B_Otaku のクルマ日記

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2015/11/30(Mon) Alfa Romeo Giulietta

日本でも一部に熱狂的なファンを有するアルファロメオの最新車種はといえば ジュリエッタ (Giulietta) で、このクルマが日本で発売されたのは2012年だから既に3年が経過しているが、何故か今までこのサイドでは一度も取り上げた事が無かった。

ということで、遅ればせながら (いや遅すぎだろ!) 今回はジュリエッタを取り上げることにする。ジュリエッタは147の後継車種であり大きさとしてはCセグメントに該当し、日本での一番のライバルといえば BMW 1シリーズというところか。そこでこの2車について先ずは諸元を比較してみる。

アウターサイズはジュリエッタが幅方向に僅かに大きいが概ね同サイズとなっている。アルフェッタは2つのエンジンバリエーションがあり、ベースモデルは 1.4L ターボを搭載する Sportiva と高性能バージョンとして 1.75L ターボの Quadrifoglio Verde (クワドリフォリオヴェルデ、四つ葉のクローバ−の意) が日本では販売されている。なお本国では 1.4L120ps とディゼルエンジンも販売されていて、日本版カタログにも 1.4L120ps は Sprint というグレード名で載っているが実際には今現在は販売されていない。

エンジンパワーでは1.4L 170ps の Sportiva に相当するのは1シリーズでは 1.6L177ps の120i (何れもターボ) であり、価格的にはジュリエッタが数十万円程安い設定になっている。そして1.75L 240ps の Quadrifoglio Verde に相当するものは1シリーズには無く、ひとっ飛びに6気筒 3.0ターボ のM135i となってしまい、価格的にも Quadrifoglio Verde より170万円程高く、これではライバルとは成り得ない。

今回の写真は全て高性能版の Quadrifoglio Verde だが、そのスタイルから言ってもやはり147の正常進化版というところだ。

次回からは詳細を写真で紹介する。

つづく。




2015/11/29(Sun)
Lexus RC <4>

フロアーコンソール上にはレクサスではお馴染みの根元にブーツが掛かっていて一見直線式のようだが実はゲート式の AT セレクターや回転式の走行モード切り替えスイッチがある。そしてこれまたレクサスらしいディスプレイと併用する入力装置もあるが、他車がレバー式なのに対して、こちらはタブレットのように指でプレートをなぞる方式となっている。

主要ディバイスを拡大してみると、タブレット入力以外は他のレクサス車と共通に見える。

オーバーヘッドコンソールは最近の傾向で必要最小限のスイッチ類とルームライトが付いているくらいだ。

ペダル類は F SPORT といことで見かけの良いスポーツペダルが付いている。

ところで冒頭で述べたように、このクルマはベースがEセグメントのGSということで、そうなるとBMW では何と6シリーズクーペに相当するわけだが、そこで最後にこれらとのスペックを比較してみることにする。

こうしてみれば レクサス RC に較べて BMW 640ï は明らかにワンサイズ大きい事が判るし、さりとて 435ï と比較すると今度は多少大きめだがホイールベースに限っては4シリーズよりもRCの方が短い。そしてスカイラインクーペと比べると寧ろ近いサイズで、こうしてみると RC のベースとなったGS 自体が Eセグメントと云うには今や小さすぎる感はあるが、現行 GS は2012年発売だからFMCまでには当分あるから当面はこのままだろう。

ところで GS のプラットフォームはといえばトヨタの中型車用N プラットフォームらしいが、これって若しかしてクラウンや同じレクサスでは IS と基本的に同じという事じゃないのか? まあ、その辺の事情などは追々追求していく事にしよう。




2015/11/27(Fri)
Lexus RC <3>

今回はインテリアに目を移すということで、先ずはデカ〜いフロントドアを開けると、欧州車風というか最近のレクサスらしいフロントインテリアが見える。シート形状は左右の張り出しも多めで結構スポーティなものだ。と思ったら実はこの写真は F Sport だった。

リアシートを見ると、まあ当然狭いがそれでも何とか大人2人が乗車して足の置き場を確保出来るギリギリのところか。それでもどうやって此処に乗るんだ?!というようなレクサス SC などに比べれば大いに実用になる。

 

Standerd のシート表皮は L tex という合成皮革で運転席にはシートメモリーも標準装備されるから、このグレードでも充分な満足感がある。なお version L (300hでは64万円高) になるとセミアニリン本皮シートが標準となる。

そして下の写真は F SPORT のために専用のレザー表皮が使われている。

ドアのインナートリムは Lexus に共通した雰囲気のもので、イマイチ高級感が感じられない。この点では寧ろ Infinity (ニッサン) の方が優っているような気もする。

それでも拡大してみればパッド類は人工皮革?で覆われて白いステッチも使われているなど車格なりの高級感はあるのだが、ドア全体で見ると何となくイマイチなのは何故だろうか?

ダッシュボードは天板が2段になっている Lexus 独特のものでIS も同じような構成になっている。

 

センタークラスターのエアコンアウトレット、アナログ時計、そしてエアコンやオーディオの操作パネルに至るまで IS と共通化されている。

 

つづく。


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