2011年9月16〜30日
2011/9/26(Mon) |
ダイハツ ミラ イース<1> |
ガソリンエンジンでは驚異的な30km/ℓ(JC08モード)という驚異的な燃費と、主力グレードが100万円を切る(べースグレードは80万円弱)という話題のミラ イースは、既に2月21日の日記で概要をお伝えしたが、今回は実車を見てきたので、もう少し詳しく紹介してみる。
なお、写真のクルマは下から2番目のグレードである、L(89.5万円)で一番の売れ筋となる筈のモデルだ。
スタイルは最近の軽としてはオーソドックスにも見えるが、よくよく見るとAピラーは実用車に似つかわしくない程に寝ているのは、空気抵抗のためだろうか。それ以外にもフロントの各部は緩い曲線で形成されているのも少しでも抵抗を減らすためだろう。
実はミラと比べてミラ イースはホイールベースが45mm短い。当然ながら全長は両車とも軽の枠一杯の3,395mmだから、ミライースは結果的にフロントオーバーハングか軽としては長いことになる。これにより角のR
(曲線部分の半径)を大きくとって、空気抵抗を減らしているようだ。
ラッゲージスペースは軽だから当然狭いが、それでも大きな電池を積んだHVに比べればスペースを確保できるだけでも強みとなる。
ボンネットを開けてみると、そこには3気筒DOHC、658ccで52ps/6,800rpm、6.1kg・m/5,200rpmを発生するKF型エンジンがある。
ところで、このミラ イースだが、名前にミラが付くからミラのバリエーションかとも思えるが、ミラ自体は2006年12月の発売だから、もう既に発売以来5年が経過している。それ以前のミラはキッチリと4年でFMCしていたから、現行ミラは既にFMC時期を過ぎていることになる。そういう点ではミラ イースは事実上の新型ミラと思って良いのではないだろうか。
そこで、ミラ イースとミラ、それにライバルとしてスズキアルトを加えた諸元を表にしてみよう。
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① DAITATSU |
② DAITATSU |
③ SUZUKI |
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MIRA e;S L |
MIRA X Special |
ALTO F |
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車両型式 |
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DBA-LA300S |
DBA-L275S |
DBA-HA25S |
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寸法・重量・乗車定員 |
|
全長(m) |
|
3.395 |
← |
← |
|
全幅(m) |
|
1.475 |
← |
← |
|
全高(m) |
|
1.440 |
1.530 |
1.535 |
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ホイールベース(m) |
2.445 |
2.490 |
2.400 |
|
駆動方式 |
|
FF |
← |
← |
|
最小回転半径(m) |
|
4.4 |
4.2 |
← |
|
車両重量(kg) |
|
730 |
780 |
730 |
|
乗車定員(名) |
|
4 |
← |
← |
|
エンジン・トランスミッション |
|
エンジン型式 |
|
KF |
← |
K6A |
|
エンジン種類 |
|
I3 DOHC |
← |
← |
|
総排気量(cm3) |
|
658 |
← |
← |
|
最高出力(ps/rpm) |
|
52/6,800 |
58/7,200 |
54/6,500 |
|
最大トルク(kg・m/rpm) |
6.1/5,200 |
6.6/4,000 |
6.4/3,500 |
|
トランスミッション |
CVT |
← |
4AT |
|
パワーウェイトレシオ(kg/ps) |
14.0 |
13.4 |
13.5 |
|
燃料消費率(10・15モートkm/L) |
32.0 |
24.0 |
22.5 |
|
サスペンション・タイヤ |
|
サスペンション方式 |
前 |
ストラット |
← |
← |
|
|
後 |
トーションビーム |
← |
トレーリングアーム |
|
タイヤ寸法 |
前/後 |
155/65R14 |
145/80R13 |
145/80R13 |
|
ブレーキ |
前/後 |
ディスク/ドラム |
← |
← |
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価格 |
|
車両価格 |
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89.5万円 |
86.0万円 |
80.9万円 |
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備考 |
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ABS未装着 |
前述のように、ミラ イースはミラに比べてホイールベースが若干短く、加えて全高も低いことに気が付く。また、エンジンは同じKF
型ではあるが、ミラ イースはミラよりもデチューンすることで燃費を稼いでいるようだ。パワーダウンの分は軽量化(ミラより50kg軽い)と走行抵抗の低減で賄っているのだろう。こうしてみると、ミラはやはり一時代前の設計であり、近い将来消えるのだと思う。
スズキアルトについては、少なくとも燃費ではミライースに全く歯が立たないから、これは結構苦戦になるかもしれない。なお、発表して最初の連休である昨日まで3日間は、ダイハツディーラーには大勢の客が押し寄せており、立ち寄ったディーラーでは用意した2台の試乗車はフル操業状態だった。
次回はインテリアを紹介する。
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2011/9/24(Sat) |
続BMW New 1 Series |
昨日、新1シリーズ(F20)を急遽紹介したが、実はその後
にオプションリストを見ると、ナビパッケージというのがあるではないか。そこで、発表資料をよ〜く見てみれば、iDrimeは間違いなく標準装備ではあるが、ナビは標準ではない事が判った。
えっ?iDriveってナビを主体としてコマンドダイヤルで操作するシステムではないのか?
と言いたくなるが、成る程標準装備表には「6.5インチ コントロール・ディスプレイ」と「iDriveコントローラー」は標準装備となっているが、
ナビがついているとは何処にも書いてなかった。
要するに新型1シリーズはiDriveシステムを使ってオーディオ操作やオンボードコンピュータの表示を見たりするが、ナビは付いていないということらしい。それでは、ナビだけを後付けできるのかといえば、それはNOで、ナビの場合はディスプレイが8.8インチとなるために、注文
の時にオプションの
「iDrive
ナビゲーション・パッケージ(116i:27万円、120i:29万円)」を追加する必要があるから、事実上は別のグレードとなる訳で、これぁ、ディーラーとしては見込み発注でナビ付きと無しの割合に悩む事となりそうだ。
と、いうことは、116iにナビを付けると335万円となり、決して買い得ではなくなってしまう。しかも、新型車だから値引きは期待できないし、これならばモデル末期の3シリーズと実売価格は変わらないかもしれない。その3シリーズについては、そろそろ本国生産も終了となるようで、国内でも在庫
車の整理に入っていくだろう。次期3シリーズでは、6気筒の自然吸気は廃止されるようなので、シルキー6を味わいたい読者は、現行E90系の最終モデルを叩きに叩いて、安く手に入れるという選択もあるかもしれない。
そういう訳で、結果的には当方の早とちりということで、期待を抱いた読者には誠に申し訳ない結果となってしまったが、iDriveが付いていてもナビは無いというのは世間でも誤解されて問題にならないのだろうか?
えっ?そんなチョンボはお前だけだ、って。
話を1シリーズに戻して、そうなるとBMWのラインナップでは、やはりX1が買い得ということになる。そのX1は近日中に6気筒版の25iが中止となり、その後釜には新型の2Lターボが搭載されるという。価格は400万円代の中ごろらしいから、18iとの価格差は縮まることになる。
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2011/9/23(Fri) |
BMW New 1 Series |
9月22日、新1シリーズの国内発売が発表された。
まずは数字上でどう変わったかを確かめるために新旧のスペックを比較してみる。
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① BMW |
② BMW |
③ BMW |
④
BMW |
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(新) 116i |
(新)
120i |
(旧) 116i |
(旧)
120i |
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車両型式 |
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DBA-1A16 |
DBA-1A16 |
LBS-UE16 |
LBA-UD20 |
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寸法・重量・乗車定員 |
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全長(m) |
|
4.335 |
← |
4,240 |
← |
|
全幅(m) |
|
1.765 |
← |
1,750 |
← |
|
全高(m) |
|
1.440 |
← |
1.400 |
← |
|
ホイールベース(m) |
2.690 |
← |
2.660 |
← |
|
駆動方式 |
|
FR |
← |
← |
← |
|
トレッド(m) |
前 |
1.520 |
← |
1.485 |
1.480 |
|
|
後 |
1.555 |
← |
1.495 |
← |
|
最小回転半径(m) |
|
5.1 |
← |
← |
← |
|
車両重量(kg) |
|
1,400 |
1,420 |
1,390 |
1,410 |
|
乗車定員(名) |
|
5 |
← |
← |
← |
|
エンジン・トランスミッション |
|
エンジン型式 |
|
N13B16A |
← |
N43B16A |
N43B20A |
|
エンジン種類 |
|
I4 DOHC Turbo |
← |
I4 DOHC |
← |
|
総排気量(cm3) |
|
1,598 |
← |
1,599 |
1,995 |
|
最高出力(ps/rpm) |
|
136/4,400-6,450 |
170/4,800-6,450 |
122/6,000 |
170/6,700 |
|
最大トルク(kg・m/rpm) |
22.4/1,350-4,300 |
25.5/1,500-4,500 |
16.3/4,2500 |
21.4/4,2500 |
|
トランスミッション |
8AT |
← |
6AT |
← |
|
パワーウェイトレシオ(kg/ps) |
10.3 |
8.4 |
11.4 |
8.3 |
|
燃料消費率(10・15モートkm/L) |
17.6 |
17.2 |
14.2 |
14.4 |
|
サスペンション・タイヤ |
|
サスペンション方式 |
前 |
ストラット |
← |
← |
← |
|
|
後 |
5リンク |
← |
← |
← |
|
タイヤ寸法 |
前/後 |
205/55R16 |
← |
195/55R16 |
205/55R16 |
|
ブレーキ |
前/後 |
Vディスク/ディスク |
← |
← |
← |
|
価格 |
|
車両価格 |
|
308.0万円 |
367万円 |
299.0万円 |
346.0万円 |
|
備考 |
|
iDrive標準装備 |
iDrive標準装備 |
|
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アウターサイズは多少大きくなっているが、全幅はわずか15mmしか増大していないのが嬉しい。
最近の新型車は内外を問わずFMCを機に幅が大きく広がってしまい、小型車でも1,800mmクラスという場合が多いが、新1シリーズの全幅1,765mmという数値は、狭い日本では貴重だ。
エンジンは特に116iの場合、同じ1.6Lとはいえ新型はターボ過給されることで、パワーで14ps、トルクにいたっては何と6.1kg・m(37%)も増加している。116iといえば動力性能に関しては我慢グルマという認識だったが、これでバカにされることも無くなった。
更に全モデルでiDriveが標準装備となっているようだから、ターボ化とナビ注※の標準化にも関わらず、価格は116iが+9万円とほぼ据え置きというのは、事実上の値下げといえる。
それにしても、先日簡易試乗記で紹介したニッサンジューク16GT Fourにナビや安全装備など116iと同等の装備をすれば、恐らく大きな価格差は無くなるだろう。同じ1.6Lターボで片や憧れの高級ブランドBMWの”本物”で、片や出来の悪い国産手抜きグレードというのだから、これは新116iが売れるであろう事は容易に想像できる。
ジュークどころが、プリウスの上級車にナビなどの装備を付けても、新116iと同等の価格帯となるだろう。う〜ん。
国産車はどうしちまったんだ。
これぁ、ヤバイぞ。
※注:ところが、これにはチョイトした落とし穴があった。この顛末については、9月24日の日記を参照ください。
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2011/9/20(Tue) |
Mercedes-Benz F125 Concept |
開催中のフランクフルトモーターショーで発表されたMercedes-Benz F125 Concept
は自動車の生誕125年を記念して、未来の高級車の技術的な見解を示したものだという。
動力源はエミッションフリーの水素(H2)を提案している。クルマの一世代を7〜8年として2世代先の2025年には、このコンセプトカーが最新の技術として現実となる
そうだ。
それにしても、十数年後のSクラスはこんなになっているのか?
いや、その前に、放射能汚染で苦しむ日本が、その頃存在しているのだろうか?
考えたくは無いが、これは現実だ。
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2011/9/19(Mon) |
米国のSUV販売台数<7> |
日本以外の海外メーカーによるSUVはプレミアムブランドを覗くと韓国のHyundai と、その傘下のKia
およびドイツのVolkswagen で、今回はこれらについて紹介する。
米国、SUV販売台数
2011年1〜6月 2010年1〜6月
価格帯
Hyundai Santa Fe 34,821台 44,376台 $23,225 - $30,925
Hyundai Tucson 23,537台 19,689台 $19,045 - $26,395
Hyundai Veracruz 4,165台 3,354台 $28,345 - $36,095
Kia Sorento 61,778台 50,021台 $21,250 - $34,850
Kia Sportage 25,369台 8,743台 $18,500 - $28,400
VW Tiguan 14,031台 10,390台 $22,840 - $38,080
VW Touareg 3,094台 2,031台 $42,975 - $61,110
Hyundai Santa Fe $23,225 - $30,925 I4 2.4L/V6
3.5L 4,676x1,890x1,725mm
Hyundai Tucson $19,045 - $26,395 I4 2.0L/I4 2.4L 4,399x1,821x1,656mm
Santa Fe は米国生産でスペック的にはToyota
4Runner に近いが、価格は2割ほど安い。この安さのお陰か、4Runner
よりも1.7〜2倍も売れている。このクルマは朝鮮日報にインフィニティFX(旧)に酷似していると指摘されたが
、右下の写真をみれば確かにフロントグリルやライトの形状などソックリだ。
韓国の場合、マスコミがシッカリと体制側の批判を忘れていないという点では、体制ベッタリで政府の代弁者として嘘八百を平気で並べ立てる、どこかの国の腐ったマスコミとは大違いだ。
Tucson は韓国生産でクラスとしてはToyota RAV4 に近い。価格はやはりRAV4
より2割安いが売れ行きはRAV4 の1/3程度となっている。
Hyundai
Veracruz $28,345
- $36,095 V6
3.8L 4,841x1,946x1,806mm
Veracruz
も韓国生産でSanta Fe よりも上級となっている。サイズ的にはToyota Highlander
に近く、価格も同じくらいだから流石に売れていない。
Kia Sorento $21,250 - $34,850 I4
2.4L/V6 3.5L 4,671x2,014x1,885mm
Kia Sportage $18,500 - $28,400 I4
2.0L/I4 2.4L 4,440x1,854x1,636mm
Sorento
は米国生産の中型SUVで、キアではベストセラーとなっている。
Sportage はHyundai Tucson
と基本コンポーネントを共有した小型SUVで韓国で生産されている。
VW Tiguan $22,840
- $38,080 I4 2.0L Turbo 4,432x1,808x1,666mm
VW Touareg $42,975
- $61,110 V6 3.0L/V6 3.6L 4,796x1,941x1,732mm
VWの2車は日本でも御馴染みだから、今更説明の必要も無いだろう。Touareg は価格的にはプレミアムブランドに近い設定になっている。そのためか、数量的には決して売れて
はいない。
以上、7回に渡って米国で販売されているSUVを紹介してきたが、実を言えば、これでも未だプレミアム系の一部は未紹介となっている。それにしても、コレだけの車種があって、それぞれが大いに売れているし、中には超ベストセラーすらあるのだから、米国のSUV市場の大きさには驚くばかりだ。
しかし、こうして見れば、この巨大市場で米国以外の外国系SUVというのは、その殆どが日系ということになり、何だかんだ言っても日本と米国の関係は切っても切れない、いわば腐れ縁みたいなもののようだ。
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2011/9/17(Sat) |
米国のSUV販売台数<6> |
引き続き、日本製の大衆ブランドSUVについて、今回は残るホンダ、マツダ、スバル、ミツビシ、スズキについて紹介する。
米国、SUV販売台数
2011年1〜6月 2010年1〜6月
価格帯
Honda CR-V 110.916台 86,870台 $21,895 - $30,095
Honda Pilot 51,618台 50,111台 $28,320 - $40,670
Mazda CX-7 15,586台 12,882台 $21,990 - $33,340
Mazda CX-9 15,539台 13,345台 $29,135 - $34,535
Mazda Tribute 1,353台 1,770台 $20,555 - $29,065
Subaru Tribeca 1,274台 1,311台 $30,495 - $35,795
Mitsubishi Endeavor 5,431台 1,903台 $28,299 - $33,599
Mitsubishi Outlander 4,799台 6,335台 $21,995 - $27,795
M. Outlander Sport 7,843台 - $18,495 - $22,995
Suzuki Grand Vitara 2,551台 2,324台 $19,199 - $24,849
Honda CR-V $21,990 - $33,340 I4 2.4L 4,554x1,819x1,679mm
Honda Pilot $28,320 - $40,670 V6 3.2L 4,862x1,994x1,803mm
CR-Vは月平均2万台という、日本メーカーのSUVとしてはダントツの販売数を誇っている。
Pilotは国内では未発売車種で、CR-Vとともに米国で生産されている。
Mazda CX-7 $22,475
- $28,785 I4 2.5L 4,681x1,872x1,646mm
Mazda CX-9 $29,135
- $34,535 V6
3.7L 5,085x1,935x1,727mm
どちらも日本生産ではあるが、月平均で2,500台程度という、まあまあの売り上げを達成しているから、インポートモデルとしては良い方だろう。
Mazda Tribute $20,555 - $29,065 I4
2.5L/V6 3.0L 4,442x2,014x1,725mm
Subaru Tribeca $30,495 - $35,795 H6
3.6L 4,864x1,877x1,687mm
以前は日本でも販売されていた Tribute
は現在2代目となり米国で販売されている。なお、東南アジアでは初代モデルが今でも売られている。
Tribeca
は数年前に国内販売されるという噂が出て、日本のスバルファン(というか、スバルおたく)の間では大いなる期待がもたれていたが、結局販売には至らなかった。水平対向6気筒 3.6Lというスペックがファンには堪らなかったようだ。
Mitsubishi
Endeavor $28,299 - $33,599 V6 3.8L 4,846x1,869x1765mmt>
Mitsubishi Outlander $21,995 -
$27,795 I4
2.4L/V6 3.0L 4,666x1,801x1,720mm
Endeavor
はギャランをベースとする北米専用車でSUVというよりもクロスオーバーに近い。Outlander
は日本生産だが、売れゆきは良くない。
NM.
Outlander Sport $18,495 - $22,995 I4 2.0L 4,295x1,770x1,631mmt>
Suzuki Grand Vitara $19,199 -
$24,849 I4
2.4L 4,501x1,811x1,684mm
Outlander Sport
は写真でも判るようにRVRで、これも日本生産品。
Grand Vitara はエスクードの米国名で、日本で生産されているが米国販売は振るわない。
ということで、流石に米国で販売されているSUVの種類の多さには驚いた。始めは代表車種のみを紹介するつもりが、いつの間にかビッグ3と日本車まで手を伸ばしてしまった。しかし、こうなると残る欧州と韓国メーカー製SUVについて
も紹介する必要がありそうだ。
てな、訳で、これで終わるはずが、もう少し続くことになってしまった。
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