B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


2015年2月24〜28日
2015/2/27(Fri)
86のライバルって?

前回はマスタングの試乗記を機に、このクラスの2ドアクーペの現状を調べてみたが、今回は以前から気になっていた 86 クラスの2ドア RWDクーペの実態を調べてみる事にする。

マスタングの時も感じたことだが、最近は以前のように明確なセグメント分けが難しくなってきたが、それでも 86 は一応Cセグメントと言う事になる。このクラスの RWD ( FR ) クーペを探してみたが、何よりCセグメントの RWD 車自体が今では希少になっている現実を踏まえば、そう簡単には見つかりそうもない事は判る。

そんな状況でRWD といえばBMWだし、C セグメントで RWD の1シリーズは貴重であり、そのクーペ版の2シリーズクーペが思い浮かぶが、最近のBMW は凄まじいまでの車種展開でラインナップを増やしていて、その中で同じ2シリーズとはいうもののFWD のアクティブツアラー (BMW 218i Active Turer試乗記参照) や極最近にはグランツアラー (2月15日の日記参照) などが追加され、もしかしてたら次期1シリーズも FWD となってしまうのではないか、何ていう心配もあるが、取り敢えずは心配無さそうだ。

 

他メーカーはといえばメルセデスの場合はCセグメントの A および B クラスは最初から FWD を採用しているし、アウディーはDセグメントの A4 でさえ FWD ベースなのだから話の外だし、国産車といえばニッサンはその昔にシルビア (と兄弟車の180) が存在したが今は無い。ホンダは以前からスポーツモデルのタイプ R といってもシビック等すべて元々 FWD だし、マツダは貴重なロータリースポーツクーペである RX-8 が存在したが既に生産が中止されている。

実は RWD スポーツセダンということでは、もう一つ思いあたる車種がある。それはヒュンダイ ジェネシスクーペで、実は 86 が未だ発売される前には国産で2.0ターボクラスのクルマがなく、新たにドリフト競技車を仕立てるベースが無かったこともあり、あくまでドリフト競技用マシンのベースとしてジェネシスクーペの並行輸入を行っていたが、86 が発売されている現在では新車の輸入は行っていないようでもある。そのジェネシスクーペだが、サイズを米国サイトで調べてみたらば全長4,630 x 全幅1,864 x 全高1,384o、ホイールベース2,819 o で、これはスカイラインクーペとほぼ同じだから 86 とはクラスが違うことになる。

それでは米国のサイトで86 のライバルは何なのかと調べてみたらば何と‥‥
 Subaru BRZ だそうだ。
まあそれは間違いないが‥‥。





2015/2/26(Thu)
マスタングのライバルって?

只今試乗記掲載真っ最中のマスタングは、言ってみればEセグメントの2ドアクーペであり、この日記でも諸元比較に BMW 6シリーズを取り上げてみたが、それ以外のメーカーはどうなっているのだろうか?

欧州車の場合、この手のクーペは以前であればセダンのバリエーション、すなわちBMW 6リシーズならば5シリーズの2ドアクーペバージョンとなっていたのだが、最近はメルセデスのように E クラスクーペはあるが、実はこれ、名前の通りにEクラスセダンをベースにしたものではなく、C クラスをベースにしている。そしてアウディはといえば、Eセグメントの A6 にはクーペは無くて、A6 と A8 の中間サイズである A7 にクーペが存在するなど、何やら複雑な状況とはなっている。

それでは国産の同クラスな無いのかといえば‥‥残念ながら無い!
‥‥と、思っていたのだが、EクラスクーペがC クラスの流用ということは、スカイラインクーペだってライバルと言う事になる。そこで、これらを一覧表にしてみた。ただし、マスタングは昨年末に取りあえず発売された新型の数値を使用した。" 取りあえず " というのは現在発売中のモデルは左ハンドルで、近々本命の右ハンドルが出るまでの繋ぎ的存在だからだ。

このクラスになると四車四様というか、それぞれにコンセプトが異なっている。それにしても、マスタングがEセグメントに相当すると思っていたのは1,900o を超える全幅のためで、ホイールベースで見ればDセグメントよりも短いくらいだった。

エンジンを見るとスカイラインのみがダウンサイジングの波に乗り遅れた旧タイプV6 エンジンを使用しているが、既にセダンは FMC により4気筒ターボとなっているが、クーペは未だ旧タイプを継続販売しているのが理由だ。しかし、旧タイプとはいえスカイラインの333psはある面魅力はある。

価格的にはマスタングとスカイラインでは殆ど価格帯が被っている。ということは、マスタングのライバルはスカイライン、ということだろうか?




2015/2/25(Wed)
HONDA JADE

昨年末にホンダが発売したブランニューモデルはハイブリッドセダンだったが、今度はジェードというこれまたハイブリッド専用車が先日発売された。

ジェイドは2×3列の6人乗りで、カテゴリーとしてはミニバンに入るようだ。先ずはクルマのイメージを掴むためにホンダのウェブサイトの写真を転載しておく。

エクステリアはミニバンというよりもステーションワゴンという感じだ。

そしてインテリアは、ハイブリッド車らしく結構先進的なデザインとなっている。

一見ステーションワゴンのジェイドも、リアパッセンジャールームを覗けばちゃあんとサードシートが付いている。

それではジェイドと共に先に発売されたグレイスと少しサイズは小さいがハイブリッドもラインナップされて売れ行き抜群のフィット、そして底床ミニバンの先輩であるオデッセイの諸元を比較してみる。

ジェイドのアウターサイズはオデッセイよりもワンサイズ小さく、大きくなり過ぎがオデッセイに代わって今後主流とクルマ、と書いて気が付いたが、オデッセイは既に過去の車となっていたっけ。

それでジェイドのパワートレインを見ると基本的にはグレイスやフィットと同じものだが、エンジンのチューニングが違うようで、最高出力・最大トルクともにジェイドが上回っている。それにしても明らかにカテゴリーの違うフィットと同じエンジンの使い回しというのも、チョいと気にはなるが。

価格的にはバカデカいドンガラのオデッセイと比べて大して変らないのは、ジェイドがハイブリッドなのに対してオデッセイはガソリンエンジン車というのが原因だが、そのしわ寄せは燃費の違いに表れている。まあ、燃費という面ではジェイドも決して良くないのはグレイスやフィットの車重が1,100s代であるのに比べてジェイドは1,500s代と重いのが原因だし、重い分をエンジンのチューンナップでカバーしようとすれば燃費も増えてしまうという悪循環だろうか。

それにしても、相変わらずホンダは上手い (旨い) 商売を考えるものだ。

でもねえ、これが300万円ねぇ‥‥。




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