メルセデス C クラスといえば BMW 3シリーズのライバルであるDセグメントセダンであり、現行モデルは約1年前に FMC され W205 となったが、それから約1年が経過して派生モデルであるクーペが発表された。

メルセデスのクルマはどちらかとえば質実剛健イメージで、ライバルのBMWがお洒落なイメージであるのと対象的だが、最近はむしろメスセデスのほうが優雅なラインのクルマが増えてきて、今度のCクラスクーペも BMW 4シリーズクーペよりもよりクーペらしいフォルムに包まれている‥‥と感じるが。

内装についても如何にも高級そうに見えるが、まあこれは可成りの上級グレードの写真だろうから、ベースグレードは果たしてどんなものなのだろうか？

更に詳しい内容を知りたい読者は下記にて。
http://www.netcarshow.com/mercedes-benz/2017-c-class_coupe/

フォルクスワーゲンは既報のようにティーゼル車に不正なエンジン制御プログラムを仕込み公害規制をパスしていたが、今度はガソリンエンジンでも同様の不正が発覚した。ということで、この先は特別編とする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓 (最近チョイとネタ切れだが) があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

ダッシュボートは BMW らしいといえば言えるが、しかし従来のモデルとはチョイと違う。2シリーズアクティブツアラーとなら似ているが、やはり少し違う。

オーティオおよびエアコンのユニットは１シリーズと２シリーズに共通だが、X1と Activ Tourer ではセンタークラスター上の配置が異なっている。

オーバーヘッドコンソールは簡潔なもので、これまたアクティブツアラーと同じだ。

そしてフロアーコンソール上には AT セレクターやモード切替スイッチ、iDrive のコマンドダイヤル、そして電気式パーキングブレーキスイッチなど、BMW ではお馴染みの機器類が並んでいる。ただしコンソール上の配置はアクティブツアラーとは異なっている。

スタートボタンは位置、形ともにアクティブツアラーと同じだし、インパネ右端のあるライトスイッチもユニット自体はこれまたアクティブツアラーと全く同じモノを使用しているように見える。

コンソールの後端には後席用エアコンのエアアウトレットがあるのも BMW の定番だが、その上にあるフロント用アームレストはチョッと位置が高めだが、その分前方に大きく傾斜している。

メータークラスター内もアクティブツアラーと共通化されている。

ここまで共通化されているという事は、ステアリングホイールだって共通なのは当然だ。

さてこのニュー X1 だが、発表日にはディーラーには多くの訪問者が訪れたし、先代同様に国産車からの乗り換えを検討しているユーザーも多いだろう。そんな情況だからさぞかし多くのオーダーを抱えているかと思いきや、今現在では中間モデルの xDrive20i しか販売していないことから全く予約が取れず、ベースモデルである sDrive18i が発売されないと本格的な商売は始まらないという事だ。

スタンダードモデル同士で比較すると sDrive18i の385万円に対して xDrive20i は473万円とその差は約90万円にも及ぶから、確かにこの際チョイと頑張って20i にしようか、と云う訳にもいかないだろう。

さてこの xDrive20i については既に試乗済なので近日中に試乗記を発表する予定だ。

乞うご期待！

室内の眺めは何時ものBMWとチョイと違うように感じるのはシートの座面が平で、しかもサイドのレザーの部分が先端まで回り込んでＵ字型になっていることが原因のようだ。まあ、これは趣味の問題だが‥‥。なお、インテリアの写真には中間グレードの xLine を使用している。

シート表皮はクロストラッククロス／レザーのコンビシートということだが、そのレザーが本皮なのか人工皮革なのかはカタログにも書いてない。なおオプションでダコタレザーシートも選べる。

シートの調整は全て手動式となっているがオプションでメモリー付き電動シートも装着できる。

フロントドアのインナートリムは xLine でも結構質感が高く肘の当たる部分のパッドにはステッチの入ったレザーが使われている。

上の写真の一部を拡大してみると、アームレストはパッドにはなっているがレザーやステッチなどは弾性樹脂のフェイクのようだ。

リアドアもフロントに準拠したものが使われている。

ここまでのところでは、BMW らしさもあり充分に納得できるインテリア‥‥と言っても良いだろう。

つづく。