B_Otaku のクルマ日記

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 2007年4月
2007/4/28 (Sat) 久々のBMW3シリーズ


そういえば、このサイトでは最近BMW3シリーズについての話題が途絶えていたのを思い出した。 きっかけは近頃友人や知人関係で3シリーズ、それもワゴンボディのツーリングを買いたいとか買ったという話題が複数例あったことで、それならとディーラーで3シリーズツーリングを見てきた。



改めて良く見ると、写真では判り難いがボディサイドの独特のプレスラインが斬新で、実にカッコが良く見える。さらにはサルーンに比べて長手方向に距離があるので、このラインが特に強調されて独特な雰囲気をもたらしている。



ショールムにあった展示車は320iツーリングの標準グレードだから価格は437万円。内装は決して豪華ではない、というよりも質素だから人によっては4百数十万円も出して、なんじゃこれゃ!という結果になる。 しかし、久々に320iの標準グレードの内装に触れると、こそはBMW独特の世界だから、この味が好きな人には標準グレードでも十分に満足できるだろう。もちろん予算があれば36.5万円高のHi−Lineパッケージでレザーシートに浸るか、 42万円高のM−Sportパッケージでスポーティな室内と外観に満足するかの選択もある。しかし、ハッキリ言ってM−Spの17インチタイヤとハードサスは4気筒自然吸気2ℓの320iには見かけ意外はメリットが無いどころか、デメリットが多いと思うのだが。

この320iツーリングにはリセールバリューが非常に良いという大きなメリットもある。特に残価設定バリューローンでは5年後の残価が45%だそうで、これは同じ320iでもサルーンの場合が30%程度なのとは大きく異なる点だ。 このバリューローンは少ない資金で購入できるメリットがあるので、最近はかなり使われているという噂を聞いた。その後の情報では、なんと3シリーズの新車販売は70%以上がバリューローンを使用しており、現金で買う例は極めて稀だとか。 高価なクルマのローンを組んだり、残価分は5年後の精算とするなどで購入するためには、それなりの社会的信用と安定した収入が必要になる。 3シリーズのオーナーはファミリーカーとしての需要が多いから、法人ではなく個人オーナーが多いそうで、そうなると街に溢れる3シリーズのオーナーは東証一部上場企業の中間管理職、すなわち最近の 新格差社会における中流層ということになる。 なるほど、だから3シリーズというのはネットのアチコチで誹謗中傷の的となっているのだと納得する。実はクルマを妬んでいるのは表向きで、世間一般の勝ち組に対する妬みと、 格差社会に対する不満だったようだ。

話題が逸れてしまったが、新中流層からみた理想的ファミリーカーでもある320iツーリングの乗り味を是非とも試してみたくなった。 試乗車も支店の持ち回りではあるが用意されているので、近いうちに試乗してみたいと思っている。
 


 
2007/4/22 (Sun) 久々の正攻法?

今年の始めからは従来の路線を外れて性能よりも何か違うものを求めてみたり、褒めゴロ試乗記と題して、マトモに評価したらボロボロになりそうな車種の良いところを探しては褒めまくったりと、少し王道を外れてしまっていた。 そこで、今日は久々の正攻法で攻めることにした。 と、言っても、目ん玉が飛び出そうに高価でもなく、首がもげそうになったり、バックレストが壊れるんじゃないかと思う程の加速をするわけでもないが、 一般的なマニア(しかも若い)がチョっと貯金に励めば決して夢ではない価格帯での定番モデルに乗ってみた。



最近新発売されたシビック タイプRと言えば走り屋の定番的モデル。まあ、悪い言い方をすればクルマおたくのガキ共の御用達というイメージでもあるが、今回の新型は価格も300万円に限りなく近く、 外見もガンダムルックではないから、オヤジが乗っても良いのではないか?とも思った訳で、さてその結果は?



近日公開の試乗記にご期待ください。
えっ、待てない?それでは一言。シビックRは評判に違わずマニアックなクルマで、剛性感の高さやハイレベルの走りなど、正に走り屋の定番と言って間違いない。 ただし、右上の写真に示すメーターが最悪で、これさえ我慢できれば実にお勧めの車だ。それにしても、毎日この最悪デザインのメーターを見る事を考えると、いくら性能的にハイレベルでも全てがぶち壊しになってしまう。 こんなメーターのデザインを承認した役員の顔が見たいものだ。
 


 
2007/4/14 (Sat) 今年は高性能車の年?

今年の後半は国産高性能車の新型発表が目白押しとなるようだ。もう既にご承知と思うが、ニッサンからは久々のGT−Rが、そしてトヨタからはレクサスIS−Fが発売されるそうだから、世間も盛り上がる事は間違いない。特にGT−RはR34の発売以来空白となっていた国産フラッグシップの復活だから盛り上がるのは当然だろう。国産派からすればGT−Rは 「輸入車なんて高いだけで性能だって大した事はなく、今や全てにおいて国産車が上をいっている」と いう意見の切り札なのだけれど、 それじゃポルシェGT3に勝つ国産車はナンなんだと指摘された時に、今更R34GTRでもあるまい。そんな時に新型GT−Rが発売されれば、400〜450psを噂されるパワーやその他のスペックから、GT−3より速いという心の拠り所が登場するわけだから、各種の掲示板も盛り上がるだろう。

とろこで、新GT−Rは660万円とも690万円とも噂されているが、試乗車というのは用意されるのだろうか?以前の話では近所のニッサンディーラーでR32−GTRの試乗中に全損事故が起きたそうだし、スバルディーラーではインプレッサSTiが道路から畑に向かってジャンプして、これまた全損となったとか。そうなると、価格の問題もあるが、下手に試乗車なんか用意すれば、ディーラーには怪しげなシルビアや180などが押し寄せて、大騒ぎになることは間違いない。 さて、ティーラーサイドではどう対応するのだろう。
 

2007/4/7 (Sat) 次の試乗記のネタは?

このところ新しい試乗記が途絶えていたが、これは年度末で此方もディーラーも双方が多忙の時期でもあった事が原因だった。 そして、晴れて新年度となり、そろそろ試乗も再開とすることにしよう。というわけで、まずは以前にこの日記で紹介したニューミニの中から、ミニクーパーSに乗ってみた。ミニのラインナップ中で最強の170psを発生する1.6ℓターボを搭載したホットハッチで、ハッキリ言って今時フルスロットルを踏むと真っ直ぐ走らないクルマも珍しい。これはこれで、好きな人には堪らないのだろうが、誰にでも勧めるわけにはいかないクルマでもある。それにしても、同じBMW製の筈なのに、ブランド違いということもあり、誰が乗ってもそれなりに走れる116iとはエライ違いだった。まあ、116iとクーパーSは価格帯が一緒だから、ちゃ〜んと住み分けしているというのも、商売の基本ではあるけれど。

そして実は、もう一台、チョット毛色の変わったクルマにも乗ってみた。 従来の輸入セダン中心から最近は幅広い分野へ手を伸ばしている・・・・と、言えば聞こえが良いが、いつも3/5シリーズとかC/Eクラスが如何したというワンパターンになりそうなのを防ぐ為の、いわばネタ切れ対策でもあるのだけれど。



そこで登場するのがニッサンの新型ADバン。以前はこのクラスではダントツだったのだが、ライバルのトヨタがサクシード/プロボックスを発売した事により、一気にシェアを下げてしまったようだ。そこで起死回生の一発を狙った今回の新型は、業務に徹して専用車的に仕立てられていた。



助手席のバックレストを倒せば、そこはパソコンの置き場となる(写真左)。センタークラスタ上部にはホワイトボードが装着されていて、いつでもメモがとれる(写真右の白い部分)。昼食はノンビリとファミレスなんかで摂っていないで、コンビニのオニギリをほおばりながら、Eメールのチェックと返信。日本経済を支える営業マンの仕事を支援するADバンの乗り味は如何に?
ところで、ADバンの試乗記は褒め殺しではなく、シッカリと本編で扱おうと思っている。メルセデスやBMW、それもAMGやMのリアルユーザーも結構含まれる、このサイトの読者層から考えれば、一見的外れのようでもあるが、考え方によっては「おう、それなら会社で10台ほど買ってみようか」、なんて事を期待してみるのも、それ程的外れでもないかもしれない。
 

 

2007/4/5 (Thu) ジャイアントテスト

雑誌カーグラフィック(CG)の4月号に2.5ℓセダン・ジャイアントテストという特集が掲載されているが、これがカー○ュー等の掲示板で大騒ぎのネタとなっているようだ。 まあ、内容は例によってBMWを褒めすぎているという不満が主なのだが、元々CGというのは欧州車志向だから、あの結果は当然と言えば当然だ。

先週の日曜日にBMWのディーラーへ行ったら、ショールームのテーブルの至る所に薄いパンフレットのようなものが置いてあった。よく見れば話題のCGのジャイアントテスト部分のみを印刷したいわゆる抜き刷りというやつだ。なるほど、BMWとしてはどんなパンフレットよりも効果絶大には違いない。まあ、こういうのをみると、最近のCGは昔に比べて随分と商売が上手くなったものだと感心もする。とは言え、内容を読んでみれば至極もっともで、それほど偏っているとも思えないし、結果として1位となったBMW325i自体がこのクラスの王者であることに異議は無い。325iの唯一最大の欠点は値段が高いこと、くらいだろう。これについても、事実上は同一品でもある323iを選んで、しかもワケアリ品を、更には決算直前などの時期を選べば、レクサスIS250とそれ程違わない予算で買える可能性もあるかもしれない。
えっ?IS250だって総額4百数十万円だから、とてもそんな予算は無い・・・・ですよね。
そういう人にはズバリ、E46(旧3シリーズ)の認定中古車で、しかも318tiなんてどうでしょうか?エンジンは現行の320iと同等だから、必要にして十分のパワーもあり、何より人気がイマイチなので価格が安い。まあ、興味のある方は調べてみては如何でしょうか?
 

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