B_Otaku のクルマ日記


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2020/10/26 (Mon)   Toyota Yaris Cross and Yaris <6>

今回は最終回としてインテリアを細かく見る事にする。

先ずはセンタークラスターから。両モデルともダッシュボードトップよりも更に上に飛び出したディスプレイという、最近のトレンドに従ったモニターが全グレードに標準装着されている。ただし、ディスプレイには8インチと7インチがあり、グレードによって異なる。

エアコンはこれも2種類あり、上級グレードではオートエアコン、下位グレードではマニュアルエアコンとなる。

これらの使い分けはヤリス クロス、ヤリス共にディスプレイではZとGが8インチでXは7インチ。エアコンはXのガソリンのみがマニュアルでハイブリッドは全てオートエアコンとなる。

コンソールについてはヤリス クロスとヤリスでは形状が異なっている。また AT セレクターのシフトパターンも異なっていて、ガソリンの場合はヤリス クロスではマニュアルポジションを持つオーソドックスなティプトロタイプだ。しかしヤリスでは直線式でDの手前に降版用のBがあるタイプだ。

コンソール後半は両車で全く形状が異なるが、これはパーキングブレーキがヤリスクロスでは最近のトレンドである電気式だが、ヤリスではオーソドックス、というよりも今となっては時代遅れのレバー (メカ) 式である事が原因だろう。

では何故にこの違いがあるかと言えば、リアブレーキがヤリスクロスはディスクブレーキであるのに対してヤリスはドラムブレーキである事が原因であろう。ディスクブレーキにはキャリパー自身にパーキング機構を組み込むP付きと、別にパーキング専用ドラムを持つドラムインがあるが、ヤリスクロスのような軽量なモデルではP付きで充分であり、これに電動機構を組み込むのは比較的簡単だ。

次にガソリンとハイブリッドによる相違点をヤリスクロスを例として比較する。先ずハイブリッドは AT セレクターが直線式となり、これはヤリスのガソリンと同じだ。

次にコンソール上のスイッチは基本的には共通だが、ハイブリッドでは EV モードのスイッチが追加されている。

頭上のオーバーヘッドコンソールは両車とも共通となっている。

ステアリングホイールはヤリスクロスではZとGが本革巻きでXのみがウレタンとなる。ところが、ヤリスではZのみが本革巻きとなる。スポークに装着されるステアリングスイッチは全グレードに標準装備されるが、グレードによって加飾が異なる。まあ機能には関係無いが。

メーターについてはヤリスクロスではZ用として中央に7インチカラー TFT ディスプレイと両サイドにオプティトロンメーターを配したタイプが使用される。そして左のメーターはガソリン (回転計) とハイブリッド (チャージメーター) では異なる。

そしてGとXでは中央の TFT ディスプレイが4.2インチとなり、メーター類は全てデジタル表示だが、最新の CG 表示ではない。

なおヤリスでは全てが 4.2インチのタイプとなる。

ダッシュボード右端にはスイッチのパネルがあり、これ自体は両モデルとも共通となっている。

最近はペダル踏み間違い事故が多発しているが、ヤリスクロスのペダル配置を見れば、まあ踏み間違い防止という意味では感心できない配置で、右足でブレーキを踏む場合には大きく左に寄っていて、自然に足を延ばした状態ではアクセルペダルを踏んでしまう。

ヤリスのペダルもヤリスクロスと共通となっている。またカローラと比べてみてもほぼ共通だから、トヨタの小型車はほぼ共通となっている事になる。因みにプリウスも殆ど同じだ。

コンソールは前述のようにヤリスクロスとヤリスでは形状が異なる。

こうして見ると、ヤリスクロスとヤリスは外観上ではマルで違うクルマだが、プラットフォームや室内を比べれば多くの共通点があり、トヨタのクルマ作りの上手さに関心するところだ。そしてどちらを選ぶかは生活環境や好みで違うが、買い得感のあるのは間違いなくヤリスクロスだ。

ヤリス 1.5 G の195.4万円に対して、ヤリスクロスの同グレードは 202.0万円と、その差はたったの約7万円だ。これはどう考えてもヤリスクロスの勝ちだろう。

因みに自販連の販売データーを調べたら、ヤリスクロスをヤリスの1バリエーションとして統計上は一緒になっていた。しかし、そんな売れ筋2車種を一つに纏めたらば、結果はダントツにならないか、と思うだろう。結果は、ハイ、その通りで、9月の売り上げでは2位カローラ (13,505台) 、3位ライズ (13,077台) に対して 22,066台というぶっちぎりの1位だった。

 




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