写真で紹介する。

つづく。




2015/12/23(Wed)
2016世界はこうなる

毎年発行されるエコノミスト誌の特集が今年も The World in 2016 (2016 世界はこうなる) として発行されている。昨年も取り上げたが今年もこのネタを特別編として扱う事にする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓 (最近チョイとネタ切れだが) があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2015/12/21(Mon)
Infiniti Q50 (2016)

Infiniti Q50 とは要するに日本で言うスカイラインの米国向け Infiniti ブランドのクルマであり、そのQ50 のマイナーチェンジ版が発表された。

そこで早速エクステリアを見てみると‥‥

何だかあんまり変わっていないような気が‥‥

そこで昨年 (2014) のモデルと比較してみると‥‥やっぱりエクステリアに変更は見当たらない。

そこで解説を見てみたらば今回の目玉はエンジンが V6 3.0L 直噴 ツインターボで400hp のいわゆるダウンサイジングエンジンとなることで、現行のV6 は自然吸気 3.7L だから、ニッサンは 直4 に続いて V6 エンジンもダウンサイジング化を達成することになる。

あれっ? 直4って、メルセデス製じゃあないの? 何て嫌な質問をする奴がいるなぁ。他社からの購入であれ直4エンジンがダウンサイジング化されているのは事実なんっすよ!

さて、こうなるとトヨタがV63.5L をダウンサイジング化するのも時間の問題だろう。

それで、いつものように更に詳しい内容を知りたい読者は下記にて。
http://www.netcarshow.com/infiniti/2014-q50/



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