表題を見て、おおっ、Bオタもやっと政治問題を取り上げる気になったのか?と、早合点しているあなた、違うんですよ。
ここは、クルマを語るサイトなので、当然ながら北京五輪に関するクルマの話題。
オリンピックを開催するという大イベントならば、会期中に使用する多くの車を用意しなければならない。そこで興味が湧くのが、北京五輪には中国政府がどんなクルマを用意するのか?と、いうことだ。この場合、やはり中国を代表するクルマでなければならないから、
外国ブランドなんてトンでもない。そこで、選ばれたのが下のクルマ。
その名も「紅旗 奔騰」。紅旗といえば、中国共産党の高級幹部用の大型リムジーンを思い出すが、これは少し小さい小型版の紅旗ということになる。このクルマが五輪関係の役員や海外招待者の足となるのだろう、勿論ショーファードリブンで。
この「紅旗 奔騰」、実はマツダのアクセラをベースにして、中国の一汽轎車が生産するもの。
これまで小型の紅旗は旧型アウディ80をベースとした「小紅旗」が正式だったが、恐らく今後はこちらの「紅旗 奔騰
」が取って代わるのだろう。情報によると、プラットフォームや需要部品はアクセラそのもので、一汽轎車では現在フル生産中だとか。
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