B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2015/12/20(Sun)
BMW M4 Coupe <5>

コンソール上にはAT セレクター、走行モード切替スイッチ、そして iDrive のコマンドダイヤルが並ぶという点では4シリーズクーペと同様だが、DCT のセレクターはトルコン方式とは全く異なるパターンとなっているのは M5や 旧M3 などと共通している。

ダッシュボード右端はドイツ車ではお馴染みの回転式のライトスイッチがあり、この点では4シリーズクーペ、というよりも他の BMW 各モデルと同様となっている。

 

フロントのセンターコンソールの後端にエアコンのアウトレットを設けるのも4シリーズクーペは元より BMW 各車、いや今や多くのクルマで常識となっている方法だ。

フロントシートの背面にはリアパッセンジャーが操作するバックレストのロック解除レバーとパワーシートを前後させる電動スイッチが設置されていて、リアパッセンジャーは降車の際に自ら簡単に出ることが出来る。

 

パダル類は例によってこれが本当に一千万円超のクルマかと驚くような樹脂製パッドのチャチなヤツが付いている。

M4 に限らないがクルマというものは FMC の度毎に高級化、大型化、高性能化していくもののようで、M4 も今や1,100万円を超えてしまった。一千万円といえば最近の首都圏ならちょっと郊外に行けば3LDK の中古ファミリーマンションが十分に買える価格だから税金対策で経費で落とすならともかく、サラリーマンが自腹で買うことは無いだろう。この辺が超クルマ好きなら頑張って自腹で買うサラリーマンの話も聞く Porsche 911 との違いでもある。




2015/12/18(Fri)
BMW M4 Coupe <4>

ドア自体はベースとなる4シリーズクーペと共通な事からインナートリムも基本的に同じだが、実際にドライバーが触れるアームレストとその周辺にはレザー貼りでステッチも綺麗なパッドを使うなど、十分なコストを掛けている。

念の為にドアハンドル付近を拡大してみると‥‥う〜ん、やっぱり高級だ!

リアーは当然ながらドアはないが、アームレストは付いているし此処にはインテリアトリムも貼ってあったりと、これまた手は掛かっている。とは言えやはり4シリーズクーぺと共通だ。

ここで念の為に4シリーズクーペの内装写真を比較用として貼っておく。インテリアカラーがド派手はレッドとのコンビのためにイメージが少し違うが、よく見れば M4 と同じ物であることが判る。

 

ダッシュボードなども4シリーズクーペと共通で、違いといえばインテリアトリムの材質などで、この思想はドアトリムとも共通している。

センタークラスターのオーディオやエアコンなどのパネル類も4シリーズ、いや3シリーズとも共通だ。

一応こちらも4シリーズクーペの内装を比較用に貼り付けておく。

 

つづく。




2015/12/16(Wed)
BMW M4 Coupe <3>

ボンネットフードを開けると、そこに見えるのは S55B30A型 直6 3.0L ターボエンジンが見える。性能は 431ps/7,300rpm 550N-m/1,850-5,500prm という高出力、高トルクで、この辺は伊達にMを名乗ってはいない。とりわけ最高出力の発生回転数がターボで7,300rpm というのは随分高回転だ。

エンジンを囲んでU字形のカーボンファイバーらしき補強が見えるが、基本的に3シリーズのボディに550N-m のトルクではこのくらいの補強は必要だろう。

タイヤはフロント (写真下) が 225/40ZR18、リアが 275/40R18 というサイズが標準となる。このクラスで18インチというのは寧ろ小さいくらいで、ライバルは19インチクラスが多い。

ブレーキキャリパーは前後ともアルミポーズドで恐らく定番のブレンボ製だろう。ブルーのカラーやMのロゴもしっかり入っている。

セダンベースの2ドア 4シータークーペということで、リアスペースは大人二人が何とか乗ることが出来るが出入りには苦労する。

シートは当然ながらサポートを重視したスポーツシート (Mシートと呼ぶらしい) だが、シート表皮は高級志向でフルレザーとなっている。

ポジションの調整はメモリー付きのパワーシートだが、このスイッチ類は3シリーズなどでもお馴染みのものだ。

シートはヘッドレストとシートが一体になったバックレスト一体型で、M ロゴが誇らしげだ。

つづく。


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