ポンペオ米国務長官が23日、強権的な手法で影響力を強める中国に「私たちが共産主義の中国を変えなければ、彼らが私たちを変える。行動を改めさせるため、民主主義国家による新たな同盟を構築して対抗すべきだ」とカリフォルニア州で演説した事を日本でも各社が報道している。
ポンペオ氏は近平を習”共産党総書記”と表現し、これは中国と中国共産党を明確に区別し、中国共産党を崩壊させるというメッセージだ。そして対中国包囲網を構築して強権路線の修正を迫る方針を宣言した。ヒューストンの中国総領事館閉鎖の要求(「米国が在ヒューストン中国総領事館閉鎖を要求 ヤッバー」参照)が22日で、今回の演説が23日だから、米国の中共強権主義への警戒レベルが一気に高まった事になる。
更に「欧州、アフリカ、南米、とくにインド太平洋地域の民主主義国家の尽力が必要だ」として「国際的な枠組みで経済・外交・軍事力を適切に組み合わせれば、脅威に十分対処できる」と述べた。この国際的枠組みとは国連や北大西洋条約機構(NATO)、主要7カ国(G7)、20カ国地域(G20)を示していて、当然G7メンバーの日本も対中政策で米国と同調する必要があるし、米中の戦闘ともなれば、日本も自衛隊を派遣する事も必要であり、国内では偽善売国左翼(ミズホとか)のみならず、自民党の一部(2F一派)も大反対するのは目に見えているが‥‥。
このような西側の親中派についてポンペオ氏は、中国の脅威に怯える臆病者だと切り捨て、中国の脅威はフェイクだとも述べた。まあ確かに虎の子の空母遼寧は張り子の虎だし、実際人民解放軍の兵器も士気もマルで駄目で、米国が本気で戦闘状態に入ったらば、あっという間に勝利する事は目に見えている。
更に更に、演説にはウイグルや香港から逃げて来た中国人をゲストに呼び、共産党を倒すために反中共市民との共闘もアピールしている。まあ確かに中国国民がほう起して中共を倒すのが一番良いのだが。
それで、もしも米中の戦闘が起こるとすれば南シナ海か台湾だろうか? 台湾だとすればその前に尖閣を確保しようとする可能性も充分にあるから、日本も他人ごとではない。
なお中共を敵視するもう一つの理由である新型コロナウイルスの拡散責任については、ウイルスによる米国内の死亡者は既に14万人であり、これはベトナム戦争の戦没者5.8万人を大きく超えている事から、国民も中国との戦争を辞さない気持ちがあるだろう。
加えて米国では戦争を行うと大統領の支持率が大きく上昇する事もあり、今年末の選挙に向けて秋には戦闘が始まる可能性は充分にある。
と、大変な事態が刻一刻と進行しているが、テレビのニュースショーでは‥‥ジャニーズTOKIOのメンバーが事務所を退所するのしないので盛り上がっていた。
駄目だこりゃ!
なお近平は米国では熊のぷーさんと言われて馬鹿にされている。
あっ、これを出したから香港に行ったら逮捕されて終身刑となってしまうなぁ。尤もその時「中共があれば」の話だが。
コメントを残す