B_Otaku のクルマ日記

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 2007年5月
2007/5/23 (Wed) ニッサン デュアリス

英国ニッサンで製造されているコンパクトSUVであるキャッシュカイは欧州で人気と聞く。そして、このキャッシュカイの国内向けがデュアリスで23日より発売される。 プラットフォームはニッサンの“親会社”のルノー・メガーヌをベースとしている。



全長2315mm×前幅1780mm×全高1615mmとコンパクトだが、流石に欧州車だけあって幅は国際サイズとなる。とはいえ、最近はマツダなどのように欧州向けの比率が高い場合は国産車でも結構幅広なので、この程度の全幅はそれ程珍しくは無くなった。



内装は普通の欧州車だから良く言えば質素、悪く言えばチープな質感となる。シートも並クラスの欧州車によくある荒い織り目のファブリックだから、欧州車ファンには違和感はないだろうが、国産しか知らないユーザーだと安物と感じることは間違いない。 VWのベースグレードなどを見てチャチで耐えられないと思うユーザーは、このクルマには目もくれずにゴテゴテ内装の普通の国産SUVを選ぶべきだ。



エンジンはMR20DE型 4気筒DOHC2ℓで最高出力137ps/5200rpm、最大トルク20.4kg-m/4400rpmを発生する。 トランスミッションは電子制御CVTで6速マニュアルモード付き。 ブレーキは4輪ディスクでサスペンションはフロントがストラット、リアがマルチリングと欧州車の定番をシッカリと備えている。まあ、欧州では後輪ドラムなどでは相手にされないのだろう。

気になる価格は、ベースグレードの20Sが195.3/216.3万円(FF/4WD)で上級グレードの20Gが222.1/243.1万円となる。もしもこれがルノーブランドでフランスから輸入されたら2.0G 4WDは間違いなく300万円級となるだろうから、買い得は間違いない。 近日中に試乗してみたいと思っている。果して、欧州車の乗り味を持っているのだろうか?
 

2007/5/21 (Mon) レクサスLS600h(2) インテリア編

レクサスLS600hLのインテリアは、これこそトヨタ的豪華さの極致といえるような、ある面圧倒される凄まじさがある。



ダッシュボードとドア内張りの多くが本革で覆われていて、その縫合にはステッチの繋ぎ目をあわすために手縫いをしているそうだ。シートは得意のセミアニリン仕上げのレザーを使い、ウッドパネルも当然本木、それもかなり厳選された木材を使用している。 言ってみれば、超豪華なクラウンという感じだ。



参考までに上の写真は左がメルセデスSクラス、右がBMW7シリーズのダッシュボード。先代までのメルセデスSは、レクサスLS的なゴチャゴチャしたスイッチが並んでいたが、 新型ではプライドを捨てたのか7シリーズ的になってしまった。個人的には7シリーズの内装は座った瞬間に真の高級というものを教えられた気がし たが、レクサスの場合は・・・・ハテ。



ロングホイールベースモデルだけのことはある、長大なレッグスペース。



後席右側が最上級のポジションとなる。オットマンに足を乗せて、寝っ転がるのが豪華で楽チンという認識が後進国丸出しではある。英国辺りの由緒ある貴族階級がコレを見たらどう思うのか?
と、いうわけで、レクサスのフラッグシップ、いや世界一の自動車会社であるトヨタのフラッグシップモデルは、ある面では実に日本的でもある。 このクルマの後席左側に乗るのは、一部上場クラスの企業トップということになる。少なくとも我々とは関係ないし、ましてや運転して面白いわけが無い。この辺がBMW7シリーズとは多いに違う。 こんな高価なクルマも来週には試乗車が用意されるそうだ。それもベースモデルが辛うじて1千万の大台を切る標準ボティならともかくも、なんとロングを試乗車に下ろすとか。 まあ、気が向いたら話の種に試乗記でも書いてみようかとも思っている。
 



 

2007/5/20 (Sun) レクサスLS600h(1) エクステリア編

一昨年の夏に華々しく開店したレクサスチャンネルは、残念ながら話題になった割には決して成功とはいえなかったのはご存知のとおり。 その最大の原因は、開業当時はアリスト改めGSとソアラ改めCS、少し遅れてアルテッツア改めISというラインナップだったために、とてもではないがライバルのドイツ御三家などとは勝負にはならなかった ことが大きな原因だったのも周知の事実。 その後約一年遅れてセルシオ改めLSが発売された。流石にフラッグシップのLSにより、何とかレクサス本来の路線を維持し始めたが、誰もが皆、 「何で最初にLSを出さなかったのだ」、いや「LSが出るまでレクサス店の開業を待つべきだった」なんて言っていたが、もう後の祭り。そして今、トヨタのお家芸であるハイブリッドを搭載したLS600hが発売された。 これぞレクサスの本命。これでメルセデスのSクラスと勝負できると胸を撫で下ろしたいる関係者の姿が目に浮かぶ。と、いうわけで、今注目のLS600hを紹介しよう。 写真のモデルはロングホイースベースのLS600hLの中でも最上級の“後席セパレートシートパッケージ”で車両価格は1510万円也!



600hLの“h”は当然ハイブリッドを、Lはロングを表す。ホイールベースは従来のLS(2,970mm)より120mm長い3,090mmとなる。 写真のクルマは新色のブラックオパールマイカという塗装色で、一見するとソリッドブラックのように見えるが、よ〜く見れば細かいブルーのマイカが散りばめられていて、 光の具合により微妙にブルー系に変化するという、事故ったら板金塗装はどうなるのかと心配になるくらいに凝った色合いだ。



ハイブリッドの見分け方はリアトランクリッドの“LS600hL”(写真左上)とリアドア下端の“HYBRID”(写真左下)というエンブレム。更にレクサスのLマークは良く見ればブルーとなっている。 そして、ロービームには世界初のLED式ヘッドランプ(写真右の3連プロジェクター)を備えている。LEDはキセノンより明るいのかといえば、そんな事はないらしく、最大のメリットは世界初という 先進性。



ボンネットの中(写真左)を見ると、最新のハイブリット機器を見ることが出来・・・・・ない!完全にカバーで囲われていてエンジンや電気装置などは狭い隙間からもほとんど見えない。 ハイブリッドセダンの場合、リアシートのバックレスト後方には電池がある為にトランクが狭くなるが、LSはGSハイブリッド程は狭くない (写真右)。これでもゴルフバッグが3個入るそうだ。 なにっ?4人でゴルフには行けないのかって?普通は運転手も一緒にゴルフをやる事はないでしょう!

と、いうわけで、次回の驚きのインテリア編に続く。
 

 

2007/5/19 (Sat) ニューカイエン

ポルシェカイエンが新型となった。例によってポルシェのモデルチェンジはチョッと見には何処が新しいのか判らない。



エンジンはV6が3.2ℓから3.6ℓに、V8は4.5ℓから4.8ℓに、それぞれ拡大された。実は先代のカイエンには試乗していない。あんなものはポルシェじゃないと思っているのではないかとのメールももらったりしているが、決してそんな事は無く、単にSUVまで手を伸ばす余裕が無かっただけ。しかし、最近は主だったD、Eセグメントのセダンは殆んど網羅してしまったので、そろそろSUVも取り上げてみようかと思っている。
カイエンに続いて6月にはBMW X−5も新型が日本に入ってくるようだし、カイエンと兄弟関係のVWトゥアレグも新型になったから、良い機会でもある。これらにレンジローバーとボルボXC90、後はメルセデスのMクラスがあれば完璧となるが、さて、どこまで出来るか?そうなると、国産車はどうするかということになるが、残念ながら、これらの輸入SUVに対抗できそうなクラスは、今の国産車ラインナッ プにはない。RXは今だハリアーのままで、レクサス化は実施されていない。ランドクルーザーシグナス(若しくは100)はチョット違うし、勿論サファリはSUVではなくオフロード車で、中東の映像ではしばしば軍用車として国連にもゲリラにも使われている。 マツダCX−7やホンダCR−Vではカイエンには歯が立たないし、スバルファンが神のごとくたてまつるB9トライベッカは国内では発売されていないし、 何より米国価格で3〜3.4万ドルの価格はレクサスRXの3.9〜4.2万ドルやボルシェカイエンの4.3〜9.4万ドル と比べるにも無理がある。

はて、どうなることやら。


 
2007/5/17 (Thu) 違いが判らない!?

輸入車はボッタクリという意見の中でも、最も矢面に立たされるのがBMW3シリーズ。
そうは言っても、実際に比較すれば違いは判る筈、なんて言っている3シリーズオーナーのあなた。世の中そんなに甘くは無いのです。



まずは上の写真をご覧あれ。こうやって並んでいると、どちらも似たような物と言われれば、ある面納得できたりする。成るほど、何となく雰囲気が似ているのは間違いないから、特にクルマなんかに興味が無ければ、どっちも同じ。
しかし、値段を聞けば左のマツダアテンザ23EXは245.7万円、右のBMW323iは484万円とその差は何と238万円!それでエンジンはアテンザが2.3ℓ、178psで323iは2.5ℓ、177psだから323iが1ps負けていたりする。

それじゃぁ、323iの購入を検討中のユーザーが今これを読んで、慌ててアテンザの試乗に行って、本気で見積もりをもらって候補に加えるかと言えば・・・・それは、あり得ない。本音を言えば、この日記を書く為にアテンザの値段を調べてみて、246万円という事を知った時に思ったのは、えっ、アテンザってカペラだよ。それが246万円もするのか?だってぇ、マークXの250G Fパッケージならば247.8万円だから、アテンザに2万円出せば、5シリーズをパクッた目標にしたマークXが買えてしまうのだから。いやぁ、流石に世界一のカーメーカー、利益2兆円は伊達じゃない。
 


 
2007/5/13 (Sun) 東京スペシャルインポートカーショー(3)

今回は少し毛色の変わったクルマ達の紹介。



高価なこととステータスではフェラーリやランボルギーニも敵わない、これぞ真の高級ブランドもドレスアップしてしまう根性には恐れ入ってしまう。左はロールスロイス、右はベントレー。



今回のショーで以外に多数の展示があったのはHUMMER。その中でも上の2台は6WDのモデルで、その迫力たるや凄まじい。



そして、チューンド&ドレスアップの本家ともいえるメルセデスベースのコンプリートカー。左がBRABUS、
右がLolinser。今ではメルセデスの1バリエーションと化したAMGも本来はこの手だった。

と、いうわけで、東京スペシャルインポートカーショーの特集は今回で終わり。
 


 
2007/5/12 (Sat) 東京スペシャルインポートカーショー(2)

5月11日 の日記ではフェラーリ、ランボルギーニを紹介したので、今日はその続きとして先ずはポルシェから。



このショーではカレラGTが少なくとも2台出品されていた。当然ながら、その他各種のポルシェが、それこそウジャウジャと展示されていた。



メルセデスもセダン系のコンプリートカーを含めて数多くの出展があったが、やはり王者はSLR。



そして他に目に付いたのは往年のSL。エンジンルームも手入れが行き届いている。



BMWも当然ながら多くの展示車があったが、少し前までの主流だった5シリーズのM5モドキは陰を潜めていた。



スーパーカーという意味ではランボルギーニミウラも真っ青のフォードGT。これはマジで欲しい!!



そして残るはこのクルマ。
これで主だった高性能車は終わりだけれど、いやそれだけでは面白くない。そこで、続きはまた次回。
 


 
2007/5/11 (Fry) 東京スペシャルインポートカーショー(1)

5月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催されているこのショーは「輸入車のチューニング・ドレスアップを主役とした日本唯一のモーターショー」だそうだが、言ってみれば高級ヤン車の展示会みたいなものだ。 そうは言っても、展示されている車のレベルは恐ろしく高いものが多く、そういう意味ではクルマ好きには結構楽しめる。
折角だから特に興味のあったクルマを写真で紹介してみる。





ヤンキー兄ちゃんだろうが趣味の良い紳士だろうが、全てのクルマ好きから一番人気なのは何といってもフェラーリ。 このクルマはクルマとして走るよりも、このようにショーに展示したりするのが本来の使い方なんて言いたくもなるくらいに、このショーではゴロゴロ飾ってあった( 下の写真はホンの一例)。これに比べればポルシェなんて実用車丸出しで、まあ、その辺のところが良くも悪くもポルシェなのだが・・・・・。



さて、フェラーリといえば、お次はランボルギーニ。ある面、フェラーリ以上にイタリア的でもある。グリーンのフェラーリというのは想像してもイマイチだが、“グリーンのランボ”はサマ になる。



なるほど、現代のランボルギーニもカッコ良さでは群を抜いているが、しかしオジサン世代としては、やはりコレ!



ヘッドライトの形状が見慣れたものとは違うが、ミッドシップに横置きされたV型12気筒は正しくミウラだ。 と、いうわけで、この続きは後日(ヤル気があれば)。
 


 
2007/5/8 (Tue) もう一つのホットハッチ

MINI Cooper S、POLO GTIとなれば、残るはこれ。




今度の土日には試乗車があるとの連絡があった。しかし、これに乗れば、意地でもポロの試乗車も探すことも必要だし。

さて。

 














 


 
2007/5/4 (Fri) 再びVW POLO GTI

懸案だったCIVIC TypeRの試乗記も公開できたし、残るはPOLO GTIということで、何とか試乗車を探そうと思って、今日は自宅から結構離れたディーラーに初めて行ってみた。 今まで展示車すらなかった事を思えば、今日のディーラーのショールームにはPOLO GTIが展示されていた。しかし、当然といえば当然ながら試乗車はなかった。



しかも展示車はシートはもとより内装の各部に厚いビニールが被せてあるので、シートに座ってみてもナンだかイメージが湧かない。聞くところによると、群馬県のとあるディーラーにはGTIの試乗車があるそうだ。電話をしてみたら7日までGW休業中だった。群馬県ねぇ。ちょっと遠いけど、こうなったら連休明けに計画してみようかとも思っている。
 




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