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2019/11/30 (Sat) Volkswagen Golf (2020)
VW の看板車種であり、カローラと共に世界で最も売れたクルマとして今更何も言う事が無いのがゴルフだ。そのゴルフが FMC により8代目へと進化した。
エクステリアは勿論キープコンセプトで新旧を別々に見たら、どこが如何違うのかは判らない。グリルも僅かに高さが狭くなった程度で、強いて言えばヘッドライトの形状が変わっているが、これとて見比べなければ判らない。
リアは最近他社でも多いリアコンビネーションランプの形状変更があり、新型の目印としては比較的判り易いものだ。またリアウィンドウの傾斜が新型はより寝ているように見える。ここはスタイルを取ったという事か。
ダッシュボード付近は‥‥
これも想定通りに近代化されている。センタークラスターは最上部にディスプレイを配置するという現代の主流のレイアウトになった。そしてコンソール上のシフトレバーは、あれっ、無いのか?
実は電子式の短い AT セレクターが付いていた。パーキングブレーキの電動化は既に先代で採用済みだ。
メーターはフルディスプレイ化による CG 表示となった。またヘッドアップディスプレイも見えるが、これが全グレードに付くかは判らない。
発売時点でのエンジンバリエーションはガソリンターボが 1.3L 90ps と 110ps 、1.5L が 130ps と 150ps となる。またマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドもラインナップされるし、新設計のディーゼルエンジンも搭載される。
日本での発売はと思って輸入元のサイトを調べたが、想定通りで未だ情報すら出ていないし、旧型をシレーっと売っていた。まあこれは何時もの事で、こんな事だから価格的に遥かに高価なメルセデスにボロ負けし、同じく高価な BMW よりは僅かに多い程度という売上実績に表れているのだ。
なお何時ものように詳細は下記にて。
⇒ https://www.netcarshow.com/volkswagen/2020-golf/
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2019/11/29 (Fri) BMW New 1 Series (F40) <2>
全幅 1,800 x 全高 1,465mm というサイズは、最近の幅広化のトレンドを象徴していて、Cセグメントの1シリーズも全幅 1,800㎜ (先代 F20 は1,765㎜ ) になってしまった。キドニーグリルも最近の大型化に従ったもので、歴代1シリーズとしては最も威圧感が有る。
リアビューもL型のコンビネーションランプなど最近の BMW のトレンドに従っている。太い丸型排気管が左右から出ているのは、このクルマが M135i であるためで、これは先代から変わらない。
サイドでは全長 4,355mm ホイールバース 2,670mm で、先代 (F20) と殆ど変わらない。
リアラゲージスペースは床位置が低い事から結構広い。
とはいえ、Cセグハッチバックだから奥行きは短い。
上部リアゲートは当然ながら電動オートクローザーが装着されていて、このスイッチは3シリーズ等と同じ。そして閉まり方も一定速度で最後まで下りてドンっと閉まるのも BMW らしい。
現在販売されているエンジンバリエーションは直3 1.5L ターボの 118i と直4 2.0L ターボの M135i の2本立て。
118i のエンジンは直3 ターボ B38A15A で性能は 140ps/4,600~6,500rpm 220N-m/1,250~4,300rpmを発生する。今回から1シリーズはエンジン横置き FWD という「庶民方式」に成り下ってしまった。
M135i のエンジンは直4 ターボ B48A20E で性能は 306ps/5,000~6,250rpm 450N-m/1,750~4,500rpmを発生する。
本物のMでは無くMパフォーマンスとはいえ、M135i と聞いて6気筒を想像すると4気筒だった‥‥う~ん、残念。この小さなボディに大きな直6を強引に押しこんだ迫力はもう得られない。まあ横置き FWD という事で、6気筒は成立しないのだが‥‥やはり寂しい。
今回の FMC で最も気になるのはやはり FWD 化だ。とは言え一足先に2シリーズ アクティブナントカの手では FWD 化されていたが、やはり機敏な走りが売りの1シリーズハッチバックでは、ハテ、どうなのだろうか?
さて次回は今回取り残したブレーキを見た後にいよいよインテリアに進む事にする。
⇒ BMW New 1 Series (F40) <3>
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2019/11/27(Wed) BMW New 1 Series (F40) <1>
BMW のボトムクラスとなるCセグメントの1シリーズが FMC されたことで、早速これを取り上げる事にする。まあ BMW の中心車種といえばやはり3シリーズだが、価格やサイズの手ごろさを考えれば1シリーズも決して侮れない。
しかし、今回の1シリーズは遂に FWD 化されたことで、まあ既に2シリーズのツアラーは FWD 化されていたが、あれはまあミニミニバンというかハイトワゴンというか、走り云々を言うクルマでは無かったが、今回はハッチバックであり、スポーティーグレードもラインナップするクルマとして、果たしてBMW らしさはあるのだろうか?
とまあ色々興味も多いが、先ずはスペックを調べてみる。現在発売されている1シリーズは3気筒1.5L ターボの 118i と4気筒 2.0L ターボの M135i で、本来丁度良いパワーの筈の 120i は現在ラインナップされていない。
今回の写真は M135i を使用しているが、ナンチャッてMという事もあって、内外装は殆ど 118i M Sport と変わらない。
エクステリアの第一印象は誰が見ても BMW であり、また1シリーズだ。勿論最近のBMW らしくキドニーグリルは特に高さが高く目立っている。
価格は 118i ならば 334万円からだが、本来1シリーズのボトムモデルは 300万円くらいだったのに‥‥。しかもM Sprot だと 413万円もする。まあ国産車だってチョッとしたクルマは 300万円を超える時代だから文句は言えないが。
さて、何時ものように次回からはもう少し詳しく各部を見る事にする。
⇒ BMW New 1 Series (F40) <2>