B_Otaku のクルマ日記

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2008年3月 
2008/3/29(Tue) フィアット500


今話題のフィアット500を見てきた。





外観的には、最近の国産軽自動車だって、この程度のデザインはあるぞ、というモノでフィアット500という名前を別にすれば、どうってことは無いように感じた。



それで安っぽいドアを開けると、確かにイタリアンセンスには違いないが、これとて、国産コンパクトカーや軽と比べて、特に勝っている訳でも無い。フィアット500のミッションはアルファでもお馴染みだったセレスピードというセミオートが搭載されている。これも国産のCVTなどと比べたら月とスッポンくらいに出来が悪いのは、1年ほど前のプジョー1007で痛感した。ところで、あの時の1007は、その後高速道路で突然ニュートラルに入るというトラブルがあり、オーナーは恐ろしくなって叩き売ったそうだ。
そんな訳で、見るからにチャチいセレスピードのセレクターや、クルマ全体の出来を見ただけで、とても試乗する気にはなれなかった。オマケに、このディーラーの営業マンも大はずれで、まあ、この件はフィアット500に責任はないが・・・・・。

それでも、フィアット500という名前と、この雰囲気が大好きで、1.2ℓのこのクルマに225万円を出そうという人がいても不思議ではない。クルマというのは、そういうものだから。むしろ、これが好きなら、早いところ買っておいたほうが良いかもしれない。そのうちに輸入が途絶えることだって十分に有り得るから。

             

2008/3/25(Tue) 迷惑駐車


狭い繁華街での違法駐車は確かに迷惑だし、事故のもと。



上の写真なんか、その良い例で、左に違法駐車しているショボイ軽自動車のお陰で、右に写っている黒いセレナは対向車線を走ることを余儀なくされている。全く迷惑千万!こういう危険な違法駐車こそ、警察自ら取り締まるべきなのに!外注に丸投げしている場合じゃあ無いんと違う?

             

2008/3/22(Sat) 後ろのクルマは?




今日クルマで外出している時に、ふとバックミラーを見てみれば、何やら見慣れないクルマが。これは一体何物だと考えたら、もしかすると・・・・。

その後車線を変えて、後ろに付いて確認したらやはり間違いなかった。
残念ながら後ろからの写真はない。理由は次の信号でこちらが引っかかってしまい、置いて行かれたためだ。
さて、このクルマ、もうお分かりでしょう?宜しかったら、例によってメールでもして下さい。
 

2008/3/19(Tue) ハイエース




多人数用の乗用車といえば、一時代前まではハイエースやキャラバンなどがワンボックス車が主流だった。しかし、今の主役はご存知ミニバンが取って代わってしまった。最大の理由は衝突時の安全性というのも言うまでもない。それでは旧来のワンボックスの伝統を引き継ぐハイエースの用途は?



写真のモデルは10人乗り。この10人という定員は普通免許で運転できる最大の人数となる。



しかし、良く見ると2〜3列目のシート幅が狭く、その割には上の写真で向って右のスペースが広すぎる。これならシートの幅を広くすれば良いのに、と思うのは当然だろう。そこで、理由を考えたら、15人乗り仕様というのがあり、どうもこれとシートを共用しているようだ。すなわち、15人乗りはホイールベースを伸ばし、シートを1列増やして一人がけのシートを右端に付ける。写真のクルマの場合は、定員10人に合わせるために1列分を取り払ったようだ。
ところで、この手のクルマは普通免許で乗れるので、宴会客の送迎用に割烹料理屋やすし屋が使ったりしている。板さんに大型(今なら中型)免許を取らせるはオオゴトだから、それなら10人乗りにすれば、誰でも運転できる。
まあ、これを個人で買う程の大家族というのは、まずい無いとは思うが。
 

2008/3/15(Sat) 怪しいマーチ


マーチといえば実用的なベーシックカーで、老若男女、誰でも乗れて実用車の代名詞のようなクルマであることは今更言うまでもない。
それにしても下の写真のマーチは、何か変じゃないか?



塗装色はホワイトパール?そんな色って、マーチに設定されていたっけ?



そして、後ろから見るともっと怪しい。太いマフラーは何故かピッタリと付いているから、後付けのいい加減なものとは違いそうだ。タイヤとフェンダーの隙間も、マーチとしては狭すぎる。



そしてボンネットを開ければ、何やらAUTECHの文字。
さて、マニアなあなたなら、もうお分かりだろう。近日中に簡易試乗記で取り上げる予定なので、請うご期待!
 

2008/3/13(Thu) 欧州車のバルブ


普段は気にもしていないが、予告も無くやってくるテールランプのバルブ切れ。



そんな時は近所のカーショップで買ってくればいいし、ディーラーが近ければ話は早い。しかし、上の写真をご覧あれ。一見同じようなテールランプとブレーキランプの2本のフィラメントも持つ御なじみのバルブだが・・・・。



底から見ると形状が異なることに気付く。右は国産車で御なじみの21/5Wで、左は欧州規格のP21/4W。黄色い矢印で示した回り止めの角度が異なる為に全く互換性はない。欧州規格の方が確実に挿入できるのは今更ながらに思想の違いを感じるが、そんなことよりも、欧州車ユーザーにとっては、もし玉切れの際に、最悪バルブが直ぐに手に入らないということだ。カーショップ(量販チェーン店)で売っているのは極僅かで、普通は無いと思ったほうが良い。
欧州車ユーザーは万が一に備えて、ディーラーで予備のバルブを購入しておいたほうが良いだろう。
 

2008/3/8(Sat) 国産高性能車 試乗2連発


先週から今週にかけて国産の高性能セダンの試乗を2つ続けてみた。
最初はランサーエボリューションⅩ。言うまでもなく、コストパフォーマンス抜群の走り屋御用達車だ。



実は、このランエボⅩは二回試乗を実施した。1回目は先週の土曜日に試乗したのだったが、残念ながらクルマが本調子ではなく、というよりも、クルマ以上にディーラーや営業マンが”本調子”では無かった為に、このままでランエボⅩ本来の評価が出来ないと判断し、再度別のディーラーで試乗を実施した。



そして本日試乗したのは、お待ちかねのレクサスIS−F。流石はレクサスで、試乗コースは高速道路あり、ワインディング路ありと、中々充実していた。
さて、結果は近いうちに試乗記にて発表するが、ひとことで言えば、チョット踏んだだけで、大げさにギクシャクと加速するランエボに対して、大人しく踏んだくらいではマイルド過ぎて、400ps超の実感に乏しいが、高速道路でベタ踏みしたら、バックレストに背中がめり込むくらいの加速をみせたIS−Fというように、全く性能が異なっていた。もちろん、ディーラーの店舗も営業マンも、その営業マンの着ているスーツ(とジャンパー)も、全てが2車は正反対。これだけキャラクターが異なれば、ユーザーは悩むことはない。自分の趣味で選べば良い。えっ?どっちも選ばないって?
なるほど、恐れ入りました。本当は、そういう読者のために、アクセラ簡易試乗記なんてやりたいのだけれど、ちょっと時間的に無理そうでもある。なにしろ、来週くらいには新型クラウンにも乗る予定があるから・・・・・。
 

2008/3/5(Wed) MINI CLUBMAN


135iクーペを見に行った帰り、ディーラーの駐車場に何気なく置いたあった、このクルマ。



前から見ればMINIに違いないが、なにやら少し長い。



よ〜く見てみれば、これは正しくクラブマン。しかも、ナンバーが付いている。聞いてみたら試乗車だった。残念ながら当日は時間が無かったので諦めたが、近いうちに乗ってみよう。
それにしても、マニアックなMINIの中でも、更にマニアックなクラブマン。オリジナルのmini clubamanを見たら、余りにも小さいのでびっくりした事があるが、それに比べれば、こちらは普通の大きさだ。それでも十分に”クラブマン”している。ありきたりのクルマに飽きたユーザーには、良いかもしれない。
 

2008/3/3(Mon) BMW 135i クーペ その3


今回は、少し細かい部分についてみてみよう。



先ずはペダル配置。RHDの弱点として、3ペダルの場合にタイヤハウスの干渉からペダル全体が左寄りになる場合が多い。ところが、1シリーズの場合には、むしろ右に寄っている。そして、フートレストとクラッチの隙間はギリギリで、更にクラッチとブレーキの間隔も狭い。実はこれはハッチバックの130iに乗った時も、全く同じ配置だったから、この部分もクーペは共用しているようだ。
まあ、そんな事をいっても、今時貴重な3ペダルMTでもある。



BMWのレザーはシボの深い、厚いレザーが特徴だが、この1シリーズクーペも全く同様で、誰が見てもBMWのレザーシートという雰囲気が室内に充満している。



シートのみならず、ドアの内張りにもレザーを使用して、ステッチがハッキリ見えるのは、高級感に拍車を掛けている。

この135iクーペのお値段は549万円(6AT)/538万円(6MT)で、標準で装備されるナビ(iDRIVE)やレザーインテリアを考えれば、500万円前半でBMWのクーペが、しかも3ℓツインターボとくれば、結構な買い得価格でもある。 コンパクトなノッチバッククーペでFRでMTなんて、今時そうは無いから、これは走り屋の憧れになる事は間違いない。
そうは言っても、車に500万円以上の投資をするのは・・・・、というユーザーも多いだろうし、大人しい運転に徹してしるドライバーならば、306psなんて全く不要でもある。と、なれば120iクーペなんていうのが欲しくなる。そこで、ドイツのサイトで調べてみたら、な〜んだ、ちゃんと有るじゃないか。120iどころか116iだって、ディーゼルだって設定されている。逆に135iがドイツには無い!BMWJの常套手段として、発売初期には最上級モデルのみを設定し、その後廉価モデルを発売するのは、見え見えだから、近い将来120iクーペが国内発売される可能性は高い。
それまで、ジッと我慢をしながら貯金に励むのも良いかもしれない。

−完−
 

2008/3/2(Sun) BMW 135i クーペ その2




トランクスペースは決して広くは無い。それでも、コンパクトなスポーツクーペと思えば、まあ我慢は出来る。トランクスペースを求めるのならば、最低3シリーズを選ぶべきだし、価格的にも十分に325iが買える。



ダッシュボードの形状は、ハッチバックの1シリーズと全く同じ。クーペなんだから、少しは変えても良いんじゃないか、なんて言いたくなる。



フロントはハッチバックと同様だから、スペースに不満は無い。リアシートは座ってしまえば、十分に実用になるスペースを持つが、フロントシートとドア開口部の隙間は最小なので、シート位置そのままだと、乗り込むのは一苦労する。

−続く−
 

2008/3/1(Sat) BMW 135i クーペ その1


遂に発売された1シリーズのクーペ。今日は早速見てきた。



フロントスクリーンから前は、基本的には1シリーズのスタイルをしている。



そして後ろは、当然ながらハッチバックとは大きく異なる。オリジナルの1シリーズはハッキリ言ってカッコ悪いが、これは中々のスタイルをしている。


左:リア用の2ポット 右:フロント用の4ポット

ホイールの中を覗くと、あっと驚く、対向ピストン(オポーズト)らしきキャリパーが見える。
今までBMWはMでさえフローティングキャリパーを使っていて、オーナーは何とも虚しかったがようだ。今や高性能車の証でもあるオポーズドキャリパーが未装着では、スカイラインにも負けていることになったので、BMWも方針を変えたようだ。
何はともあれ、目出度し・目出度し。



335iでも御なじみの3ℓツインターボ、N54B30Aエンジンにより306ps/5800rpm
の最高出力と400Nm/1300〜5000rpmという大トルクを、しかもフラットな特性で発生する。車両重量は1530kgだから、馬力当たりの重量は5.0kg/ps、コンパクトなボディと共に一昔前のM3を思い出す。

−続く−
 



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