B_Otaku のクルマ日記

ご注意:
この日記は個人の趣味によって、思った事を隠さずに書いています。
これを読んで不快に思う方は即刻退場願います。
この日記の内容を無断でリンクや貼り付けをした場合、悪霊が乗り移る危険があります。
もしも、真夜中の枕元に血だらけの武士が現れた場合は憑依される可能性があります。
この場合は速やかに盗用部分の削除をお勧めします。また除霊等が必要な際には専門家に相談してください。
          

   

2007年11月  
2007/11/27 (Tue) 白いアルファ


アルファ ロメオと聞いて脳裏に浮かぶのはイタリアンレッドの情熱的な姿だろう。
ところが、写真のアルファは白、しかも147GTA。白いアルファというのも中々サマになっている。それにしても、イタリア人の感性というのは日本人には真似の出来ないものがある。ところが、欧州の有名ブランドのカーメーカーのデザイナーには、結構日本人も多いようだから、決して日本人の感性が低レベルとう訳でもない筈だが・・・。



147GTAといえば、Cセグメントの147に156GTAと同じV6 3.2ℓを強引にボンネットに収めた非常識極まりないクルマでもある。そして、この手のクルマとしてはVWのR32があるが、そうそう、わが日本にもありましたよぉ〜。ブレイドマスター!ライバル達が3.2リットルを積むのし対して、こちらは3.5ℓと一枚上手?
アルファの147は未だ販売されているが、GTAは残念ながら生産終了。無いとなると、欲しくなったりするが、中古車を検索してみれば、3年物で250万円程度のようだ。しかし、新車でも常に故障という言葉から逃れられないアルファだから、中古となれば、一体維持費はどうなるのだろうか。この危なさもまた、魅力のうちには違いないが。
 

2007/11/25 (Sun) 2ショット




左はニッサンがスズキからアルトのOEM供給をうけて販売している”ピノ”。
右はご存知、ニッサン ティーダ。こうしてみるとティーダは大きくて安定性のあるスタイルをしている。ピノの価格帯は
86.1万円(S 5MT)〜115.2万円(E FOUR 4WD)。対するティーダは146万円(15S)〜192.7万円(18G)とピノに対して7割高い。さて、あなたなら、選ぶのはどっち
 

2007/11/23 (Fri) フィット RS その2


フィットRS(1.5)の室内は基本的には1.3と同様だ。



写真の1.5はナビが装着されているが、これは当然オプション。



RS(AT)の最大の売りは、このパドルシフトによるマニュアルモードが使えることだ。
ステアリングホイールは1.3のウレタンに対してレザーとなるが、形状などは全く同じ。



シート表皮はRSのほうがスポーティーな設定になっているが、スポーツシートという程のものではない。

近所の買い物用とはいえ、オバちゃんグルマよりは多少マニアックなクルマに乗りたいと思っているクルマ好きのオトウサンとしてには、中々お勧めの新型フィット RS。欲を言えば5MTバージョンをゲットしたいが、女房と娘は勿論のこと、息子さえもが事実上MTを運転できないのが最近の実情である。そこで、CVTのRSの出番となる。これなら、取り合えずパドルシフトも付いているので気分はF1やWRCカーと思えば、まあ許せるんじゃないだろうか。
FITの試乗車は今のところ何処に行っても1.3のみで、WEBで検索しても1.5の試乗車というのは見当たらない。マーチとデミオでそれぞれ1.3と1.5を乗り比べた経験 では、当然ながら1.5の方がトルク感は勝るのだが、それ程大きく違いが判るというわけでもなかった。フィットの場合もパワーで比べれば100psと120psだから、1.5なら成る程少しは速いかな、という程度だろう。それよりも1.5RSの場合は、タイヤやサスペンションのセッティングの違いが効いてくるのではないだろうか。

CVT版の1.5RSにMT並みの装備(アルミホイールその他、前回参照)を装着すれば、総額は200万円程度にはなるだろう。買い物クルマに200万円?経済観念の高い奥方ならば、そう簡単に稟議は通らないだろう。もしも、見栄っ張りな、モトイ、ブランド志向の奥様ならば「200万円出して、ホンダぁ??」となり、プジョー(のセコイモデル)やVWポロ(勿論劇遅 のベースグレード)に対するアドバンテージのプレゼンテーションに没頭する羽目になることは間違いない。まあ、好きなクルマのためならば、そんな苦労もいとわずに頑張ってみるのも良いかもしれない。

-- 完 --

と、ここで終わるつもりが、FITがCOTY(カーオブザイヤー)をゲットというニュースを思い出した。COTYといえば、いろいろネガティブな噂もあるが、とにかく選ばれたということは、クルマ自体の出来が良いことの証拠だろう。世間ではアンチホンダなんて思われているらしい B_Otaku としては、良いと感じた物は、素直に良いといってきたつもりで、実際にFITは、確かに良かった。
 

2007/11/21 (Wed) フィット RS その1


フィットの上級バージョンである1.5ℓ版は”RS”というグレード名で、1.3ℓに対してスポーティーバージョンの扱いとなっている。



外観上の違いは意外と少ないが、よく見るとフロントバンパーのエアインテイク形状が異なる。



ホイール/タイヤは当然異なり、1.3の175/65R14に対して、1.5は175/65R15となるため外径も異なる。なお、1.5RSの5MTは標準で185/55R16+アルミホイールを装着しているが、車両価格は同じ1.5RSでもATの157.5万円に対してMTは178.5万円と約20万円高い。なお、MTは他にも横滑り防止装置やディスチャージヘッドランプなど、ATに比べて装備が充実している。



エンジンは外観上は両車ともソックリで、基本は同一のようだ。L15Aは1.5L、直4DOHCにて120ps/6600rpm、14.8kg・m/4800rpmを発生する。 これに対してL13Aは1.3L、直4DOHCにて100ps/6000rpm、13.0kg・m/4800rpmとなり、数値上では意外と差が少ない。

-- 続く --
 

2007/11/17 (Sat) これは果たして・・・・?その2


今回は、このクルマ。



正直言って、このクルマの詳細は判らないが、側面から見る限りではホンダバモスのようだ。これがバモスのバリエーションとして発売されたカスタムグレードなのか、社外品でカスタムカーとして改造されたものなのかが判らない。

このクルマの素性をご存知のかたは、是非メールにて。
 

2007/11/15 (Thu) これは果たして・・・・?


先日、路上で珍しいクルマ(?)が走っているところに遭遇した。



これは一体、クルマなのかバイクなのか。ナンバーを見る限りでは原付の扱いのようでもあるが。それよりも、このドライバー(orライダー?)のへアースタイルといい、ファッションといい、このバギー風の乗り物に実に上手く合っている。これはもう、マジにコーディネイトしたとしか思えないのだが、しかし何のために、これに乗って、しかも流れの速い一級国道のバイパスを走っているのか、実に不思議だった。
 

2007/11/13 (Tue) ポルシェ レザーセレクション


このところ、コンパクトカーや軽自動車など、グッと庶民的な内容を取り上げてきたが、それでは夢がないじゃないか、と思う読者もおいでだろう。そこで、今回は一気に高級スポーツカーの世界の話をしよう。

ポルシェの内装はチャチだの地味だのと言われているが、それはオプションで選べば如何にでもなるだけの話。確かに標準の内装は高級感に乏しく、911ターボのように2千万円もするモデルだと、そりゃあ無いだろと言いたくなるのも判る。
しかし、それならオプションのレザーセレクションを選べば良い。と、いうことで今回はポルシェのレザーセレクションを写真で見てみよう。







さーて、これなら文句ないでしょう。んっ、それでも華が無い。地味すぎる?
確かに、それは言える。実を言うと以前レザーセレクションのカレラに試乗したことがあるのだが、最初は気が付かずにいて、ふと至るところにステッチが入っているのに気づいて、あっ、これは内装が本物のレザーなんだと、関心した次第だ。逆に言えば、地味だと思っていた標準の内装も、レザーに近い質感を出していた訳で、流石にポルシェは考えていたようだ、と思ってからは、あの標準の内装も気にならなくなってきた、どころか、中々良いじゃないか、なんて思うようになってきた。

そのレザーセレクションのお値段は、911ターボの場合
ダッシュボード : 29万円
メーターパネル : 3.5万円
ステアリングコラムカバー : 5.5万円
ドアパネル : 5万円
センターコンソール : 15万円
ルーフライニング : 18万円
他にもあるが、主なところはこの位で、合計は76万円也。
高いか安いかはオーナーの考え次第。
まあ、この手を買う(買える)ユーザーからみれば76万円なんて大したことはないだろうが、それよりも、こんなフルオーダーのクルマを注文した場合の納期はどうなんだろうか。お金持ちという種族は、思い立ったらすぐ欲しいなんていう場合が多いから。

まあ、なんだかんだ言って見たが、
やっぱり、華はない。いや、あれと比べての場合ではあるけれど。
あれって、一体?







 

 

 

あれって、これです。



このフィーリングはドイツ人には出来ないだろう。勿論、日本人にはもっと出来なさそうだが。今度のGT−Rはフェラーリより性能が上だといっているが、このインテリア感覚には勝てないだろう。これぞスーパーカーの本領発揮。誰が見てもスーパーカーと認める、この凄さ。自分でスーパーカーといっているだけじゃあ、ねぇ。
 

2007/11/9 (Fri) ニッサン ビノ その2


前回の続きで、なぜピノのほうがアルトより価格帯が上にあるかというはなし。
実は前回、さも大きな秘密があるように、思わせぶりな書き方をしたが、それは、単なる冗談!本気にしていた人・・・・・・ごめんなさ〜い。と、全然反省の色はないが。
ただし、アルトに比べて上級モデルが主体なのは事実で、この辺はニッサンユーザーの場合は、ある程度の豪華装備のモデルしか売れないと見たのだろう。
この写真もモデルはE(2WD)というグレードで、価格は102.4万円だから、アルトと思えば随分高い。



写真のフロントシートを見て判るように、サイドの大きなレバーはラチェット式の上下調整で、数年前にポルシェボクスターについているのをみて、成る程と感心した方式だが、いまでは軽自動車にも付いている。”アルト”のくせに100万円を超える価格は伊達じゃない。
ところで、シートにビニールカバーが掛かった写真が、如何にも軽自動車の紹介をしているサイトっぽい、と思いませんかね。



エンジンは自然吸気の54psで、車両重量は770kgだから、馬力当たりの重量は何と14.3kg/ps!いや、これに驚いてはいけない。同じクレードの4WDモデルは車両重量820kgだから、15.2kg/ps!!ちなみに、ポルシェGT3 RSの場合は415psに対して1375kgだから、3.3kg/psとなる。
おい、おい。そんな比較してどうなるんだ、って。まあ、同じ公道を走る車でもこんなに違うという例えでもある。



さて、ここで日頃は軽自動車なんて全く知らないであろう、このサイトの読者の多くへのサービスとして、軽自動車の内装についてご案内 しよう。写真を見てのとおり、ダッシュボートのシボは革を模したものという常識を完全に覆す、ポップな模様が付いているのです。う〜ん、これは勉強になった。

最後に、このクルマのタイヤはといえば155/65R13。それでもニッサンブランドのピノは、まだ良いほうで、オリジナルのアルトの廉価グレードは、なんと135/80R12という徹底したコストダウンを図っている。その代わりに価格は65.6万円(660VS)と、高級スポーツカーのオプションホイール並みの値段でクルマが買えてしまうのもスゴイ。

実はこのピノに試乗してみようと馴染みのディーラーマンに伝えたら、帰ってきた言葉は「これはクルマを全く知らない、オバちゃんやお姉ちゃんの乗るクルマで、普通車しか知らない人が乗ったら、あまりの酷さに唖然としますよ」とか。ユーザーが如何しても欲しいといえば売るけれど、決して勧めることはない・・・・そうだ。
う〜ん、そう言われると、ますます気になっていまう。この54psで高速道を100km/h巡航なんてやってみたいものだ。

-- 完 --
 

2007/11/8 (Thu) ニッサン ビノ


コンパクトカーに目を向けた勢いで、次は軽自動車に、てな具合で、今回はニッサン ピノの紹介といってみよう。このクルマ、ご存知スズキ アルトのOEM車。では、何でスズキ アルトじゃなくてニッサン ピノなんだ、という疑問が湧くであろうけど、話は簡単で、スズキにはコネがないが、ニッサンディーラーなら知っているというだけ。

いや、実はこれが重要なことで、典型的なトヨタやニッサンのユーザーはスズキのディーラーに行ったことはないし、行く気もない。別に軽自動車が嫌いな訳ではないが、元々知らないから、眼中に無いだけで、実際に触れる機会があれば、買う気になるユーザーだっている筈。その、証拠にニッサンブランドの軽がでてからは、今までとは違う客相に軽自動車が売れるようになったようだ。



フロントマスクはオリジナルのアルトとは大分イメージが異なり、例によって如何にもニッサンという顔をしている。しかし、良く見ればグリルとバンパー以外は、そのまんまアルトだったが、ドアサッシをブラックアウトしていることで、大いに印象が異なっている。



リアから見ると、アルトのそのもの。チャッチいリアシートのバックレストは、ADバンも真っ青。



ダッシュボードの眺めも、やはりアルトそのもの。

ピノの価格帯は86.1万円(660S)から660G FOUR(115.2万円)。ところがベースのアルトは65.6万円(660VS)から660X 4WD(110.5万円)。なにぃ?ニッサンは 5〜20万円もぶったくっているのか?なんて、思うのはチョッと待て。実は、これには訳がある。
それは・・・・・・

次回にて。

-- 続く --
 

2007/11/6 (Tue) ヴィッツ


今までにマーチ、デミオ、フィットという具合にコンパクトカーを簡易試乗記で取り上げてきたが、良く考えてみたらヴィッツを忘れていた。いや、忘れていたというよりも、無視をしていたというべきか。何しろヴィッツを扱うネッツ店には全くコネがないから、今まで展示車すら見たことがなかった。
ところが先日、買い物に行った際にショッピングセンターの入り口でディーラーが出張展示会をやっていたので、とにかく初対面と相成った。



外観は街でも良く見るから今さらではあるが、発売当時にはトヨタとしては先進的というかヨーロッパっぽいというか、結構斬新だった。



車内は確信犯的にチープだが、むしろカジュアルとかポップという表現が似合う・・・・と、解釈すれば世の中円く収まるっていうものだ。フロントシートの形状は、目で見る限りは中々サポートの良さそうな形をしているが、座ってみれば並みの安クルマそのもの、なんて言い切るほどの度胸はない。



ダッシュボードも当然安っぽいが、それより驚くのがステアリングの奥には何もないことだ。このクルマはセンターメーターだから、ステアリングの向こうはノッペラボウのダッシュボートが見えるだけ。
ところで、この試乗車にはナビが付いているようだが、近場専用の買い物クルマにナビが必要なのだろうか?

こうなると、一体どういう走りをするのかと、にわかに興味が湧いてきた。果たして、ヴィッツ店に行けば乗れるのだろうか?
 


2007年12月←   →2007年10月