B_Otaku のクルマ日記

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2014年2月24〜28日

2014/2/28(Fri)
輸入小型SUV<5>

最後はルノーの新しい小型SUVで、初回の表ではZENNと書いたが、その後調べたらCAPTUR(キャプチャー)というのが車名で、日本では2月27日に発売となった。あれっ?それって昨日発売ということじゃないか!なんてわざとらしい事を書いてしまった(汗)

このキャプチャーは前回のプジョー2008同様にSUVとしての専用ボディを持っていて、スタイルは2008以上にSUVっぽい。

このクルマのプラットフォームは何とルノーグループのニッサン ジュークと共通だった。ということはジュークの兄弟車?

それでキャプチャーのスリーサイズ、全長 4,125 x 全幅 1,789 x 全高 1,565mmはジュークの全長 4,135 x 全幅 1,765 x 全高 1,605mmに比べて多少に違いはあるものの、概ね同寸法となっている。しかし、そんなことよりも、両車のエクルテリアを比べてみると

 

確かに兄弟だけ合って、似ている。

そしてインテリアは‥‥

 

ジュークとは違いフランス的なデザイン感覚、とまでは言わないが、とにかくジュークとは違うのだが、ジュークのインテリアだって日本車離れしたセンスで決して悪くない。

なお、詳細はこちらにて↓。
http://www.netcarshow.com/renault/2014-captur/

キャプチャーの価格はZENが249.8万円、INTENSが259.8万円であり、ベースになったジュークが1.5Lの場合168.9〜211.7万円だから、やっぱり割高だ。

ということで、輸入コンパクトSUVの本命はといえば、プジョー2008かルノーキャプチャーということか。これらは発売されたばかりなので、未だ試乗車の用意などはないようだが、機会があれば試乗してみようと持っている。とはいえ、プジョーのディーラーは少ないし、ルノーは更に少ないので、まあ期待しないで待っていてもらおうか。




2014/2/27(Thu)
輸入小型SUV<4>

ミニ クロスオーバーとクロスポロが何れも単なる実用ハッチバックの車高をチョイと上げて、それらしいエクステリアに成るようなパーツを後付したような、SUVという程のものではなかったのに比べると、今回のプジョー 2008は写真のようにSUVらしい専用ボディを持っているから、前2車に比べれば少しは違うタイプのクルマを買ったという満足感はあるだろう。

ベースとなる208とは全く異なるボディで、全体のフォルムも誰が見てもSUVだ。

そしてインテリアは‥‥

これまたプジョーらしく、おフランステイスト一杯だから、お洒落なブランドマダムも大喜び。これなら奥方の稟議も通り易いことは間違いなし。夜間照明されたインパネなんて、独特のセンスを堪能できる。えっ? 派手なブルーの照明なんて国産車と変わらない、って? そっ、それを言っちゃあ、お終ぇよ。

なお、詳細はこちらにて↓。
http://www.netcarshow.com/peugeot/2014-2008/

初回の一覧表のようにエンジンは3気筒1.2L 82ps 12.0kgf・mと非力だが、全幅1,740oと5ナンバー枠から40oハミ出しただけで車両重量も1,140kgと軽量だし、何より価格が200万円代の中頃(246万円)というのも買い易く、チョットした国産車とかち合う価格帯だ。

と、結構褒めてしまったが、前回の2車があまりにも普通すぎたので、それと対比してSUVテイストで上回る、要するに今回の趣旨に合っているということだ。しかしながら4WDがラインナップされていないことや、82psという非力なエンジンなど、気になることは多々ある。このクルマ、実は販売開始されたばかりで、近所のディーラー、もとい、多少遠くても行く気になる範囲内のディーラーには試乗車は勿論展示車も未だ用意されていないようだった。

つづく。




2014/2/26(Wed)
輸入小型SUV<3>

前回のミニ クロスオーバーに引き続きフォルクスワーゲンのポロをベースにしたクロスポロを紹介する。

これもポロをベースにSUV風に仕立てたもの。

ボディサイド下端をグレーにしたり、車高を多少上げたりはしているが、SUVという程でもない。

室内は当然そのまんまPOLOだった。

下の写真は”普通”のPOLOで、CROSS POLOとの違いはそれ程大きくない。

なお、詳細はこちらにて↓。
http://www.netcarshow.com/volkswagen/2011-crosspolo/

何やら前回のミニ クロスオーバー以上に普通っぽい。
雪道でも威力を発揮する欧州製小型SUV探しの路は予想どおり険しいようだ。

つづく。




2014/2/25(Tue)
輸入小型SUV<2>

それでは前回の概要に引き続き、今回は各車を見ていく事にする。

先ずはミニ クロスオーバーだが、じつはこの名称は日本向けのもので、欧州ではミニ カントリーマン(Mini Countryman)という名称になっている。従って、下の写真は全て欧州向けカントリーマンの公式写真のために日本向とは多少の違いがあるかも知れない。

カントリーマンはベースのミニよりもホイールベースが長い。

 

前回の概要でミニ クロスオーバーには4WDが設定されていると書いたが、下の写真は欧州向けのMini Countryman Cooper ALL4 という、要するに4WDモデルだ。

インテリアはミニ丸出しというか、センタークラスター上部にある巨大な速度計や、トグルスイッチなどの独特の操作系など、ミニファンにはたまらないだろうが、その他のユーザーからすれば逆にあれがネックとなって購入に至らない、なんてこともありそうだ。

なお、詳細はこちらにて↓。
http://www.netcarshow.com/mini/2013-countryman/

このクルマはSUVというよりも、少しアウトドア嗜好の4ドア版ミニという程度だが、それでも4WDならば間違いなく走破性はある程度期待できるし、2WDでも最低地上高が高ければ先日の大雪のようにある程度積もってしまったために車高の低い車ではボディ下面が雪に接してしまう、いわゆる亀の子状態になる可能性は少なくなる。

とはいえ、ミニはミニだから、この個性をどう受け止めるかだろう。

つづく。




2014/2/24(Mon)
輸入小型SUV

先日の大雪のような事態になると、立ち往生している乗用車を尻目に悠々と走るSUVが妙に頼りがいがあるように見えて「やっぱ次はSUVっすかね」なんて事になる。

20年ほど前の4WDブームの時は、普通の市民がランクルやサファリなんていう田舎の消防や警察が使うようなクルマに乗っていた時期もあったが、幾ら走破性があるとはいえあの手はバカでかくて重くて、しかも排気量が大きく維持費が掛かるというシロモノだったために、やがて主流はもっとライトデューティーな乗用車ベースのもの、すわなちSUVと呼ばれるクルマに置き換わっていった。それゃあ本物のオフロード車に比べれば走破性は劣るとはいえ、都会の雪路などなら乗用車に比べて充分な走破力があるから、前述のような大雪などでも結構頼りになる。

ところで、このサイトの読者の多くを占める輸入車ファンからすれば、SUVも確かに魅力はあるが、BMW X5、いやX3でも価格は457万円からで、もう一つ落としてX1でも367万円からと、やっぱり400万円近い価格となり。これでは3シリーズオーナーの買い替えなら良いとしても、輸入車ファンでもVWやプジョーなどの主力車である300万円以下のクルマのオーナーの場合は予算的に厳しくなってしまう。そうはいっても欧州テイストにドップリ浸ったプジョーオーナーがRAV4(215万円より)やCR-V(250万円から)で満足できるかといえば、それはムリだろう。となると、300万円以下で欧州製SUVはといえば‥‥正直言ってその分野にはチョッと疎いので直ぐには思い当たらないために、急遽調べてみた。

結局300万円以下の欧州製SUVを調べた結果は以下の4車種で何れも既存モデルの派生的な車だが、それはしかたないだろう。

結局SUVというよりも小型ハッチバックベースのクロスオーバーというようなクルマばかりで、駆動方式は何とFFだった。唯一の例外でミニには4WDモデルもラインナップされているが、これだと300万円を越してしまい、その価格帯なら他にも選択肢がある、とうことになってしまう。

そうは言っても乗りかかった船ということで、次回はもう少し詳しく各車をみてみよう。




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