B_Otaku のクルマ日記

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2007年12月  
2007/12/31(Mon) 2007年をふり返る


今年もいよいよ、あと1日となった。
そして、今年のクルマの話題といえば、秋から年末にかけて国産高性能車が続々と発表されたことだった。マニアの定番であり 、WRCでもお馴染みだったランサーエボリューションとインプレッサSTiがそれぞれ新型となり、長らく途絶えていた国産高性能車の頂点に君臨するGT−R が復活し、そしてトヨタが2年前から国内にも展開したきてLexusブラントのスーパーサルーンであるIS−Fと、何れもゼロヨンでいえば12秒台、スタートから100km/hまでを4秒台で走りぬけるという高性能ぶりを発揮する クルマだった。

しかし、世の中は省エネや環境汚染への配慮など、グリーン流行のご時世に、日本の公道上では全く不必要な”超”のつくような高性能車の新型が続々発表されたことは、クルマ好きには嬉しい話題でもあった とともに、「チョッと、まずいんじゃないか」という後ろめたさもあったりした。その新型攻勢のなかでもGT−Rのパフォーマンスは他を大きく引き離してい おり、ラップタイムで8分を切れば、十分にスーパーカーの部類といえる、あのニュルで7分38秒をたたき出したのは、やはり評価すべきだろう。もっとも、その後すぐにポルシェがGT−2で7分32秒というレコードを出して、あっさりとGT−R の記録を抜き去ってしまったが・・・・。

さて、この高性能車攻勢は2008年にはどうなるのだろうか?
そんな事を考えていたら、Lexus LF−Sの試作車がニュルで7分24秒を出したとの噂を耳にした。この競争、一体どこまでエスカレートするのやら。そして、LF−Sの真の実力は?







2008年も高性能車の話題は尽きないだろう。そして、B_Otaku の試乗記では、何処まで取り上げることが出来るのだろうか?スバルについては既に試乗記を発表済みだが、残る3車、とりわけGT−Rは試乗車を探すのは至難の業のようだ。さて、何処まで出来るかは、請うご期待ということで、来年につづく・・・・・。
             

2007/12/29(Sat) シルビア復活


GT−Rを復活させたニッサンに対して、次に期待するのがシルビアの復活だ。そこで、次期シルビアを想像してみよう。
先ずはスペック。軽量、コンパクトで低価格という事を考えれば、サイズは極力5ナンバー枠内が望ましいのは言うまでも無い。峠道を走る際には、車幅の狭さは圧倒的に有利となる。そしてエンジンも4気筒でパワー(トルク)を得るには、やはりターボ。排気量は2ℓが無難だか、安全対策などで旧型より重くはなっても軽くはならないという現実から、2.2ℓ程度までは必要かもしれない。
駆動方式は当然ながらFRで、これは必須。変速機はMTが絶対に必要だが、拡販のためにはATの設定も仕方ないだろう。マニアにはMT、それも5MTで十分とも思うが、販売政策を考えれば6MTの設定も欲しい。ATを選ぶユーザーは本格的なマニアではないから、GT−Rのようなセミオートなどは必要なく、トルコンATやCVTにカッコだけのマニュアルモードでパドルスイッチでも付けておけばよい。ついでに、AT車には2.4ℓのNA(ノンターボ)なんていうのも良いかもしれない。

さて、最大の売りとなるスタイルは、ズバリGT−Rのイメージを持ったもので決まり!欧州の有名ブランドを見てみれば、ポルシェカレラGTとボクスター、メルセデスSLRとSLKのように、値段が一桁も高 うスーパースポーツとイメージの共通化を図るのは常套手段だから、GT−Rルックは成功間違いなしと思う。

そして、価格はといえば、ターボの上級モデルでズバリ250万円。これなら絶対売れる・・・・・・と、思うのだけれど。


左がボクスター、右がカレラGT


左がSLK、右がSLR

             

2007/12/28(Fri) Newフーガ


ニッサンフーガがマイナーチェンジ(MC)された。
最大の変更点はV36スカイラインと同じVQ25/35HRエンジンに改装されたことで、従来からフーガの泣き所であったラフなエンジンフィーリングを改善する目的だろう。
そして、エクステリアも変更された。



フーガのもう一つの弱みは、全高が高いこともあり、何となくかっこ悪いといわれていたことで、その解決策として前後バンパーの形状変更やサイドアンダーカバーのエアロ化など、主に見かけの向上が図られた。写真で比較すると、MC後 (写真の左)は明らかにスポーティになった。



そしてリアはトランクリッドの後端をエッジにしてスポーティを強調し、排気管は左右各1本から、M5も真っ青の左右各2本の4本出しとなった。

このように、エクステリアは各段に魅力が増した。やれば出来るじゃないか!と、思って、ハタと気が付いたのは、何やら何処かの有名ブランドに似ているような気が・・・・・。
あっ、いや、偶然でしょう。









 

2007/12/26(Wed) フィアット500


ルパン三世でも御なじみのフィアット500。誕生から既に数十年の時を経て、欧州では遂に2代目が発表され、既に発売されている。



オリジナルのミニも小さいが、こうして見るとオリジナルのフィアット500も相当に小さい。隣のティアナが巨大に見える。

そして、2代目が日本でも来年の2月から発売されるようだ。新型はオリジナルに比べれば大分大きくなってしまったが、それでも全幅1627mmという寸法は、5ナンバー枠からはみ出すのが当たり前になってしまった現代において、あと73mmも余裕がある。

実はNEWフィアット500に、ちょっと、いや、かなり興味がある。
さあて、今からフィアットのディーラーを探しておく事にするかな。
             

2007/12/23(Sun) クルマの値段は上がっている


ガソリンや灯油などの石油の値上がりを始め、世の中全ての物が値上げの傾向にある。10年以上続いたデフレ経済も、いよいよ終焉の時が来たのだろうか。

そして、クルマも当然値上がり傾向にある。この場合はマイナーチェンジ(MC)などでラインナップを変えて、事実上の値上げをするようだ。勿論、フルモデルチェンジ(FMC)の場合は、車種構成もスペックも違う場合が多く、先代との直接比較がし辛い事もあって、一気に値上げとなる場合が多い。

先ずは最近MCが行われたフーガの場合、発売時(04年10月)⇒MC(06年5月)と今回を比較すると、徐々に値上がりしているのが判る。
250GT 367.5万円 ⇒ 379.1万円 ⇒ .396.6万円
350GT スポーツパッケージ 441万円 ⇒ 451.5万円 ⇒ タイプS 468.3万円

FMCの例では、ランサーエボリューションがⅨのFMC(01年2月)⇒MC(06年8月)と今回のFMCによるエボⅩになるまでの推移として
エボⅨ RS(5MT) 251.8 ⇒ 285.6 ⇒ Ⅹ RS 299.8万円
という具合に、明らかに値上がりしている。エボⅩの上級モデルの場合は2.0GSRプレミアムパッケージバージョン(6AT)が424.4万円と、クルマ好き相手の高性能車とは言えない価格で、殆どクラウンやフーガの6気筒の上級モデル並みの値段となっている。

今後、クルマの値段は上がっても下がる事は無いだろう。国産でも高級車や高性能車ならば400万円代、トップエンドは1000万円に手が届きそうな価格になりつつある。買い替え予定があるならば、今のうちに末期モデルを叩きまくって手に入れるという手もありそうだ。

それでは、輸入車はどうなのか?
この件に関しては、次回に続く。
 

 

2007/12/20(Thu) 親戚同士




それぞれのオリジナルは数十年も前で、しかも別々の進化をしてきた筈なのに、こうして並べて見れば、実に良く似ているのが不思議だ。
 

2007/12/18(Tue) GT−Rの維持費


最近のクルマ界の話題をひとえに集めているニッサンGT−R。そのなかでも維持費についての論議は性能以上に各所で話題になっているようだ。その噂によれば、GT-Rの維持費は年額で100万円を軽く超えるとか、パンクをするとタイヤ4本全ての交換が必要で、これも100万円掛かる・・・・・・等等。

そこで、知りえる限りの情報を整理してみよう。

・エンジンオイル+エレメント交換 ¥17,750+技術料
10,000km/1年毎交換。Mobil 10W-40 5.5ℓ
噂では10ℓといわれていたが、5.5ℓということはウェットサンプだということだろう。
ポルシェの場合はドライサンプのためにボクスター(2.7)でも、8ℓのオイルが必要で約2.1万円、フィルターが約3千円で、これに工賃が約1万円だから、総額約3.4万円となる。ニッサンの推奨は半年毎に交換、に対してポルシェの指定は3万キロ!

ブレーキパッド+ローター交換 ¥464,800+技術料
4本セットで交換が必要。ポルシェ(ボクスターでもカレラでも)の場合は約15万円。

・タイヤ交換 フロント¥97,000×2、リア¥11,6000×2
        計42,6000+技術料

ランフラットタイヤのためにパンクしたら再使用ができないために交換が必要。しかも4本全ての交換が必要となる。ただし、これはあくまで原則で、それ程減っていない状況でパンクした場合は、1本のみの交換ということも有り得るそうだ。何が何でも4本同時という訳ではないようだ。

以上が日常的に交換の可能性があるパーツとなるが、その他としては
・ショックアブゾーバー ¥492,000+技術料
・トランスミッションオイル(9.7ℓ)交換 ¥56,260+技術料
・ディファレンシャルオイル(2.2ℓ)交換 ¥8,360+技術料


そして、定期的なメンテナンスをパッケージにした GT−Rハイパフォーマンスプログラムで6ヶ月〜30ヶ月までに必要な定期点検が受けれるため、恐らく全てのユーザーに勧めるであろうから、この費用が¥200,000となる。

なお、サーキット走行すると保障が切れるというのは嘘で、走行後に点検に出して、消耗品を交換することが必要となるそうだ。まあ、何れにしてもサーキットでの走行会は金がかかるし、もしものクラッシュでは保険がきかないのは何もGT−Rに限った事ではないが。

さて、以上がGT−Rのメンテの概要だが、果たして3年間の費用は幾らになるのだろうか。まずタイヤとブレーキさえ減らなければ、それ程の維持費でもなさそうだが、最初の車検までにタイヤとブレーキをそれぞれ1回交換したとすると100万円以上、これにエンジンオイル交換を5回として約15万円程度だから、これだけなら年に40万円くらいだろうか。ただし、3年目の初回車検では、200万円程度は覚悟が必要だが、それで次の車検までは何とか持たせる事ができれば、3〜5年目でも年間50〜60万円程度で乗れそうな気もする。いづれにしても安くはないが、普通に一般道を走っている限りは、噂のように年間100万円を超えるというほどではなさそうだ。
 

2007/12/16(Sun) GT−Rの展示車 その2


昨日の日記ではGT−Rの展示車の内装、特にシートにビニールが汚らしく掛かっていたり、フロアマットの上に保護用の紙シートが、これまた汚らしく置いてあって、雰囲気がぶち壊しだと批判をした。 しかし、国産車原理主義者は反論するだろう。輸入車だって展示車を販売するために、鍵を掛けたり、内装にカバーを掛けたりしているはずだと。確かに、それは一理あるが、問題は汚らしくカバーしているかにある。

そこで、下の写真をご覧あれ。



上の写真はケイマンSの例だが、シートのカバーは汚らしいビニールではなく、見た目にはそれ程悪くない保護カバーが掛かっている。更には、パーキングブレーキレバーにはダンボールでプロテクトをされている(写真手前の部分)が、これも決して見苦しいという程ではない。



こちらはカレラSの展示車内の写真で、昨日のGT−Rと比べて欲しい。GT−Rは買い得とはいっても、総額では1千万円の大台に迫る高価格車、いや一般の常識からしたら、超高価格車なのだから、80万円の軽自動車と変わらないような安物ビニールカバーなんて止めて、ポルシェのような包装材に変えるべきだと思う。

もしもニッサンの関係者のかたが、これをご覧なら、是非とも考えていただきたい。世界のトップパフォーマンスに迫った、日本車の誇りというべきクルマを、安物のビニールカバーを掛けて展示するような愚かな行為で、全てを台無しにするのは、あまりにも惜しいし、馬鹿げている。
 

2007/12/15(Sat) GT−Rの展示車


実は話題のGT−Rを未だ見ていなかった。 モーターショーの人ごみの中で、人垣の中から見るのもバカバカしいし、東銀座のニッサンギャラリーまで行くのも面倒だし・・・・。
そこで今日は展示車のある販売会社の本店まで足をのばしてみた。



ショールームに入ると、それらしきクルマが展示されていた。しかし、ドアにはロックがかかっており、よくみればウインドスクリーンに「ご乗車はご遠慮頂いております。」との表示があ る。なるほど、庶民は外観を拝むだけでも、有難く思えということか。



そして、室内はビニールの保護カバーを掛けまくりで、まるでス○キあたりの軽自動車ディーラーの展示を想像してしまう。写真のようにビニールやら紙シートやらが汚らしく掛かっているために、室内全体が貧乏っぽく感じるのは大いなるマイナスで、これなら展示なんてしないほうが返って良いくらいだ。



以前にも書いたが、GT−Rの777万円という価格設定は安すぎるとおもう。1000万円にして、ディーラーマージンを上げれば、展示車や試乗車 を下ろす予算もできるだろう。中途半端な値段をつけるから、展示期間が過ぎたら、そのまま新車として売らないと赤字となってしまうために、こんな惨めな展示方法になってしまうのだ。「ポルシェ911ターボと同等性能のクルマが4割の価格で買えます」なんていうこと だけが、セールスポイントだなんて、どう考えても、販売戦略として変だと思わないのだろうか。
 

2007/12/13(Thu) 次の試乗記は


12月7日の日記でメーターのみで予告した次回試乗記について、多くの方からメールを戴いた。前回のG55はチョッとヒントを出しすぎたので、今回は可也意地悪く出題してみたので、案の定前回よりも正解率は低かった。一番多かった間違いはアウディA6と思った場合で、あのメーターの色や目盛りを見れば、欧州車ファンならアウディとまでは判る確立は高い。



上の写真を見ると、A6とは違いそうだ。これを出せば正解率は上がっただろうが、それでは面白くない。とはいっても、結構正解が多かったのは、このサイトの読者はマニアが多いということか。


それで、正解はといえば


















アウディQ7でした。手前の白いクルマがV6で奥に半分見えているのがQ7でもV8版。今回試乗したのは白いほうだ。
さて、その乗り味は・・・・・・・・・・。
 

2007/12/11(Tue) 怪しいバッチバック


国道を走っていたら前方にコンパクウトハッチが走っていた。 しかし、何となく怪しい雰囲気なので加速して近付いてみると・・・・・・



異様に張り出した前後のブリスターフェンダーや、何故かドアの下端の位置が高い(まさかチューブラーフレーム?)し、リアフェンダーの前方にはエアインテークのようなもの(まさかミッドシップエンジン?)が。



真後ろに付いてみれば、やはりこれはRENALT Cilo sport に間違いない。
一見 Clio (日本名はルーテシア)の形をしているが、V6 3Lエンジンをミッドシップに搭載するという、いわばファミリーカーの皮を被ったレーシングカーともいえるこのクルマは、ある時期、日本でも正規輸入された記憶がある。
興味のある方は http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/243.html にて。

2007/12/09(Sun) GT−Rのカタログ


ニッサンGT-Rがいよいよ正式発売となった。 そこで、今までの薄っぺらい簡易カタログから、分厚い本カタログが発行されたのではないかと思ってディーラーに聞いてみたら、そのような本カタログは発行されず、商談にあたっては従来からの薄いカタログと、今回発行されたDVDを渡すことになっているとか。
そのDVDが下の写真で、要するにGT−Rは従来の厚いカタログではなく、電子媒体で車両を説明するという事らしい。



ところで、このDVDはといえば、決して画質は良くないしメニューの使い勝手も悪い。
もしかしたらWebサイトと同じ内容かと思って比べてみたら全く違ったから、わざわざディーラーにもらいに行く価値は十分にある。興味のあるユーザーは、このDVDを入手したらどうだろうか。はっ?もう手に入れている?さすがは素早い。



 

2007/12/07 (Fri) 次の試乗記は


以前、G55のときは大サービスでヒントを出しすぎたので、今回は下の写真だけ。
さ〜て、おわかりになりますか?
これで判る人もいるのかなぁ。とにかく、ピンときらた是非ともメールにてお知らせください。


 

2007/12/03 (Mon) ディーラーで出るコーヒー


国産車、輸入車を問わず、最近はディーラーでコーヒーが出るようになった。 とは、言っても内容はピンからキリまで。その中で最高は何処だろうか?

えっ、例の微笑むプレミアムのブランド?確かにカップも気を使っているし、味も中々ではある。伊達にクルマの代金に御もてなし料を上乗せしている訳ではない。しかし、今まで行ったディーラーの中で、先ずコーヒーの匂いが立ち込めていたのは下の写真。勿論、カップもスプーンも微笑む○○より上だった。流石にプレミアムカーの本家だけのことはある。


 


 

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