B_Otaku のクルマ日記

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2008年4月 
2008/4/30(Wed) 輸入車vs国産車


何やらBBSチックな題名だが、これは結論の出ない永遠のテーマかもしれない。
と、言っても、ここで輸入車はボッタクリだとか、国産車はガラクタだとか、妬みがどうした等・等、という話題を取り上げる訳ではない。
それでは何が言いたいかというと、輸入車派は意外と国産車を知らないことが多いから、例えばBMW一筋で、偶に比較の為の試乗といえば、同クラスのメルセデスで、うーん、ヤッパリ俺にはBMWがあっているとか、勿論その逆とかが多いのではないか。
最近の国産車の進歩は著しいから、食わず嫌いにならないためにも、偶には国産車に試乗してみることも必要ではないだろうか。
逆に国産派はといえば、勿論輸入車を知らないが、BMW320iとプレミオ2.0Gが同じような内容で、しかも故障はプレミオが圧倒的に少ない・・・・と、思ってるのは、それはそれで幸せなことだ。まあこの話、これ以上は止めておこう。

実は、このゴールデンウィークには、極力国産車に乗ってみようと思っている。その手始めとして乗ったのが下の写真のクルマ。これも中々の出来で、カテゴリーは少し異なるが、前回のアテンザと良い勝負だった。



詳細は近いうちに簡易試乗記にて公開の予定。

そして、もう一つの企画は、国産ライバル車どうしの比較。無理に欧州車と比較したところで、ユーザー層は全く異なるのだから、実は意味が無い のかもしれない。そこで、まずは下の2車を徹底比較してみようと思っている。


 

2008/4/28(Mon) 三菱のセダン


一時期のリコール問題で新車開発が大幅に遅れてしまい、売るものが無くなるという危機に直面した三菱自動車も、昨年はギャランフォルティスやその派生車のランエボⅩを発売するなど、徐々に活気を取り戻してきた ことで、三菱関係者やファンにとっては胸を撫で下ろしたことだろう。
ところで、従来はランサーと呼ばれていた車種が、ギャランフォルテスとなって、しかしエボリューションだけはランサーの名前を使うという変則的な状況になってしまった。
そして、海外ではこれらが全てランサーと呼ばれているようだ。と、なると、海外でのギャランというのはどうなっているのだろうか。



実は欧米では既に新型ギャランが発売されている。そのクルマは明らかに国内のギャランフォルテスより大きく、北米でのライバルはホンダアコード(国内ではインスパイア)やトヨタカムリなどで、国内でいえばハイオーナーカーの部類になる。



北米ギャランのラインナップは直列2気筒 2.4L(160HP)とV型6気筒 3.8L(230HP)、それにラリーアートと呼ばれるグレードがあり、こちらは同じV型6気筒 3.8Lでも258HPとなっている。このギャランの日本での名称は、噂によるとディアマンテと命名されるようだ。そして、目玉は既に欧州で発売されているディーゼル車の国内発売で、今現在は規制をクリアするべく開発中とか。このディーゼルは低圧縮比で静粛性や振動はガソリンエンジン並みらしいが、ディーゼルの特徴である自然 発火が成立しないために、点火プラグをもっているらしい。
ところで、ディーゼルを国内発売するときのネックは、規制をクリアする為にはATでは難しく、結局MTになってしまう ことにより販売数が見込めないことだ。そこで、三菱はATでもなくMTでもない、例のランエボⅩに搭載 されたツインクラッチのSSTと組み合わせるらしいのだ。成る程、新機構のSSTをわざわざ開発したのは、エボ用というよりもディーゼルの国内展開のためだったのか、と納得する。この日本名ディアマンテの発売時期は不明だが、今年中くらいには発売されるのだろうか?
 

 

2008/4/26(Sat) BMW135i Coupe


今となっては国産車からも姿を消してしまった、コンパクトなFRクーペというカテゴリーに突然(でもないが)割って入ってきた、ご存知BMW135i Coupe は、3LツインターボにRHD(右ハンドル)、そして6MTという、もう走り屋にとっては涙モノのスペックで、唯一の欠点はといえば、5百万円を超える、その価格。
まあ、その人気ぶりと期待度は相当なもので、実は
B_Otaku のところにも、135iクーペの試乗を希望されるメールが何通も来ている。
最近はブログ流行ということもあって、アマチュアのクルマ試乗記というのを結構見るようになったし、そういう人たちの試乗車を確保する執念を見らなうべきと感じていた。そして、既に135iのレポートも結構見かけるにつれ、これゃ何とかしなくては、と焦り始めたこともあって、何時ものディーラーとは別の販売網で試乗車を見つけて、急遽試乗となった。



結果は想像どおりの、久々の Fan to drive で、これは楽しい。走り屋のオトウサンは当然ながら、エボやインプ乗りの若者にも勧められるが、ネックはやはり価格と販売網、それに維持費ということになる。
この試乗記は、速報版として成るべく早く仕上げたいと思っている。
 

2008/4/20(Sun) クルマ選びは・・・・で


クルマを選ぶとき、何を基準にするのだろうか。
性能?乗り味?ブランド?

実際には「セールスマン」で選ぶ場合が多いのではないか。
クルマというのは買うときに色々な問題が続出するのは当然ながら、買った後にもメンテが必要だし、クルマ好きなら数年先の話なのに、今から次期車両を検討したり・・・・、何かとディーラーに訪問する機会が多いだろう。そんな時に凄腕のセールスならば、定期的に新車の情報や展示会の案内を、DMを出すだけではなく、ここぞという時にはTELで連絡してきたり、車内でも力があるから試乗車の確保もスムースだし、ン他にも憎いばかりの気配りがあったりする。まあ、逆に見事に術中に嵌って10年乗る決心をしていたのに5年で代替えしてしまった、という事にもなるのだが。それに、友人に相談された時にも自信を持って紹介できるセールスなら、多くのユーザーを通じでドンドン輪が広がり、益々売り上げアップとなる。
実際にBMWやメルセデスのオーナーに、そのクルマを選んだ理由を聞いて見れば、昔からヤ○セの○○さんとの付き合いでとか、BMWの○○さんなら安心して買えるからという理由で選んでいるのではないだろうか。
国産車の場合でも、クラウンにも興味があるが、○○ニッサンの○○さんと長い付き合いだからフーガーにした、などというケースを良く耳にする。家族のクルマを選ぶ時も、乗り味やスタイルはフィットやデミオが良いのは判るけれど、いざとなると○○さんの顔を立ててマーチに決めたというのもよくある話だ。

最近はトヨタ、ニッサン以外のメーカーが頑張っていて、内容的にも下手な欧州車顔負けの乗り味の車種もあるのだが、イザ買うとなると知らないディーラーで知らないセールス相手に、3桁万円の買い物をするのを躊躇するのが普通だろう。勿論、飛び込みで入ったホンダやマツダのディーラーに偶々居合わせたセールスマンとフィーリングがピッタリで「ヨッしゃー、一丁買ってやろう」という場合もあるから何とも言えないが。

そういう意味では、BMW、メルセデスを除く欧州車は販売網の弱さからくるハンディは大いにあると思う。ヤ○セでもセールスマンの当たり外れはあるが、これがフランス車やイタリア車等の場合は、ディーラーの経営規模からくる安定性やセールスマンの質という点では、”ベンツ・ビーエム”に比べて大いにハンディがある。おまけにクルマ自体の信頼性でも疑問があるとなっては、売り上げが伸びないのは当然だし、輸入元としては、いつ日本市場から撤退を決意してもおかしく無い状態だったりする・・・・・・。

初めてのディーラーの担当セールスマンは、偶々訪問時に居合わせたというだけで、その後もずーっと窓口となるから、運悪くダメセールスに当たっても、そう簡単に担当変更は出来ない。だから初めてのブランドを買いたい時、一番の良い方法は、知人から既に定評のあるセールスマンを紹介してもらうのが一番無難だ。若しくは、飛び込みで訪問しても絶対に住所などは書かずに、様子を見て、何回かの訪問の中でメガネに適うセールスマンを選びだすか・・・・。これこそ、クルマ購入の極意でもある。
 

2008/4/18(Fri) 何か変だぞ?


駐車場に置いてあったメルセデスSクラス、それもバブル華やな1990年前後に圧倒的な威圧感で君臨していたW140。その雰囲気から○関係者が好んで乗る事から、多くが下品に改造されているが、これは珍しくオリジナルなクルマだった。



が、何か変だ。クルマの左前方だけが下がっていて、何やら傾いでいる。



そこで、良く見てみれば、なんとパンク。それにしても、何処でパンクしたのだろうか?この駐車場だとしたら、誰かが悪さをしたのか?それとも、こんな状態で、ココまで走ってきたのだろうか?まあ、如何でも良いことだが、何か気になる。
 

2008/4/12(Sat) 富士重工、軽自動車から撤退


もう既にご存知の事と思うが、富士重工が軽自動車生産から撤退するという。思えば、その昔1960年代の軽自動車の大処といえば、真っ先に思い浮かぶのがスバル360だろう。



スバルのライバルとしては、水冷4気筒の4ドアセダンという軽に小型車的スペックを求めたマツダキャロル(写真中央)や、後発の強みを生かして、軽量で高性能なFF2ボックスであるホンダN360(写真右)などが思い出される。

しかし、考えて見るとマツダも既に軽から撤退しているし、ホンダも辛うじて繋いでいるという状況だから、60年代の軽の主力メーカーは既に軽から足と洗ってしまったようだ。軽自動車というのは日本独自の規格だから、グローバルな展開が出来ない。自動車の開発というのは膨大なコストが掛かるから、今や国内専用車を開発するというのは厳しい時代なのだろう。実際に軽自動車を見てみれば、世界中に輸出されたり、ノックダウンにより現地生産されるグローバルなコンパクトカーに比べて、技術的にお粗末というか、開発費をケチっているというか。この辺りをどう解決するのか、今後の自動車業界、いや政府まで含めて、大いに検討する余地がありそうだ。
 

2008/4/9(Wed) BMW120i カブリオレ その3


展示車はオプションのボストン・レザー・シート(25.8万円)が装着されていることは既に紹介済だが、これに加えてグレー・ポプラ・ウッド・トリム(5.1万円)も装着されていた。



実は3月30日のクイズで120iカブリオレという回答が多かったのが不思議だったのだが、こうして下の写真を見ると、オプションのウッド・トリムが6シリーズソックリの高級感を 醸しだしているから、既にこれと同じ120iを見ていれば、あのクイズの回答に6シリーズが思う浮かばなくても無理はない。



メーターについては速度計と回転計以外には燃料計のみと、上級のシリーズと比べると省略されている点では1シリーズらしい が、ウッドパネルの高級感を6シリーズに似せたのなら、メーターにも、もう少し予算を掛けて欲しかった。



センタークラスタのオーディオおよびエアコンのパネルは、6シリーズに比べると、ハッキリ言ってチャチい。 まあ、6シリーズは別格だし、3シリーズ辺りと比べるのなら、それ程には安っぽいわけではないから、良しとしよう。



まあ、ナンダカンダ言っても、650iカブリオレにも通ずる雰囲気をもっているのは、流石にBMWのカブリオレ。しかし、そのためには最小限としてレザーシートとウッドトリムは必須だから、結局、車両価格は 465万円。となると、同じ1シリーズならばあと30万円出せば、マニアの憧れである130i MT(495万円)に手が届く。誰が考えても130iでしょう、何て言っている、そこのあなた。クルマなんていうのは、高性能が一番なんていうものでも無いのですよ。それぁ、クルマおたく、走りが命というコテコテのマニアならば、小さな1シリーズに3ℓエンジンを詰め込んだ130iは理想的でしょうが、世の中のドライバーが、皆〜んな、そう思っているわけでは無いんですよ。
走りよりも、もっと違う何かを求めるというユーザーにとっては、この120iカブリオレは案外隠れたヒットになるかもしれない。そのためには、オープンの弱みである剛性不足が、何処まで解消されているかを是非知りたいものだ。元々数が出そうにもない車種だから、試乗車があるかどうかは判らない。逆に、120iカブリオレの試乗車がアチコチに見つかるようならば、このクルマを本気で売ろうとしている事にもなるのだが。
さて・・・・・。
それにしても、何故か興味が湧くクルマでもある。

----完----
 

2008/4/7(Mon) BMW120i カブリオレ その2


今回はインテリア、特にレザーの内装について。
なお、展示車はオプションのボストン・レザー・シート(25.8万円)が装着されていた。



この角度からみる120iカブリオレは、いかにも4座オープンという感じがする。ただし、650iカブリオレはオープン時には、後席ヘッドレスト間にアクリル製のディフュザーが出てきたが、このクルマには無かったし、構造上からもオプションすら無さそうだ。このディフュザーは風の巻き込み防止には必須なのだが、大丈夫なのだろうか?と、チョット気にかかる。



後席スペースはやはり+2と割り切りが必要で、特に前後方向が狭いから、足の置き場に苦労しそうだ(写真左)。

オプションのボストン・レザー・シートによる内装は、中々高級感がある。折角カブリオレを買うのなら、レザーシートの装着は必須と考えたほうがいいだろう。レザーの質感はBMWお馴染みの厚くシボの深いもので、ステッチも太くシッカリとしていて、如何にも耐久性がありそうだ。先日試乗した650iカブリオレに近い高級感を満喫できる(写真下)











そしてドアの内張りもレザーが張られていて、シッカリとステッチも見える。この部分は毎回乗り込む度に目に留まる部分だから、このような高級感は重要となる。

----続く----

             

2008/4/6(Sun) BMW120i カブリオレ


3月30日のクイズの回答で、なぜか一番多かった120iカブリオレ。
実は、クイズの回答以外にも120iカブリオレの試乗記を希望するメールを結構もらっている。
そこで、まずは実車を見なければと、本日ディーラーのショールームに展示されているとの確認をとって、早速見てきた。



確かに、この手ごろな大きさで、4座のカブリオレ、しかもFRというのは世界中探したって、他には見つからないカテゴリーではないか?
なんて断言するほど、全てのクルマをチェックしたわけではないので、B_Otaku の奴、出鱈目言いやがって、なんて誹謗中傷するスペックオタクが居るかも知れないが。



エクステリアはフロント部分が、そのまんま1シリーズだから、クーペ同様に好き嫌いは
あるだろう。



オープン時の幌を格納したあとのカバーは、チョッとプラスチッキーだが、Z4のように畳んだ幌が丸見えという状況からは進歩したようだ。価格を考えれば納得というところか?
今回は展示車なので、ソフトトップを上げた状態は見らなかったが、カタログで見る限りは上手くまとまっているようだ。

実は、この展示車は内装が中々良かったのだが、それは次回のお楽しみ・・・・・。

----続く----
 

2008/4/5(Sat) クイズの回答


今日はクイズの回答です。
今回は相当な難問だった事から、正解は僅かに二人という結果でした。
一番多かった回答は120iカブリオレ、2番目が1シリーズクーペ(今現在は事実上135iクーぺ)だった。
そこで下の写真が135iクーぺ。



そして↓は出題の写真で、こうしてみると1シリーズでは無さそうだ。



上の写真中の黄色い円内のスイッチを良く見れば、これは屋根をオープンにするスイッチであることが判るから、車種はロードスターやカブリオレなどのオープンカーであることが想像できる。
この面では120iカブリオレという回答が多かったのは納得できる。流石に、そこまではお見通しの読者が多かったのだろう。

さて、次に出題の写真をもっとワイドにしたのが、↓の写真。



こうして見ると、何やら相当高級な雰囲気で溢れている。
そして正解は・・・・・・



650iカブリオレ。このクルマは昨年末にマイナーチェンジされたのだが、試乗したのはMC以前のモデルだった。価格はMC前が1177万円、MC後の現行モデルだと1234万円という高価各車だ。

ところで、今回正解の2名の方たちは、6シリーズクーペのオーナーと、少し前に本気で6シリーズ購入を検討された方(結局ジャガーXKを選択)と、いづれも6シリーズと身近な恵まれた方々だった。う〜ん、羨ましいなぁ。という訳で、ある面では夢のパーソナルカーである、6シリーズカブリオレが次回の試乗記のネタとなる。

最後に、今回回答をくださった多くの皆さんに、この場をもって御礼いたします。
 


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