B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ一覧 (http://atmc.jpへリンク)
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2012/10/15(Mon) | 上半期の乗用車販売台数 |
今年度上半期(4月〜9月)の乗用車販売台数が自販連より発表されている。以下に詳細を転載してある。 えっ? ワゴンRやムーブがねえじゃねえか、って。あ、いや、自販連のデータ−は登録車のみなので、軽はないのですよ。軽は全国軽自動車協会連合会、略して全軽自協だそうだ。ちなみに輸入車は日本自動車輸入組合、略してJAIAという。 結果をみれば、1位のプリウスは予想通りだが2位にはなんと、当HPでボロクソ評価となったアクアが目出度く入賞!こういうクルマのユーザーをクルマB層とでも命名しようか。アクア買って、テレビと新聞を一生懸命見て、小沢裁判の控訴審は有罪に違いない、なんて本気で思っているのだろう。(結局控訴審は1日で結審してしまったが。) 単月では発売したばかりのノートが頑張っているが、今のところは新車効果もあるので、もう少し様子見が必要だが、モデル末期にもかかわらず上半期でも9位に入っているから、より新しく出来の良いノートの売れ行きが順調でも当然というものだ。トヨタのHVにS続いてフィットが入っいるのは、これまた当然だろう。そして、同じBセグメントでもタイ生産で評判の悪いマーチは21位と振るわない。走り自体は悪くなく、アクアに比べれば何倍も良いのだがクルマB層には理解されないようだ。 トヨタ、日産、ホンダの御三家以外では、デミオ(上半期10位)、スイフト(同13位)、CX-5(同14位)、インプレッサ(同15位)、ソリオ(同17位)と10位代に5台、すなわち半分がこれらのメーカーによって占められている。う〜ん、非クルマB層も意外に多いのかもしれない。 もうひとつ気がつくのは、あれほど猛威を振るったミニバンが意外と少ないことだ。まあ、年に何度も使わないようなパッセンジャーキャリアーで一年のほどんどを一人しか乗らないような使い方のバカバカしさに気づいたのだろうか。いままてよ、ミニバンを買う階層が、現在の日本の不況でクルマどころではない、とも考えられないだろうか?
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2012/10/14(Sun) | ラティオはどうなった? |
高級コンパクトカーという新たなジャンルに挑戦し、それなりの人気を博していたティーダが廃止となり、ノートの上級グレードであるメダリストに吸収されたが、セダンバージョンのティーダ ラティオは只のラティオと名前を変えて先日FMCされた。ところが試乗車は勿論、展示車すら滅多に無く、ディーラーで聞いたら未だ研修会も開催されていないそうで、売る気があるのかよ、といいたくなるような状況だ。こういうクルマのターゲットユーザーはリタイア後のシニアだそうだ。 しかし、シニアを甘く見てはいけない。団塊世代の彼らが20代の独身時代には、世の中は高度成長まっただ中であり、就職して頭金を貯めたら中古でも兎に角クルマを買うのが定番だった訳で、それもブルーバード510SSSとかカローラ27レビンとか、はたまたスカイラインGT(GC10)とか、中古とはいえ中々マニアックなクルマに乗っていたわけで、それが年をとったからといってラティオやアクシオなんかを買うだろうか? 勿論クルマなんて興味がなくて、若い頃でも結婚して家族サービスに必要でやむなく免許をとった、なんいうタイプも多いから、老後にラティオを買うこともあるのは否定はしない。 最近発売されたスポーティーな新型車、例えば86/BRZなども意外とシニアのユーザーが多いという話も聞くし、アクシオではなくオーリスを好むシニアが多いとも言われている。そんな状況だから、年寄りを馬鹿にしたって若者よりもMTの運転は上手いし、若いころ鍛えたヒール・アンド・トゥのテクニックも未だ健在、という爺さんだって結構いるだろう。 その新型ラティオだが、実は英国でも発売されるらしく何時ものNetCarShow.comで公式写真が公開されている。英国ではこれを買う層が健在なのだろうか? 今回のラティオの主な販売先はアジア各国などの新興国であり、これらの国では憧れの4ドアセダンであり、ハッチバックなんてクルマではないという感覚だろう。 なお、ラティオの海外名はVersa Sedanという。
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2012/10/13(Sat) | ブラウザは何を使う? <2> |
前回はWebブラウザの使用分布を紹介したが、この時にサファリが意外と多いという事に触れたが、その内容を分析するために今回は続編として、先ずは訪問者の使用しているOSの分布を見てみよう。 上のデーターによるとMacが約11%でiOSが10%だから、もしも全てがSafariだとすれば21%となり、 前回の約18.5%を追い越してしまう。ということは、Macユーザーが全てSafariではないようだ。確かにMacでもFirefoxやOperaなども使われているようだ。結局、このデーターでは正確な数字は判らないが、Windouws上でのSafariの使用は極めて少ないのではないか。 あれっ?前回妙にSafariのシェアが多いのが謎だ、とか何とかいっていたが、既に上のデーターを見ていたのなら判っているはずだが‥‥って、痛いところを突かれた! まああの時、あのように謎を秘めておかないと、今回に繋がらない訳で、これも読者を楽しませるためのクニックということで。 iOS、すなわちiPhone系がでたところでモバイル系のOSの割合を見てみよう。 この結果は事実上iOSとAndroidが7:3であることを示している。そしてiOSの多くがiPhoneでiPadは少ないのではないか、と想像する。ただし、これらのデーターは前回述べたようにあくまでb-otaku.comの読者の内訳であり、世間の平均と同じとは限らない点に注意願いたい。 今回はもうひとつデーターをサービスしよう。当サイト読者の使用しているモニターの解像度の分布というやつだ。なお、こちらはYahooのデーターを使用している。 上位は各20%弱で1366x768(HD) 1920x1080(FHD) 1280x800(WXGA)というワイド系が多いのは最近の新型パソコンを見れは当然でもあり、この3種類で50%以上となっている。HDは最近のデスクトップとノート、FHDは最近のデスクトップ、WXGAはちょっと古いノートというところだろうか。 4位の1280x1024(SXGA)と5位の1024x768(XGA)はワイド以前のサイズだから結構古いパソコンが多いだろう。6位の768x1024はiPadの縦画面表示かと思うがiPhoneの640x960がランクインしていないところをみると、iPhoneとiPadを一括してこの値で表示しているのかも知れない。 そして、7位の1920x1200(WUXGA)はハイエンド機というところか。 上記のデーターはM5試乗記のものだが、これがポルテでもパッソでもM5と大きく変わることはなかった。ということは、どの試乗記も同じ読者が閲覧しているわけで、M5に興味のある金持ち読者が多いとか、そういう読者はポルテなんて見ないとかいう事実はなさそうだ。まあ、金持ちだってパソコンに興味がなくて只使えれば良いとばかりに旧型でしかも低スペック機なんて使っているかと思えば、ワーキングプアーのフリーターでもパソコン命ならば、収入の全てを注ぎ込んでモンスターパソコンを買い込んでいるかもしれない。という訳で、この調査はあまり意味が無さそうだが、情報を発信する側から言えば画面構成をどうすうかなどに必要な資料となる。 |
2012/10/11(Thu) | VW up! 続報 <3> |
今回は残る操作系について紹介する。 up!のミッションはトルコンATでもDCTでもなく、勿論CVTでもなく、シングルクラッチのセミオートが搭載されている。これは言ってみればアルファロメオやフィアットなどでお馴染みのもので欧州では小型車の多くに採用されている。パターンは右側がニュートラルで左に倒すとDとなり、その後は左に押す毎にDとMを繰り返すフリップフロップ動作をする。またNから手前へ引くとリバースとなる。マニュアル時には前に押してアップ、手前に引いてダウンとなる。と、言うことはPポジションはない訳で、何故からこれは2ペダルのマニュアルだから停車時にはニュートラルに入れてパーキングを引くのが当たり前となる。 メーターは他のVW車とは全く異なり、中央に大径の速度計があり、その左右に小径のメーターが各1個づつ配置されている。写真下のようにシンプルだがコントラストが高く見やすいので、役目は充分に果たしている。 オートクルーズは上級のhigh up!に標準となる。なお、低速で前車が迫った時に自動的に減速する追突防止用のシティエマージェンシーブレーキは全グレードに標準装備されている。 エンジンは既に2ドア車の時に紹介済みだが、ボンネットフードの構造は随分と凝った形状の補強が入っているのは軽量化と剛性確保のためだろうか。そしてオープン用のロック解除レバーには手で触る部分に樹脂製のカバーが付いている。国産車のように只のプレスで指を怪我しないまでも、グリスで真っ黒になるのとは対照的だ。まあ、国産車の場合はフードを開けてボンネット内を点検するユーザーなんていないだろうが‥‥。 ブレーキは軽量な小型車だけあってリアにはドラムブレーキが使用されている。high up!でも車両重量は920kgしかなく、フロントの重いFF車は急制動時には更にフロントに荷重が移動するために、リアは20%以下の負荷しかない。すなわちリア軸で180kg程度であり、一輪では90sだからドラムブレーキで充分なわけだ。 以上、新型Aセグメント車のup!を見てきたが、写真は当然ながら実物も安っぽさは感じられないものの、実際にインパネやドアトリムを触ってみれば質感の高いシボの割りには材質は硬質プラスチックで、ソフトパッドとなっている部分は全くなかった。 という訳で、肝心なup!の乗り味については、既述のように試乗記までお待ちいただこう。 |
2012/10/10(Wed) | VW up! 続報 <2> |
今回は室内から。 前回は展示車のシートにビニールが掛かっていて、これでは画にならないこともあり、シート形状などは紹介できなかった。下の写真はhigh up!の中でもボディカラーがレッドの場合に組み合わされるカラーで、何やらラテン系の雰囲気があり、これがVWか?といいたくなる。 シート表皮は中央に通気性のあるファブリックを使用している。下の写真のように色が違っても材質自体は同じのようだ。 シートの調整は運転席の場合、右端のレバーで上下、先端の下で解除して前後、そしてバックレストは世の中の常識とは反対の左側(中央側)のレバーを使用する。 ドアのインナートリムは一部が塗装色そのままでフルトリムではないが、それを逆に上手く利用して軽快な感じを演出している。外装と一緒に塗装しているわけだから、この部分は赤いということは、塗装色も赤ということになる。 リアドアのサイドウィンドウは前方をヒンジとして少し開くだけで、40年以上前の2ドアセダンを思い出す。しかも、up!の場合は4ドアでもこの方式となる。コストダウン以外にもメリットとしてドアに開閉機構が無いためにその分だけドアを薄くでき、結果的には室内幅が広く使えることで、これはコロンブスのたまご的発想だ。だいだいにおいて、今の若い人達は窓を開けない傾向があるし、その前に窓ガラスは真っ黒けが多いわけで、窓を開けたら室内が見えてしまうという一番避けたい状況になるわけだ。 上の写真はインパネ部分のトリムが赤だから、質実剛健なドイツ車のイメージとは大分異る。 こんなド真っ赤な内装じゃ恥ずかしくて乗れねぇじゃねえか! なんて言ってるオトウさん、ご安心を。マトモなのもありますぜ。 エアコンは全グレードでマニュアルタイプとなり、オートエアコンの設定は無い。標準装備のオーディオもヘッドユニットは両グレードに共通となっているが、スピーカーはmove up!が2個、high up!が6個となる。 ナビはディーラーオプションで、何とポータブルタイプを使用する。純正とは言うものの、色とup!マークのボタン以外は市販品の流用ということだ。 エンジンのスタートはオーソドックスな(時代遅れともいう)金属製キーをキーホールに入れて回すという方式を採用していて、インテリジェントキーは上級モデルでも設定が無い。 まだまだ、しつこくつづく。 |
2012/10/8(Mon) | VW up! 続報 |
10月4日の日記でとりあえず速報として分かる範囲で紹介したVW up!について、その後に入手した写真などを使って少し詳しく紹介してみる。実はこのクルマについては既に試乗を済ませているのだが、今回は勿体ぶらずに白状してしまうと、兎に角マニアックで面白い車で、セミオートのミッションをマニュアルシフトで乗ると何やらラテン系の乗り味というVWとしては珍しクルマだった。ただし、クルマに興味の無いユーザーがオートマモードのみで乗ったらば、単にレスポンスの悪いクルマと思うだろうが、そのマニアックなところがまた良い! 速報では2ドアの写真しかなかったが、今回は4ドアの写真もアップしておく。スタイルとしては2ドアの方がバランスがとれているように感じるが、どんなものだろうか。ちなみに初回の輸入分では2ドアは10%程度しなかく、既に完売しているということだった。 up!の特徴として、フロントグリルが殆ど見当たらないことで、一体ラジエターの冷却エアは何処から取るのかという疑問があったが、下の写真のように、バンパーを強調したようなデザインの外側の黒い縁取りが実はエインテイクだった。開放部は車両の左側に寄っているが、この裏にラジエターが装着されている。 速報でも少し触れたが、リアゲートの外板はウィンドウと一体のガラス製となっている。 リアラッゲージスペースはAセグメントなりに狭いが、深さが充分にあるから、意外に荷物を積めるかもしれない。 ベースグレードのmove up!と上級のhigh up!の最大の違いはホイールで、high up!にはアルミホイールが標準装着されている。 勿論、つづく。 |
2012/10/7(Sun) | ブラウザは何を使う? |
Webブラウザといえば、今現在このサイトを閲覧しているからには読者の皆さんも当然ながら何がしかのブラウザを使用されているわけだが、有名処といえば「Internet Explorer(IE)」、「Safari」、「GoogleChrome」、「Firefox」というところだろうか。そして一昔前まではブラウザ=IE という状況だったが、最近のIEは50%代までシェアが落ち込んでいる。 実際にはどの程度の分布かというと、2011年の各ブラウザのシェア(Wikipediaより)は Internet Explorer(IE):57%、Safari:6.3%、GoogleChrome:11%、Firefox:22% となっている。 それで実際にはどうかといえば、下の図は当サイトの訪問者のブラウザを分析したもので、Google Analytids による直近1ヶ月分からのデーターをまとめている 結果をみると、IEはやはり50%代で、まあそんなものだろう。Safariが19%というのは予想外だった。Cromeの12%強は順当なところだが、Firefoxの11%は意外に少なかった。 Internet Explorer(IE):今更いうことのないマイクロソフトのブラウザで、シェアが落ちたとはいえ未だナンバーワンとなっている。ブラウザの世界ではNetscapeが本家だったが、マイクロソフトはIEをOS(ウィンドウズ)と抱合せで販売したことから、一気にメジャーとなった(2002年には95%)。ただし、セキュリティに対する脆弱性は以前から指摘されていて、最近でも大きなセキュリティホールが見つかり、急遽修正した事実がある。 http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-063 上記については9月22日に発表されて23日には対策のUPDATEが自動更新されていたから、この件に関しては今は心配ないが、発見されるまでに既に何らかの攻撃をうけたユーザーもいるかもしれない。まあ、こんな風に、IEというのはセキュリティホールが次から次へと見つかっているから、個人的には使いたくない。 Safari:オリジナルはMac用のブラウザで、Macでは独占状態にある。当サイトの結果でSafariが多かったのはもしかして、Macユーザーが多いのかと思って調べてみたらば、やっぱり10.75%がMacユーザーだった。日本でのMacユーザーの割合は2010 年で4%というデーターがあるので、それに比べると当サイトの読者はMacユーザーが多いことになるが、欧米では10%くらいだから、要するにグローバール基準には合致していることになる。流石は当サイトのユーザーだけあって、血中外人濃度が高い!のだろう。 Google Chrome:グーグルが2008年に参入したブラウザで成長は著しい。 Firefox:Netscapeに端を発するブラウザで、その意味では最も歴史がある。世界的にはIEに継ぐNo2だが、どううい訳か当サイトの訪問者の間ではサファリやクロームに追い越されて4番手となっている。 このように有名処だけでも4種類のブラウザがあるわけで、しかもそれらが細かい点では少しずつ仕様が異なり、少し複雑な表現を行うとブラウザによって表示が異なったりするわけで、これはサイトの運営者としては実に頭が痛い問題となる。もしかるすと、当方が全く知らない状況ではデザインが大幅に乱れて表示されているかもしれない。 という訳で、この問題は奥が深くて、その道の専門家でないので詳細な部分は良く判らないが、それでも興味の持てる内容があった時には続編をお送りする予定にしている。 |
2012/10/6(Sat) | NISSAN Note vs VW Polo <3> |
今回はインパネから操作系について比較してみる。 エンジンの始動は上の写真の黄色↑の部分で、NOTEがインテリジェントキーとプッシュボタンで、POLOはオーソドックスな金属キーをキーホールに差し込んで捻る方法を採用している。 エアコンは両車ともベースグレードと上級グレードでは異なる。 ↑ノートXとポロ コンフォートラインではマニュアルエアコンとなる。 ↓これに対してノート メダリストとポロ ハイラインではオートエアコンが装備される。 ↓ミッションに関してはポロがVW得意のDGS(DCTタイプ)を採用しているのに対して、ノートは国産車らしくCVTとなるが、この分野では日本車は完全に遅れをとっている。まあ、国産車が安かろう悪かろう路線でいくとしても、それでは価格的にアジア製に勝てない訳で、これは何とかしなくてはならない。 メーターに関してはノートもメダリストでは結構見やすいものを使っているが、これがXとなると随分ショボいヤツになってしまう。ポロは Wに共通する雰囲気のものだが、上級グレードのGTIと比べると大径メーター内の小径メーター(水温と燃料計)が省略されていたりするがノート程に差は付けていない。 ↓インパネ右端の眺めは国産車と欧州車では大分異なるのが一般的で、ノートは国産車らしくライトスイッチがステアリングコラムの左に生えたレバーを使用するのに対して、ポロは欧州車に共通の回転式のスイッチを使用する。このダイヤルスイッチはVWもBMWもポルシェもほぼ共通となっている。 今回は同じBセグメントハッチバックということでノートをポロを比較してが、価格的にはノートの上級グレードであるメダリストが167.5万円に対してポロのベースグレ−ドであるコンフォートラインは213万円と、その差は約45万円あるから直接対決には価格的に問題があった。と、思っている矢先に、前回速報版としてお知らせしたVWの最新Aセグメント車であるup!が発売となり、ベースモデルのmove up!は2ドアとはいえ149万円とノートメダリストより安い設定で、4ドアでも168万円だから、メダリストとほぼ同価格となっていた。まあ、up!はAセグメントとノートよりは一クラス下ではあるが、天下のVW製の新車がノートと同価格というのはある面では大変なことだ。というわけで、何だか折角のこの企画が途中で色褪せてしまったが、これはこれで参考にしてもらいたい。 |
2012/10/4(Thu) | 【速報】VW up! |
VWのAセグメントブランニューモデルのup!が発売された。そこで、予定を変えて急遽速報として紹介する。 今回発売されたモデルはベースグレードのmove up!が2ドア(149万円)と4ドア(168万円)、上級グレードのhigh up!が4ドアのみ(183万円)3グレードとなる。 アウターサイズは全長3,545X全幅1,650X全高1,495mmで、日本の軽自動車よりも僅かに大き程度だが、ホイールベースの2,420oという寸法は代表的な軽自動車よりも寧ろ短いくらいだ。 特徴的なのはリアゲードで表面は全てガラスとなっていて、見た感じも他に類を見ない雰囲気だった。なお、写真は2ドアモデルを使用している。 エンジンは3気筒NA 999ccで75ps/6,200rpm 95Nm/3,000〜4,300rpmを発生すし、今のところはグレードに関係なく一種類のみとなっている。 インテリアは決して安っぽいということはなく価格を考えれば上出来だ。写真のクルマはインテリアトリムがピアノブラックで廉価グレードでもそれなりの内装を持っている。まあ、日本でのVWの立ち位置はある程度の高級志向のあるユーザー層を狙っているから、チャチな内装はご法度なのかもしれない。それでも、よく見るとドアの一部には塗装色の白い部分が見えるからフルトリムではないようだが、これを上手くポップな雰囲気の演出に使っている。 今回の価格設定は、元々が安いクルアだということもあるが、2ドアのmove up!の149万円という設定は、国産軽自動車の上級モデルともバッティングするから、ちょっとした波乱もあるかもしれない。と思ってディラーマンに聞いてみたら、例え価格が同じでもワゴンRスティングレーT(149.6万円)を検討中のユーザーがmove up!と比較して購入検討することは無いそうだ。それではup!は誰が買うのかといえば、フィアットやプジョー、そしてルノーなどの欧州小型車のファンと、当然ながらポロやゴルフのオーナーだということだった。 今回は第一報であり、up!については今後も試乗を含めて色々紹介していこうと思っている。 |
2012/10/3(Wed) | NISSAN Note vs VW Polo <2> |
今回は先ずエンジンルームの眺めから。 ハッキリ言ってどちらも美しい眺めとは縁遠く、悪く云えば所詮大衆車だからユーザーが目にすることもないエンジンルームの中に拘りは全くない。 ↓ラゲッジスペースを比較すると、ポロは幅方向の突起が少なく結果的に広いスペースを確保しているのに対して、ノートはタイヤハウスの張り出しが多く、これがスペースを縮めている。ノートもリアサスはショボいトーションビームだから、サスペンションのアーム類が出っ張る事も無い筈なのだが。 ↓こうして見ると、インテリアの雰囲気は結構似ている。 ↓シート表皮はどちらも似ている、というかノートも国産車もようやく欧州調のファブリックを使用し始めたようだ。とはいえ、近々発売されるラティオの場合は、カローラアクシオのように演歌調となるのだろうか。なお、下の写真でノートは下から2番目のグレードのためファブリックだが、これが上級のメダリストの場合はサイドにレザーが使用される。 ↓ドアのインナートリムもそれ程大きな差は見出だせない。 こうして見るとノートの内装は結構ポロを意識しているのではないか?なんて思ってしまう。 次回はインパネやコンソールを比較する。 |
2012/10/2(Tue) | NISSAN Note vs VW Polo |
最近モデルチェンジされたニッサンノートと同じBセグメントの世界的ベンチマークといえばVWポロが思い浮かぶ。そこでこの両車を比べてみることにする。 エクステリアを比べてみると、ポロはゴルフと見紛うばかりの典型的なVW製ハッチバックだが、ノートはライバルであるフィットに似たようなジャパニーズ(というよりホンダ)スタイルとなっている。 ↓サイドから見ると意外にも両車は似ているのに気がつく。ただし、ノートは最近の省エネブームの影響でフロントエンドからボンネット、そしてルーフに至るラインがなだらかで空気抵抗を極力減らしている。 ここで両車の諸元を比較してみると ノートはポロに対してホイールベースで130o、全長で105o長く、全幅はほぼ同等となっている。ということは、概ね同一サイズと考えて良いだろう。同じ1.2Lの排気量で、メダリストのスーパーチャージャーはポロのターボチャージャーに比べてパワー・出力共に多少劣っている。自然吸気のノートXについては、パワー・トルク共に大分差がついているし、ポロGTIについては別格という高性能ぶりだが、価格もノート メダリストの2倍近くもする訳だから、やはりこれは横並びで比較するものでは無さそうだ。 次回も引き続き両車を比較する。 |
2012/10/1(Mon) | 激安パソコン顛末記 <4> |
激安パソコンは相変わらず快調に動作している。クロックが遅い分だけ発熱も少ないから、9月の残暑厳しい季節でもボディが熱くなるなどという事は全くなかったから、低性能もメリットがあることに気がついた。そして、今度はこのパソコンで画像処理ができるかと言う事にチャレンすするのがが、その前に画像処理ソフトなる代物について考えてみよう。 ところで、このサイトはクルマ専門だから、そのクルマに関する話題では中級者以上を対象にしているので、決して懇切丁寧という訳ではないが、パソコン関係の話題については専門外だから初心者を対象に話を進めてみる。その為にIT系に関しては中上級を自認する読者から見ると、クッダラネェと思われることもあるかもしれないが、まあそこは我慢してもらおう。 という訳で本日の話題は写真のレタッチというか編集というか、要するに画像処理について考えて見る。 クルマの趣味が高じてイタ車等の世界に飛び込んでしまった場合、変態的な友人が自動的にできてしまい、やがてブログ(定番はミンカラ)なんかを始めてしまう。そのブログも、やっているうちに自分のクルマの写真をアップしたくなり、デジカメで愛車を撮ってみたとして、そのデーターは4000X3000pixなどという大きさであるのに対して、ブログにアップする場合には400とか300とか、すなわち一辺を10分の1、面積で云えば100分の1くらいに縮小する必要がある。ウィンドウズの場合には、昔からペイントというソフトがおまけでついてくるので、これを使って出来ないこともないが、効率は悪いし、色や明るさを調整したり更には歪をも修正するとなるとペイントでは無理がある。そこで必要なのが画像処理ソフトであり、代表的なものがAdobeのPhotoshopというソフトであり、名前だけでもご存知の方は多いだろう。 クルマというのは個人が買う商品としては、家を別格とすれば目一杯大きいから、写真を撮ろうとするとどうしても相対的に近くから撮ることになり、結果的に広角レンズを使うので、どうしても歪の多い写真になりやすい。特にショールームでは壁いっぱいまで引いても相当な広角レンズを使用することになり、結果的に大きく歪んだ写真となり、例としては下の写真のようになる。 そこで、Photoshopを使って何とか見られる程度に修正したのが下の写真だ。 もっと上手くやらんかい!なんていう声も聞こえるが、まあそこはアマチュアのやることだから許してもらおう。 このように実に有用なソフトであるPhotoshopだが最大の難題は価格が高いことで、プロの定番であるCSの場合、最新のCS6は通常版の定価が92,400円という結構な値段で、これではとてもではないがアマチュアが趣味で書くブログ用になんて使えない。そこで、家庭用というか、機能を縮小したElementsという製品があり、これなら最新版のElements10が14,490円で、実売価格は12,000円くらいで入手できる。それでも決して安くはないが、実はこれには裏ワザがあって、何とペンタブレットを買うとPhotoshop Elementsがおまけで付いてくるという信じられない事実がある。そこで、激安パソコン顛末記としては、このペンタブレットを買ってみようと思っている。 そしてもう一つ、Photoshopは使用するパソコンへの要求性能が厳しく、例えElementsでも旧型のパソコンでは固まってしまうなど、中々手強いソフトだ。そこで激安パソコンでPhotoshopがマトモに動くのか、等を確認してみようと思っている。 ということで、乞うご期待。 |