2011年1月1日〜15日 ⇒
12月16日〜31日
2011/1/13(Thu) |
【速報】レクサス CT200h |
予てから話題のレクサスの新型CセグメントハッチバックのCT200hが発売された。
下記のURLでプレスリリースが発表されているので、詳細はこちらをご覧頂きたい。
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/11/01/nt11_002.html
概要としては
直列4気筒 1.8ℓ+ハイブリッドシステム(FF)
10・15モード燃料消費率34.0km/ℓ
全長:4,320mm 全幅:1765mm 全高:1450mm ホイールベース:2,600mm
価格 355〜430万円
下の写真はFスポーツ(レクサスWEBサイトより)
さて、このCT200hの位置付けは、ということで下の一覧表をご覧いただきたい。
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① |
④ |
③ |
④ |
⑤ |
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LEXUS |
TOYOTA |
LEXUS |
TOYOTA |
BMW |
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|
CT200h |
PRIUS 1.8L |
HS250h |
SAI S |
120i |
|
車両型式 |
|
DAA-ZWA10 |
DAA-ZVW30 |
DAA-ANF10 |
DAA-AZK10 |
LBA-UD20 |
|
寸法・重量・乗車定員 |
|
全長(m) |
|
4.320 |
4.460 |
4.700 |
4.605 |
4.240 |
|
全幅(m) |
|
1.765 |
1.745 |
1.785 |
1.770 |
1.750 |
|
全高(m) |
|
1.460 |
1.490 |
1.505 |
1.495 |
1.400 |
|
ホイールベース(m) |
|
2.600 |
2.700 |
2.700 |
2.700 |
2.660 |
|
駆動方式 |
|
FF |
← |
← |
← |
FR |
|
最小回転半径(m) |
|
5.2 |
5.4 |
5.6 |
← |
5.1 |
|
車両重量(kg) |
|
1,380 |
1,310 |
1,640 |
1,570 |
1,410 |
|
乗車定員(名) |
|
5 |
← |
← |
← |
← |
|
エンジン・トランスミッション |
|
エンジン型式 |
|
2ZR-FXE |
← |
2AZ-FXE |
← |
N43B20A |
|
エンジン種類 |
|
I4 DOHC |
← |
I4 DOHC |
← |
I4 DOHC |
|
総排気量(cm3) |
|
1,797 |
← |
2,362 |
← |
1,995 |
|
最高出力(ps/rpm) |
|
99/5,200 |
← |
150/6,000 |
← |
170/6,700 |
|
最大トルク(kg・m/rpm) |
14.5/4,000 |
← |
19.1/4,400 |
← |
21.4/4,250 |
|
トランスミッション |
CVT |
← |
CVT |
← |
6AT |
|
モーター型式 |
|
3JM |
3JM |
2JM |
← |
- |
|
モーター最高出力(ps) |
82 |
82 |
143 |
← |
- |
|
モーター最大トルク(kg・m) |
21.1 |
21.1 |
27.5 |
← |
- |
|
燃料消費率(km/L)
(10・15/JC08モード走行) |
30.4/34.0 |
32.6/38.0 |
19.8/23.0 |
← |
13.4/14.4 |
|
サスペンション・タイヤ |
|
サスペンション方式 |
前 |
ストラット |
← |
← |
← |
← |
|
|
後 |
ダブルウィシュボーン |
トーションビーム |
ダブルウィシュボーン |
← |
5リンク |
|
タイヤ寸法 |
前/後 |
195/55R15 |
185/65R15 |
215/55R17 |
205/60R16 |
205/55R16 |
|
ブレーキ方式 |
前/後 |
Vディスク/ディスク |
← |
← |
← |
← |
|
価格 |
|
車両価格(発売時) |
|
355.0万円 |
205.0万円 |
395.0万円 |
338.0万円 |
364.0万円 |
|
備考 |
|
Version L
430万円 |
G"T Serecton"
327万円 |
"version L"
535万円 |
G 380万円 |
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見てのとおり、CT200hはプリウスのレクサス版だった。そして355万円という価格は、同じCセグメントハッチバックのBMW120iと事実上同価格となっている。片や憧れのプレミアムブランドBMWの、しかも2LでFR。対してCTはハイブリッドとはいえFFの大衆車ベース。さ〜て、売れ行きはどんなものでしょうかねぇ?
CT200hのデビューショーは1/15〜1/23ということなので、興味のある方はお近くのディーラーへ。
って、なんだかレクサスの宣伝みたいになってしまった。
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2011/1/11(Tue) |
スズキ ソリオ |
1997年にワゴンRワイドという名称で、ワゴンRの普通車版として登場した後、1999年には2代目が登場し、2000年からは名称をワゴンRソリオとした。今回は3代目となり、名称もスズキソリオとなった。
エクステリアは一見するとワゴンRやパレットなどの軽トールワゴンのように見えるが、実際の寸法は軽に比べればひと回り以上大きい。全長2,130×全幅1,415×全高1,345mmという寸法はスイフトに対して全長で−140mm、全幅で−75mmと幾分小さいが全高は+255mmでホイールベースも+120mm
と長い。
実際にプラットフォームはスイフト用を僅かにストレッチして流用しているようだ。
エンジンはスイフトと共通の4気筒DOHC自然吸気のK12B型で、性能も91ps/6,000rpm、12.0kg・m/4,
800rpmでスイフトと同一となっている。なお、
スプラッシュも同一型式エンジンを搭載するが僅かにチューンが低く、88ps/5,600rpm、11.9kg・m/4,
400rpmとなっている。
スズキのBセグメント車はソリオのベースであるハッチバックのスイフトと、少し小さい欧州向けのスプラッシュがある事になる。そこで
新型ソリオを加えたスズキのBセグ3車と軽のパレット、更には国産Bセグメントの覇者であるホンダフィットを加えたスペックを一覧にしてみた。
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|
|
Suzuki |
Suzuki |
Suzuki |
Suzuki |
Honda |
|
|
|
Solio 1.2G |
Swift 1.2XG |
Splash 1.2 |
Palette T |
Fit 1.3G |
|
型式 |
|
DBA-MA15S |
DBA-ZC72S |
DBA-XB32S |
DBA-MK21S |
DBA-GE6 |
|
寸法・重量・乗車定員 |
|
全長(m) |
|
3.710 |
3.850 |
3.715 |
3.395 |
3.900 |
|
全幅(m) |
|
1.620 |
1.695 |
1.680 |
1.475 |
1.695 |
|
全高(m) |
|
1.765 |
1.510 |
1.590 |
1.735 |
1.525 |
|
ホイールベース(m) |
2.450 |
2.430 |
2.360 |
2.400 |
2.500 |
|
最小回転半径(m) |
|
5.0 |
4.8 |
5.2 |
4.5 |
4.7 |
|
車両重量(kg) |
|
1,000 |
970 |
1,050 |
950 |
1,010 |
|
乗車定員(名) |
|
5 |
← |
← |
4 |
5 |
|
エンジン |
|
エンジン型式 |
|
K12B |
← |
← |
K6A |
L13A |
|
エンジン種類 |
|
I4 DOHC |
← |
← |
I3 DOHC Tuebo |
I4 SOHC |
|
総排気量(cm3) |
|
1,242 |
← |
← |
658 |
1,339 |
|
最高出力(ps/rpm) |
|
91/6,000 |
← |
88/5,600 |
64/6,000 |
99/6,000 |
|
最大トルク(kg-m/rpm) |
12.0/4,800 |
← |
11.9/4,400 |
9.7/3,000 |
12.8/4,8000 |
|
トランスミッション |
CVT |
← |
← |
← |
← |
|
駆動方式 |
FF |
← |
← |
← |
← |
|
パワーウェイトレシオ(kg/ps) |
11.0 |
10.7 |
11.9 |
14.8 |
10.2 |
|
サスペンション・タイヤ |
|
サスペンション方式 |
前 |
ストラット |
← |
← |
← |
← |
|
|
後 |
トレーリングリンク |
トーションビーム |
← |
トレーリングリンク |
トーションビーム |
|
タイヤ寸法 |
前/後 |
165/65R14 |
175/65R15 |
185/60R15 |
165/55HR14 |
175/65R14 |
|
ブレーキ方式 |
前/後 |
Vディスク/ドラム |
← |
← |
← |
Vディスク/ディスク |
|
価格 |
|
車両価格 |
|
138.3万円 |
124.4万円 |
123.9万円 |
138.6万円 |
123.0万円 |
|
備考 |
|
|
|
|
SW TS 4WD
167.8万円 |
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やはりソリオは軽のパレットと比べてみれば、大きさ、パワー共にはるかに上をいっているが、価格は同等!ということになる。
次回はインテリアを見てみよう。
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2011/1/10(Mon) |
ディスチャージライトは若者向け?
ディスチャージヘッドライトは当然明るいが、人によってこれに慣れるとハロゲンでは暗くて走れないという場合と、明るいといってもそれ程でも無い
、むしろ変に青くてコントラストの出ないディスチャージライトは、返って見辛いという人もいる。
なぜ、そうなるのかという疑問があったが、その原因のヒントとなりそうな論文が自動車技術会の会誌に発表されていた。興味のある方は「自動車技術 Vol.64 2012.12」を参照されるといいだろう。
と、これでは幾らなんでも不親切じゃあないか、といわれそうなので、以下に内容の一部要約を掲げておく。ただし、本当の内容はあくまでも原文を参照願いたい。
-----------------------------------------------------------
まずは、ディスチャージランプの分光特性。要するに光の波長(色)分布を比較したのが下の図だ。これを見て判るように、ハロゲンはなだらかなカーブを描いているし、波長が長い方に寄っているから、実際には赤みのある光となっている。
対して、ディスチャージランプは短い波長が多く、要するに青い光となる。ところが、ディスチャージランプの特性は、見てのとおりでピークが多くて、一部の波長のみが大きい値を示している。
そして下の図は、年齢と明るさの感じ方の実験結果だが、これを見るとHIDとLEDは年齢に関係なく明るく感じるのに対して、ハロゲンは20歳代だとHIDの半分くらい、要するにハロゲンは暗いというのは若い人ということになる。逆に60歳以上になったらば、HIDのメリットは全く無いし、上図の分光分布のように波長が偏っていて見辛いだけ、と感じている実情が証明された事になる。
要するに、年寄りにはHIDなんて、何のメリットも無いということだ。
どうですか、社長?
HIDなんて見辛いだけで、ちっとも明るくないじゃないか!何て言っていませんか?
それは、結局、オジンだという事なんですねぇ。
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2011/1/4(Tue) |
中国のクラス別販売ベスト5 (4) |
連載第4回目。
4.ミディアムカー(Dセグメント)
このクラスは俄然日本車が頑張ってくる。またDセグメントと記したが、むしろ北米中型FFクラスというのが正しいかもしれない。
購買層は専門技術職や大企業の事務職、自営業などの中間層ということだ。
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|
ミディアムカー(Dセグメント) |
2010/10
販売台数 |
2010/1-10
販売台数 |
|
1 |
Honda Accord |
14,157 |
|
141,347 |
|
|
2 |
Toyota Camry |
11,996 |
|
132,882 |
|
|
3 |
Nissan Teana |
11,827 |
|
119,885 |
|
|
4 |
Volkswagen Passat |
10,446 |
|
108,011 |
|
|
5 |
Buick LaCrosse |
9,344 |
|
86,026 |
|
|
|
セグメント合計 |
123,395 |
|
1,215,843 |
|
1位のホンダアコードは日本ではインスパイアという名前で売られている北米サイズで、中国では広州本田で製造されて
おり、中国名は”雅閣”。エンジンは
2.0と2.4Lで価格帯は15.66〜34.28万元(197.3〜431.9万円)。
2位のトヨタカムリは言うまでも無く北米向け中型FF車で、中国では広州豊田で製造されていて、中国名は”凱美瑞”。エンジンは2.0と2.4Lで価格帯は
18.28〜36.48万元。
3位の東風ニッサン 天籟(ティアナ)
は2.0、2.5そして3.5Lを塔載し、価格帯は19.08〜37.18万元(240.4〜468.5万円)。3.5Lは中国ではアコードにもカムリにも無い。
4位のVWパサート(迈騰)は1.4、1.8そして2.0Lで価格帯は19.38〜26.38万元(244.2〜332.4万円)。
そして5位のBuick LaCrosse、中国名で別克 君威は1.6、2.0そして2.4Lで、価格帯は20.39〜26.99万元(256.9〜340.1万円)となっている。
流石にこのクラスとなると威風堂々というか、見るからに立派になるし、中国自主開発では未だ及ばない分野でもあり、日本車の強さが光る。ヤッパリ日本はこの手のクルマで頑張るのが本来で、コンパクトカーで現地車や韓国車なんかと争っている場合じゃあ無さそうだ。
以上、A〜Dセグメントをみたが、
残るラグジャリーカー(Eセグメント)とSUVおよびMPVについても、今後連載する予定がある。
まだまだ、しつこく、つづく。
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2011/1/3(Mon) |
中国のクラス別販売ベスト5 (3) |
昨年に引き続き連載第3回目をお送りする。
3.コンパクトカー(Cセグメント)
このセグメントが最も販売台数が多く、中国人の多くが憧れているクラスである。やはりCセグメントに
なると真っ当なセダンらしいスタイルと、ある程度の大きさが魅力なのだろう。購買層は結婚して間もない若いカップルなどで、独身時代のミニカーからステップアップしているようだ。なお、中国では一人っ子政策の結果として、唯一の子供が結婚する時には両家の親が資金を出し合ってクルマを贈る例が多いとか。
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|
コンパクトカー(Cセグメント) |
2010/10
販売台数 |
2010/1-10
販売台数 |
|
1 |
BYD F3 |
18,757 |
|
217,392 |
|
|
2 |
Volkswagen Lavida |
23,180 |
|
201,526 |
|
|
3 |
Volkswagen Jetta |
19,280 |
|
191,171 |
|
|
4 |
Hyundai Elantra
Yuedong |
18,775 |
|
191,845 |
|
|
5 |
Buick Excelle |
21,492 |
|
186,218 |
|
|
|
セグメント合計 |
439,103 |
|
3,953,531 |
|
1位のF3は民営大手のBYDの自主開発車で、メルセデスの旧Cクラスを髣髴させるエクステリアだが、エンジンは0.8および1.0Lと、このクラスにしては随分と小さい。価格は3.02〜5.08万元と
いう安さが売れる原因で、いってみれば安かろう悪かろうということか。
2位のVWラヴィダは上海大衆で開発した中国専用車で中国名は朗逸という。エンジンは1.4TSI、1.6L、2.0Lで
価格は11.28〜16.28万元。VWが国外で専用モデルを開発したのはラヴィダが初めてだ。
中国はVWにとっても、それだけ重要な市場ということだ。
3位の捷達(ジェッタ)は一汽大衆で生産されているが、写真のように随分古いモデルを今でも作っている。エンジンは
1.6および1.9Lで価格帯は7.58〜9.88万元。
4位の北京現代の伊欄特(エラントラ)も旧モデルの継続生産。エンジンは1.4と1.6Lで価格帯は
7.18〜10.58万元。2009年までは売り上げNo1を誇っていた。
5位の別克(ビュイック)凱超(エクセル)は上汽通用(GM)で製造。エンジンは
1.6Lで価格帯は9.99〜11.79万元。
このクラスは最大の販売台数とともに多種多彩なクルマが市場に出ており、上記のベスト5を足してもシェアは25%程度だから、残る75%、約300万台が6位以下の車種で占められていることになる。
最近までベスト5に入っていたカローラやVWというCセグの世界的ベストセラーも
、チョッとのところでベスト5落ちしてしまったようだ。それ程までに、熾烈な販売状況なのだろうが、Cセグメントだけで月に30万台の市場というのも驚異的だ。
しかし、プライドが高くメンツを重んじる中国人が、何故にエラントラのような安物のガラクタを買うのかと不思議に思うだろうが、実はこれらはタクシー用
だそうで、個人ユーザーが買うことは少ないのだろう。
次回はDセグメントについて調べてみる。
<つづく>
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2011/1/2(Sun) |
軽のグローバル化は必要か?? |
軽自動車の優遇税制が無くなるとか、無くならないとかの議論とともに、現在の軽自動車は日本オリジナルでグローバルには通用しないので、もっと世界的視野で規格を再検討が必要だ
、という意見も多い。確かに正論ではあるし異論は無いが、チョッと認識が違うのではないのか?と、思うこともある。
「日本の軽自動車では世界に輸出できない。これだけの技術を国内だけで使うのは勿体無い」という意見
は正しいのだろうか?
実はスズキの欧州アルトと、そのOEM版であるニッサンPIXOを、既に7月1〜2日にこの日記で紹介したが、これこそが世界基準のAセグメント車であるから、スズキは軽自動車の技術を生かした世界に輸出できるコンパクトカーを既に持っているということだ。
この欧州アルトはインドのマジャールスズキで生産されて欧州各国に輸出されている。ということは、人件費の高い日本で同じようなものを作ったところで価格的にメリットは無いし、さらに日本で作った車を欧州に輸出する場合には10%以上の関税がかけられるから、殆ど勝負にはならない、という事実
もある。
|
|
|
SUZUKI |
SUZUKI |
|
|
|
ALTO
(EC) |
ALTO
(JAPAN) |
|
全長(m) |
|
3.500 |
3.395 |
|
全幅(m) |
|
1.600 |
1.475 |
|
全高(m) |
|
1.470 |
1.535 |
|
ホイールベース |
(m) |
2.360 |
2.400 |
|
トレッド(m) |
前軸 |
1.405 |
1.295 |
|
|
後軸 |
1.400 |
1.290 |
|
駆動方式 |
|
FF |
← |
|
車両重量(kg) |
|
930 |
710 |
|
乗車人数(人) |
|
4 |
← |
|
エンジン種類 |
|
I3 12valve |
← |
|
総排気量(cm3) |
|
996 |
658 |
|
ボア×ストローク(mm) |
73.0X79.4 |
68.0X60.4 |
|
最高出力(hp/rpm) |
68/6,000 |
54/6,500 |
|
最大トルク(Nm/rpm) |
90/4,800 |
63/3,500 |
|
トランスミッション |
5MT/4AT |
← |
|
パワーウェイトレシオ (kg/ps) |
13.7 |
13.1 |
|
燃費 (km/L) |
22.2 |
21.8 |
|
備 考 |
|
燃費:JC08 |
要するに、Aセグメント車を日本で作っても、世界に輸出するメリットはないのだ。
逆に軽自動車の優遇税制が廃止されたら、日本の工場でも国内用に欧州アルトを生産すれば良いだけの話だ。
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2011/1/1(Sun) |
2011 |
新年 あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとって有用な情報をお届けするべく、頑張っていく所存でござますので、何とぞ宜しくお願いいたします。
と、まあ、年初の挨拶も終わったところで、今年もどうやら日本の経済状況は思わしく無さそうだ。そんな中、日産から下の写真の車が発表された。新型車の名前は「サニー」。
なにっ?ティーダラディオと名称が変わってしまったサニーが復活??
と、思ったら、そうではなくて、中国専用車だった。
中国といえば今や世界経済の牽引役で、昨年の自動車販売台数はリーマンショック前の絶好調の米国と並ぶような勢いだった。そんな中国のために、中国人の喜ぶクルマを専用に開発するのは当然のことで、日産どころか、天下のメルセデスもBMWも専用車を開発し、現地で生産している。
我々の学生時代には、文化大革命で国中が破壊され、外部とは鎖国状態だった中国が、今では世界経済の牽引役という、何とも時代は変わったものだ。
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2011年1月16〜31日← →2010年12月16〜31日 |