B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)



2013年12月24〜31日

2013/12/31(Tue)
いよいよ大晦日

さ〜て、今日は大晦日。そこで、一年を振り返る‥‥‥‥という時間もないので、12月の出来事を思い出してみれば何故か例年、12月の末に新型車が発売さたりする。今年はニッサン エクストレイルが16日に正式発売されたが、各ディーラーでのお披露目は年末の準備でバタバタしている21日前後であり、これでは現車を見に行っても落ち着いて見てもいられないだろう、ということで結局来年になってからユックリ見てみようと思っている。

そして、もう一台がスズキの新型自動車でオフロードタイプの”ハスラー”だ。このクルマは今年の東京モーターショーに殆ど生産型と思われる車両が大々的に展示されていたから驚くことも無いが、それにしても発売自体を知らないユーザーが多いのではないか。

ところで、このハスラーという名前は、読者が若かりし頃にオフロードバイクとして有名だったのを覚えているだろうか。えっ、俺はそんな年じゃあ無いって? このハスラーは全車2ストローク単気筒エンジン、通称タンコロとか呼ばれていたエンジンで、1969年の発売時はTS250という250ccのオフロードタイプで、その後にはTS400というモデルもあったが、400ccの単気筒というのも凄いものがある。

ところで、来年の目玉はと考えれば、これはやはりメルセデス Cクラスのフルモデルチェンジだろう。3シリーズとともにサラリーマンのユーザーの多いクラスだから、このHPの読者の多くが可成りの興味を持っていることと思う。な〜んて、期待させるような事を言ってしまって、これぁ、責任重大になってしまった。えっ? 公約を反故にするのは日本の政治家もやっていることだから‥‥って。まあ、そうもいかないでしょう。

ということで、来年も よ ろ し く 。




2013/12/30(Mon)
今年もあと2日

何やら時間の進み方がドンドンと速くなっているように感じるのは、単に年をとったからなのだろうか? もしかしたら、宇宙全体の時間が速くなっているとか、そんなことがあるかどうかは判らないが、とにかくそう長くない余生なのにこんなに加速がついたらば、あっという間に人生の終焉に達してしまいそうだが、まあ、そうは言っても何時かは来ることなので、それまではクルマは勿論、その他にも好きなことに没頭して、人生を楽しもうかと思っているけれど、これまた中々そうはいかないのが現実だ。

それで、少しは世の中のことを見渡してみれば、何やらその昔に親から聞いた第二次大戦前夜の状況に似ているように感じるのは自分だけだろうか。そして、何よりも日本が大変な危機に直面しているのは、例の福島第一原発事故で、炉内にあった核燃料が溶け落ちて格納容器どころか建屋の床のコンクリートまで達して、その後はどうなったのかさえ判らず、まあたぶん地中に向かって沈んでいるのだろうとは想像するが、本当のところは判らないという、もうマトモに考えたら日本の将来はどうなるんだろう、という状況だ。その割には自分を含めて危機感が全く無いのは困ったものだが、下手に心配すると余計に免疫力が落ちて内部被曝の影響をモロに受けると困るので、やはりここは脳天気に暮らすのが良さそうだ。

話をクルマに関するものに戻すと、最近の話だが、警察庁が速度取り締まりの方針を変えて、今までの幹線道路のネズミ捕りから、生活道路での取り締まりへと方向転換するということだ。その方針は実にマトモで、シロアリ官僚だらけの今の日本の状況では、むしろマトモ過ぎて何か裏があるんじゃあないか、何て思いたくなってしまう。そして、方針が変わった理由は欧州のトレンドに合わせて、日本も時代遅れ取り締まりから脱却するということらしいが、もしかして日本の道路の制限速度が低いのは高速性能の悪い日本車を有利にするための非関税障壁だ、とか言われたのかもしれない。良いねぇ。ついでに第2東名の制限速度を150q/hに上げないど、非関税障壁への報復としてECでは日本車に100%の関税をかける、とか脅かしてくれると嬉しいのだが。

さ〜て、来年はどういう年になるか。このサイトも既に数年以上続けているが、これは生来移り気な自分としては驚異的に長続きしていることになり、果たして何時まで続けていけるか? 

とか、まあ、この期に及んでクルマ情報というのもシラケるかと考えて、思い立つことを書き綴ってみたが、さて明日は、どうしよう。




2013/12/29(Sun)
MAZDA New AXELA<4>

今回は最終回としてインテリアの詳細部分について紹介する。

インパネは一番高い位置にディスプレイを配置して、運転中の視線移動を最小限にするという、最近の欧州車のトレンドを採用している。

エアコンは業務用の15Cを除いてオートエアコンが標準となる。なお、CD/DVDプレーヤーは全てオプションだが後付が出来ないために、普通はラインオプションが当たり前というところだ。

ナビはオプションとなるがディスプレイは15Cを除いて標準装着され、コンソール上のコントローラでオーディオその他のコントロールを行う、言ってみればマツダのiDriveというところか。そして、ディスプレイが付いているから一見ナビが標準のように見えるが、実はオプションというのもBMW 1シリーズと同じ発想だ。

エンジンスタート(ハイブリッドはパワーON)はプッシュボタンを使用するのは当然だ。そしてインパネ右端は欧州車ならば回転式のライトスイッチなどが付くが、アクセラでは大したスイッチもないというのも日本車らしい。

ATセレクターはガソリンエンジン車がティプトロタイプの直線式で、Dから横に動かしてマニュアルモードという一般的なものだが、ハイブリッド車では電子式となり、そのパターンもプリウスと同じなのはハイブリッドユニットをトヨタから購入しているからだろう。

そして手前にはディスプレイへの入力用のダイヤルと押しボタンを組み合わせたBMWのiDriveによく似た装置、すなわち前述の ”マツダのiDrive” が付いている。

メータークラスターは基本的に共通で、左側の液晶ディスプレイがガソリン車では小さいながらも回転計で、ハイブリッドの場合はチャージメーターとなる。またハイブリッド車はシフトポジションの表示がセンターの速度計内、ガソリン車は左の回転計内と異なる。

ペダルのスペースは2ペダルなら十分だが、左にもう一つペダル(クラッチベダル)を付けるMT車の場合は結構狭そうだ。

ということで、新型アクセラの各部を写真で紹介してみた。アクセラは、というよりもマツダ車は国産車の中では欧州での販売割合が多いから、内外装の雰囲気も欧州車的で、それでいて国産車的なところもあり、とはいえ決してセンスは悪くないし、高級感は無いものの安っぽさもそれ程感じない。

最近は新型車を出す度にその走りの良さに驚かされるマツダ車だが、さて今度のアクセラはどんなものだろうか。既にハイブリッドと1.5Lの試乗は済ませているので、近いうちに簡易試乗記で公開する予定だ。乞うご期待!




2013/12/27(Fri)
MAZDA New AXELA<3>

今回からインテリアを紹介する。先ずは例によってドアを開けた眺めから。

上の写真はオーソドックスなブラックの内装で、写真は15SだがHYBRIDも標準的なグレードならばほぼ同じで、雰囲気は安物の比較的低価格の欧州車という感じだ。

下の写真はL Packageが装着されているために随分と印象が異なり、一見するとお洒落だが、これを実際に買って毎日見ていると飽きが来るかもしれないし、汚れも目立ってくるだろう。と、否定的なことも書いてみたが、日本車にしてはモダンだし、選ぶメリットは勿論ある。しかし、勇気が必要だが‥‥。

シート表皮を拡大してみると、一般的なグレードはオーソドックスたファブリックで、勿論欧州車と同じような材質であり、カローラに代表されるような演歌調のベロアなどは使っていない。この点でマツダは以前から欧州調の表皮を使っていたが、結局欧州への輸出依存が大きかったことが大きな原因だったのではないか。

L Packageの場合は本皮が使用され、色は写真右下のホワイトの他にもブラックが選べる。なお、ファブリックは写真のクロスブラックのみとなる。


シート調整はL Packageのみパワーシートで、その他は手動調整となっている。


ドアのインナートリムはこのクラスの定番というか、ハッキリ言って安っぽいが、それでもL Packageではシートと同色のレザー(フェイク)を使ったりと、一見したところでは多少高級感をもたせているが、基本的にプラスチッキーなのはどうにもならなくて、これはフィットなどと同じ状況となっている。


ルーフ中央のオーバーヘッドコンソールは室内灯とそのスイッチという最小限のもので、これもプラスチック丸出しだが、普段は目につかないからまあ、これで問題はない。

ドアのアームレストに付いているパワーウィンドウのスイッチも、よく見れば安っぽいプラスチックだが、これまた実用性重視ということでOKとしよう。

 

次回も引き続きインテリアを紹介する。




2013/12/26(Thu)
MAZDA New AXELA<2>

今回はエンジンルーム内から

1.5Lもハイブリッドもエンジン本体のトップカバーはもしかして共通? というくらいに似ているが、ハイブリッドはオレンジ色の高圧電線やそれに継る制御ユニットなどでガソリン車と区別できる。

実は今回のアクセラはハイブリッドユニットをトヨタから購入している。写真下をみればプリウスと制御ユニットが同じである事が判る。


新型アクセラは業務用途(不動産営業などが使っている)のベースグレードを除いて、全てアルミホイールが標準装備される。またブレーキも全グレードで4輪ディスクブレーキが装着されているのは日本車としては珍しい。

最近のマツダ車はボディの剛性感も高くて欧州車に近いものを感じるが、ドアのヒンジをBMW1シリーズと比べて見ると‥‥う〜ん、これは設計思想の違いだろうか。

ハイブリッドといえばバッテリーにスペースを占領されてリアラッゲージルームが狭くなる例が多いが、アクセラ ハイブリッドの場合は‥‥ハイっ、やっぱり狭いです。そして、ハイブリッドの設定がセダンのみで、ハッチバックのスポーツには無い理由がバッテリースペースの問題だろう。

次回からはインテリアを紹介する。




2013/12/24(Tue)
MAZDA New AXELA

このところ新型車を出す度に高い評価を受けるマツダから、先月アクセラのFMC版が発売された。本当はもっと早く紹介する予定だったが、モーターショーの後に風邪(たぶん)をこじらせてしまい、1ヶ月遅れとなってしまった。

それではエクステリアから。

全長4,580o、全幅1,795oというセダンのアウターサイズは先々代のBMW3シリーズ(E46)にほぼ等しいこともあり、アクセラ=カローラクラスというイメージからすると随分立派に見える。

フロントは最近のマツダのアイデンティティに従ったもので、ひと目でマツダ車とわかるのは国産車としては珍しい。


フロントから見れば殆ど区別が付かないセダン(写真上)とスポーツ(写真下)だが、リアもウエストラインから下は共通デザインのように見える。勿論スポーツはハッチゲートだから部品としては全く異なる。

今回はハイブリッドが加わったことで、エンジンバリエーションは1.5L、2.0L(スポーツのみ)、2.2Lディーゼルターボ(スポーツのみ)、そして2.0Lハイブリッド(セダンのみ)の4種類となった。

今回、マニアにとって嬉しいのは1.5LとディーゼルにMTの設定があることで、取り分け40kgf-m以上のトルクを発生するXDと6MTの組み合わせはマツダスピード真っ青の高性能という。そのXDは来年の1月末くらいのデリバリーと、事実上は一足遅れでの発売となる。

そして、ハイブリッドであるが、実はハイブリッドシステムはトヨタから購入しているという事で、確かにモーターの仕様から言ってプリウスに使われているトヨタの3JMのようだが、エンジンはマツダ独自でプリウスの1.8Lに対してアクセラは2.0Lを使用している。

次回から残るエクステリアおよびインテリアを紹介する。




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