B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


2014年11月24〜30日
2014/11/30(Sun)
ホンダ車のリコール

このところホンダ車のリコールがたて続けに発生しているが、これは内容的に危険な発言をしそうなので時期的に少し早いが特別編とする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2014/11/28(Fri)
New DEMIO<2>

デミオのリアラッゲージスペースはBセグハッチバックなりの広さ (狭さ) であり、特にトノカバーを付けていると高さ方向も規制されてしまい、大したものは積めない。

それでもリアシートのバックレストを前に倒せば、結構長いものも積めるのはこの手のハッチバックに共通のものだから、大型テレビでも運べそうだ。えっ、今は液晶の時代で大型のブラウン管テレビなんて無いだろう、ってあ? いや、だから、古い大型テレビを廃棄処分するためにこちらから処分場に持ち込むためですよぉ。何しろ資源のリサイクルとかいって、結局は市役所のごみ収集が扱わないことになり廃棄したくてもどうにもならない、なんていうのが実情だから‥‥。

倒したリアシートのバックレスは多少の段が付くが、まあ我慢ができる程度には平らになる。
そのリアシートは3人分のヘッドレストが備わっているのは立派! でも、このクルマのリアに3人乗るのもシンドそうだが。

 

ボンネットカバーを開けるとダンパーによりそのまま開いた位置を保持する、なんてことは無いのでロッドを立てて固定する。1.5L ターボディーゼルの本体と補機類はエンジンルーム内にぎっしりと詰まっている。

ガソリン 1.3Lの ”13” のエンジンルーム内はXDと全く異なっている (写真右下) 。
エンジンのトップカバーにはクロームメッキされた ”SKYACTIV TECHNOLOGY” のロゴとマツダのマークが付いている。

 

標準装備のタイヤは XD の場合、ベースグレードが 185/65R15、"Touring" が 185/60R16 で、何れもアルミホイールが装着される。1.3L では全てが 185/65R15 だが、"13S L Package" ではXDと同じアルミホイールとなり、その他はスチールホイール + ホイールキャップが標準となる。

ブレーキはフロントがベンチレーテッドディスクだが、リアはドラムブレーキとなる。まあ、車重が1トン程度の1.3L ならば全く問題ないだろうが、1.1トンの XD には心情的にリアにもディスクブレーキが欲しいような気もする。あれっ? 1.3L と100kgしか違わないのに何で XD にはリアディスクが欲しいんだ? と思うだろうが、だ~か~らぁ~、心情的にと書いたでしょうに。というか、何故そういう気持ちになるかは試乗記で説明するので、それまでお預けっ!
とはいえ同じBセグハッチバックでもVW ポロはリアにもディスクブレーキが奢られている。もしかするとデミオも欧州仕様は4輪ディスク? ということも無いだろうが‥‥。

次回につづく。




2014/11/27(Thu)
New DEMIO

前回、タイ向けに MAZDA 2 のセダンが発表された事を紹介したが、MAZDA 2 = デミオというところでふと思い出したのが国内向けの新型デミオだった。8月に生産試作車とはいえ市販品とほぼ同じクルマを紹介しているが、この時点では販売日程は未だ決まっていなかったために、秋頃に発売というアバウトな情報だったが、実はその後、メルセデス 新型Cクラスの話題で忙しくデミオのことはすっかり忘れていた。それが前回の日記でふと思い出したという訳だ。

それで調べてみたらば既に9月に発売されていて、各ディーラーには展示車も試乗車も用意されている状況だった。てな事情により急遽新型デミオを取り上げることにした。

先ずは新型デミオのスペックをまとめるが、ライバルとしては同じ国産 B セグメントの中からスポーツモデルを選んでみた。何でスポーツモデルかといえばデミオにはMTの設定があり、しかも話題の1.5Lディーゼルはパワーは兎も角、トルクにおいてはMT車で最大220N・m というガソリンNAでいえば 2.2L 並みだから、これはスポーツモデルと思っても良いかもしれない、と考えたからだ。

それでライバルとして選んだのは、先ずはニッサン マーチ NISMO S で、このクルマはオーテックが市販のマーチをベースに改造したコンプリートカーであり改造申請による持ち込み登録となる、いわゆるマル改だ。エンジンはニッサン標準の1.5Lという極普通の L15B を多少チューンナップしたものだが、チューンナップは極々おとなしく、動力性能的には大したことはない。しかもミッションは 5MT であり、ライバルが何れも 6MT を採用している事を考えれば、チョイと見劣りするのも事実だ。

次にフィット RS については、ホンダらしく1.5L NAエンジンは同じ排気量のマーチ NISOMO S よりもパワーでは14%程勝る。そしてスイフト スポーツ、通称スイスポはこのクラスでは最もスポーツ度の高い定番ホットハッチであり、今回の比較車では最も排気量の大きい1.6L NAエンジンを搭載している。

それで本題のデミオはといえば、エンジンバリエーションは1.3LガソリンのSKYACTV-Gの ”13” と1.5L ターボディーゼルのSKYACTV-Dを搭載した ”XD" (クロスディーと読む) の2種類で、1.3L は流行りのターボではなく自然吸気だから性能的には見るべきものはない。ということは今回のハイライトは XD ということになる。

今回の写真に登場するクルマはXDの中間グレードである "XD Touring" で価格は194.4万円であり、その上には "XD Touring L Package" というモデルがあって、価格は199.8万円となる。えっ? 中間グレードと最上級グレードの差がたったの5.4万円?? 確かに L Package なんていうからには20~30 万円くらいは高いのかと思ったが‥‥。

スタイルは一連のマツダ車に共通するもので、五角形のグリルを突き出したアグレッシブなスタイルで、Bセグメントハッチバックということもあり、欧州 (の安物) 車の雰囲気に満ちている。

 

このところ何故かマツダねたが多くて、格差社会の勝利者であるM5や911クラスのオーナーからすれば「もういい加減にしろよ」ということろだろうが、まあそう言わずに下々のクルマの知識を得るのも悪くないでしょう。そんなことも考慮して、このデミオの連載は間に他の記事なんかを挟んでノンビリとやっていこうと思う。 

つづく。




2014/11/26(Wed) Scion iM Concept (2014)

ロスアンゼルスモーターショーに展示された Scion iM Concept 。Scion (サイオン) は、トヨタが2003年から北米(アメリカとカナダ)で展開しているブランドで、クール&スタイリッシュを志向して、若年層をターゲットとしている、ということだ。

それにしても、この iM Concept、日本のヤンキーも喜びそうな何とも下品な出で立ちが興味をそそる。

このメッチャ低い車高ではちょとした段差でバンバーをぶっ壊しそうだ。リアバンパー下端のクローム部品なんて趣味の悪さ全開で実にそれらしいのが ”良い味” を出している。
プレスリリースでは「今日の18-34歳の消費者の多くは、より独立性と少ない可処分所得でも車両の選択における楽しさと感性大切にしています。」みたいな事を言っているが、ハッキリ言えば所得や学歴の決して高くない階層が喜びそうなクルマということか。

しかし、フロントキャリパーは4ピストン付き穴あきローターで、高さの調整可能なレーシングサスペンション、いわゆるシャコ調と大型の19インチ鍛造アルミホイール付きのタイヤはこれまたツライチとなるなど決して見かけだけではなく、これを日本で売ったら一部の階層は挙って買いそうだ。それで米国価格は2万ドルというから、円安の現在でさえ200万円代前半であり、やっぱり米国はクルマが安い!

しかし、これはメーカー製のコンプリートカーだから、こんなのを出されたんじゃあ街の改造ショップはお手上げだ。

なお、オリジナルの写真と記事は下記を参照願いたい。
http://www.netcarshow.com/scion/2014-im_concept/




2014/11/24(Mon) Mazda 2 Sedan

全開のマツダの CX-3に引き続き、もう一つマツダネタをやってみる。え~っ、またマツダぁ、南庭っている読者はいないだろうね?

実は CX-3に関する情報を調べるためにマツダのサイトでプレスリリースを調べていたらば、偶然目にしたのが Mazda 2 セダンに関するもので、Mazda 2 ということはデミオのセダンということだ。

しかし、欧州のサイトを見てもそんな話は無いので変だと思ったらば、11月28日から開催される「タイ国際モーターエキスポ2014」でワールドプレミアされるそうで、要するにタイを始めとした新興国向けだろう。そりゃあそうで、先進国ではBセグメントのセダンなんて誰も欲しがらないが、新興国ではクルマは超贅沢品だから、Bセグだって立派なセダンが好まれるということだ。

今の日本ではハッチバックという形状を普通に受け入れる人が多いと思うが、例えば韓国では小型ハッチバックなんて全く売れないそうだ。そういえば、中国の小型車もセダンが主流だった。逆に今の日本ではBセグのセダンは全く売れず、以前トヨタがベルタ (ヴィッツのセダン) で、ホンダがフィット (アリア) でそれぞれBセグセダンを国内販売していたこともあるが、結局売れなくて今は販売されていない。

なお、タイのショーにはこの Mazda 2 セダンと共に Mazda 2 ハッチバックも展示され、エンジンはいずれもSKYACTIV-D15というから、要するにディーゼルエンジン搭載車で、ということはガソリン車は販売しないのだろうか?

なお、Mazda 2 Sedanのプレスリリースは下記を参照願いたい。
http://www.mazda.com/jp/publicity/release/2014/201411/141121a.html




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