昨日の日記ではGT−Rの展示車の内装、特にシートにビニールが汚らしく掛かっていたり、フロアマットの上に保護用の紙シートが、これまた汚らしく置いてあって、雰囲気がぶち壊しだと批判をした。
しかし、国産車原理主義者は反論するだろう。輸入車だって展示車を販売するために、鍵を掛けたり、内装にカバーを掛けたりしているはずだと。確かに、それは一理あるが、問題は汚らしくカバーしているかにある。
そこで、下の写真をご覧あれ。

上の写真はケイマンSの例だが、シートのカバーは汚らしいビニールではなく、見た目にはそれ程悪くない保護カバーが掛かっている。更には、パーキングブレーキレバーにはダンボールでプロテクトをされている(写真手前の部分)が、これも決して見苦しいという程ではない。

こちらはカレラSの展示車内の写真で、昨日のGT−Rと比べて欲しい。GT−Rは買い得とはいっても、総額では1千万円の大台に迫る高価格車、いや一般の常識からしたら、超高価格車なのだから、80万円の軽自動車と変わらないような安物ビニールカバーなんて止めて、ポルシェのような包装材に変えるべきだと思う。
もしもニッサンの関係者のかたが、これをご覧なら、是非とも考えていただきたい。世界のトップパフォーマンスに迫った、日本車の誇りというべきクルマを、安物のビニールカバーを掛けて展示するような愚かな行為で、全てを台無しにするのは、あまりにも惜しいし、馬鹿げている。
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