
メルセデスの初代SLKで実現されたハードトップを折り畳むフルオープンという形式は最近では一つのトレンドとなり、多くの車種が世に出ている。しかし、これらはスチールルーフの折り畳みという制約から、どうしてもルーフの長さを短くするなど、オリジナルのクーペとは形状が異なっている。ところが、BMW3シリーズのカブリオレは、何と通常のクーペ並みの立派なルーフを折り畳んでしまうという、何やら信じ難いことをやってくれるらしい。確かにカタログにはルーフの開閉写真が載っているが、やはり現物を見てみたい。という希望がかなって、本日、目の前でその状況を見てきた。という訳で、以下の写真をご覧あれ。



この写真で理解できるだろうか?
いや、やっぱり目の前で見なければ!と言いたいあなた。ご心配なく。目の前で見ても、何となく騙されているような気がして、到底納得はできませんでしたから・・・・・・。
ところで、このモデルの最大の欠点は下段右の写真のように、トランクルームが狭いこと。なんと、トランクスペースは黄色い矢印の間のみ。これに不満ならば、買わなければ良いし、その前に基本的には3シリーズなのに総額900万円にも達する価格に納得できる事が必要だ。ところが、このクルマは既に結構な数の予約があって、納期も長いとか。これも格差社会の結果なのか?
|