B_Otaku のクルマ日記

 
2011年6月1〜15日
 
2011/6/15(Wed)  ニュル タイムアタック <1>


ニュルブルックリンクでのタイムアタック、といえばニッサンGT−Rを思い出すが、GT−Rが大騒ぎしたことで、他のスポーツカーメーカーも本気になってしまった。GT−Rの現在の記録は2012年モデルでの7分24秒22だが、シボレー コルベットの最強モデルであるZR1 は7分19秒63を記録して、GT-Rから市販車最速の座を奪い去ってしまった。
その動画が公開されている。

シボレーコルベット 7分19秒63


コルベット ZR1は日本でも1,490万円で販売されている。エンジンはV8 6.2Lをスーパーチャージャーで過給することで647psと83.5kg・mという恐ろしいパワー&トルクを発揮する。ミッションは3ペダルの6MT。
上の動画を見ていても、GT−RのDCTタイプミッションと違い、明らかにハンディのあるシンクロタイプのMTで、これだけ速いのは驚異的だ。GT−Rが1千万円以下で買えるのが驚異的ではあるが、この化け物マシンが千数百万円で買えるのもまた脅威ですらある。

以下にZR1のオフィシャルフォットを転載しておく。






ポルシェ カレラSと同価格帯のコルベット ZR1というのは、結構大穴かもしれない。
が、しかし、シボレーの販売は、あのヤ○セというのがちょいと気にかかる。

次回はニュルのアタックで6分台を叩き出すレーシングモデルについても紹介してみよう。




 


 
2011/6/14(Tue)  Audi A1 Clubsport Quattro Concept


Audi A1 Clubsport Quattro Conceptは、同じアウディのTT RSやRS3 Sportbackに搭載されている2.5LターボのTFSIを更にチューンナップした503psエンジンを搭載している。このエンジンの最大トルクは660Nmという強大なもので、このトルクを2,500〜5,300rpmの範囲で発生する。
この強力なエンジンを車両重量1380kgという軽量なボディに乗せているから、0〜100km/h加速は何と3.7秒という、スーパーカー級の性能となっていて、0〜200kmも10.9秒という、もう何も言う事はない性能を持っている。

アウディA1の現行モデルは1.4Lターボとはいえ、VWゴルフコンフォートラインと同じ122ps版を搭載していて、パワーを求めるユーザーからみるとチョイと物足りない面もあり、できれば同じ1.4LでもポロGTIに使われている179ps版も発売してもらいたいと思っていたが、コンセプトカーとはいえ行き成りの500ps超バージョンというのは、ちょいとやりすぎではないかな。





 


 
2011/6/13(Mon)  Nissan Rogue


ムラーノ試乗記を書いていて、米国でのニッサン製SUVの販売台数を調べたらムラーノはトヨタ製SUVにマルで歯が立たなかったが、唯一2010年に10万台近い売り上げを達成しているニッサンのSUVがRogueだった。

Rogueはデュアリス/キャッシュカイの兄弟車で、ボディを多少大きくてスタイルはムラーノ風のフロントデザインとしたもので、国内向けデュアリスと同様にニッサンの九州工場で生産されて対米輸出されている。



Rogueのフロントグリルはムラーノを思わせるものだが、Qashqaiとよ〜く比べてみると、結構共通点があるのが判る。特にリアエンドはテールランプの形状まで含めて同一デザインのようだ が、テールランプのレンズで差をつけている。





インテリアは全く共通で、メーターはRogueの文字盤のみが米国向けのマイル表示となっている。



アウターサイズはRogueが全長4,646×全幅1,801×全高1659mmとQashqaiの4,315
×1,780×1,615mmに対して多少大きい。また同じCプラットフォームではあるが、ホイールベースもRogueの2,690mmに対してQashqaiは 2,630mmと、これも僅かに短い。

なお、Roguegは米国以外では台湾と韓国でも販売されている。
 


 
2011/6/12(Sun)  VW New Passat <3>


ニューパサートの紹介が途切れてしまったが、今回は残るインテリアを紹介する。



今回のモデルチェンジはプラットフォームなどの主要部分は先代からの流用で、事実上のビッグマイナーチェンジということは既に述べたが、では内装はといえば、ダッシュボードを先代(写真下)と比べてみれば、何と同じだった。要するに巨大な金型を必要とするダッシュボードも流用していたのだった。





新パサートのオーディオは
Comfortlineが写真上のCD&FM/AMで、Highlineは写真下のタッチパネル方式カラーディスプレイと6連装CDチェンジャーを搭載している。ただし、ナビは何れもラインオプションで、Comfortlineは35.7万円、Highlineは24.15万円の追加となる。
なお、写真下のウッドトリムはHighlineに標準装備されている。




エアコンユニットは先代とは全く違うものとなっていて、温度調整も左右独立となった。



DSGのセレクターはVWとAUDIで御馴染みのパターンで、これはトルコンATやCVTとも同一パターンとなっている。




















メーターは先代と全く異なるもので、流石にドライバーの目につく部分は流用しなかったようだ。



さ〜て、この新型パサートの売れ行きはといえば、まあ、爆発的に売れるということは無いだろう。
 


 
2011/6/10(Fri)  BMW 116i


既に新型も発表されて、いよいよ旧モデルとなる現行の1シリーズだが、その中でも116iといえば、BMWのラインナップでは最もボトムレンジとなる車種で、ベースモデルならば辛うじて300万円を切っているのは皆さんご承知と思う。それだからこそ、世間では誹謗中傷の的になって、安物BMWの代表というか、ネットの至るところで 「あんなものに300万円も出すバカが信じられない」みたいなことを書かれている。まあ、そんなことを言っているヤツが300万円出してレガシィでも買っていれば、言いたい事は判らないでもないが、そういうのに限って300万円どころか150万円だって怪しい場合が多かったりする 。

このモデル末期の116iを、発売当時と最終モデルを比較して、 6年間でどこがどう変わったのかを調べてみた。





 

ダッシュボードからセンタークラスターにかけては、基本的には大きな違いはないが、ダッシュボート下端からセンタークラスターのサイドに繋がる部分の形状が一新されている。

 

シート表皮も色やデザインが変更されているが、実質的には変わりは無さそうだ。

 

メーターについては水温計が省略されたり、2つのメーターの外周リングのデザインが変わったり、また目盛も粗くなっている。更には速度計のフルスケールも260→240km/hに変更されている。まあ、だからどうという事は無いが。

 

ドアトリムは明らかに高級感をアップさせている。プラスチックまる出しのシボ模様から、クロスを張ったり、パワーウィンドウ操作スイッチパネルのあるアームレストは、これも樹脂製から人工皮革にステッチの入ったソフトパッドとなっていた。

このように末期モデルでは、初期モデルよりは確実に高級感を増したと同時に、メーターなどはコストダウンが図られて、少しは商品性を考えるようになったということか。まあ、これもアホな日本人相手の商売に慣れてきたということだろう。
 


 
2011/6/9(Thu)   BMW New 1 Series <2>


昨日、NewBMW1シリーズのスクープ写真に関する記事を日記に書いてアップした後、オフィシャルフォットの紹介で御馴染みのNetCarShow.comを調べてみたら、何とNew1シリーズのオフィシャルフォットが発表されていた。
ということは、スクープされてしまったので速攻で正式発表した、ということだろうか?

その内容は
ホイールベースは30mm延長され2690mmに、全長は85mm延長されて4324mmとなった。また、全幅は17mm広がって1762mmに、ただし全高は1421mmと変更がない。リアシートはレッグルームが21mm長くなり、リアラッゲージスペースは30L増加して360Lとなった。
新型1シリーズのエンジンは全て4気筒ターボを使用している。1.6Lはツインスクロールターボ、直噴、バルブトロニックとダブルVANOSにより116iが136ps、118iは179psを発生する。
また、ディーゼル車は2.0Lターボディーゼルで、コモンレール直噴と可変ジオメトリーターボを特徴とし、115d(116ps)、118d(143ps)、120d(184ps)のバリエーションがある。

ミッションはこのクラス随一の8速ATがオプション設定されている。


 


 
2011/6/8(Wed)  BMW New 1 Series


今年の秋のブランクフルトモーターショーで発表されるという噂のBMW新1シリーズのオフィシャルフォットと思える写真が流出して、ドイツのサイト”MOTOR-TRAFFIC.de”がスクープしている。 詳細は
http://motor-traffic.de/news.php?newsid=97972
にてご覧頂くとして、取り合えず新・旧の1シリーズを比べてみた。
下の写真は何れも左が新型(MOTOR-TRAFFIC.deより)で右が現行型のオフィシャルフォットである。



新型は基本的にはキープコンセプトのようだが、より広く、丸くなっているように見える。



特にリアから見ると、縦横比が大分違うように見える。現行型が細長くてイマイチかっこが悪いという欠点を完全に払拭しているようだ。



室内はデザインが一新しているようだが、ATセレクターが電子式になっているようには見えないから、5シリーズ以上と3シリーズ以下では、ハッキリと差を付けているようだ。

このスクープ写真は、本当に流出したのか、BMWが意図的に流したのかは定かではないが、何れにしても3ヶ月後には正式に発表されるだろう。
 


 
2011/6/7(Tue)  VW New Passat <2>


引き続き、新型パサートを紹介する。



セダンのトランクもワゴンのリアラッゲージスペースも、このクラスとしては実に広大で、特に奥行きの深さには圧倒される。



エンジンは4気筒1,389ccターボから122ps/5,000rpmの最高出力と20.4kg・m/1,500〜
4,000rpmの最大トルクを発生する。これはゴルフTSI トレンドラインのエンジンと全く同一のチューニングとなっている。



DセグメントとはいえFFだけあって、室内のスペースは充分で、特に後席の足元はFRの3シリーズやCクラスよりも明らかに広い。

 

ベースグレードのComfortlineはファブリックのシート表皮(写真左上)で、Highlineではレザー表皮となる(写真右上)。また、シート調整はComfortlineがリクライニングとランバーサポートのみ電動で、Highlineではメモリーつきのフルパワーとなる。

 



上の写真はHighlineのドアトリムで、ウッドパネルやアームレストのレザー仕上げなど、VWとしては高級な内装となっている。

ただしHighlineの場合、シート表皮にしてもドアトリムにしても、レザーの質感は決して良くない。まあ、値段を考えれば文句も言えないが。

と、いうわけで、まだまだ、しつこく・・・・・・
次回につづく。
 


 
2011/6/6(Mon)  VW New Passat <1>


VWのDセグメントサルーンであるパサートが5年ぶりにFMCされた。





新型は先代に対して、全長と全幅が同じで高さが50mm低く、ホイールベースも同一となっており、事実上の同一サイズとなっている。一見すると先代よりも幅が広くみえるが、全高が低くなったことで相対的に幅広に見えたようだ。 んっ?長さと幅とホイールベースが同じ?もしかして。そう、FMCといっているが、実際にはビッグマイナーというか、フェイスリフトというか・・・・・。

パサートが属する輸入Dセグメントサルーンといえば、輸入車のベストセラーであり、プレミアムサルーンの代名詞的なBMW3シリーズや、その3シリーズを必死で追い上げるメルセデスCクラス、そして残る御三家アウディのA4に最近復活の兆しをみせているボルボS60など、超激戦区となっている。そこで先ずは、ライバルの 主要緒元を下の表にまとめてみた。
 
    ①Volkswagen ②BMW ③Mercedes
Benz
Audi ⑤Volvo
      Passat TSI
Comfortline
320i C200 CGI Blue
EFFICIENCY
LITE
A4 2.0TFSI S60 DRIVe
 

車両型式

  DBA-3CCAX LBA-PG20 DBA-204049 DBA-8KCDH CBA-FB8416T

寸法重量乗車定員

全長(m)

4.785 4.540 4.585 4.705 4.630

全幅(m)

1.820 1.800 1.770 1.825 1.845

全高(m)

1.440 1.425 1.445 1.440 1.485

ホイールベース(m)

2.710 2.760 2.760 2.810 2.775

駆動方式

FF FR FR FF
 

最小回転半径(m)

  5.5 5.3 5.1 5.5

車両重量(kg)

  1,430 1,500 1,500 1,540

乗車定員(

  5

エンジン・トランスミッション

エンジン型式

  CAX N43B20A 271 CDH B4164T

エンジン種類

  I4 DOHC Turbo I4 DOHC I4 DOHC Turbo

総排気量(cm3)

1,389 1,995 1,798 1,984 1,595
 

最高出力(ps/rpm)

122/5,000 170/6,700 184/5,250 180/4,000
-6,000
180/5,700

最大トルク(kgm/rpm)

20.4/1,500
-4,000
21.4/4,250 27.5/4,600 32.6/1,500
-3,900
24.5/1,600
-5,000

トランスミッション

  7DCT 6AT 5AT CVT 6DCT
 

燃料消費率(km/L)
(10・15/JC08モード走行)

18.4/NA 15.2/14.2 11.8/NA 12.6/NA 12.6/11.4
 

パワーウェイトレシオ(kg/ps)

11.7 8.8 8.1 8.6 8.6

サスペンション・タイヤ

サスペンション方式

ストラット 3リンク 5リンク ストラット

リンク リンク マルチリンク トラベゾイダル マルチリンク

ブレーキ方式

前/後 Vディスク/ディスク Vディスク/Vディスク Vディスク/ディスク ディスク/ディスク
 

タイヤ寸法

  215/55R16 205/55R16 205/55R16 225/55R17 235/45R17

価格

車両価格

361.1万円 445.0万円 399.0万円 440.0万円 400.0万円

備考

HDD NAVI付価格
ベースは325.4万円

     

HDD NAVI付価格
ベースは375万円

新型パサートのエンジンは今のところは1.4LターボのTSIのみで、これにベースグレードのComfortline(325.4万円)と上級モデルのHighline(375.4万円)の2グレードがある。ただし、どちらもナビはオプションとなりComfortlineでは35.7万円、Highlineでは24.2万円必要になるから、実は決して安いクルマではない。

また、このクラスはワゴンボディをラインナップするのが普通で、パサートの場合もバリアントと呼ばれるワゴンがあり、セダン同様にComfortline(347.4万円)とHighline(397.4万円)の2グレードがある。





次回につづく。
 


 
2011/6/5(Sun)  Porsche Cayman S  <2>


今回はインテリア編として、室内を見てみることにする。



この角度から見れば、初期モデルと大きく変わらず、特にシートは全く変化がない。
座面がアルカンターラでサイドが合成皮革のシートは、滑らないという面ではレザーに勝っている。



センタークラスターはフェイズ2から変更されて、標準でナビが装着されるようになった。



写真のモデルにはマニュアルシフト用のパドルスイッチが装備されていた。
ポルシェのステアリングスイッチは、本来は独特の方式で実に使い辛いものだったが、このパドルならば世界共通の方式だから実に使い良い。ただし、現状ではオプションで 7.4万円アップとなるが、その価値は充分にある。



PDKのマニュアルパターンは、相変わらず引いてダウンというもので、これはレーシングモデルと同じく引いてアップにしてもらいたい。



センタークラスターのエアコンコントローラーもフェイズ2から変更されている。オーディオはナビ一体型のために、ディスプレイを起こして使用する (写真下)のがイマイチだが、ポルシェの場合は2千万円のパナメーラーターボでもナビ一体型オーディオを使用している。



既に次期型のスクープなどもボチボチ出てきた998だが、末期モデルらしく完成度は極めて高い。それでも、ポルシェのことだから、次期もモデルは見かけは変わらないが内容は大幅に進化しているのだろう。 ただし、噂によればボクスター/ケイマンは4気筒ターボとなる可能性もあるし、もしかすると1千万円以下でフラット6の新車を買えるのは今が最後かもしれない。
 


 
2011/6/3(Fri)  Porsche Cayman S  <1>


既にモデルとしては末期となった987/997ではあるが、言い換えれば完成度から言えば今が旬で、最良のポルシェは最新のポルシェという意味でも久々にポルシェのミッドエンジンクーペであるケイマンSを取り上げてみた。
写真のクルマはオプションをこれでもかと付けた試乗用のクルマだが、目立つ事は請け合いで、実際にこれに乗ると周りの視線をヤタラに感じたりする。



元々アグレッシブなデザインのケイマンに、エアロパーツを付けたフロントは迫力満点だ。



そして、ウィングをオッ立てたリアもチョっと恥ずかしいくらいの派手さがある。



ホイールもオプションの派手な大径ホイールを履いていた。
そして、ホイールから覗く対向ピストンキャリパーとドリルドロータという組み合わせのブレーキは、今更言うまでもないお馴染みのモノ。



次回はインテリアを紹介してみる。
 


 
2011/6/2(Thu)  軽自動車のまとめ <5>


④ その他
今まで紹介してきた以外のタイプといえば、先ずはキャブオーバータイプがある。以前は結構メジャーだったのだが、衝突安全性という面ではどうしても不利となり、今では個人ユースは少なくなっているが、商用車としては今でも主流となっている。そして農家でおなじみの”軽トラ”も キャブオーバーとして生き残っている。

試乗記で軽トラは未だ取り上げていないが、バンタイプの商用車としてはミニキャブのOEM版であるニッサン クリッパーを簡易試乗記で取り上げている。ハッキリいって酷い代物だったが、興味のある読者は目を通しても損は無いと思う。
                                      クリッパー簡易試乗記へ

軽トラ以外では、クロスカントリー系が思い浮かぶ。といっても、該当車種はスズキ ジムニーとミツビシ パジェロミニ、そしてパジェロミニのOEMであるニッサンキックスしかない。特にジムニーは軽自動車のコンパクトさを生かして、大型SVUが入れないような狭い山中でも平気で乗り入れられるなど、その走破性には定評がある。このカテゴリーは以前(3月6日付けの日記で)紹介している。

   
                                     キックス簡易試乗記へ

そして、最後はスポーツタイプで、その昔は夫々のメーカーからマニアックな軽スポーツが発売されていたが、今ではダイハツ コペンのみとなってしまった。

5回に分けての軽自動車特集で、日頃は軽自動車なんて眼中に無かったエリート諸氏も少しは軽に注目していただけたなら、少しはこの特集の価値もあったことになる。
えっ、全然、面白くなかったし、興味もない?って、そんなにハッキリ言わなくても・・・・・。
 


 
2011/6/1(Wed)  軽自動車のまとめ <4>


③ セダン系
最近は軽の売れ筋といえば全てトール系やセミトール系という、背の高いクルマになってしまったが、本来の軽自動車はセダン系であったはずで、 これらは今でも一部はシッカリ残っていて、それなりには売れている。
このタイプの2強はアルト(67.7〜115.7)とミラ(67.0〜155.2万円)で、どちらもベースモデルは極めて低価格となってい て、銀行員の外回り用等に代表される経済的な近場の営業用としての用途で使われている。価格帯ではアルトが低価格車のみなのに対して、ミラの場合は150万円超えのターボエンジン搭載スポーツモデルまで用意されている。

   
       アルト簡易試乗記へ

ところで、上の写真を見ていると、セダンといっても何やらセミトールワゴンを少し低くしたような形で、昔のイメージの軽セダンとは違うじゃあないか、と気が付いたアナタ、そうなんですよ。それで、本来のセダンタイプの軽は無いかといえば、ありますよ、ダイハツ エッセというヤツが。
価格帯は77.0〜112.7とアルトに近く、ミラのような上級スポーツモデルの設定は無い。このクルマは 意外にもマニアに人気があって、一番安いグレードのMT車を買って足回りなどに手を入れると、結構遊べるクルマになるそうだ。

次回はその他のタイプ、すなわちクロスカントリー、オープンスポーツ、そしてキャブオーバーのワンボックスタイプなどを紹介する。

<つづく>
 



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