このところ、BMWの新型車が目白押しに発売されている。昨年末には新しいコンセプトの5シリーズグランツリスモ、その後はブランニューのX1
の発売、人気の5シリーズがFMC、最量販車種である3シリーズ2リッターモデル(320i)のエンジンが新型直噴に改装され156ps⇒170psにパワーアップ
、325iが2.5ℓ⇒3ℓデチューン版
、335iはパワー&トルクは同じながら新型直噴化で燃費は向上等・・等。
そんな中で、あまり注目はされていないが、予てから噂の1シリーズクーペに2リッターモデルの120iクーぺが追加されていた。
ドイツ販売価格(VAT含む)
120i Coupe 170ps €28,200
125i Coupe 218ps €32,550
135i Coupe 306ps €40,100
6ATは+EUR2,050
国内販売価格
120i Coupe 170ps 385万円(6AT)
135i Coupe 306ps 573万円(7DCT) 559万円(6MT)
国内価格としてはドイツで€27,200
のX1 18iが国内で363万円だから、割合としては120iクーペの385万円は、まあ妥当ということろか。それよりも残念なのは120iクーペにMTの設定が無いことだ。コンパクトなFRクーペというのはマニアの憧れ
だし、320iにも搭載されて、たった14psとはいえ体感上の性能アップの著しい直噴エンジンを、320i(1,500kg)よりも90kgも軽い120iクーペ(1410kg)を更にMTとすれば40kgの軽量化が可能だから1,370kgとなる。価格も370万円くらいにはなるだろうから、これはチョッとした話題にならないだろうか?
えっ、そんなの設定したって数なんか出やしないから、来春の年度末には売れ残り続出になるだろう、って、成るほどねえ。そうなったら、イヤーモデル落ちの在庫を叩き売るだろうから、本体300万円・・・・・・なんてなれば、無理してでも買いたいマニアもいるんじゃあないでしょうかねぇ。そうすれば、利益はとも角、販売台数の上乗せは出来ますよねぇ。
勿論、LVのバックと同じ感覚で、”ビーエムのクーペ”を買いに来るお客様には、「このクルマは付加価値を買っていただくために、お値引きは無い事になっております」ということで、マニア向けで利益が上がらない分を確保する・・・・なんて良い案だと思いませんか?
えっ、そんなこと以前からやっている?って・・・・・・。
|