B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2013/10/15(Tue) |
米国の自動車販売台数 |
前回は7月に上半期(1〜6月)の米国小型車販売台数をまとめてみたが、今回は1〜9月(第3四半期)の実績をまとめてみる。 先ずはメーカー別の上位10社から。なお、このデーターは何時ものように米国のAutomobile Newsによるもので、米国の販売台数はすべて同社のデーターが元になっている。 結果は6月末現在と同様で1~2位を米国社が占め、トヨタが3位、旧ビッグ3の一角だったとはいえ一度は倒産して、今ではフィアットの傘下となっているクライスラーが4位という順位も変わらず。更には5位の米国ホンダ、6位のヒュンダイ-キアグループ、7位から10位の顔ぶれも6月までと変わらなかった。 前年との比較では唯一マイナスとなっているのがヒュンダイ&キアの韓国勢で、これは燃費捏造事件を考えれば、この程度で収まっているのが不思議なくらいだが、韓国車とはいえ今では米国生産のために、米国人の雇用問題もあるので、簡単に潰すわけにはいかない、ということもある。それ以外では軒並み10%程度のアップで、スバルに至っては30%近い伸びとなっている。実はここ数年来、米国でのスパルの売れ行きは順調にアップしているようで、他車がマイナスとなった時期でもスバルはプラスだったという理由が分からなかったが、調べてみると、何とニッチマーケット、特にゲイの世界での売り上げが圧倒的に多いということだ。なぜ、ゲイに好まれるかといえば、あの無骨なイメージが彼らのフィーリングが合っているのだそうだ。そして、彼らは金銭的には結構裕福だそうで、スバルはそこを上手く狙ったようだ。しかしそうなると、米国でスバル、とりわけ無骨なモデルに乗っていると、あっアイツ‥‥、何て言われて、バレバレになりそうだが。 B-Otakuの野郎、いい加減なことを言いやがって、といっている君には以下のサイトを参照してもらおうか。 因みにLGBTとはLesbian(レズビアン) Gay(ゲイ) Bisexual(バイセクシャル) Transgender(トランスジェンダー)を表すもので、事の良否はともかくとして、今の世界では避けて通れない話題であり、教養有る紳士淑女は少なくともLGBTの意味くらいは知っておく必要がありそうだ。ところで、オマエは知っていたのか? なんて、嫌な質問をしないでくださいな。実はこれを書くのに急遽調べて知った訳でして(汗) 次に乗用車の車種別トップ10を見てみれば トップ2は相変わらずのカムリ、アコードであるが、3位のシビックは6月時点では6位だったものが急上昇したもので、その代りにアルティマとフュージョンが順位を下げ、カローラ/マトリックスは5位をキープした。ヒュンダイ エラントラは6月の9位から8位へとひとつランクアップしているなど多少の入れ替わりはあるが、基本的には皆定位置を保っている。 そしてトラックはといえば相変わらずフォードFシリーズは強いし、トップ3も米国得意の大型ピックアップなど、これまた定番モデルが占めているが、今回はあたらにグランドチェロキーが10位に入った。 最後に乗用車、小型トラックを含めた小型車売上トップ10も、6月のデーターと大きく変わらず、日本人には理解不能のバカでかいピックアップトラックが相変わらず強いのもアメリカ市場独特のものだ。 それにしても、乗用車部門8位のヒュンダイ エラントラがプリウス(10位)よりも上位に入っているというのが何とも腑に落ちない。そこで、近日中にエラントラについて少し調べてみようと思っている。 勿論、嫌韓モードで!
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2013/10/13(Sun) |
Mazda 3 (2014) |
国内では新型アクセラの注文が始まったようだが、欧州でもMAZDA 3(アクセラ スポーツ)と3 Sedan(アクセラ セダン)の公式写真とプレスリリースが発表されている。特にMAZDA 3に関しては200枚もの写真が発表されているので、詳細は文末のリンク先を参照願いたいが、以下に主要な写真を何枚か添付しておく。
最近のマツダらしい日本車離れしたデザインのエクステリア。 インテリアは最近流行りの大型ディスプレイをインパネ最上部から更に上に出している エンジンおよび性能は ボディは強度メンバーに高張力鋼を使用している。フロントエンドの衝撃吸収構造はボルボと共同開発して以来使用している方式だ。そういえば、アクセラはちょぃと前までは、ボルボS40とシャーシーを共有していたのだった。 こちらはセダンで、勿論Bピラーより前は共通だろう。 リアもウエストラインから下はハッチバックと共通なデザインのようだ。 CX-5、アテンザ(MAZDA 6)に次いでアクセラも新世代のフルスカイアクティブとなったわけだが、前車の出来からして、このアクセラも十分に期待できる。アクセラはCセグメントだから国産車で言えばカローラクラスであり、勿論クルマとしてのハードウェアならばアクセラが明らかに優っている、というか進歩しているのだが、さて実際に買うとなると未だマツダのブランドとうハンディは背負っている。そして、アクセラのライバルとなる日産車では何かといえば‥‥もしかして、無い? まあ、日本ではこのクラスの主流はミニバンとなっていて、そういう客層はセレナが引き受けているとはいえ、今後はCセグハッチを買うマトモな客も増えるのではないか。いや、やはり日本のB層はニミバン一筋かもしれない。なぜなら、アクセラでは子供の野球チームの試合で、クルマ当番の時に使いものにならない、という問題があるから、これは簡単ではない。 なお、オリジナル記事を参照したい場合は
MAZDZ 3⇒ http://www.netcarshow.com/mazda/2014-3/
更にはマツダより公式の動画も発表されている マツダ新型アクセラ 開発ストーリー1http://www.youtube.com/watch?v=PO8BJ7ZpRIo&list=TL1r7Go9w1GNc-qLscRP1hzKqE60GW7gAf
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2013/10/12(Sat) |
BMW M135i vs 116i M Sport<3> |
今回はインパネの比較からだが、見ての通りでこれまた違いは判らない。 オーディオも同じだし、オートエアコンも同じ。ただし、116iはベースモデルの場合にはマニュアルエアコンとなるが、折角BMWを買うのだから普通は20万円を追加してデザインラインを買うだろう。余談ながら、ベースモデルの質感はといえば‥‥はて、実は判らない。その理由はディーラーでもBMW直営の展示場でも、今までデザインラインではないベースモデルというのは見たことがないからだ。それではベースモデルの存在価値はといえば「消費税抜き2,933,333円也」と宣伝できることか? インパネ右端の写真などは、全く区別が付かない状況「同じ写真貼ってるんじゃねぇのか」なんて言われそうだが、右端に僅かに写っているボディの色(ホワイトとブルー)が違うから別の車両の写真という事だ。 フロアーコンソール上も基本的に同じもので、モード切り替えスイッチの部分は小さいパネルとなっていて、オプションの取り付け状況で他にもスイッチを付ける場合は、この部分のみ別部品とすることで対応している。 メーターユニットは116iの写真がイグニッションオフ状態のために、メーター内下端の補助メーターが見えないが、事実上は同じのようだ。 マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイールは両モデルに標準装備されている。 ただし、マニュアルシフト用のパドルスイッチはM135iにしか装着されていないから、M Sportの場合はコンソール上のレバーでキコキコとやることになる。 ステアリングホイールのホーンパッドを比べてみると、表面の革風のシボ目が違うことと、シルバーの部分も微妙に違って見えるが、理由は定かではない。 最後に1シリーズの3種類のエンジングレードについて一覧表としておく。 結局、116ïM Sportは一見したところではM135iとの違いが殆ど見つからないほどに共通化されていて、エンブレムを外したらそれこそボンネットを開けてみないを判らないくらいだ。そして、116iと120iの違いは何度も述べているように116iは最大トルクにリミッターがかかっている以外は120iと同じものだから、べた踏みをしない限り違いは判らない。したがって、結論としては116ï M Sportは偉大なるナンチャってM135iというところで、動力性能を求めなければこれで十分という買い得車種だ。尤もM135i自体がナンチャってMの傾向があるのも事実で、約550万円という価格で一昔前(E46) のM3にも匹敵する動力性能(とボディサイズ)というのは確かにお買い得でもある。ただし、MTの設定がないのがチョイと残念ではあるが。 |
2013/10/10(Thu) |
BMW M135i vs 116i M Sport<2> |
エクステリアでは一見して区別がつきにくいM135iと116i M Sportではあるが、エンジンルームの中は全く異なる。直6 3L ターボ 320ps 45.9kgf-mのM135iと直4 1.6L ターボ135ps 22.4kgf-mの116i だからエンジンの排気量も性能も概ね2倍もの差があるのだから、当然といえば当然だ。それで両車の車両重量はそれぞれ1,540kgと1,430kgで、M135iの重量増加は約8%程度だから、動力性能の差は想像できるだろう。 M135iの標準タイヤはFront:225/40R18、Rear:245/35R18で、116i M SportではFront:225/45R17、Rea:245/40R17となるが、ターボとはいえ1.6L 135psに17インチの245というのはいくら何でも‥‥何て堅いことは言わないで、カッコ良さを考えればこれはこれでOKとしよう。なおホイールのデザインは、M Sportは一見Mに似ているようで実は違うという、従来からのBMWの方針に従っている。 その、少し違うホイールから覗くブレーキは、もう全然違うというべきで、M135iは前後にアルミ対向ピストンキャリパーを使用している。実はリアまでも対向ピストンというのは、M5でさえ実現されていない訳で、これは現行BMW車では唯一ではないか。 室内については、最初に結論を言ってしまえば両車はほぼ同じであり、本物のMモデルのように特別な装備をしているわけではない。 M135iも116i M Sportも標準シートの表皮はヘキサゴン・クロス/アルカンタラ・コンビネーションだが、上の写真のM135iはオプションのレザーシートを装着している。要するに標準装備ならば両車とも同じシートが付いているという事で、本物のMのようにM Sportとは一線を画したようなサポートの良さそうなバケットシート、という訳ではないようだ。 シート自体は同じに見える両車ではあるが、シートの調整方法はM135iがメモリー付きの電動であるのに対して116i M Sportは手動となる。また、サイドスカットルのプレートにはどちらもMのロゴが付いているがそれに続くのは116i M Sportの場合は”M”のみとなり、M135iはそのものずばりの”M135i”となる。 ドアインナートリムについてはシートと同様に標準ではM135iでもシート表皮と同じヘキサゴン・クロスが貼られているが、レザーシートの場合はこの部分も同じレザーとなる。 次回はインパネと操作系について紹介する。 |
2013/10/9(Wed) |
BMW M135i vs 116i M Sport |
BMW M135iについては、今年の1月にこの日記で紹介しているが、この時は狭いショールーム内での撮影のために車全体のフォルムがイマイチわかり辛かったこともあり、今回はエクステリア写真を掲載することにしたが、それだけでは内容不足かとも思い同じ1シリーズのボトムモデルである116iの、しかし一見M風のM Sportがどの程度本物に似ているかを検証してみる。とはいえ、M135iは本物のMモデルかといえば、実はM Performance Automobilesという新しい会社で製造されていて、M3やM5というそれこそ本物のMモデルがM Auto-mobiles製とは違い、いってみれば廉価版のMという事になる。 M135iのエクステリアはM3やM5のようにフェンダーサイトにエアのアウトレットがあるなど、一見してMと認識出来るようなモノは無い。 フロントビューを比べてみると、まあ、ハッキリ言って同じのようだ。これもM3などはM Sportに一見似ていてもエアインテイクの形状が微妙に違ったりするのだが、M PerformanceのM135iはそういう差別化はしていない。 ただし、細かい点ではフロントサイドにあるエアインテイクには、M Sportに装備されている補助ランプがM135iには無いが、これはエアの通路をして必要な面積を稼ぐために補助ランプが邪魔になるためという。 斜め後方から見ても、やはり大きな違いは見つからない。だだし写真では判らないが、M135iの排気管は左右から書く本の2本出し、116iは左のみの1本出しという違いはある。 フロントフェンダー後方にはどちらもMのマークがあるが、本来M Sportの場合はドアを開けた時のサイドスカットルプレートにはMのロゴがあるが、それ以外、とりわけエクステリアにはMのロゴは付けないのだが、116i ではM SportにもM135iと同じエンブレムが付くという、もうメーカー純正のナンチャってMに徹しているという商売の上手さだ。 リアのトランクリッド後端のエンブレムは、流石に116iにMは付いていなかった。 従来M3やM5はM Sportに対して一見似ているが良く見ればフェンダーそのものが違っていたりと、それなりの差別化をしていたが、1シリーズの場合は今回の比較で、116i M Sporがは思いの外M135iとの違いが少なかった。これでは、リアのエンブレムを116iからM 135iに貼り替えれば、ちょっと見には可成り出来の良いナンチャってMができそうだ。 次回はエンジンやホイール、ブレーキを比較してみる。 つづく |