B_Otaku のクルマ日記

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2012年8月1〜15日
    
2012/8/15(Wed)  NISSAN SERENA HYBRID <2>


今度はエンジンルームの中を見てみると、他のHyb.車で目に付く太いオレンジのケーブルや駆動用の半導体を収めた電子ユニットなどが見当たらない。



車両右側にはブレーキ液のリザーバータンク(写真左下の白い部分)があり、その奥にはマスターシリンダーらしきモノが見えるが、バキュームブースターは見えない。パワーアシストはどのような方式なのだろう?
また、車両左側には極普通の鉛バッテリーが2つ載っているが、これに回生制動のエネルギーを貯めこむようだ。



室内は基本的にガソリンのセレナと同じで、全長の割に前後に十分なスペースを持ち、さらにHyb.にも関わらす床が低くてフラットとなっている。 これはリチウムやニッケル水素等の大型バッテリーを使用していない事による。



シート表皮は欧州車的なファブリックを使用し、シート調整は全グレードとも手動式となっている。






ドアのインナートリムは、一見するとシボも綺麗でパッドのように見えるが、指で叩くとコンコンという音がする。それでもアームレストと肘の当たる部分にはクロスが貼ってある 。



リアのスライドドアは電動式で、音もなくスーッと開閉する。



何やら、ハイブリッドと言っていいのか疑問があるようなクルマだが、次回はインテリアの操作系を見てみよう。


 


    
2012/8/13(Mon)  NISSAN SERENA HYBRID


2010年10月にFMCされた日産セレナは約2年経過して、この度MCが 実施された。セレナといえばトヨタのノアと共に、ファミリーユースのミニバン市場で大いに売れている日産の主力車種だが、その重要なモデルの殆ど全てをS−HYBRIDという方式にしてしまった。それでは、先ずは基本諸元から。

 

セレナハイブリッド(Hyb.)のモーターは2.4psで他車と比べると・・・・・えっ、なにっ?2.4psって、何かの間違いではないの?? なあ〜んて言いたくなるくらい低出力のモーターで、プリウスαの82psと比べると1/20程度だ し、低出力でトヨタのカタログでは”モーターちゃん”なんて馬鹿にされていたホンダのHyb.だって14ps と数倍以上だから、セレナのHyb.って一体何のだろうか。

と、まあ、取りあえずその話は置いておいて、エクステリアから眺めて見ることにする。

なお、写真はセレナ ハイブリッド ハイウェースターGという上級モデルで、価格は279.9万円もする。



Hyb.のトップグレードだけあって、エアロやらアルミホイールやらの高級装備が付いている。



大きなボディに対して、何やらホイールが小さく見える。



3列シート車としては決して狭くは無いリアラッゲージスペース。



サイドはフロントドアに、そしてバックドアにも”PURE DRIVE S−HYBRID”のエンブレムが付くが、2.4psモーターにしてはデカい文字を使っている!  



つづく。


 


    
2012/8/12(Sun)  Bentley Continental GT V8


ベントレーといえばロールスロイスの兄弟分で、ロールスがフォーマルな公用車の印象なことに対して、ベントレーは少しカジュアルというか、公用に対してのプライベートユースという感じだろうか。 下の写真はベントレー S1コンチネンタル(1956)で、ロールスロイスの雰囲気を持った2ドアクーペという出自がハッキリと感じられる。



そんなベントレーも1931年から続いたロールスロイスとの関係からフォルクスワーゲングループとなったのが1998年 。その新生ベントレーが2003年に発売したのが、2ドアクーペのコンチネンタルGTで、発売当時はVW製のW12気筒 6.0Lを搭載していた。上の写真で紹介したように、ベントレー2ドアクーペの伝統的名称であるコンチネンタルというブランドに は大いなる価値があることになる。下の写真はコンチネンタルGT 2009年モデル。



そのコンチネンタルGTは昨年モデルチェンジされた。そして最近、2013年モデルが発表されたようで、新型V8エンジンの性能は4.0Lツインターボにより、507ps/6,000rpmの出力と660Nmのトルクを1,700〜5,000rpmの広い回転域で発生する。ミッションは新型のクロスレシオ8速ATが装備され、この組み合わせでは0〜100km/hを5秒以内、最高速は290km/h以上という性能を発生する。と、数字で見ると、この程度の性能はV8クラスの高級GTなら当たり前に感じるが、ベントレーの高性能というのはホンの余裕、という感じで、別に必死に加速したりはしないが、いざという時にはトップクラスのスポーツカーの条件である0〜100km/hが4秒台くらいは出せるぞ、という感覚だ。



なお、GTのW12エンジンは6.0Lから640psを発生する。日本での販売価格はクーペのGTとカブリオレのGTCで下記のようになっている。
  Continental GT V8 ¥21,660,000-
  Continental GTC V8 ¥23,800,00
  Continental GT(V12) ¥24,150,000- 
  Continental GTC'(V12)  ¥26,400,000-
という訳で、もっと写真を見たい読者は、例によってオフィシャルフォットにリンクを貼っておく。

追伸:
何やら浮世離れした話題になってしまったので、次回はグっと庶民的に先ごろセレナに追加されたS−HYBRIDを紹介する。価格は丁度コンチネンタルGTの消費税と取得税分で買える!








    
2012/8/11(Sat)  Honda Accord & Accord Coupe


ホンダの米国向けベストセラー中型FF車であるアコードの次期モデルが発表された。発売は秋というが、今の段階では詳細な内容は一切発表されていない。

 
 

 
セダンと同時にクーペも発表された。


 


なお、何時もならばNetCarShow.comのサムネイルを表示して、全画像を見られるようにしているが、今回公開されたオフィシャルフォットは上記の4枚のみだった。それでも、写真以外の文章を見たい読者のためにリンクを貼っておく。

アコード セダン http://www.netcarshow.com/honda/2013-accord/
アコード クーペ http://www.netcarshow.com/honda/2013-accord_coupe/
 


    
2012/8/9(Thu)  S54 SKYLINE GT CATALOG


7月24日の日記で紹介した2代目スカイラインS5型のバリエーションで、日本グランプリに勝つために1.5Lセダンであるスカイラインのボンネットを延長して、そこにグロリア スーパー6用の6気筒2Lエンジンを押し込んだスカイラインGTは限定販売の後にスカイライン2000GTとして発売されたが、その当時の本カタログを全ページ(表紙を除く)PDFファイルに起こしてみた。

興味のある読者は下のリンクから

「S54 スカイライン2000GT カタログ 」(PDF:4.20MB)

「S54 スカイライン2000GT スペックシート」(PDF:1.44MB)




 


    
2012/8/8(Wed)  TOYOTA PORTE <3>


今回はインテリア編の続きとして、走行関係を主に見てみよう。



インパネは真っ平らで、メーターはセンターに配置されているのでドライバーの正面には何もない。その代わりに何やら収納スペースがあるが、右端は牛乳などの1L紙パックが入るようだ。ステアリング正面のスペースは何を入れるのだろうか?



標準はオーディオレスだが、ラインオプションでCD+AM/FMラジオが約3万円で設定されている。なお、ナビのラインオプションは無いので、ディーラーオプションかカーショップで購入して取り付けることになる。



エアコンはGに標準装備されるオートエアコン(写真右下)とその他のグレード用のマニュアルエアコン(写真左下)がある。



CVTセレクターはグレードが異なっても同じもので、強いて言えばノブが革巻きとか、ベースプレートの縁取りの表面処理が違うなど、ちょっとした違い程度だ。



エンジンの始動は、ベースグレードのXのみが金属キーで、その他はインテリジェントキーとプッシュボタンの電子式となる。



メーターは何れもセンターに配置され、回転計を装着するモデルは無い。速度計には角型と丸型があり、メーターパネルもシルバーとブラックがあり、これらはグレードやパッケージによって変わる。なぜか、このメーターに拘りを持ってオプション設定されている?



ポルテの中心グレードは1.5F(164万円)あたりだろうか。そうなると、子育て専用のママクルマとしてはチョイと高いし、一家で一台のファミリーカーとして遠出もするとなると、ちょいと心もとない。ということで、一体誰が買うのだろうかと考えたが、理由は何であれ左サイドの大きな電動スライドドアに惚れ込んだから買いだし、あのドアを評価しないのなら買う理由は全くない。
さて、こんなデッカイ穴を片側だけに開けていて、剛性は十分なのだろうか? コーナーリング特性が左右で違うなんてことは無いのだろうか? という興味もあり、早速試乗してみた。結果は近いうちに簡易試乗記にて。
 


    
2012/8/6(Mon)  TOYOTA PORTE <2>


今回はインテリア編1回目として、まずは例によってドアを開けたところから。



床が低くて完全にフラットなことから、意外にも室内は結構広い。



シート表皮は、ベースグレードのXがジャージで中間のYとFがトリコットとなるが、Fは撥水トリコットとなる。そして、上級グレードのGは起毛トリコットという例のトヨタ丸出しのヤツが使われる。



ドアのインナートリムは安物丸出しのブラスチック一体成型で、まあ、こんなものだろう。



先代からのラウムの売りである大きな電動スライドドア。このドアに惚れなければラウムを買う価値が無いと言い切りたいほどの特徴となっている。



後席の足元スペースはワンボックス車なみに広い。フロントの助手席のバックレストを前に倒せば、テーブルとしても使える。



左側のスライドドアのインナートリムは、極々シンプルで、機能一点張りというところだ。



次回は引き続きインテリア編として、操作系を中心に紹介する。
 


   
2012/8/5(Sun)  TOYOTA PORTE


2004年に発売されたポルテは低く平らな床と助手席側に大型電動スライドドアというユニークな組み合わせにより、ウェルキャブなど介護用としてのベースなどにも使われている。 ただし、売り上げは2011年に約2,600台、2010年でも約4,700台と決して量販が期待できる車ではないが、この度新型にFMCされた。

そして、今回からは系列違いの販売網でも売るためにスペイドという兄弟車も設定されたが、これがまた一部のうるさ型からは批判の対象となるのだろう。グレードと価格は、ベースのXは1.3X:155万円、1.5X:159万円となり、その差は僅か4万円だから、1.3は廉価版というよりも低燃費版という位置づけかとも思ったが、JC08モードで1.5Lが19.0km/Lに対して1.3Lは19.6km/Lと、その差も僅かだから、1.3Lを選ぶ理由が判らない。
次に中間グレードがフロントセパレートシートの1.5Fとベンチシートの1.5Yが共に164万円で、上級グレードのGは174万円となっている。更に1.5Lモデルには4WDも用意されていて、価格は2WDよりも17万円高い。 なお、兄弟車のスペイドはグレード展開も価格もラウムと全く同じとなっている。

先ずはエクステリアから。



写真で見た時には軽自動車の少し大きいヤツ、くらいに思っていたが、現車を見ると想像よりは大きく感じる。といっても、ミニバンの小さいヤツだから、こういうのをプチバンというのだそうだ。アウターサイズは全長3,995×全幅1,695×全高1,690mmで、これは日産キューブの全長3,890×全幅
1,695×全高1,650mmとほぼ同サイズとなっている。



エクステリアでのポルテとスペイドの違いは、フロントではヘッドライトとバンパー、特にエアインテイクの形状が明らかに違うが、これは世界中のクルマがやっていることで、樹脂型の 変更のみで見た目を大きく変えられるし、強度メンバーになっていないことから、開発期間が短いなど、経費が大幅に節約でき る割にはインパクトが大きい。



リアも違いはバンパーの形状と、そこに付く反射鏡くらいの違いで、一見しただけでは判らない。





リアのラッゲージスペースはコンパクトカー以下で、しかもリアシートを倒し床をフラットにしてライトバン的に広い荷室を得ることもできなさそうだ。



エンジンは1.5Lと1.3Lの2本立てで、エンジン型式、スペックともカローラ アクシオと同一だ。



次回はインテリアを紹介する。
 


   
2012/8/4(Sat)  NISSAN New NOTE


マーチベースのホンダ フィット対向車として2005年に発売されたノートが7年ぶりに新型となる。先代がBプラットフォームを使用していたのに対して、今回は現行マーチと同様にVプラットフォームという日産が開発し たBセグメント用を使用し、エンジンは直3 1.2L直噴エンジンをスーパーチャージャで過給する。





実際の発売は9月ということだが、既にディーラーには先行カタログ(といってもペラペラの薄い奴)が用意されている。先日訪れたディーラーでは、入口のテーブルにドサッと積んであったから、ジャンジャンと配っているのだろう。えっ?取りに行くのが面倒だって? そんな読者のために、主要ページをPDFに変換したので、 ご覧いただこう。

「NISSAN NEW NOTE プレカタログ」(PDF:1.0MB)
 


   
2012/8/2(Thu)  New Boxster 981 vs Carrera 991 <3>


今回はインパネを中心とした操作系の比較をする。



まず一見して非常に似ていることを感じるだろう。
その中で一番目立つ違いは、ダッシュボード上部(天部)中央のエアアウトレットと、オプションのスポーツクロノのストップウォッチ位置だろう。 また、981はストップウォッチの上にはハザードランプとドアロックのスイッチがあるが、991ではコンソール上のPDKセレクター後方にある。



標準装備のクラリオン製オーディオ一体型ナビも同一で、更にはエアコンのコントロールパネルも同じもののようだ。ただし、ボクスター&ボクスターSのオートエアコンは13.5万円のオプションとなっているから、写真のクルマはオプション装着車であり、標準装備は多少異なる筈だ。

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電子キーとなっても、イグニッションをONとするには、キーをスロットに差し込んで右に捻るという伝統的な手法は両車に共通であり、キースロットとその左の回転式のライトスイッチは全く共通となっている。しかし、その上のエアアウトレットの形状は全く異なっている。



メータークラスタの最大の相違点は、981が3連であるのに対して991は5連メーターとるが、これも伝統的なもので今更言うまでもない。そしてもうひとつの伝統は、カレラもボクスターもノーマルと”S”ではメーターのパネルの色が異なる事で、ノーマルグレードはブラックであるのに対して、Sはシルバーとなるが、今回からはセンターのみが色違いとなり、他はブラックとなっている。



PDKのセレクターは殆ど同じ。991は、その手前にハザードランプとドアロックのスイッチがあるが、981は既説明のように、ダッシュボード天部中央にある。



コンソール、PDKセレクターの更に手前には、各種のスイッチが並んでいて、これも基本的に同じだ。違いがあるのは991と981というよりもオプション装備による場合が主で、中央のスイッチは981がオープントップの上げ下げであり、991はサンルーフの開閉とチルト だが、991でもサンルーフを装着していないと、この部分はブランクになる。



以上、991と981を比較してみたが、例によってかなり同一の部分があるようでいて、ここ一番ではちゃあんと差を付けているのは何時ものとおりで、987/997に対してのキープコンセプトは貫かれていた。

<完>
 


   
2012/8/1(Wed)  LEXUS New LS


LEXUSのフラッグシップであるLSの新型が発表された。といっても、実はビッグマイナーとかフェイスリフトという類でFMCではない。
ラインナップはLS460、LS460L、LS600hL、LS460 FスポーツでLS460とLS460LにはAWDモデルも用意されている。またLS600hLハイブリッドはフルタイムAWDとなる。
LS460 Fスポーツは10mmダウンのエアサスペンションとリアにトルセンLSD、ブレンボの6ピストンキャリパーを使用したブレーキ、19インチオールシーズンタイヤなどを装備している。
フロントグリスは最近のレクサスサルーンの流れであるスピンドルグリルに変更された。





それにしても、発表されたオフィシャルフォットの数の多さと、標準モデルにFスポーツ、そしてハイブリッドというバリエーション別に公開されているという気合の入れように驚くが、LEXUSのラインナップ中でもフラッグシップであるLSはLEXUSブランドの看板なわけで、当然と言えば当然でもあるが・・・・・。







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