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2020/3/30 (Mon) Toyota Raize vs Tanks <5>
今回はドアのインナートリムから始める。
まあこの部分は運転中には見えないからどこのメーカーもダッシュボードなどに比べれば質を落とす傾向があり、特に今回の2車のような低価格帯ではプラスチック丸出しが多いが、さて今回の2台はといえば‥‥まあハッキリ言って安っぽい。 それでもどちらもドアグリップ付近にはメッキ部品を使ったりと多少は頑張っている。
よく見るとタンクは肘が当たる部分には別部品のパッドが使われている等、ライズよりも少しマシな気がする。
では更に拡大してみると‥‥
同じプラスチックとはいえライズは細かい格子模様、タンクは皮目という差がある。まあこの辺は金型の問題だからランニングコストに影響は無いだろう。タンクは上級モデルという事もあるが、フェイクとは言えステッチが見える。
ここで更によく見るとドアノブとウィンドウスイッチは全く同じ部品のようで、共通化によりしっかりとコストダウンを図っている。
リアのドアトリムについては両車のリアドアが全く異なるためにライズはフロントに準じているが、タンクはスライドドアという事でこれでもかのプラスチッキーな質感で、見かけより実用重視という事だろう。考えてみればスライドドアの車種を選ぶユーザーはリアへの頻繁なアクセスをする家族構成という事もあるだろうから、子育て優先で見かけは二の次の言う事だ。
まあ子育て時代というのは時間的にも金銭的にも本当に大変で、これからあれをやれと言われても先ず無理だなぁ。
そしてダッシュボードは‥‥
両車の車輛カテゴリーが全く異なるから当然ながら第一印象も異なっている。何よりタンクのルーフが高い事によるフロントウィンドウの面積の広さが印象的で、A ピラーの細いグラスエリアもまた軽自動的、というか同じハイトワゴンの特徴を持っている。
そしてコンソールについてもライズはオーソドックスなセンタークラスタ-とコンソール上には AT セレクターといういで立ちだ。
ところがタンクはインパネシフトだからまるで軽自動車のようなエアコンの隣にATセレクターという配置となる。しかもベースグレードのXでは今どき珍しいマニュアルエアコンやプラスチック丸出しのパネルなど百円ショップ的な質感が何とも言えない安っぽさを醸し出していて、これはこれで良いかもしれない、って事はないか。
次回は最終回として残るインテリアの比較を行う。
つづく
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2020/3/26 (Thu) 新型コロナ今昔
1969年 新型コロナ(T40) 発売
そして同年
東京オリンピック開催
あれから56年
2020年 新型コロナ ウイルス (COVID 19) 蔓延
そして同年
東京オリンピック延期