【姉妹ブログ情報】
⇒ 日本製鉄は脱炭素で高炉から電気炉への転換により良質な鋼板技術を失う
⇒ 米海軍 ドローンも撃墜できるレーザー兵器試験に成功
⇒ 下水管破損で落下したトラックの構造を知らずに救助した結果
⇒ トランプ政権の標的となっているUSAIDとは
---------------------------------------------------------------------
2025/1/12 (Sun) 2024 米国小型車販売台数
昨年の米国小型車販売台数が発表されている。例年通りに Automotive News がはl発表しているもので、オリジナルはブランド名のアルファベット順だが、ここでは販売台数の多い順に並べてある。
この結果は例年ほぼ順位が変わらないのだが、テスラが前年の8位から10位に転落している。とはいえ、前年比で-6.0%というのは、最近のEVの急減速からすれば頑張っている方だ。
他にも新興EVメーカーとして、第二のテスラーとも言われたEVトラックメーカーのRivian も堅実に売れている。
同様にボルボ傘下のEVメーカーPolestgar automotiveも堅実に売れているが、今後同社はボルボの資本を離れて中国の吉利集団の資本となるようで、そうなるとトランプ政権下では事実上の輸入禁止になる事も考えられる。
VinFast はベトナム最大の財閥グループによる自動車メーカーで現在はEVと電動バイクを製造している。2021年にロサンゼルスに米国支社を開設し、今後はノールカロライナ州に工場建設も計画している。
そしてLucid Mortors はカリフォルニア州を拠点に EV を製造販売するカーメーカーで、2016年にルシード エア(Lucid Air)を発表した。
最大300㎾の性能により0~60mph (97km/h) が2.46秒、SS 1/4マイル(400m)は9.67秒という、スーパーカー並みの動力性能を持っている。価格は16万9千ドル(約2,760万円)という高級車だ。
このように新興EVメーカーも健在という事は、米国には意識高い系の金持ちがまだまだ結構いるという事だろう。
---------------------------------------------------------------------
2025/1/6 (Fri) Lexus LM (2024)
最近のミニバンブームにより、一家のファーストカーはミニバンとする事が多い。それどころか、政治家や大企業の役員車にもミニバンが結構使われているのを見かける。
そんな現状から、トヨタの高級ブランドである Lexus にもミニバンが存在する。それがLMで、言ってみればアルファードのレクサスバージョンだ。
そこで今回は、レクサスLMとトヨタ アルファードを比較してみる。
外観は一見似ているが、よく見るとフロントフェンダーやドアのプレスラインが違うように見える。
リアについても、コンビネーションランプの形状も異なり、プレスラインも違うようだ。
ただし、外形サイズやホイールベース、トレッドなどは同じだから、外板の一部のプレスが違うだけだろう。
ダッシュボードを比べると
似てはいるが、金型は別物に見える。センタークラスタやトップのディスプレイも違う。
室内は写真で見る限りではシート形状を含めても大きな違いは見当たらないが、価格差を考えれば、シート表皮や内装材などが大幅にグレードアップされている筈ではある。
プラットフォームも共通で、フロントサスペンションなどは全く同じものに見える。
アウターサイズもホイールベースやトレッドも両モデルとも全く同じだから、これは完全な兄弟車という事になるが、エンジンについては異っている。
いや、その前にLMはハイブリッド車(HV)で、アルファードはガソリン車、HVに加えてプラグインハイブリッド車(PHV)と全てが揃っている。
これらの仕様の比較を以下にまとめてみた。
価格はアルファードのHVに対して約3~4倍という高価格。一体どこがそれほどまでに違うのか。LMの価格をみれば、1,500万円と2,000万円という妙に切りの良い数字だが、どうせボッタクリだから適当に解りやすい値段を付けたのが見え見えだ(笑
なお、より多くの写真を参照したい場合は
⇒ https://www.netcarshow.com/lexus/2024-lm/