B_Otaku のクルマ日記

 
2011年7月16〜31日
 
2011/7/31(Sun)  TOYOTA AVENSIS WAGON <2>


室内の印象は標準的なDセグメントであり、室内のサイズもファミリーユースには丁度良いが、後席のスペースは現代のFFセダンとしては決して広くは無い。



シート表皮は英国生産で欧州販売を主とするモデルらしく、欧州調のファブリックを使用している。



インパネのデザインも特に特徴はなく、誰が見ても違和感はないが個性もない。



標準はオーディオレスのために、日本のユーザーはディーラーオプションからナビやオーディオを選ぶことになる。



革目のシボではなく粗い繊維のような模様が付いているダッシュボードの質感については、まあ、、好みの問題はあるにせよ、決して褒められないように思うが、英国人はこんなのが好きなのだろうか?



ドアのインナートリムについても、インパネと同様の模様を付けた樹脂が使用されている。





ミッションはCVT方式でATセレクターはゲート式の、言って見れば大衆車レベルの物が付いている。
また、コンソールやセンタークラスターのパネルにはシルバー塗装のプラスチックが使用されていて、カタログでは「チタン調」と表現しているが、実際には「家電調」というべきか。

次回はアベンシスと他車のスペック比較などをやっみる。  


 


 
2011/7/30(Sat)  TOYOTA AVENSIS WAGON


トヨタ アベンシスはトヨタの欧州向け小型(Dセグメント)FFセダンであり、初代は1997年に欧州専用車として発売され、2003年には2代目にバトンタッチされた。この2代目は英国で生産され、日本でも発売されていたから、見たり乗ったりした経験のある読者もいることだろう。ところが、2009年の3代目へのモデルチェンジに際して、国内での販売(輸入)は中止されて しまったが、この度8月からワゴンのみが発売されることになった。
そこで、この3代目アベンシスワゴンを写真で紹介してみる。



基本的には先代からのキープコンセプトだが、よりウェッジシェイプが強調されて、現代的なスタイルとなっている。



サイドウィンドウは後方へ行くにしたがって、かなり狭くなっている。
また、リアのテールランプの形状は先代とは全く異なっている。



ラッゲージスペースは結構広いから、実用性はありそうだ。



欧州製とはいえ、そこはトヨタ車で、日本的なブレーキが付いている。



エンジンは直4 2Lの2ZR-FAEで152ps/6,200rpm 20.0kg・m4,000rpmを発生する。エンジン型式から判るように、プレミオ/アリオンとほぼ同一のエンジンを搭載している。

次回はインテリアを紹介する。


 


 
2011/7/28(Thu)  Ferrari 458 Italia Grand Am


前回は少しでもマニアックなアイテムをとの配慮から新型スイフトスポーツを取り上げたが、いい年コエたオヤジが乗るに、ちょいと恥ずかしいものがあった。
その反省から、今回は Ferrari 458 Italia Grand Am を紹介しよう。
どうだ!これなら文句はあるまい。

458 Italia Grand Amは米国のレギュレーションに合わせたマシーンで、欧州用とは仕様が異なっている。フェラーリでは2012年のアメリカンチャンピオンシップの向けて、開発を続けている。


 


 
2011/7/26(Tue)  Suzuki New Swift Sports


スイフトスポート(通称スイスポ)といえば、今時貴重な国産のスポーツハッチであり、勿論世界市場でも人気があり、そのライバルはWV ポロGTIというくらいの代物だが、残念ながら 今現在はスイフトのFMCと共に途絶えている。
そのスイスポが2012年の初めに発売されるという記事がオーストラリアのサイトであるGo Autoにより伝えらている。詳細はオリジナルにて確認願おう。
http://www.goauto.com.au/mellor/mellor.nsf/story2/B7CDA5C7EE378388CA2578BD000BABAB

この中で、新型スイスポは今年の3月のジュネーブショーで発表されたSuzuki Swift S Concept とほぼ同一となる、と伝えている。



スイスポの欠点は、いい年をしたオヤジが乗るのは、チョイと憚れる、という現状か。
これが、ポロGTIなら、そんなことが無いのは単なる外車信仰なのか、ハタマタ、ポロが大人の魅力を持っているのか?
そういう意味では、デッカい羽根を付けたシルビアなんかも、とてもオヤジは乗れないし、ランエボなんかも同様だが、911GT3RSなんて、オヤジが乗っても全然おかしくないのは、何故だろうか?

という訳で、前回はiQなんて面白くも何とも無いクルマを紹介してしまったので、今回はグッとマニアックなアイテムで迫ったのだけど、どんなもんでしょうね。
ええっ?
スイフトなんて安物に用は無い!
と、聞こえましたが。
う〜ん。それでは、次回は、もっと高級な話題を何とかしましょう。
 


 
2011/7/25(Mon)  トヨタiQの米国モデル


今年の秋に、トヨタがiQを米国で発売するという。販売チャンネルはトヨタの若者向けブランドであるScion(サイオン)であり、名称もScion iQとなるようだ。エクステリアは日本版とは若干異なるが、基本的には同一品である。
価格はベースモデルが約1万5千ドルからというから、カローラセダン($15,900)より僅かに安い価格帯となっている。



えっ?
iQなんて、どうでも良いようなクルマで誤魔化すな!
もっと、面白い話題を拾って来い。
ですか。
う〜ん、厳しいご指摘。
それでは、次回はもっとマニアックな話題を用意いたしますので、今日のところはご勘弁を。
 


 
2011/7/24(Sun)   ポルシェ 911GT3 Cup Car


ポルシェの2012モデル特集の番外編として今回はGT3カップカーを紹介する。



言うまでも無くカレラカップという911のワンメークレース出場用のクルマで、サーキット専用車。



価格は多分2千万円くらいだと思うが、そのまんまでレースに出場できる装備をつけての価格としては大いなるバーゲンだろう。



車内をみれば、シーケンシャル・ドッグミッションのシフトレバーやメータークラスター正面にデーターロガーの表示ディスプレイがあったり、ステアリングホイールのスポーク部分やセンタークラスターに無骨な工業用のスイッチが並んだりと、確かにレーシングカーそのものだ。



ブレーキは赤いキャリパーからも判るようにPCCBではなく、ローターも鋳物のようだ。



カレラカップは各国でF1の前座レースとして開催されているし、アマチュア向きのワンメークレースとしては最高峰で、性能的には日本のスーパーGT300に近いのではないか。
レース専用車としてはGT3RやRSRなどが有名だが、これらは価格が億に近いことを考えれば、多少性能的には劣るとはいえGT3カップの買い得感は抜群だ。ニュル24Hでも、RSRに混じってカップカーが奮闘している写真や動画も見かけるくらいだ。そして、このカップカーは旧型となっても他のアマチュアに引き取られて充分にレース活動で活躍している。
 


 
2011/7/21(Thu)  次期 ポルシェ911


コードナンバー991と噂されている次期911の動画がポルシェより発表された。
これを見る限りでは、例によってキープコンセプトだから、門外漢には現行型との区別は付かないかもしれない。



一番の興味としては、新型のインパネがどう代わるかなのだが、動画ではメータークラスターにかけて黒い布だかゴムシートだか、とに角隠されている。う〜む、残念!
 


 
2011/7/20(Wed)  次期レクサスGS


米国の autoguide.com によるとレスサスGSのニューモデルが8月18日にカリフォルニア州で開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスで 発表されるという。
詳細は↓にて
http://www.autoguide.com/auto-news/2011/07/2012-lexus-gs-to-bow-at-pebble-beach-concours-delegance.html

なお、新型GSは既に4月のニューヨークショーで発表されているLF-Ghコンセプトの市販版といわれている。 末期も出るとはいえ今や風前のともし火であるGSが、新型車投入で復活できるか? 


 


 
2011/7/19(Tue)   ポルシェ 911カレラGTS


911の自然吸気モデルはベースのカレラと高性能版のカレラS、それ以外には別格となるGT3があるが、これはエンジンも異なるし限定生産だから、一派的にはカレラSが自然吸気ではトップモデルとなるが、今回カレラSの上を行くカレラGTSが国内でもお披露目となった。





エクステリアとしては大きな特徴はないようで、門外漢には人目でカレラSとの識別は難しそうだ。



インテリアを覗くと、アルカンターラのステアリングホイールが目を引く。



シートもカレラSのレザーに対して、座面(フラット部)にアルカンターラを使い、サイドサポートもよりタイトなスポーツシートを装着している。



メーターはカレラが黒でカレラSがシルバーであるのに対して、カレラGTSは黒を使用している。



キャリパーの色はカレラSと同様に赤で、これはGT3も同様となる。

カレラGTSのエンジンは3.8L 408psと排気量はカレラS(385ps)と同一ながら、パワーでは23ps勝っている。価格は7速PDKの場合でカレラSの1,404万円に対して1,488万円 となる。なお、カレラGTSは何故かPDKのみでMTの設定が無い。
 


 
2011/7/18(Mon)   BMW New 1 Series


次期1シリーズの概要とオフィシャルフォットが発表された。

新しい1シリーズには標準タイプに相当するアーバンラインとスポーティーバージョンのスポーツラインの2つの系統が用意されていて、内外装もスポーツラインはその名のとおりにスポーティーになっている。 例えばフロントのキドニーグリルはアーバンラインがクロームメッキで、スポーツラインがブラックとか、ホイールもスポーツラインの方が派手なデザインとなっている等の違いがある。

アウターサイズは現行モデルに対して全長で85mm、全幅で70mm大きくなったが、高さは不変のために広く長いプロポーションになった。

エンジンのバリエーションは5種類で、116iと118iは新型ガソリンエンジンを、116d、118dと120dはターボディーゼル搭載となる。日本への輸入はガソリンのみとなるだろうから、120iというモデルが日本などへの輸出 用として存在するか否かが気に掛かるところだ。

118iのエンジンは4気筒ツインスクロールターボとバルブトロニックおよびダブルVANOSにより170ps/4,800rpmの最高出力と250Nm/1,500〜4,500rpmの最大トルクを発生し、動力性能は0−100km/hが7.4秒で最高速度225km と発表されている。116iは136ps/4,400rpmと240Nm/1,500〜3,500rpmにより0−100km/hを8.5秒、最高速度は210km/hとなる。

ディーゼルは4気筒で排気量は2Lのターボディーゼルにより、116dが116ps、118dが143ps、そして120dは184psを発生する。

新型1シリーズはこのクラスでは初の8速オートマチックトランスミッションをオプション設定するといことで、これは現行5シリーズで御馴染みのものだろう。 オフィシャルフォットをみれば判るように、8速AT用と思われるATセレクターは5シリーズのような電子スイッチタイプとなっているようだ。そして、重量配分は当然ながら50:50となる。走行モードはCOMFORT、SPORTとECO PROが標準装備でスポーツラインのオプションである8ATを装着するとSPORT+も追加される。 また、各種の先進的な安全装備がオプションもしくは標準装着されるようだから、新1シリーズの各種装備は3シリーズを超えて5シリーズ並みとななり、フルチェンジまでは現行3シリーズ(E90系)が古臭く見えてしまうだろう。

正式な発表は9月のフランクフルトショーと言われているから、日本でも年末までには新型が発売されるだろう。




 


 
2011/7/17(Sun)   ポルシェ ケイマンR <2>


下の写真の角度で見るケイマンRのインテリアは、基本的には他のグレードと共通となっている。



それでも随所に違いはあり、、まずシートはスポーツタイプというか、レーシングタイプが標準となっている。



メーターでは、正面の回転計のレッドゾーンが7,600rpmで、これはケイマンSより200rpm高い。
なお、ケイマンSのメーターはカレラSと同様のシルバーだが、ケイマンRはブラックとなる。 これはカレラSとカレラGTSやGT3の関係と同様だ。



ケイマンRはケイマンS(MT:1,390kg)に比べて1,340kg(MT)と50kgの軽量化を実施しているが、そのためにはドアのノブもレーシングカーのような”紐”になっている。



更には、エアコンも省略されているから、夏は覚悟が必要だろう。その割にはナビが付いているが、これは重量的に影響が無いということだろうか。



ケイマンRを選ぶなら、あと100万円を追加してカレラを買うか?と悩むところだろう。
動力性能では僅かにカレラが上回るが、運動性能ではケイマンS、とうのが大方の意見と思う。

次回は911カレラGTSを紹介する。
 



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