これから東京モーターショーに向かって、高性能車の発表が目白押しとなる。
先ずは期待の日産GT−R。もう、今更説明のしようがない程に、クルマ好きなら判りきっているであろうこのクルマ。既に予約を受け付けていて、今からでは来年春の納車には間に合わないかもしれない。それにしても、全容を発表する前に予約をとって、ちゃあんと予定以上の客がつくというのも、他に類が無い。まあ、新型のポルシェ、それも
RSモデルとかの部類や、フェラーリの新型ならともかく、国産車では唯一だろう。レクサスLS600hも結構な予約が入ったようだが、GT−Rの場合はエンジン出力やトルクと、肝心のフロントフェイスが未発表なのだから、ちょっと事情が違う。
つぎに控えるのは、レクサスIS−F。5L、500psをISに積んで、ポルシェがチューニングしたと言われるスーパースポーツセダン。この、場合はAMGやMがライバルというところか。
前2車ほどには高価ではないが、既に発表されたランエボⅩと年末といわれている、新インプレッサのSTiもある。普通は、ランエボとSTiといえば、国産高性能車の両巨頭なのだが、何しろ相手はどちらも400psを軽く超えるスーパースポーツだから、これらに比べるとエボやインプがショボくみえるのも、また事実。なんて、書くと、スバリストに袋叩きにあいそうだが・・・・。
GT−Rの車両価格はベースグレードで800万弱。IS−Fも、これに近いだろう。と、なると、価格的にはポルシェケイマンS辺りと競合することになる。どちらが、良いかはユーザーの考えかた次第だが、ネット掲示板での脳内オーナーバトルには、何とピッタリのネタでもある。
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