今回はインパネから。
オーリスのインパネはカローラ(アクシオ&フィールダー)とは全く異なり、この部分は金型を新設したようだ。
↓ドアのインナーパネルもカローラとは全く異なる。写真はRS ”S Package”ということもあり、結構高級感がある。
↓RSのエアコンは”S Package”がフルオートで標準はマニュアル式、それ以外のモデルでは最廉価の150X ”C Package”(171万円)以外はフルオートとなる。
オーディオは標準では付かないが、写真はラインオプションのオーリスライブサウンドシステム(2.8〜3.9万円)という大そうな名称を命名されているが、言ってみればCD付FMラジオだ。考えてみれば4万円以下で、そんな
立派なオーティオが付く訳が無いのだが。
↓エンジンの始動はRSの場合、”S Package”のみインテリジェントキーとスタートボタン
を使用するが、標準モデルは金属式のキーとなる。その他のモデルは150X ”C Package”以外はインテリジェントキーを採用している。
RSのインテリアトリムはカーボンファイバー”調”で、180G と150Xの場合は”S Package”にオプションで本革貼り、その他はブラックメタル調となる。
↓RSの6MTは左上にRがあるタイプで、シフトノブはそれ程高級ではない。また3つのべダルも踏面は樹脂性で左のフートレストも滑り
止めのプレートが無く、カーペット材のままだ。
↓180GはCVTで、ATセレクターはジグザグゲート式だがティプトロパターンでマニュアルモードもある。ま
たステアリングには見かけはチャチだがパドルスイッチも付いている。
↓メーターは”S
Package”は下記の2眼だが、その他のモデルは中央に速度計を配した3眼となる。したがって、RSでも標準は3眼となっている。
今回は1.8LモデルであるRSと180Gを紹介したが、いづれも”S Package”装着車で価格は220万円強であり、これにナビでも付ければ結構な価格となる。
そしてRS ”S Package”の225万円という価格は、86 G(MT)の241万円より16万円安いだけ
だが、オーリスと86だったら、誰が考えても性能(動力性能、操舵性、フィーリング)的には86の圧勝でしょう。
ということで、今や貴重な6MTをニューモデルに設定したトヨタの方針には全く異議はないのだが、問題はわざわざMTを選ぶだけの基本性能があるのかということだ。以前乗った日産 ティーダ オーテックバージョンのように、大いなる期待をして試乗したら、AT
(CVT)用のトロいエンジンそのまんまでミッションだけMTにしたので、シフトダウンで回転を合わせるために一瞬アクセルを煽ってブリッピングをしようと思っても全く反応
しない、ハッキリいってMTのデメリットしかないようなクルマで、何ともガッカリしたものだった。そういう面では、オーリス
RSには是非とも試乗してみたいと思っているが、ディーラーでMTの試乗車なんて用意するのだろうか?しかも、オーリスの販売はネッツ店だから、殆ど期待は出来ないが。
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