B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2015/12/3(Thu)
Alfa Romeo Giulietta <4>

今回はインテリア編の2回目として、先ずはフロントインテリアから。

ダッシュボードやセンタークラスターのデザインもシートやインナートリム同様に結構地味だ。

上の写真では2DIN スペースがオーディオレスとなっていたが、左下の写真ではオーディオ一体型ナビを組み込んでいる。

エンジンの始動は今時珍しいステアリングコラム側面に金属キーを差し込んで撚るタイプだ。

 

フロアコンソールにはAT セレクター、その前方にはモード切替スイッチ (写真左下) 、後方にはパーキングブレーキレバーとカップホルダー (写真右下) が配置されている。

 

ミッションはDCT タイプということもあり当然ながらステアリングホイールにはマニュアルシフト用のパドルスイッチが付いている。

メーター自身はアルファらしいデザインのものが使われている。メーターの数字も独特な書体が使われて、この点ではイタリアンテイストに浸れる。

高性能モデルということもあり、標準でアルミポーツペダルが採用されているが、このペダルデザインもちょっと違う。

フロントセンターコンソールの後方には最近のクルマでは定番の後席用エアアウトレットが組み込まれている。

ということで ジュリエッタの内外装を見てきたが、肝心の走りについては近日公開予定の試乗記にて。

乞うご期待!




2015/12/2(Wed)
Alfa Romeo Giulietta <3>

今回からはインテリアに目を移すということで、例によってドアを開けて車外から内部を眺めて見れべは、アルファロメオ = イタリア車 = ド派手な内装というイメージとは程遠く、一見すればドイツ車や日本車と大きく変わらないようにも見える。

しかし写真のクルマは内装色がブラックということで地味に見えるのかもしれない。と考えてカタログを調べてみると他に2種類のカラーがあり、一つはレッドだがこれはエンジ色に近い黒っぽい赤だし、もう一つのナチュラルという色は濃い目の茶色と言う具合で、以前のようなド派手なカラーは無かったが、まあこれはあくまで日本向けでありイタリア国内向けについては定かではない。

まあそれでも、シートのステッチは白とブルーの2色だったり、ヘッドレストの形状はイタリアらしくスタイリッシュで下部には Giulietta のロゴも入っている。

標準のシート表皮はレザー (たぶん人工皮革) / アルカンターラのコンビとなる。

シート調整は手動式で、バックレストの調整は写真ではセンターピラーに隠れて見えない位置にあるダイヤル式を使用する。

ドアのインナートリムも地味だし、高級感も感じられない。

インナートリムを拡大してみると樹脂製品の表面の質感が良くない。イタリアの射出成形技術はどうもイマイチのようだ。

次回は残るダッシュボードやコンソールを見る事にする。

つづく。




2015/12/1(Wed)
Alfa Romeo Giulietta <2>

今回も例によってエクステリアとエンジン及びブレーキを眺めてみる。

フロントビューはもう誰が見てもアルファロメオでその最大の原因はやっぱり盾型グリルだが、意外にもこれは戦後から使用されているもので、戦前の超高級車時代には使用していなかった。そうは言っても既に70年間の伝統を持つグリルだからアイデンティティは抜群だ。

ひと目で判るフロントに比べればリアにはこれぞアルファ!という程の特徴はない。

サイドから見ると‥‥まあ普通の2ボックスと言うところで、イタリアンなホイール以外はアルファっぽいところは見当たらない。と思ったら、あった、あった。リアドアのノブが見当たらないのは最近の伝統どおりだった。

FWDということもあり、リアーラッゲージスペースはアウターサイズの割には決して狭くはない。

アルファの高性能車といえばマニアならば眺めているだけでも幸せになれるような凝ったエンジンの外観だったが、それも既に10年以上前に絶滅している。それでも何とかそんな雰囲気を出そうという事だろうか、カバーの一部を派手なレッドに塗装してそこに白い Alfa Romeo のロゴを付けている。

エンジンの搭載位置はサスタワーよりも完全に前方だから、アクスルより前のフロントオーバーハングに載っかっている事になる。重量配分悪そ〜っ!

ホイールデザインはイタリアンなデザインで如何にもアルファらしい。タイヤは 225/40R18 と意外にも常識的なサイズを使用している。

フロントには Alfa Romeo のロゴの入った真っ赤なブレンボ製オポーズドキャリパーが採用されている。それに比べるとリアは小さくてショボい片押しキャリパーだが、エンジン搭載位置を見ても判るようにフロントの負荷が大きく、それに対してリアは極端に負荷が少ないという事が判る。

次回はインテリアをレポートする。

つづく


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