B_Otaku のクルマ日記

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2012年1月1〜15日
 
2012/1/15(Sun)  SUZUKI SWIFT SPORT <1>


今や絶滅寸前の国産ホットハッチ。その代表であるスイフトスポーツ(スイ スポ)だが、1年前にスイフトのFMCが実施された時点でスイスポが途絶えてしまったが、昨年の末に待望の新型スイスポが発売された。ただし、最初は6MTのみで、CVT版は約1ヶ月遅れて1月27日に発売される。
今回紹介するのは勿論6MTで、価格は168万円。ただしオーディオレスのために低価格のナビをつけるには10万円ほど、そしてETCも付けるだろうから車両総額は 最低でも180万円くらいになる。

写真のクルマはイメージカラーのチャンピオンイエローで、ハッキリ言っていい年こいたオヤジが乗るのは気恥ずかしいが、シルバーやブラック、そしてホワイトパールなどならば、そんなに目立たないだろう。



ボティカラーを目立たない色にした場合、エアインテイクやフォグランプがちょいとケバいし、サイドにもエアロパーツが付いてはいるが、まあそんなに目立つことも無いだろう。



サイドから見れば、色以外は普通のスイフトとそれほど変わらない。強いて言えば、リアのルーフエンドにスポイラーが付いていることだが、最近は燃費向上のために大人しいモデルでも付いている場合があるから、それほど目立たない。

リアから見ると太い排気管が左右から出ているのが、何とも怪しい。



エンジンはM16A型 直列4気筒、1.6Lで136ps/6,900rpm、16.3kg・m/4,400rpmを発生する。可変吸気システムや吸気側にバルブ開閉タイミング制御(VVT)を使用して高出力を発生している。



ブレーキは4輪ディスクでリアキャリパーはアルミ製とのことだが、写真からしてアルミはシリンダーハウジングのみだろう。また、リアはパーキングドラムが見えないことから、キャリパー自体をパーキングブレーキとしても使用する、通称P付きキャリパー であると推定できる。そしてリアキャリパーが1時の位置にあるのは、パーキング用レバーやワイヤーの配索のためだろう。



次回はインテリアを紹介する。


 


 
2012/1/14(Sat)  Acura NSX Concept


デトロイトモーターショーに出展されたアキュラ NSXコンセプトは近い将来発売される現代版NSXということのようだ。軽量素材とミッドシップにマウントされるV6エンジン、そして革新的なSport Hybrid SH - AWD® ( スーパー Handling All Wheel Drive™ ) ハイブリッドシステムを含む新技術を使用している。 総合トルク制御システムは2つの電気モーター駆動を利用して、コーナーリング中の前輪のトルクを即座に増減させることが出来る。





Sport Hybrid SH - AWD® は現在のAWDシステムには比べる対象が無いくらいのハンドリング性能を供給するだろう。さらにはパワフルな次世代 VTEC® 直噴V6エンジンは内臓電気モーターによるデュアルクラッチ駆動によりスーパーカーとしての加速を提供する ・・・・ということだ。

この3年後にデビューするアキュラの新しいスーパーカーはHonda R&D Americas, Inc.のエンジニアチームにより開発され、オハイオ工場にて製造される。




 


 
2012/1/12(Thu)  MERCEDES BENZ C200 AMG Sport<3>


前回のエクステリアに引き続き、今回はインテリアを紹介する。。



インテリアでのAMGスポーツパッケージの装備としてAMGスポーツステアリング。



そして①パドルシフと、②本革巻・アルミニウムシフトノブ ③ステンレスアクセル&ブレーキペダル(ラバースタッド付) 。



シートはスポーツシート[前席] となる。
ただし、写真のクルマにはオプションの本皮シートが装着されている。標準は下の写真のようにサイドが人口皮革でセンターがファブリックのレザーツインシートが標準となる。



加えて、2011年11月からはC200の本皮シートはオプション設定から無くなったようで、要するに選べない!
本皮シートが欲しければC250かC350を買うしかいない。


今人気絶頂のCクラスは確かに内容的には末期のBMW3シリーズを大きく引き離している。そして、売れ筋はC200アバンギャルドで、この売れ筋モデルは外見的にAMGスポーツを標準としてしまった。ただし、現行販売モデルの場合はAMGスポーツらしいハンドリングを得るならばダイナミックスポーツパッケージプラスの追加が必要となる。この18インチタイヤを装着しサスペンションも多少強化したC200の乗り味はどんなものだろうか?
実は既に試乗は済ませてあるので、近いうちに試乗記として纏める予定をしている。
一言でいえば・・・・・これぁ良い!

請う、ご期待!
 


 
2012/1/10(Tue)  MERCEDES BENZ C200 AMG Sport<2>


それでは今回はC200 AMGスポーツパッケージを写真で紹介してみよう。なお、写真のクルマは2011年5月発売のモデルであり、11月以降ではダイナミックスポーツパッケージプラスの追加が必要となる。



外観的にはアバンギャルドデザインフロントグリル、AMGスタイリングパッケージ[フロントスポイラー・サイド&リアスカート]、18インチAMG5 ツインスポークホイールが装着されている。



18インチAMG5ツインスポークアルミホイール、Mercedes-benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク (フロントのみ)。実はキャリパー自体は普通の片押しタイプにメルセデスのロゴ付きプレートを貼り付けただけだが、まあ普通の人なら結構喜ぶのかもしれない。



なお、リアはキャリパーのロゴも無いし、ブレーキディスクに穴もない。



AMGサイド&リアスカートが付くが、排気管は1本出しのまんま。ここはハッタリで2本出しのマフラーカッターくらいは欲しい。



次回はインテリアを紹介する。
 


 
2012/1/9(Mon)  MERCEDES BENZ C200 AMG Sport<1>


昨年の5月に大幅なマイナーチェンジ(MC)を行なったCクラスは、1.8Lエンジンの過給を従来のスーパーチャージャーからターボに、またミッションも5ATから最新の7ATへと変更したことで、一気にこのクラスの定番であるBMW3シリーズを追い越してしまった感がある。
そのCクラスだが、ビッグMCから僅か半年後の11月には、グレード構成が変更されてオプションなども一部変更された。特にC200についての変更が多く、また従来C200のボトムモデルとして設定されていたC200ブルーエフィシェンシーライト(399万円)に対応するモデルとして、同じく1.8LながらC200よりも更にデチューンしたC180というモデルとして新たに設定された。

これによりC200には同じ1.8LながらC180、C200、C250という3種類のグレードが揃ったことになる。以下にその3種類 にV6のP3.5Lを加えたCクラスのエンジンスペックを掲げてみる。
 
    Mercedes Benz Mercedes Benz Mercedes Benz Mercedes Benz
      C180 Blue
Efficiency
C200 Blue
Efficiency
(Avantgarde)
C250 Blue
Efficiency
Avantgarde
C350 Blue
Efficiency
Avantgarde

エンジン・トランスミッション

エンジン種類

  I4 DOHC Turbo V6 DOHC
 

エンジン型式

  271 276

総排気量(L)

1,795 3,497
 

最高出力(ps)

156/5,000 184/5,250 204/5,500 306/6,500

最大トルク(kg・m)

25.5/1,600-4,200 27.5/1,800-4,600 31.6/2,000-4,300 37.7/3,500-5,250

トランスミッション

7AT

その他

燃料消費率

10・15 N/A 14.0 13.8 13.4
 

  (km/L)

JC08 N/A 13.6 13.2 12.8
 

車両重量(kg)

  N/A 1,520 1,570 1,610

パワーウェイトレシオ(kg/ps)

8.3 7.7 5.3

価格

車両価格

399万円 445(509)万円 572万円 680万円
 

備考

発売予定      

399万円のベースモデルをMCでデチューンして付加価値を落とすことで低価格の正当性を保つという方法は何だかインチキ臭いが、BMWもやっているし、 いつの間にやら当たり前になってしまったようだ。 それにしても、ターボと電子制御の組み合わせは従来にはない商売を提供してくれたが、やっぱり、何やら釈然としないのだが。

さて、本題のC200アバンギャルドだが、まずは復習としてC200とC200アバンギャルドの大きな違いは、エクステリアではフロントのグリルが異なることで、C200は格子のグリルでボンネット先端におなじみのベンツマーク(スリーポインテッドスター)のマスコットが付く。これに対してアバンギャルドではラジエターグリルの中央に大きなベンツマークがドカンとくっ付いてい て、その昔はSLなど特別のスポーツタイプに付くもので、これに乗る事は夢だったのだが、いつのまにやらボトムモデルのAクラスにも付くようになってしまった。

実は2007年に現行W204が発売された時点ではボンネット上にマスコットが付くのはエレガンスというグレード(写真左下)で、アバンギャルド(写真右下)と併設されていた。ところが、エレガンスの売れ行きが悪かったのか、2011年5月のビッグMCでは、C200のみにスタンダードモデルとアバンギャルドが併設され、C250とC350は全てアバンギャルドとなってしまった。要するに、今現在販売されている殆どのCクラスはデッカいベンツマーク付きということになる。


2007年発売時のCクラス。左がエレガンスで右がアバンギャルド

更に2011年11月の変更では、C200アバンギャルドに本来別オプションであったAMGスポーツパッケージ(AMG Sp.)が標準装備された。と、いってもC250/350のAMG Sp.は走りに関するダイナミックスポーツパッケージプラス(18インチAMG5スポークホイール含む)が標準であるのに対して、C200では別オプション(13万円)となっている。

 


 
2012/1/8(Sun)  乗用車新車販売台数


昨年の登録車(軽を除く自動車)の販売結果が発表された。その中から乗用車部分を抜き出したのが下の表だ。

    【ブランド別】 乗用車(登録車)新車販売台数概況 ( 2011年12月実績 )
                
  普通 小型 本年累計
ダイハツ 合計  

227

227

3,101

前年比  

122.0

122.0

53.4

ホンダ 合計

2,517

28,417

30,934

378,211

  前年比

97.3

107.2

106.3

77.8

レクサス 合計

2,242

 

2,242

42,365

前年比

138.9

 

138.9

126.9

マツダ 合計

4,034

4,204

8,238

130,419

  前年比

126.8

151.5

138.3

83.1

三菱 合計

1,858

1,452

3,310

52,597

前年比

86.1

174.7

110.7

80.3

日産 合計

15,203

14,383

29,586

392,326

  前年比

152.7

124.5

137.6

88.7

スバル 合計

6,202

645

6,847

73,806

前年比

136.1

103.0

132.1

93.2

スズキ 合計

158

5,600

5,758

76,765

前年比

71.8

168.5

162.5

132.2

トヨタ 合計

51,712

32,725

84,437

1,032,245

前年比

133.3

107.8

122.1

72.9

その 合計

19,888

2,885

22,773

204,200

前年比

133.4

85.8

124.6

109.8

 

103,814

90,538

194,352

2,386,036

   

77,954

79,489

157,443

2,927,602

   

133.2

113.9

123.4

81.5

  ブランドの台数には、海外生産車を含む。

 

 

  ※スズキのにシボレー・クルーズをむ。

 

 

      

83,381

85,908

169,289

2,125,329

     

132.7

117.3

124.4

78.1

      

20,433

4,630

25,063

260,707

     

135.2

73.8

117.2

125.4

   ※輸入車合計には、日本メーカーの海外生産車む。

 

 

  (社)日本自動車販売協会連合会調べ

この表の一番右の欄、各メーカーの2011年登録台数の下にある前年比を見ると、なんとスズキとレクサスを除いては皆大幅な減少となっている。国産車の合計でも78.1%と2割以上も落ち込んでいた。それに対して輸入車は25%ほど増えている。ということは、やはり3・11の被害で生産がストップしたことが原因のようだ。輸入車が伸びたのは、国産車が軒並み納車が出来ないのに対して、輸入車に切り替えたユーザーがいるのだろう。

12月のデーターを見れば、前年比で20%以上も増加しているから、今現在は国産車の生産も本来の能力に戻っているようだ。ところで、昨年12月26日から受注を開始したトヨタの新型コンパクトHVのアクアは昨年で既に6万台のオーダーがあって、今発注しても納車は4月だという。
近所を歩けばカーポートにプリウスのある家の多いこと。そして道路を見れば走っているのはミニバン以外にはプリウスがやたらと目に付く。それにしても日本人はハイブリッド車がお好きなようで・・・・・。
 


 
2012/1/6(Fri)  このクルマは?


下の写真はトヨタのオーリスで、カローラのハッチバックモデルを欧州向けと共通化したために別モデルとなったものだ。そんなの知ってるよ、と言われそうだが、アルピナの先生やM5の社長はオーリスなんて判らないかと思ったものでして。えっ?ナンバーのところに”AURIS”って書いてある、って。なる程、そりゃあ判るわけだ。





それで、室内を見てみれば、なにっ?サイドの張り出しの大きなスポーツシートにオレンジのツートーンカラーという派手さ。これは一体何モノか?



インパネを見れば特に変わったところは無く、コンソール上のATセレクター、いや違う、シフトレバーだ。そして、ペダルを見れば3つあるようだ。



そこで、シフトレバーとペダル付近を拡大してみれば、6速MTであることは間違いない。

 

ついでにリアのアルミホイールを覗くと、ちゃあんとディスクブレーキが見える。



このクルマはAURIS RS。



RSの価格は209.6万円で6MTのみ。これは同じ1.8Lの180Gが196.9万円であることを考えれば決して高くは無い。気がかりなのは殆ど180Gと同じという言ってみればファミリーエンジンのレスポンスが折角のMTを充分に堪能するだけのレスポンスを持っているか否かだ。そして、あと10万円ほど出せば、春に発売される86が買えそうだ。と、なると、このクルマは86が出るまでのつなぎというところだろうか。
 


 
2011/1/5(Thu)  Hyundai Veloster


今年1月のデトロイトショーで発表されたヒュンダイの新型3ドアクーペVelosterの最新市販モデルが発表された。Velosterは昨年1月16日の日記で紹介したが、クラスはホンダCR‐Zと同じ小型ハッチバッククーペで、エクステリアはヒュンダイ 得意の何かに似ているというやつで、CR‐Zと並べてみれば、あ〜ら不思議、イメージはそっくりだった。
そして、自慢の3ドアというのは運転席側に観音開きの小さいリアドアが付いていることで、こらは言ってみればマツダRX8のパクリだった。





以下に最新の内容を要約しておく。

・エンジンはニューガンマ4気筒1.6L直噴(GDI)で138ps/6,300rpm、17.0kg・m/4,850rpmを発生する。新ガンマエンジンは可変バルブタイミング、電子スロットル、ローラータイミングチェーン、低摩耗コーディングなどを採用している。
・ミッションは6速MTまたはヒュンダイが開発した(本用かよ?)新型の6速DCTで、クラッチ起動装置は電気モーターを使用している。
・重量は2,584lb(1,172kg)で、これはサイオンtCよりも400lb(181kg)以上軽い。
フロントサスペンションはマクファーソンストラットで、ガス封入ダンパーと24mmのスタビライザーを装着している。
・リアサスペンションは軽量トーションビームに23mmのスタビライザー、モノチューブダンパーを装着している。
・操舵装置は電動パワーステアリングで燃費を改善している。(今時同然だが)
・回転半径は5.2mで、これはtCの5.7m、CR‐Zの5.4m、ミニの5.4mとミニ・クラブマンの5.5mに比べて最小である。 (だからどうした?)
・タイヤは標準が215/45HR17でオプションに215/40VR18が用意されている。
・ブレーキは4輪ディスクで電子式の前後配分を含むABSが装着されている。(これも日本車ならが当たり前)

以上の特徴を見ていると、随所でサイオンtCとホンダCR‐Zと比較しているが、この2車は米国で人気の小型スポーツクーペだから、当然ながらこれらを米国市場で相手にするのだろう。 ヒュンダイの最新型ハッチバックなどは、以前のように日本車そっくりという程では無くなったが、このベロスターは明らかにCR−Zを意識しているのは、小型スポーツクーペの分野では、ハッチバックのファミリーカー程には手馴れていないということかもしれない。

なお、
Velosterの米国での販売価格は$17,300 - $17,300で、これはCR‐Zの$19,545 - $23,555は当然としても、 若者向けブランドとして価格を安めに設定しているサイオンブランドのtC($18,575 - $19,575)よりも更に安い設定となっている。


  


 
2012/1/4(Wed)  スバルの新型車


スバルXV
ニューインプレッサをベースとしたクロスオーバーがXVで、 ターゲットの米国市場での発売は秋といわれている。今年のスバルは春にBRZ(86のスバルバージョン)が予定されているし、その後は秋に はXVという具合に動きが活発になっている。





次期WRX
そしてスバリスト達の一番の興味は、インプレッサがFMCしたことにより、WRXがどうなるのかと言うことだろう。これについては米国のMOTOR TRENDのサイトで報じられている

http://www.motortrend.com/future/future_vehicles/1107_subaru_wrx_to_go_its_own_way/

次期WRXは2014年に発売で、インプレッサとは異なる新しいプラットフォームを使用するクーペモデルで、ホイールベースもインプレッサより短い。2Lの自然吸気ボクサーエンジンのインプレッサとは異なり、1.6Lターボ過給ボクサーエンジンにより270psを発生する。またSTIについては同じ1.6Lボクサーターボでも300ps以上を発生するという。

これらは2年後に26,000〜29,000ドルでショールームに並ぶだろう と書かれているから、日本でも300万円くらいで発売されるのだろうか。


 


 
2012/1/3(Tue)  トヨタ プリウスPHV <2>


両車のエンジンルームの中を比べてみると、殆ど区別がつかないくらいに同じだった。



そして、インパネはと言えば、これも殆ど同じように見える。
 

最大の違いはセンターのディスプレイで、PHVは液晶画像によってより精細な表示ができる。



センタークラスターも全く同じだが、強いて言えばディスプレイの右横にあるスイッチが違う。



という訳で、違いはバッテリーの形式と容量、それに外部電源での充電機能くらいのようだ。
それなのに、プリウスより100万円高いが、多くはバッテリーの価格だろうか。
それで、誰がこのクルマを買うのかというと、さ〜て、誰でしょうねぇ。
 


 
2012/1/2(Mon)  トヨタ プリウスPHV <1>


昨年末から予約を個人ユーザー向けに予約を開始したプリウス プラグインハイブリッド(PHV)だが、実は業務用途には既に販売 されていた。なぜ、一般用の発売を遅らせたかと言えば、ファミリーユースの場合には各家庭に充電設備を設置する必要があり、これに対するフォロー体制ができるまで時間がかかったから、ということらしい。そして、当然ながら納車は充電設備の設置が終わった後となる。

PHVのメリットはと言えば、20kmまでならエンジンの力を借りずにEVとしてモーターだけの運転ができることで、バッテリーがなくなったらばエンジンを始動すれば引き続き走行が可能という点にある。



エクステリアでのプリウスとの違いは、ちょいと見ただけでは、まず判らない程度だ。



しかし、ボディ右側面には充電用のコネクターがあるのがプリウスとの最大の違いとなる。



大型のバッテリーを搭載している為にリアラッゲージルームの床位置は高いし、マットを外して床下収納スペースを見ると、これもミニマムとなっていた



それでは、プリウス一族の緒元を比較してみる。オリジナルのプリウスと3列シート(但し上級モデルのみだが)のワゴンタイプであるプリウスα、そしてPHVという3兄弟に加えてホンダ インサイトも並べてみた。
 
    ①;
      TOYOTA TOYOTA TOYOTA HONDA
       PRIUS PHV PRIUS  PRIUS ALFA G  Insight
Exclusive
 

車両型式

  DLA-ZVW35 DAA-ZVW30 DAA-ZVW40W DAA-ZE3

寸法重量乗車定員

全長(m)

4.480 4,615 4,395

全幅(m)

1.745 1,775 1.695

全高(m)

1.490 1,575 1.435

ホイールベース(m)

2.700 2,780 2.550

駆動方式

FF
 

最小回転半径(m)

  5.2 5.8 5.0

車両重量(kg)

  1,410 1,350 1,480 1,200

乗車定員(

  5 7

エンジン・トランスミッション

エンジン型式

  2ZR-FXE LDAMF6

エンジン種類

  I4 DOHC I4 SOHC

総排気量(cm3)

1,797 1,496
 

最高出力(ps/rpm)

99/5,200 111/6,000

最大トルク(kg・m/rpm)

14.5/4,000 14.5/4,800

トランスミッション

  CVT
 

モーター型式

  3JM 5JM MF6
 

モーター最高出力(ps)

82 14/1,500
 

モーター最大トルク(kg・m)

21.1 8.0/1,000
 

バッテリー形式

リチュウムイオン電池 ニッケル水素電池 リチュウムイオン電池 ニッケル水素電池
 

バッテリー容量

207.2V 4.4kWh 201.6V 1.8kWh 5Ah (1時間率) 5.75Ah (3時間率)
 

燃料消費率(km/L)

10.15 NA 35.5 31.0 30.0
    JC08 61.0 30.4 26.2 26.0

サスペンション・タイヤ

サスペンション方式

ストラット

トーションビーム 車軸式

タイヤ寸法

  195/65R15 165/70R14 215/50R17 185/60R15

ブレーキ方式

前/後 Vディスク/ディスク Vディスク/ドラム

価格

車両価格

300.0万円 208.0万円
 

車両価格帯

320-420万円 217-334万円 235-330.5万円 208-256万円

備考

    5人乗りあり  

燃費については評価基準が異なるので同列では比較できないが、PHVの燃費が安い事は想像できる。 しかし、イニシャルコストでプリウスに比べて約100万円も高く、自宅に充電設備を設置することを考えると、金銭的なメリットは無さそうだ。またプリウスαについては、7人乗りに魅力を感じなければ、買うことの意義が見つからないが、ステーションワゴンのHVが欲しいという場合には、これっきゃない、というのも現実だ。
インサイトは、こうして比べてみるとカテゴリーがワンランク下であることを再認識させられる。

次回は、インテリア等をプリウスと比較してみる。
 


 
2012/1/1(Sun)  謹賀新年


今年もよろしくおねがいいたします。


1957年 プリンス スカイライン デラックス (ALSID-1)
 

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