B_Otaku のクルマ日記


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2020/2/15 (Sat)  Toyota Corolla Sport vs BMW 1 Series <2>

前回に引き続き2回目ではいつものように前後正面の比較から‥‥

全幅 x 全高は カローラスポーツ が 1,790 x 1,460㎜ 、1シリーズは 1,800 x 1,465㎜ とほぼ同一だ。という事は一般的なファミリーマンションの立体駐車場にギリギリで入れれられるサイズであり、自慢のタワマンにキドニーグリルを入れて見せびらかす事が出来る。えっ、でもくじ引きで地下になったので普段は見えない、とか。う~ん、やっぱり最下段はカローラに、いや軽自動車に割り当てる方がマンションの価値が上がるんじゃねぇの。

それで、同一サイズの割には1シリーズの方が立派に見えるのは、最近の BMW の傾向でより大きくなったキドニーグリルと、そのグリルの角度が垂直に近い事でフロント部分の面積が大きい事などが原因だろう。

そしてリアはといえば、例によって1シリーズでもフロント程のアイデンティティは発揮していない。まあ強いて言えばリアゲート中央部の例のプロペラマークだが、サイズも小さく一目で認識されるかは判らない。という事は自慢の BMW でもイカレた輩に煽られる可能性は十分にある。またこれが BMW と知っていても「な~んだ、一番安い1シリーズじゃねぇか。恰好付けやって!」 という事で煽られることもあるだろう。まあ軽自動車に言われたくはねぇよ、という気持ちだが‥‥。 

サイドビューは全長 x 全高が カローラスポーツでは 4,375 x 1,460㎜ 、1 シリーズが 4,355 x 1,465㎜ とこれまたほぼ同サイズで、ホイールベースは其々 2,640 および 2,870㎜ で、1シリーズが 30㎜ 長いが、まあこれとて大した差ではないから、結局カローラスポーツと1シリーズは同一サイズと言ってもいい事になる。

今度は写真で比べると、FWD 化でボンネットが短くなった1シリーズだが、それでもまだカローラスポーツと比べれば短い。この辺は経験の差だろうか、それとも腐っても BMW という事で、必死で重量配分に拘っているのだろうか?

ヘッドライトについてはカローラスポーツは写真の ”Z” では、バイビーム LED ヘッドランプ、それ以外のグレードでは3灯式 LED ヘッドランプとなる。1シリーズでは4灯ヘキサゴナル LED ヘッドランプで、まあこの辺は中身よりもデザインの好みの方が大きいだろう。

リアのコンビネーションランプは今どきのクルマだから当然 LED を使用している。それよりもクルマ好きがリアで気になるのは排気管だろう。1シリーズは太い丸型でしかも左右にから出ている。えっ、M135i の写真なんか使ってイカサマだぞ、って? いえいえ、3気筒 1.5L の 118i でも同じなのご安心を!

なおカローラスポーツは長方形の迫力の無いのが付いているが、まあこの辺は好みの問題としよう。

ではリアラゲージスペースはというと、まあ似たようなものだろう。

とはいえ奥行きを正確に調べるにはサイドからのアングルで比較するのが一番であり、写真下で比べるとカローラスポーツの方が奥行きが長そうだ。なおカローラスポーツは床位置が高いのは写真のクルマがハイブリッド車のためで、ガソリン車だったらばもっと床は低くなる。

リアゲートの開閉はカローラスポーツでは手動式で、1シリーズでは電動式となる。まあその辺はプレミアムブランドとしての拘りだろうか。尤もこの機能が極めて便利か、といえば‥‥まあ無いよりはマシ程度だろう。

次回はエンジンとブレーキ、そしていよいよインテリアの比較へと進む。

つづく






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2020/2/13 (Thu)  Toyota Corolla Sport vs BMW 1 Series <1>

プチセレブに人気のドイツ製プレミアムブランド、取り分け人気の BMW とごく普通の国産車の比較としては昨年末にToyota Rav4 vs BMW 3 Seriesという企画を行ってみたが、これはカーオブザイヤーの入賞車としての比較だったので、カテゴリーが違い過ぎた。
⇒ Toyota Rav4 vs BMW 3 Series

そこで今回は1月に BMW の新型1シリーズ試乗記をアップした事から、今回は同じCセグメントハッチバック同士という事で Toyota Corolla Sport と比較する事にした。これなら比較にピッタリだ。

先ずはスペックを比較するとサイズはほぼ同等でエンジンも M135i を別とすれば 1.2~1.5L ターボであり、これは良い勝負‥‥かどうかは判らないが。いやこれではカローラが不利なので、ここは伝家の宝刀であるハイブリッドを引っ張り出そう。

価格としてはカローラスポーツのトップモデルであるハイブリッド GZ が 282万円だがオーディオレスのために実質は300万円を超えてしまう。対する1シリーズは118i のスタンダードモデルならば334万円であり、何やらあまり差が無い状態だ。な~んだ、BWM 乗って気取ったって大した事ねぇじゃんか、何て事にもなる。

さてその2車のエクステリアはといえば、まあどちらもCセグメントハッチバックだから、大して違う事も無いが、フロントフェイスだけば如何にも BMW らしい1シリーズの威圧感が完全にカローラに勝っている。尤も1シリーズは元々 BMW としは安っぽさ丸出しのスタイルだったのだが、今回の F40 では威圧感十分となった。

リアについては所詮Cセグハッチバック同士だから1シリーズが圧倒的に高級感がある、何て事は無く、リアゲート中央の小さ目なプロペラマーク以外に BMW と判るものは無い。

というように、いつもの通りで今回はイントロだから次回から本格的に比較する。

つづく


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