B_Otaku のクルマ日記


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2020/3/15 (Sun)  Aston Martin V12 Speedster (2021)

アストンマーチン V12 スピードスターの写真を見た時に、これはコンセプトカーであろうと思ったが、実は限定88台とはいうものの立派な市販車だった。

それにしてもこれで街を走るのか? という疑問もある。記事を読んでみると F/A-18 をイメージしているというが、 F/A-18 って何だ? と思ったらばボーイング社とのコラボレーションというから、成程これは米国の戦闘攻撃機の事だった。

リアビューも勿論めいっぱい航空機的だ。

室内というよりも正に戦闘機のコクピットみたいな形状だが、ウインドスクリーンすら存在しない。

室内の機器類も戦闘機をイメージしているようで、ステアリングホイールは操縦桿風だ。あれっ、戦闘機なら操縦桿はステック式じゃあないの? なんてヤボなことは言わないように。

エンジンは車名でも判るように V12気筒で排気量は 5.2L ツインターボ、700hp 753Nm という凄まじいパワーで最高速度は 300㎞/h というが、ウインドシールドも無くて大丈夫なのだろうか。

因みにお値段は付加価値税を含めて 765,000ポンド (約1億円) というから、まあブガッティ辺りよりも安いかも。どうです一台予約したら。

なお何時ものように詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/aston_martin/2021-v12_speedster/

 




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2020/3/13 (Fri)  新型日産ルークス 発売

日産の軽ハイトワゴン「ルークス」が2月25日発表され、3月19日より販売される。

あれっ、ルークスってデイズ ルークスの事か? と思ったら、今回から単にルークスという名称になったのだった。日産の軽は三菱との協業だが、今や日産を支える車となっている。何しろ今の日産の国内販売ではこのルークスを含むデイズとノート、そしてセレナが支えている状況であり、それだけ今回の FMC も必死という事だろう。

ルークスには標準タイプとスポーツタイプのハイウェイスター (写真左下) があり、販売構成はハイウェイスターが 60%とむしろ多い状況だ。

このルークスも当然ながら三菱に兄弟車があり、それはeKスペースという名で販売される。まあこれらの軽はぶっちゃけ日産車というよりも三菱車の OEM 販売であり、三菱としても命綱的車種となっている。

最新設計という事で、当然ながらハイテク装備車も用意されていて、特に高齢者の運転を考えれば今後は必須となるべき予防安全装置として、軽自動車ではトップクラスの「プロパイロット」装着車も用意されている、って、全車標準じゃあ無いんだ。

そこでプロパイロット装着車を調べてみたらば、自然吸気エンジン車ではハイウェイスターXにプロパイロットエディションというグレードがあり価格は184.4万円。プロパイロットの付かないハイウェイスターは173.5万円だから、その差は約11万円。これぁ付けない手は無いだろう。しかし問題なのは標準モデルのS(141.6万円) とX(154.7万円) には設定が無い事で、むしろ高齢者に適した標準モデルにオプション設定が無いというのは流石に日産らしい間抜けさだ。

なお、ターボモデル (ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション、193.3万円) は全て標準装備となっている。

このルークスの販売は好調で、未だ現車の無いカタログ販売でも多くのバックオーダーを抱えていて、今現在の受注台数は約2万台で、今注文すると納車は6月になるという。

それにしても天下の日産が事実上三菱車の軽自動車の販売で食い繋ぐという何とも情けない状況で、その昔はトヨタと熾烈なトップ争いをしていたのが嘘のようだ。

 





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