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2018/8/31 (Fri) Corolla Sport <3>
今回は例によってドアを開けたところから始める。
何やら両グレードともツートーンのシートやドアトリム等と随分凝った内装だが、カローラスポーツってそんなに高級なの?と言う疑問が湧く‥‥
実は下の写真の G "Z" はオプションの「本革+ウルトラスエード (センシャルレッド) 」(175,500円) が装着されていた。
そして下のGはこれまたオプションの「本革+メランジ調ファブリック (サドルタン) 」(124,200円) が装着されていて、要するに今回の2車は "特別な” 内装であり、普通のカローラースポーツはもっと地味な (ショボい) ファブリック (ブラック/エンボス) が使用されている。
ドアのインナートリムは何れもツートーンでステッチまで入っているが、これは勿論上記のように高価なオプションを装着しているからで、このオプションを装着した車は実際の市場では寧ろレアケースだろう。
下の写真は G"Z" の為にドアグリップの材質が異っている。
ダッシュボードのデザインは、まあ好き好きだが、個人的には決して良いセンスとは思わない。それでも良く見ればサイドのエアアウトレットに繋がるステッチのラインがセンタークラスター下端に繋がり、そのセンタークラスターのパネル外側のメッキラインと共にV字型を描くなど、デザイナーはそれなりに頑張ってはいるようだ。
ダッシュボードの天板から飛び出した視認性重視のディスプレイ配置と、それに続き極力上方に配置したエアアウトレットとエアコン操作パネルなど結構時代の先端を行っているが、オーディオレスが基本だからナビ一体型の後付けとなり、システム化された統合制御では無いところがイマイチだ。まあCセグメントだからそこまで金を掛けられない‥‥という事も事実だが、マツダはBセグメントを含み全モデルでシステム化しているのだからトヨタもこれを見習うべきだ。
オーバーヘッドコンソールは意外にも金が掛っている。ダッシュボード右端は日本車らしくエアアウトレット以外はチョイとしたスイッチがある程度だ。
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2018/8/30 (Thu) Corolla Sport <2>
フロントフェイスは最近のトヨタのアイデンティティーであるキーンルックであり、これは C-HR にも採用されている。
そこで C-HR と比較して見ると‥‥ややっ、ソックリだ。前回のスペック比較でも両車は兄弟関係だったがフロントフェイスも正に兄弟だった。
サイドビューはウエストラインがリアドアの中程からキックアップしているが、それ以外の部分では水平なラインを保っている。リアエンドは結構傾斜があり積載性よりもデザイン優先となっている。
リアはコンビネーションランプの形状がL型でゲートに食い込んだ部分が細長く、リアウィンドウも底辺の両端を持ち上げた六角形とするなどリアビューは悪く無い。
リアラゲージルームは決して広くは無く、特に奥行きが短い。
ハイブリッドの場合は床面が高く、ガソリン車 (1.2 Turbo) に比べて浅く、傾斜したリアゲートによる高さ方法の容積不足と相まって積載容積は可也少ない。まあ、その時はリアシートを前傾させれば良いだけだが。
ガソリンエンジンは C-HR と共通で 1.2L ターボ 8NR-FTS 116ps/5,200-5,600rpm 185N-m/ 1,500-4,000rpm で、エンジンルーム内を見ると最近流行のトップカバーが無く、ゴチャゴチャとしてた配管類も全てマル見えとなっている。
ハイブリッドも C-HR と共通の 2ZR-FXE 98ps/5,200rpm 142N-m/3,600rpm エンジンと 1NM モーター 72ps 163N-m で、システムとしては122ps を発生する。こちらもトップカバーはなく丸見えだ。
標準タイヤは G "Z" が 225/40R18、G では 205/55R16 でアルミホイールのデザインも G では大分大人しくなる。なおベースグレードの G "X" では 195/6515タイヤとスチールホイールに樹脂キャップという地味なものになる。
ブレーキキャリパーは何の変哲もない鋳物の片押しシングルピストンだが、リアにもディスクブレーキを採用しているので欧州を主戦場としている事が想定できる。カローラといえば国内専用車だったからリアはドラムブレーキだったが、流石にこれからはそれでは通用しないかもしれない。
次回からはインテリア編に進む事にする。
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2018/8/29 (Wed) Corolla Sport
カローラファミリーのハッチバックモデルとしては国内ではオーリスという名称で販売されていたが、今回 FMC を機にカローラスポーツという名称で販売が開始された。
エンジンは 1.2L ターボと 1.8L ハイブリッドの2種類でこれは何処かで覚えがあると思ったら、SUV の C-HR と同じだった。そこでスペックを比べてみたらば‥‥なんとエンジンは勿論、全幅やホイールベースも事実上同じ、さらにサスペンションも同じのようで、要するにこれは C-HR のハッチバックバージョンという位置付けのようだ‥‥というよりも C-HR が新型カローラの SUV バージョンであり偶々こちらが先行して発売されていたという方が正しいかもしれない。
カローラスポーツのグレード展開は G を標準として装備を落としたのが G "X” で上位モデルが G"Z" となっている。そこで今回はG"Z"を中心に一部Gとの比較も行う。
フロントは最近のトヨタの顔で、Gとの違いはアンダーグリルのクロームの縁取りとホイールくらいだろうか。
リアも大きなグレード差は無く、強いて言えば排気管くらいだろうか。
次回からは何時ものように各部の写真を見て行く事にする。
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2018/8/28 (Tue) Volvo XC40 とライバル達<5>
今回は残るインテリアの操作系を比較する。
先ずはダッシュボードを比較すると、これはそれぞれの特徴を発揮しているが、好みの問題とはいえやはりBMW のデザインは洗練されている。
センタークラスターも4車とも全く異なる特徴があり、XC40 は上位モデルの XC60 と共通の縦長のタッチパネルを採用している点では最も先進的だ。X1 は御馴染みの横長ディスプレイと高さの低いオーディーオとエアコンのパネルなど、 BMW らしいデザインが魅力だ。
今回の4車の中では唯一 C-HR のみがオーディオレスに一体型ナビの後付けで、ナビやエアコンその他がシステム化されていない。それに比べればマツダはディスプレイを含めた統合制御と国産にしては珍しくシステム化されている。
センターコンソールには4車共 AT セレクターが配置されていて、欧州2車は電子式セレクター、国産2車はティプトロタイプのメカ式と欧州車の方が先進性がある。なお CX-3は統合システム用のコマンドダイヤルを持つ点では X1 と同じだが、何故かパーキングブレーキは XC-3 のみがレバー式で他3車は電動式となっている。
メータークラスターは XC40 のみが最新の全面カラー液晶ディスプレイを使用しているが、X1 も今年末には発表される新型では液晶タイプになるようだ。さて国産2車は如何だろうか?未だ国産車でメータークラスター全面に液晶を使用したタイプは無いと思うが‥‥。
さて以上国産小型 (Cセグメント) SUV を欧州プレミアムブランド2車と比較して見たが、価格の差を考えれば国産2車だって決して悪く無い‥‥ようにも思う。なお4車の中では X1 がモデル末期にも関わらず結構良い評価になるが、これが新型では一気に先進的になるのだろう。いやはや、また日本車が遅れて行くじゃあないか。
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2018/8/27 (Mon) Volvo XC40 とライバル達<4>
今回はドアを開けた室内を比較する。
第一印象としては XC40 の赤いカーペットや X1 のアイボリーのシート等が目立つが、これらは上級グレードの装備なのでチョイと反則気味だが、それを考慮すれば国産2車もそれなりに頑張ってはいるというか、欧州2車に比べて目を覆う程差が付いている訳では無い。
シート表皮もグレードがまちまちなので、そのまま横並びで比較する事に多少の無理はあるが、国産2車のレザー部分は如何しても素材がイマイチだが、これは寧ろ素材メーカーの責任でもある。やっぱり牛肉がマイナーな日本は牛の皮に関してはハンディがある。
シートのポジション調整は XC40 では T4 のベースグレードを除いて電動式、X1 は最上位の 25i 以外は標準は手動式となり、国産2車は手動調整となっている。要するにCセグメントの SUV はパワーシートは少ないという事だ。
ドアのインナートリムは今回の写真は4車共に上級グレードの為に2トーンだったり、レザー仕上げてステッチが入っていたりと、各車各様ではあるが意外に金が掛っている。一般的なグレードは如何なのか? という事には疑問がある。それにしても展示車や試乗車は上級グレードや更に高級オプションを装備したものが主流になっていて、何だか騙されたようにも感じるが‥‥。この手法は以前は輸入車のみだったが、最近は国産車もこの手法を採っているようだ。
何やら比較の条件が難しくなって公平感に疑問もあるが、後は各自で判断してもらおう‥‥と、誤魔化しておく。
つづく
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2018/8/26 (Sun) 煽り運転は軽が多い?
最近問題になっている煽り運転だが、投稿された動画を見ると煽っているのは軽自動車が多いように感じる。内容からして勿論特別編にてお送りする。
いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。