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2019/12/14 (Sat) Toyota Raize <4>
いよいよドアを開けて室内を眺めると、第一印象はフロントシートの赤いラインが目に付くが、それに対してリアシートは地味だ。
シートの着座位置が高い事で SUV と判るし、それでもヘッドレストからルーフまでのは十分な距離がある。
そのフロントシートの赤いライン (パイピング) はZとGという上位と中間グレードに装備されるがベースグレードのXには付いていない。えっ?こんな派手なの要らない、って? しかしレスオプションは無いようで、どうしてもレッドパイピングが嫌ならばベースグレードを選ぶしかないが、そうなると他の装備もよりチャチになる。
なおシート表皮は全グレードでファブリックとなり、レザーなどのオプションは無い。
シートのポジション調整は全てマニュアルで、パワーシートのオプションは無い。
ドアのインナートリムは、まあ正直言ってプラスチック丸出しだが、Bセグメントという車格と中心が 200万円を切る価格帯という事を考慮すれば、まあ文句は言えない。
それでもドアグリップとノブにはメッキ加飾が施されていて、これは全グレードに装備される (レッドラインは除く) 。まあ素材色のドアノブというのは機能に変わりは無いとはいえ、安っぽさは半端じゃないから、ベースグレードでもメッキ代を奢るのは流石にトヨタだ。
リアドアに目を移すと、フロントよりも更に安っぽいトリムとなる。まあ実際の使用ではオーナーは殆どリアには乗らないから気が付かないかもしれず、その辺の割り切りは流石にトヨタであり、恐らく大規模な市場調査を行っているのだろう。とはいえ、このリアは軽自動車以下だ。
という事で、内装を見れば所詮は安モノ!という感もあるが、今時 100万円代で普通車、それも流行りの SUV が買えるのだから文句は言えない。
という事で、次回はインテリアの続編として残る走行関係に目を移す事にする。
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2019/12/12(Thu) カーオブザイヤー
そう言えばそんな催しがあったっけ。それで今年は既に1週間程前に終了していた。さて今年のトップはトヨタ RAV4だったが、まあ新型車時代が少ない今日この頃、実際に今年のノミネート車を見れば国産車では RAV4以外では
トヨタ カローラ、マツダ3、ホンダ N-WGN、日産 デイズ、ダイハツ タント
で、何とカローラとマツダ3以外は軽自動車だ。
これではマトモなライバルはマツダ3くらいで、事実第2位はマツダ3だった。おっと同じトヨタのカローラもあるが、話題性から言っても一時途絶えていた RAV4 だろう。
また最近は輸入車も同列で選考されるのでBMW 3シリーズセダンが第3位だったが、まあこれを同列で比べるのには無理が有り過ぎるし、トップが輸入車ではマズイと忖度するだろうから、RAV4の勝利は順当な結果だ。
しかしこのカ―オフザイヤーって売上に影響するのだろうか? 昔ならいざ知らず、最近の日本人はこの受賞で飛びつく程には無知じゃないだろうし‥‥。
それにしても RAV4 と3シリーズを同列で比較というのもアホ過ぎる、とは思ったが、いや待てよ、「RAV4 vs 3シリーズ」 なんてバカバカしくて結構面白いかもしれない。冗談でやってみようかな。試しに両車の写真を並べてみたらば‥‥おおっ、結構いけるじゃないか。どっちも似たようなものだ! って、流石にそんなことぁ無いが。
という訳で乞うご期待!