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2019/11/25 (Mon) Lexus UX 300e (2021)
レクサスとして、というよりもトヨタとして初の量産型 EV がレクサス UX にラインナップされた。トヨタと言えば伝家の宝刀 HV や PHV 、そして FCV (燃料電池車) などモーターにより駆動されるクルマの経験は世界一であり、取り分け FCV はバッテリーの代わりに燃料電池を使う以外は事実上の EV だから、EV を発売しようと思えば直ぐにでも可能な状況だったが、遂にというか、満を持しての発売だ。
そのクルマは UX 300e と呼ばれるもので、名前の通りレクサスの小型 SUV である UX のバリエーションと言う扱いだから、エクステリアはそのまんま UX で、違いと言えば当たり前ながら排気管が無い事くらいだ。
インテリアは、これまたガソリン車と同じ。EV ともなるとシフトレバーが特殊とか、明らかにミライ的なダッシュボード等が定番だが、これは全くの UX そのものだ。
そしてその最大の違いは‥‥
床下にベッタリとならんだバッテリーと、エンジンでは無くてその代わりにモーター&減速機、そしてその上に電力系の駆動装置などが配置されている。床下には 54.3kw という大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は最大 400km というから、日産リーフと同等レベルという事だ。
モーターは減速機と一体化されたコンパクトなもので、最高出力は150kw 、最大トルク 300Nm で前輪を駆動する。
正式な発売時期と価格は未だ発表されていないが、さてこれが売れるかどうかは楽しみだ。いやまたどうせ補助金で実質価格はそれ程高くは無いと推定するが‥‥。
なお何時ものように詳細は下記にて。
⇒ https://www.netcarshow.com/lexus/2021-ux_300e/
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2019/11/22/(Fri) 韓国GMの生産車種
前回のルノーサムスンに続いて今回は同じく韓国の自動車メーカーである韓国GMの生産車について纏める。
韓国GMは2000年に経営破たんした大宇自動車をGMが買収たもので、社名はGM大宇だったが、2011年に韓国GMと社名変更し、主としてシボレーブランド車を製造している。
シボレー スパーク
初代モデルは1998年に大宇 マティスの名称で発売され、2011年より韓国内でもスパークの名称を使用している。
現行モデルは2015年に発売した4代目でエンジンは 1.0Lでトランスミッションはジャトコ製CVTを使用している。
シボレー マリブ
米国では売れ筋の中型 FF 車でトヨタ カムリやホンダアコードと同一セグメントのマリブは、米国乗用車販売では9位という、GMとしては売れ筋車種だ。現行モデルは2016年に発売されて、エンジンは 1.5Lおよび2.0Lのガソリンダウンサイジングターボ、2.0LモデルにはアイシンAW製の 8AT が搭載されている。
マリブは2022年8月には生産終了の予定で、製造している富平第2工場は次期生産モデルが決まっていない。
シボレー トラックス
GMの小型 SUV で韓国と共にメキシコでも生産されている。販売は世界140ヶ国でビュイック アンコールやオペル モッカという兄弟車もあり、GMの世界戦略車である。また豪州ではホールデンブランドで販売されている。
実はこのトラックスは既に旧型であり、今後徐々に生産が減少して行く筈であり、マリブ同様にトラックスも生産している富平第2工場は益々生産車種が無くなってくる。
ダマス・ラボ
旧型のスズキ軽商用車をベースとしたダマス (スズキ エブリイベースの1ボックス車) 、ラボ (スズキ キャリイベースのトラック) はGMのブランドは付かない。
輸入販売のみ車種
上記の他に米国からの輸入により韓国で販売している車種としては
シボレー インパラ
シボレー エクイノックス
ボルトEV
がある。
韓国GMはルノーサムスン同様に度重なるストによる生産数の減少や最低賃金法による高コストにより韓国生産のメリットが無くなっており、GMとしては徐々に撤退準備という状況だ。