7月11日の日記で先代カローラとBMW3シリーズの2ショットを載せたが、もしかしてカローラ乗りをバカにして、トンでもない奴だ・・・・と、言いたい輩もいるのかな?あの、カローラのオーナーが見たら何と思うかって?残念でした。あのカローラをBMWディーラに乗りつけたのは、私自身でした。
その理由は、話せば長い事ながら・・・・と言いたいのだけれど、取り合えず手短に説明すると、ちょっとした成り行きで先代カローラを
1ヶ月程預かることになった。先代カローラといえば、発売当初にフィールダーの売れ筋1.5Lモデルに乗って、そのフニャフニャなステアリングや足回りによる、フラフラの不安定さに驚いたものだった。だから、カローラと聞いただけで全く食指が動かなかったのだけれど、
取り合えず乗ってみたら今回の後期(先代の末期)モデルは、初期型の特性が嘘のように改善されていて、ハッキリ言って別のクルマ
だった。そこで、借用中の1ヶ月間は徹底してカローラ一筋、何処へでも乗っていった。
今回、徹底してカローラを乗り回したのは、これからの高齢化社会を考えれば、低価格で実用的、しかも維持費も安いクルマは今以上に需要が広がるのではないか、とも考えての事だった。今現在、団塊世代が
続々と定年退職になっている。しかし、今更言うまでも無く、年金政策の失敗から60歳で引退するには十分な資産があって、それを食いつぶさなければならないから、サラリーマンの半数以上が定年過ぎても何らかの仕事についているのが現実だろう。
ところが、一部の大企業の役員経験者や高級官僚を除けば、定年後の報酬は一気に下がるのが一般的だから、私有車としてクラウンロイヤルを乗り回していた部長さんも、BMW323iを持っている主任研究員も、定年後には代替はもちろん、維持費
すら辛くなってくる。ましてや65歳過ぎて、完全にリタイヤしたらば、適度な大きさで、コストパフォーマンスが良く、維持費も掛からないクルマが
絶対に必要となるだろう。
そういう事もあって、少し徹底してカローラに乗ってみよう、と思った訳だった。
そして、先代カローラに気を良くしたの機会に、今度は現行カローラにも乗ってみた。こちらは上級の1.8Lモデルだったから、当然ながら内装の質も走りの余裕も1.5Lより上回っていた。さて、このカローラ生活の詳細は
・・・・気が向いたら後程レポートしようかとも思っている。まあ、期待せずに待っていて下さい。
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