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2020/4/15 (Wed) 2019年度普通車&軽総合販売順位
前回までの普通乗用車と軽乗用車に続いて今回は総合販売順位をまとめる。
一見して判る大きな特徴はトップ5が全て軽自動車という事で、取り分け1~4位までには仲良く軽自動車メーカー4社が並んでいる。尤も日産については軽自動車メーカーと言えるかは微妙だが。
ところが、6位以降になると殆ど軽自動車は姿を見せず、要するに上位5車種で殆ど全ての軽自動車需要を賄っているということで、これは考えてみれば効率の良い商売だ。日産はこの世界に進出していなければ更に落ち目になっていただろう。
今やクルマなんていうのは単なる実用品と割り切るのが主流であり、それが軽自動車の上位独占と普通車では大衆車や中型以下のミニバンが売れている現実が表している。ただし軽自動車の強さに対してコンパクトカー、要するにA、Bセグメントが全く振るわないのも日本独特の現象で、今更だが要するに軽自動車の優遇が大きすぎてコンパクトカーの出番が無い状態だ。これだけ優遇されれば多少の狭さやパワー不足、そして事故時のダメージも不問にするのに十分だ。
そして軽自動車の優遇廃止については長年噂があったが、結局未だ実現していない。
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2020/4/12 (Sun) 2019年度軽乗用車新車販売台数
前回の普通乗用車に続いて今回は軽乗用車の販売台数をまとめる。
一見してお馴染みの顔ぶれがお馴染みの順位に並んでいる。それにしても N-BOX の強さは何なのだろうか?
なお今回の新形から日産デイズ ルークスが単に日産ルークスとなったために統計情も別車種となった。このためデイズ単体の台数が少し減っている。
コペンは GR SPORT についてはトヨタブランドとなるために、統計上もトヨタとダイハツにコペンが存在する。そのコペンだが、ダイハツブランドのみでも以前は同等の販売台数であったホンダ S660 に 1,000台もの差を付けている。これに更にトヨタブランド約1,200台を加わる事でその差はより大きくなっている。まあハッキリ言って、個人的にはコペンと S660ではまさに月とすぽっぽんと思うが、このクラスのユーザーの感覚は違うようだ。
という事で、次回は普通車と合わせた総合順位をまとめる予定だ。